11月10日(土),2年生の農業体験学習を行いました。6月に植えたサツマイモの収穫の日です。
これまで草取りをしたりして大切に育ててきました。その甲斐あって,今年は粒も大きく,大豊作だったようです。型のいいものは市場に出荷し,それ以外は家族へのお土産にします。
畑を提供していただき,中学生では手の回らないところをしっかり管理していただいた農家の皆さんに心から感謝し,ありがたくいただきます。
TEL.0993-32-2019 / FAX.0993-32-4646
〒891-0603 鹿児島県指宿市開聞十町2561番地
11月3日(土)から4日(日)にかけて,開聞地域文化祭が行われ,吹奏楽部による演奏と3年生の合唱を地域の方々に披露しました。
今年は,南九州大会に鹿児島県代表として出場するなど大活躍をした吹奏楽部員たちですが,いよいよこの日が3年生を含めた7人の部員で演奏する最後の機会になり,感謝の気持ちを込めて演奏しました。これまでの部員たちの努力に拍手を送りたいと思います。
3年生全員による合唱は,地域文化祭の毎年の恒例となっています。この発表を楽しみにしていらっしゃる地域の方々もおり,たくさんの観客になりました。先日の校内合唱コンクールでは,クラス別でしたが,今回は全員での合唱。期待通りのすばらしい合唱で,称賛の声を多くいただきました。
3年生は,11月15日(木)に指宿市民会館で行われる市音楽発表会に出演。そして,何といってもクライマックスは卒業式です。聴き逃した方はぜひお越しください。
10月26日(金),校内文化祭を開催しました。今年度のテーマは「未来」です。
小中一貫教育の取組の一環として,小学5・6年生も参観してくれました。中学生の発表にどんな感想をもったのでしょうか。(画像は,小学生へのインタビューの様子です。)
◇ 校内合唱コンクール
学校自慢の一つ「歌声」。昨年度から学級数の減に伴い,文化祭と同時開催をしています。文化祭
の準備と合唱の練習で大変なのですが,先輩たちの姿を見てきた生徒たちにとって,合唱コンクール
はとても大切な行事です。多くの小学生や保護者や地域の方々が見守る中,とても素晴らしい合唱を
披露してくれました。特に3年生の合唱は格別でした。
<最優秀学級賞 3年2組>
金賞 3年1組,3年2組
銀賞 2年1組
銅賞 1年1組
◇ 体験活動の成果を発表
これまでに行ってきた体験活動の発表です。
1年生は「いぶ好き『ふるさと学』」で行った伝統芸能の体験の様子をプレゼンテーションを使っ
て発表しました。写真やアニメーションを工夫して,分かりやすく発表することができました。
また,学習した7つの郷土芸能の中から「開聞龍宮太鼓」を披露しました。短期間の練習でしたが
躍動感あるすばらしい発表ができました。
2年生は「修学旅行」,3年生は「職場体験学習」の成果を発表しました。
◇ 演劇発表
2・3年生は演劇を行いました。
2年生「謎の大捜査線」
一人一人のキャラが役柄と重なって,とてもおもしろかったです。
3年生「人形館」と「未来予想図」
あれだけ長い台詞をよく覚えられるなあ。とにかく感心しました。(このエネルギーが勉強に
向けば・・・)
最後の結末がどきっとしました。怖かった。
◇ 展示発表
授業や夏休みの課題として制作した作品がずらり。
なかでも全校生徒で制作した銅版レリーフ「西郷どん」はなかなかの秀作でした。
9月19日(水),3年生が山川発電所を訪問し,地熱発電のしくみを学習しました。
地熱発電は、地球内部の熱で発生した蒸気を利用してタービンを回し、電気を起こすものです。
温泉処,指宿ならではの再生可能エネルギーで,二酸化炭素も出さないし,風や太陽の力と違って季節や天候に左右されない優れたエネルギーです。
事業所の方々に丁寧でわかりやすく説明していただきました。ありがとうございました。
なお,この学習の様子は,NHKで放送されました。
↓
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20180920/5050004286.html
9月12日(水),校内に不審者が侵入したことを想定した避難訓練を実施しました。
初期対応した職員は,不審者を興奮させないように諭す。制止を振り切りナイフを持ちだした不審者に対しては複数の職員でさすまたや棒,椅子などで取り囲む。110番通報する職員。校内放送で避難を呼びかける教頭。生徒を不審者に近付けないように安全に誘導する職員。そして,教師の指示に従って速やかに静かに避難する生徒。不審者は駆けつけた警察官に取り押さえられ,生徒は無事体育館に避難することができました。
