ちょっとした日々の出来事など、気ままに、思いつくままに、ほんの時々・・・。 文責・倫

日の出




2004/11/28/日
海 今朝の海はとても落ち着いた、いい色でした。
金曜日の暑さがうその様に、昨日今日はすごく寒く、風邪をひきそうです。
今年はすでにヒヨドリが大発生しています。
渡り鳥が多いということは、インフルエンザも流行しそう。
台風を乗り切ったタンカンの食害も心配です。

タンカン箱のデザインの原案ができ、自分ではなかなか良いと思っているのですが、両親はなんと言うかなあ・・・。
もっと文字や絵を大きくと言われそう・・・。
余白が多いほうがすっきりしてると思うのだけれど。
心配してても仕方ないので、夕方お披露目に行こう。

2004/11/26/金
今日は、動き回るとクラッとするくらい暑くなりました。
朝は西側のアンテナの上でおしゃべりに忙しい鳥たちも、午後は東のソテツの葉陰で一休み。

お昼に実家へ顔を出し、母の手を見たところ、やっぱりまだ腫れていて、なんだかちょっとひどくなったような・・・。
皮膚移植をしなくてすんだんだから軽くてよかったですね、と看護婦さんには言われていましたが、軽くてもこんななんだなぁと、またまた怖くなってしまいました。

午後から亀津へ買い出し&図書館へ。
タンカン箱のデザインを考えているところなので、参考になりそうな本を探してきました。私のイメージは版画と絵手紙。上手くまとまると良いのですが、自信なし。
アンテナの鳥 涼む鳥

2004/11/24/水
ソテツの実 ソテツの実。
赤いところは毒があるので取り除くと、中はデンプンなので、味噌の材料になります。
抗がん作用もあるらしく、ソテツ入りのお味噌は珍重されているそうです。
ソテツそのものの需要も多いので、実から苗にしたてて販売されるとのこと。

いずれにしても、この実を集めることで、ちょっとしたおこずかい稼ぎになるようです。

2004/11/19/金
この時期、どこのソテツも実をむしり取られているけれど、家の北側に見えるここは綺麗なまま。
危険を冒してまで入っていこうという人はいないみたいです。
いかにもハブが出そうですもんね。

先日訪ねて見えたおじさんが、
おじさん 「そこのソテツの山(家の南側)は町のものですかね?」
私 「いえ、父の名義の土地のようですが」
おじさん 「じゃあ、ソテツの実は採ったらいかんですかね?」
私 「私のものじゃないから、ご自由にとは言えないんですが・・・」
おじさん 「そうでしょうね。わかりました」 と残念そう。

こうして守ったソテツの実でしたが、結局、今日、別のおじさんが勝手に採っていましたとさ。
ソテツ

2004/11/18/木
対岸は母間 今日は雨です。
昨夜からずっと降り続いています。
晴れの日はTシャツにタンパンでも、雨の日はさすがに寒く、冬が来たんだと実感します。
対岸の母間集落、井之川岳も霞んでいます。

母は、火曜日に病院へ行き、かさぶたをはがされていました。
飲み薬はもう必要ないとのこと。
今週の土曜日にも行く予定で、通院は終わりかなと予想しています。
ハブの毒はなかなかしつこく、まだ痺れが残っているようです。
包帯もとれないので、実家へホームヘルパーのごとく日参していましたが、最近では父が洗い物などしてくれています。
全くのお殿様で、家事はもちろん、縦のものを横にもしない・・・みたいな感じでしたが、自分も協力せねばと思ってくれたのでしょう。

雨に日はハブに注意!カエルを食べるのかな。たぶん。

2004/11/9/火
台風が来るたび、枯れてしまうのではと心配していたハイビスカス。
何ヶ月ぶりかで花を咲かせ、我が家に朗報をもたらしてくれました。
安静にするように、という条件付ではあるものの、予定より早く、明日の退院許可が下りました。

10月11月はハブの咬傷者が多いのだそうです。
冬眠するわけではないでしょうが、冬に備えて餌を沢山食べる時期なんでしょうか。
ハブはどこにでもいる可能性はあるのですが、普通に歩いていてハブとすれ違うなんてことは、たぶんほとんどありません。ただ、どんな時でも用心を怠らないということが肝心です。
また、いざという時のために【ハブの毒吸出し装置】の使い方も熟知しておかねばと心を新たにしています。
ハイビスカス

2004/11/6/土

肥料袋の中身は親の敵、憎っくきハブである。
体長約180センチ。
とぐろを巻いて、くつろぎきっているところを御用となった。
10月24日のことである。肥料袋の中身はハブ

ハブに咬まれると、鉄板の上で焼かれているような、あるいは焼き火箸で突き刺されるような痛さらしく、毒を出すために何箇所も切開したキズが追い討ちをかけると言う状況・・・。
みるみる腫れて、腕はパンパン、どす黒くなっていく・・・。

病院に泊まらなくてよいのだろうかと考えている私に、鎮静剤で朦朧としながらも病床の母はこう言いました。
「ここはもういいから、家に帰って解凍してあるレバーをなんとかして」
こんな日にレバーとは、なんと間の悪い・・・。

そんなこんなの入院生活も二週間。
首や肩の辺りまで腫れ(咬まれたのは手首)、二の腕まで巻かれた包帯も痛々しかったけれど、今は手首から先だけになり、かなり回復。しかし相手は猛毒。あと一週間は安静にするようにとのこと。退院はオアズケです。
(亀津の病院・・往復40キロ)+(実家・・往復10キロ)×2という私の日常もまだ暫らく続きます。

咬まれたのが左手だったのは不幸中の幸い。
ハブの牙が刺さったのが片方だけだったのも不幸中の幸い。
収穫のない時期だったのも不幸中の幸い。
そう思って、この苦境を乗り切るべく一致協力して頑張る松本果樹園一家であります。


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