開聞の郷土芸能を学ぶ~いぶ好きふるさと学~

 本年度から小中一貫教育の一環として「いぶ好き『ふるさと学』」がスタートします。ふるさとを素材にして,郷土を愛し,誇りに思う心を育て発展に尽くそうとする態度を育てたり, 異年齢集団での学び合いを通じて,地域の人々との交流を深めたり,学習したことを発信したりする中で,豊かな表現力とコミュニケーション能力を育成することをねらいとしています。

 5月15日(火),開聞小と川尻小の5・6年生,開聞中の1年生が,本校に集合し,小・中学生がいっしょになって学習しました。学習素材は,開聞に伝わる郷土芸能です。

 まずは班づくり。中学生と小学生の混成のグループを編成し,中学生がリーダーシップをとりながら自己紹介をしました。

 次に保存会の方々から,ふるさとに伝わる芸能の歴史や由来などを子供たちにも分かりやすく丁寧に教えていただきました。長い歴史の中で途絶えた芸能を復活させたりと,苦労を重ねながらも次の世代に引き継ごうとする熱い思いを感じることができました。説明を聞いたあと,興味のある芸能について直接質問したり,道具に触れたり,体験をしたりしました。

 最後にグループに分かれて,やってみたい伝統芸能を話し合いました。そして,7月10日は,選んだ芸能を習得する日です。開聞総合体育館を全館貸し切りにして練習や発表会を行います。

 御指導をいただきました保存会の皆さん,ありがとうございました。

 

<説明をしていただいた保存会の皆さん>

 〇 開聞太鼓保存会      〇 開聞しだら節保存会   〇 川尻民踊剣舞保存会

 〇 谷村手拍子踊り保存会   〇 脇浦古琴節保存会    〇 上野猿の子踊り保存会

 〇 上野棒踊り保存会     〇 川尻棒踊り保存会    〇 神舞保存会

 〇 入野物袋琉球人踊り保存会 〇 田中手拍子踊り保存会  〇 下仙田棒踊り保存会

 

2018年05月15日