訓練ではある程度のストーリーがありましたのでうまくいきましたが,訓練の度に本物の不審者が侵入してきたらと考えるとぞっとします。本校では,命を守る学習は常に100点満点であることを指導しています。今日はほとんどの生徒が自己採点で100点満点でした。
警察署の方から,講評と校外での不審者対応について指導していただきました。学校では先生が生徒の命を守ります。家庭では保護者が子供の命を守ります。しかし,大切なことは「自分の命は自分で守る」ことです。一人の時に不審者に出会っても,教えられたことをしっかりと生かせるようにしてほしいと思います。基本は「いかのおすし」です。
訓練終了後,不審者役の警察署員の方から,さすまたなどの道具の使い方について職員に指導していただきました。道具はあっても正しく使わないと意味がない。まだまだ職員の訓練が必要だと感じました。
昨日9日(日)が雨だったため,10日(月)に延期された第45回体育祭。絶好の体育祭日和でした。心配された熱中症などの体調不良や大きなケガもなく,無事終了することができました。
2学期が始まってからわずか6日間の練習で,しかも雨続き。練習が進まず,不安の残る本番ではありましたが,中学生ってすごいですね。やってくれました。大成功です。特に紅白の応援団は見応え十分でした。つい先日の予行では,まだ未完成だったようですが,そこからの追い込みがすごかった。本番では白組が応援の部の勝利(競技の部は紅組優勝)でしたが,甲乙つけがたい演舞に観客席も大いに感動させてもらいました。
伝統となりつつある「ロックソーラン」,作戦を考えた「学級対抗リレー」,体育学習の成果を生かした「徒競走・短・長距離距離走」など,それぞれが全力で頑張る姿はさすが開聞中生です。
今年の大会テーマは「会心の一撃 ~全員の力をふりしぼれ~」でした。RADWIMPSの歌のタイトルからとったのでしょか。歌詞が意味するように「未来の自分はどう生きるべきか」「そのために今の自分はどうあるべきか」を考える機会になったことと思います。
大成功とは言え,反省点も多々ありました。さあ,文化祭です。この反省点を次に生かすことができるのが開聞中生です。行事を終える度に成長する姿を見せてくれることと思います。
平日にも関わらず,温かいご声援をいただきました保護者・地域の皆様に感謝申し上げます。
9月3日(月),長い夏休みが終了し,いよいよ2学期が始まりました。中学校にいつもの活気が戻ってきました。夏休みを大きな事件・事故もなく過ごせたのは,保護者や地域の皆様の目配り,気配りのお陰と感謝申し上げます。
また,県中学校総合体育大会(陸上,剣道)や吹奏楽コンクール等に本校の代表として正々堂々と臨みました。県総体で懸命に競技をする選手の姿やわずか7人の部員で南九州大会出場を勝ちとった吹奏楽部の感動的な演奏等,これまで積み上げてきた努力を結果に結び付けようと輝く姿を多く目にすることができました。価値ある経験を次のステップにつなげてくれるものと期待しています。
2学期は,体育祭や文化祭など大きな行事がやってきます。子供たちのきらり輝く姿をぜひ御覧いただき,熱い声援をよろしくお願いします。
7月22日(日),県中学校音楽コンクール「夏の祭典」が行われました。
本校の吹奏楽部はわずか7人の部員。少数ではありますが,一人で複数の楽器を受け持ちながら,人数の少なさをカバーしています。少人数ですので,一人のミスが致命的となります。朝・昼・放課後・週休日と豊富な練習量で技術の習得に努めてきました。
コンクールでの出番は,初日の一番最後の46番目でした。演奏曲は「コタンの雪」です。宝山ホールの広いステージに,7人とは何とも寂しさも感じましたが,演奏が始まるとホールいっぱいに広がる音色。一人が複数の楽器を担当するために忙しく動き回るのですが,けっして乱れることなく,しっかりとした演奏を披露してくれました。7人でもこんなに素晴らしい演奏ができるんだと感心したところです。
演奏を終えると会場から大きな拍手をもらいました。おそらく私が聴いていた中では一番大きかったような・・・。
金賞受賞おめでとうございます。さあ,次は24日(火)の県吹奏楽コンクールです。南九州大会出場を目指して頑張ろう。
7月10日(火),小中一貫教育の一環として,開聞小・川尻小の5・6年生と本校の1年生が,開聞総合体育館に集い,「伝統芸能を学ぶ」をテーマに交流学習を行いました。
午前中は,中学生をリーダーとした10のグループに分かれて,それぞれのグループで選択した芸能の習得に取り組みました。難しい動作や口上などもあり,はじめは四苦八苦していましたが,7団体の保存会の皆さんの丁寧な指導もあり,楽しく学習ができました。
午後からは,各グループごとにステージにあがり,発表会を行いました。短時間の練習ではありましたが,思った以上のできばえで,堂々と発表することができました。
子供たちが生活するこの開聞地域には,優れた伝統芸能が多数存在しており,その伝統芸能を中心に豊かなコミュニティも育まれています。そして,それらは地域を愛する方々によってしっかりと受け継がれていることを知り,今まで以上に郷土に誇りをもてたのではないかと思います。
御指導いただきました保存会の皆様に心から感謝します。
<子供たちが学習した伝統芸能>
☆ 上野猿の子踊り ☆ 神舞 ☆ 脇浦古琴節 ☆ 開聞竜宮太鼓
☆ 川尻棒踊り ☆ 川尻民踊剣舞 ☆ 入野物袋琉球人踊り
6月7日(木)・8日(金)公立高校7校,私立高校5校,計12校の先生方をお招きし,高校説明会を開催しました。
各高校の特色ある教育活動や先輩方の生活・学習の様子,進学・就職状況などを丁寧に分かりやすく説明していただきました。また,中学校生活を大いに楽しむこと,受験生としての心構えや受験までの過ごし方なども御指導たただき,子供たちも熱心に聞き入っていました。
高校の先生方に感謝です。ありがとうございました。
<参加していただい高校>
〇 指宿高校 〇 頴娃高校 〇 山川高校 〇 指宿商業高校 〇 鹿児島水産高校
〇 錦江湾高校 〇 薩南工業高校 〇 樟南高校 〇 鳳凰高校 〇 鹿児島城西高校
〇 鹿児島実業高校 〇 鹿児島情報高校
5月24日(木)南薩地区総合体育大会(陸上競技)が開催されました。本校からは陸上部を中心に選抜チームを編成し,代表24人が各種目で精一杯頑張りました。
1年前と比べて格段に速くなっていることにびっくりしました。練習の賜ですね。
以下の種目で県大会出場です。
1年男子100m走 第2位
1年男子1500m走 第3位
3年男子800m走 第3位
共通男子100m×4リレー 第4位
低学年男子100m×4リレー 第4位
5月の第3週は,1年集団宿泊学習(1泊2日),2年修学旅行(2泊3日),3年キャリアスタートウィーク(職場体験:5日間)と校外での活動の週となりました。
1年生は,南薩少年自然の家でキャンプを中心に活動しました。テント設営や野外炊飯,小学生といっしょのキャンプファイヤーなど,自然体験や仲間づくりを大いに楽しんだようです。中学校に入学して約1か月。そろそろ中学校生活にも慣れたころでしょうが,改めてこれからの過ごし方を考える良い機会になりました。
2年生は,長崎,福岡,熊本への修学旅行でした。この日のために1年時から総合的な学習の時間を使って事前学習を積み重ねてきました。
1日目は,長崎での平和学習です。平和祈念公園や原爆資料館の見学はもちろんのこと,被爆者の体験講話を聞き,今の平和は多くの人の犠牲の上に成り立っていることへの感謝の気持ちをもち,これからの自分たちの生き方に大いに影響を与えたものと思います。
2日目は,佐賀県立宇宙科学館や太宰府天満宮の見学,キャナルシティーでのミュージカル鑑賞や買い物などを行いました。開聞ではなかなか演劇に触れる機会も少ないですが,「リトルマーメイド」の圧倒的で華やかな舞台に大いに感動したようです。
3日目は,楽しみにしていたグリーンランドです。友達との交友をぐっと深められたようです。
3年生は,町内を中心に19か所の事業所の御協力を得て5日間の職場体験学習を行いました。この学習は,キャリア教育の一環として,実際の職場での体験活動を通して多くの人とのふれあいから,社会人としてのマナーや常識を知るとともに,自分自身の職業観を高め,自分の将来の生き方を考えることを目的としています。
生徒たちは,小学校や保育園関係,福祉施設,飲食店,商店,建築関係,医療関係など様々な職場に分かれて訪問し,体験させていただきました。
この体験を通して,人の役に立つことの喜び,仕事のやりがいと苦労,親のありがたさなどに気付くことができたようです。そして,自分が中学生としてどのように生活していくことが,自分の将来つながるかを考えることができました。
御協力をいただきました事業所の皆さんに心から感謝申し上げます。
本年度から小中一貫教育の一環として「いぶ好き『ふるさと学』」がスタートします。ふるさとを素材にして,郷土を愛し,誇りに思う心を育て発展に尽くそうとする態度を育てたり, 異年齢集団での学び合いを通じて,地域の人々との交流を深めたり,学習したことを発信したりする中で,豊かな表現力とコミュニケーション能力を育成することをねらいとしています。
5月15日(火),開聞小と川尻小の5・6年生,開聞中の1年生が,本校に集合し,小・中学生がいっしょになって学習しました。学習素材は,開聞に伝わる郷土芸能です。
まずは班づくり。中学生と小学生の混成のグループを編成し,中学生がリーダーシップをとりながら自己紹介をしました。
次に保存会の方々から,ふるさとに伝わる芸能の歴史や由来などを子供たちにも分かりやすく丁寧に教えていただきました。長い歴史の中で途絶えた芸能を復活させたりと,苦労を重ねながらも次の世代に引き継ごうとする熱い思いを感じることができました。説明を聞いたあと,興味のある芸能について直接質問したり,道具に触れたり,体験をしたりしました。
最後にグループに分かれて,やってみたい伝統芸能を話し合いました。そして,7月10日は,選んだ芸能を習得する日です。開聞総合体育館を全館貸し切りにして練習や発表会を行います。
御指導をいただきました保存会の皆さん,ありがとうございました。
<説明をしていただいた保存会の皆さん>
〇 開聞太鼓保存会 〇 開聞しだら節保存会 〇 川尻民踊剣舞保存会
〇 谷村手拍子踊り保存会 〇 脇浦古琴節保存会 〇 上野猿の子踊り保存会
〇 上野棒踊り保存会 〇 川尻棒踊り保存会 〇 神舞保存会
〇 入野物袋琉球人踊り保存会 〇 田中手拍子踊り保存会 〇 下仙田棒踊り保存会
5月12日(土),地震を想定した避難訓練を行いました。
本校では,「命に関わる学習は,百点満点でなければならない!!」ということを生徒に指導しています。指導していただいた開聞・山川分遣隊の方が,「100点満点の避難ができた人」と聞くと,手を挙げたのはほんの数人。まだまだ学校の指導が足りないと感じました。
地震だったら・・・家具が倒れ,ガラスが散乱する中を,
火事だったら・・・火の粉が舞い,校舎がめらめらと音を立てて燃え盛る中を,
訓練のように全員無言で,平然と避難できるでしょうか。飛び散ったガラスが足に刺さり,火の粉が頭に落ちて,髪が燃え上がっても叫ぶことなく黙々と避難するとしたら・・・。実際の地震や火災の現場では,誰かがキャーギャーと叫び,誰かがワーワーと泣きじゃくっているはずです。だから,避難の仕方も避難通路も事前に決められている訓練では,絶対に百点満点の行動をしなくてはなりません。
東日本大震災では,日本人の気高い態度・精神が世界から称賛されました。日本人はなぜあれほどの災害に対して平生を保っていられるのか,なぜきちんと並んで水や食べ物を受け取ろうとするのか,なぜ自分より他人を優先することができるのか。海外の人たちは不思議がりますが,答えは明確です。そうしたことを幼い頃から,家庭や学校で辛抱強く教え続けているからです。「きちんと並びなさい」「順番を守りなさい」「他人に優しくしなさい」「自分の仕事はきちんと果たしなさい」と。日本人は小さなころからこうした訓練を受けている,だからできるのです。子供の命に関わる指導は,学力向上以上に力を注がなくてはならないことです。
今日の反省をもとに,これからも命を大切にする指導をがんばっていきます。
5月9日(水)生徒総会が行われました。
本年度の生徒会活動テーマは,「一心不乱~心をひとつに取り組む生徒会~」です。全校生徒から出された中から選ばれたテーマです。「一心不乱」とは,元々は念仏の語録に「我体を捨て南無弥陀仏と一体なるを一心不乱というなり」とあるように仏を念じて心が散乱動揺しないことを指します。何かやろうと思ったらそれを一心不乱にやる、そしてやり遂げる,そういうことが大事なことです
さて,今年の生徒総会は,活動報告・決算報告・活動計画・予算案の承認と順調に議事が進行しました。2人の議長さんの司会が見事でした。
また,たくさんの質問や要望が出されました。学校に対しては「クーラーを取り付けてほしい」「冷水器を設置してほしい」「更衣期間をなくしてほしい」などなど・・・。また,生徒会本部からは,「クラスマッチの実施」や「目安箱の設置」が提案されました。積極的な姿勢に感心したところです。
大人になってからもこのような総会に出席する機会があります。会社などでは株主総会が,親になればPTA総会というものもあります。社会人になって何らかの組織に入れば,4・5月は総会のオンパレードです。自分たちの属する組織の運営にはっきりと物を言えるというのはとても大切な権利です。
一方で,義務という言葉もあります。自分たちの権利を主張して決めたことは,責任をもって確実に果たさなければなりません。生徒総会や生徒会活動を通して,発言する権利を大切にする,そして決めたことはしっかり責任を果たすということを考えてほしいと思います。そして,自分たちの力で学校生活を豊かに楽しくしてほしいと思います。
資料作成から会場準備,運営と大活躍の生徒会役員の皆さん,本当にお疲れ様でした。リーダーシップを発揮して生徒会を,学校を誇れるものにしてください。
4月11日(水),「生徒会入会式」と「部活動紹介」が行われました。
生徒会入会式では,1年生に,本部役員や専門部長の生徒がスライドなどを使って生徒会活動の流れや専門部の活動,学校行事への取組などについて分かりやすく説明しました。小学校の時に児童会を経験している1年生ですが,学校を自分たちで変えていくという,より高い主体性を求められる生徒会の重要性をしっかり理解できたのではないでしょうか
また,本校には6つの部活動(文化部1,運動部5)があります。どの部活動も部員確保が大きな課題ですので,たくさんの1年生に入部してもらおうと,各部で工夫を凝らした紹介を行いました。好プレー・珍プレーも飛び出し,とても盛り上がりました。部活動は,中学校生活を潤いのあるものにするためにとても大切な時間です。たくさんの1年生が部活動に参加し,目標をもって活動してほしいと思います。
いよいよ平成30年度の学校生活のスタートです。
つい1週間前に5人の先生方とお別れしたところでしたが、新たに4人の先生方をお迎えました。いずれもやる気満々の先生方です。よろしくお願いします。
さて、学校生活のいいところは、少なくとも年に3回気持ちを切り替えられる日があることです。特に、新年度の始まりである1学期始業式は格別です。1年生が2年生に、2年生が3年生になる。パッと見ただけでは分からないかもしれないけど、きっと誰もが1週間前の学年の時とは違う何かをやってやろうと決意しているはずです。そんな思いに気付けるよう、応えられるようにしていきたいと思います。
本年度の新入生は39人です。あと2人で学級が増えたのですが、残念ながら今年も1学級となりました。
この39人の新入生について、小学校の校長先生や担任の先生方が「本当に素晴らしい子供たちですよ。」と自信をもって話されます。その言葉どおり、入学式の態度の立派なこと。入退場の歩き方、式中の姿勢、新入生紹介の際の返事、誓いの言葉と、とても初めて中学校に入ってくる生徒とは思えないほどしっかりとしていました。それを迎える2・3年生の態度も良かった。平成30年度の開聞中、これまで以上に飛躍の予感がします。
新入生39人、新2年生に1人の転入生を加え、全校生徒123人でのスタートです。
元気で愉快な子供たちと共に魅力あふれる学校づくりに取り組んでいきます。保護者や地域の皆さんには学校への御支援・御協力をこれまで以上によろしくお願いします。
3月23日(木)修了式。平成29年度の全ての授業が終わりました。
修了式では,修了証書を各学級の代表の生徒に渡しました。
わずか十数文字の文面ですが,修了証書には大切な意味が含まれています。たゆまぬ努力で現学年の教育課程を修了した証明であること、これまで開聞中を巣立った多くの卒業生が築いた伝統を引き継ぐということへの責任,新たな学年でのステージで今以上に努力し向上を図ることへの自覚。その意味をしっかりと噛みしめてほしいと思います。
各学級を代表して3人の生徒が1年間の反省とこれからの決意を述べました。勉強やスポーツでの頑張り,夢や目標の実現,友達を大切にすることなど,それぞれの思いを発表してくれました。
さあ,春休みに入ります。春休みだけは宿題は出ません。だから何をしなければならないのかは各自の判断です。自覚が試されます。新年度への準備を怠らないように!!
そして,始業式の日に元気な姿でやってくることを楽しみにしています。
本校では,「学力向上」「いじめ見逃しゼロ・新たな不登校ゼロ」,そして「う歯治療率100%」を本年度の3大重点目標として取り組んできました。
特に「う歯治療」については,1年間を通して全校朝会や学級指導,部活動等で指導を繰り返してきました。保護者の皆さんにも学校便りやPTA,文書等でお願いしてきました。
保護者の皆さんの御理解もあり,本日現在で治療率は約70%,現在治療中の子どもが治療を終えると約80%になる見込みです。昨年度までが約20%であったこと,県の中学生の平均が約50%であることを考えると飛躍的な向上です。しかし,健康であることは,一人一人の子どもが将来に渡って幸せな人生を送るための基盤ですので,100%にしなければ意味がありません。今年度も残すところあとわずかになりましたが,春休み中の治療完了を呼びかけていきたいと思います。
去る9日(金)に開聞地区学校保健会の懇親会がありました。その席で,学校歯科医の先生が「むし歯の治療に来る子どもが増えたが,それ以上にうれしかったのは,むし歯のない子どもの来院が増えたことだ。」と話されました。むし歯があっても治療しようとしない子どもからは「何でむし歯がないのに歯医者さんに行くの?」という声が聞こえてきそうです。
むし歯になると,歯医者さんに行って治療しなければ絶対に治りません。「治る」といっても元の健康な状態に戻るわけではなく,削ったり埋めたり・・・。「治る」というよりも「工事して修復する」と言った方が良いでしょう。だから,歯の健康で大切なことは,むし歯や歯周病等にならないように予防することです。丁寧に歯磨きをすることはもちろんですが,たとえむし歯がなくても,少なくとも1年に1回(歯医者さんは3・4か月に1回と言われます)は,歯医者さんで掃除をしてもらうことが大切です。
歯医者さんに行くと歯磨きの仕方も丁寧に教えてもらえます。また,掃除してきれいにしてもらった歯は,誰もが「大切にしよう」と思いますので,歯の健康への意識はぐぐっとアップします。
歯に限らず,「病気になったら軽いうちに治療する」「病気にならないために予防する(規則正しい生活や運動)」,さらには「定期的に病院で体のチェックをしてもらう(人間ドッグ)」ことへとつなげていきたいと思います。
大人になったら自分の健康は自分で守るしかないのです。命に関わる大病を患ってからでは遅いのです。人生100年時代を,元気で明るく幸せな生活を送ってほしいと思います。(*^o^*)
3月13日(火),副市長をはじめ,多くの御来賓や保護者の方々が見守る中,第46回卒業式が行われました。
今年の卒業生は49人です。
この学年の特徴は,いざというときの団結力のすごさ。その象徴が合唱への取組です。本校は伝統的に合唱コンクールへの取組は大変優れているのですが,この学年は1・2年生の時はほとんど声が出なかったらしいのです。だから,最上級生となった今年はコンクール大丈夫かなと心配でした。練習ではもめごともいろいろとあった(?)ようですが,いざ本番,ふたを開けてみれば,鳥肌立ちまくりの合唱を聴かせてくれました。その後の開聞地区文化祭や市音楽発表会でも素晴らしい評価をいただきました。伝統は立派に守られた・・・。
部活動もよくがんばりました。総体ではほとんどの運動部活動が地区予選を突破し,県大会に出場。吹奏楽部も県音楽コンクール「夏の祭典」で金賞,地域行事でも演奏を披露する機会をたくさんいただき,住民の皆さんに喜んでいただきました。(*^o^*)
そして,今日の卒業式。
だいぶ緊張している様子。こわばった表情。手と足が・・・変。
しっかりした態度。担任の先生の呼名に,元気よく「はい」と返事。
脚本家の福田康さんの話。おてんとうさまは見てるよ。だからがんばるんだよ。
国民栄誉賞を受賞した羽生善治さんの話。ピンチはチャンス。勇気をもって臨めば運命に選ばれる。
卒業生に伝えたい3つのこと。『夢をもつ』『友人を大切にする』『故郷を愛する』
『君たちはどう生きるか』 寛容の心と勇気をもって!!
たくさんのメッセージをいただき,ありがとうございました。
卒業生から「LEDスタンド式のスポットライト」をいただきました。文化祭などで大切に使います。
PTAから卒業生に卒業証書入れの筒をいただきました。
現生徒会長が,卒業生の姿から学んだことを生かして開聞中の伝統をしっかり引き継ぐことを誓い,『困難に負けず,夢に向かって羽ばたいてください』と心のこもったメッセージを贈りました。
前生徒会長が,3年間の思い出や支えてくださった方々への感謝の言葉を述べ,3年間を共に過ごした同級生と共にそれぞれの道で夢に向かってしっかり歩み続けることを誓いました。穏やかな口調の中にも,これからの高校生活への強い意欲を感じさせる言葉でした。
温かなあいさつをありがとうございました。また,3年間の学校教育への御支援に感謝しています。
『仰げば尊し』『旅立ちの日に』 これまでの感謝の気持ちと,これから始まる新たな一歩への決意を歌声に込めました。1・2年生も一生懸命歌いました。
3年間歌い続けた校歌。これが最後です。
いよいよクライマックス。卒業生全員がステージ前に移動し,『絆』『群青』の2曲を披露。これが卒業生全員でのラストソング。表情豊かで,ハーモニーも素晴らしい。これまでで最高の合唱でした。卒業生はもちろん,小学校の校長先生まで(;.;)。
最後を飾るにふさわしい姿でした。
緊張感も緩み,卒業生も保護者も涙腺崩壊。(;ω;)
健康に気を付けて,夢をしっかり見付けて,力一杯充実した人生を歩んでいってください。
卒業生の皆さんの幸せをお祈りしています。
3月8日(木)2年生の福祉体験学習が行われました。
はじめに手話体験を行いました。ゲストティーチャーとして聴覚障害者の皆さんをお招きし,自己紹介や簡単なあいさつ,ゼスチャーゲームなどを通して交流を深め,楽しく学習することができました。学習を通して,聴覚障害に対する理解が深まり,いろいろなコミュニケーションの方法があることを知ることができました。
次に,福祉協議会や地域福祉課,(株)カクイックスウィングの皆さんを講師に,車いす体験や高齢者の疑似体験を行いました。車いす体験では,いすの操作を習い,校内をペアで散策。介助する側,される側の気持ちになって,段差や登り坂の大変さ,下りの怖さなどを体験し,バリアフリーの必要性や助け合うことの大切さを学ぶことができました。
また,高齢者の疑似体験では,特殊眼鏡やサポーターなどを装着して,高齢者になった時の身体的な機能の低下や心理的な変化を体験しました。「思うように動けない」「姿勢がきつい」「階段が怖い」など,高齢者が普段の生活で何に困っておられるのかが分かり,自分たちにできることは何かを考えるきっかけとなったようです。
今日体験したことは,子どもたちにとっては非日常。しかし,障害のある方や高齢者にとっては日常そのものです。言い換えれば,そのような生活がずっと続くということです。一時の体験であればスイカ割りの目隠しのように楽しい体験なのかもしれません。それが「日常」であることが如何に大変か,大いに想像力を発揮することが大切です。そして,そういう生活を受け入れ,しっかりと生きている人たちは尊敬すべき存在であり,彼らから多くのことを学ぼうとする謙虚な姿勢をもってほしいと思いました。
多くの気付きを与えてくださった講師の皆さんに心から感謝です。本当にありがとうございました。
3月8日(木)1年生の漁業体験学習でした。悪天候のため,かいゑい漁協から川尻ふれあい交流館に会場を変更して行いました。
午前中に行った魚のさばき方体験では,プロの調理師さんに見事な手本を見せていただいたあと,さばやたい,あじなどの魚に挑戦。はじめは魚に触ることにも四苦八苦。三枚におろすのが初体験の生徒も多く,悪戦苦闘しながらの活動でした(魚がかわいそう?)。しかし,漁協や漁師の皆さんから手ほどきを受けながら数をこなすとだいぶ上達できました。
その後は,自分たちがさばいた魚をフライにしたりして,おにぎりや味噌汁といっしょにおいしくいただきました。家庭でもぜひ実践してほしいですね。
午後からは,指宿海上保安署の皆さんを講師に,海難事故防止教室を行いました。海上保安署の仕事や救命胴衣の着方,ロープワークなどを教えていただきました。ロープワークでは,もやい結びなどの基本的な結び方に挑戦。用途に応じた結び方を覚えると,人命救助や生活にとても役に立つことを実感しました。
最後に鹿児島大学の安樂先生に,定置網のしくみや歴史,海の資源を守りながら魚を獲るにはどうすれば良いかなど,水産業について分かりやすく講話をしていただきました。漁師さんたちは,単にたくさん魚を獲ればいいというわけではなく,環境保全のことも考えながら漁をされていらっしゃることにとても感動しました。
現代は,飽食の時代。大量生産,大量消費が進み,食べ物を手に入れる過程が省略され,大人も子どもも生産現場を見ることは少なくなりました。頭や内臓をさばかなくてはならない魚も,泥のついた野菜もやっかいものとなっています。「命あるもの」が,切り刻まれ,加工され,パックにされると「命あるもの」という実感をもつのはとても難しいものです。また,生産者の命がけの働きも・・・。いつの頃からか,大人も子どもも「食べ物を大切にする心」をどこかに置き去りにし,食べ物を単なる「モノ」としてしか見れないようになってしまったと感じます。
丸一日をかけて行った体験学習で,開聞の地域産業である漁業についての理解を深めると同時に,日頃何気なく口にしている食べ物がどのように収穫され,流通し,調理され,食卓にあがるのかを学び,そのありがたさを実感できるとても貴重な時間になりました。
指導していただいた,かいゑい漁協,海上保安署の皆さん,鹿児島大学の安樂先生,どうもありがとうございました。
2月19日(月),元Jリーガーの下村東美さんと安永聡太郎さんをお招きし,2年生を対象に「夢の教室」を開催しました。
JFAこころのプロジェクトでは,様々な競技の現役/OB/OGのスポーツ選手などを「夢先生」として学校へ派遣し,「夢を持つことやその夢に向かって努力することの大切さ」「仲間と協力することの大切さ」などをゲームと夢先生の体験談を通じて子どもたちに伝えていただいています。
授業の前半では,体育館で簡単なゲームを通して,夢先生と子どもたちとで体を動かすことにより緊張をほぐしながら,仲間と協力することの大切さ,相手を思いやる心などを伝えていただきました。
授業の後半では,教室移動し,夢先生が「夢曲線」を黒板に描きながら自身の体験を話し,夢をもつことの素晴らしさ,それに向かって努力することの大切さなどを子どもたちに伝えていただきました。
2月2日(金),開聞小,川尻小の6年生が中学校で体験入学を行いました。
2時間目は中学生の授業の様子や施設を参観し,3時間目は両小学校の児童同士の交流活動を行いました。はじめは緊張してようでしたが,徐々にうちとけて笑顔で楽しく交流することができました。
4・5時間目は中学校の先生と小学校の先生のTTによる体育と数学の授業を受けました。チームでいろいろなリレーをしたり,グループで算数の問題を解いたりと楽しく授業を受けたようです。
6時間目は保護者を交えて入学説明会を行いました。学習や生活の心構え,部活動,入学までの準備などについて説明を聞きました。
大きな声であいさつができ,授業を受ける姿勢もよく,とても感心しました。中学校に入学してくる日を楽しみにしています。
引率をしていただいた小学校の先生方,説明会に参加していただいた保護者に皆さん,本当にありがとうございました。