ちょっとした日々の出来事など、気ままに、思いつくままに、ほんの時々・・・。 文責・倫

2005年の日記




2005/4/13/水
昨日に続き、今日も雨です。
気温も低く、若干肌寒いくらい。
雨の中、漁をしてる人も。

畑に行っていた我が家のFarmerが早々に帰宅。
帰ってくるなり3,500円を差し出す。
今年も早々ハブと遭遇したらしい・・・。
しかも私がこの前まで枝集めをしていた”松”の園で。
ハブの生け捕り価格3,500円也。
16年度に続き、またも値下がり。
生け捕りより確実に捕まえること、退治してしまうことが松本果樹園の統一見解ではありますが、血清のためにも安全を確保しつつ捕獲するのも大事です。
草刈が終わるまで、私は怖くてコブミカンの観察に行けそうもありません・・・。
ちなみに今日のハブは120センチくらいだっだそうです。
漁

2005/4/11/月
沖縄の味、ラフテー(豚の角煮)を作ろうと、”紅の豚やさん”と呼んでいる亀津のお肉屋さんへ皮付きの三枚肉を買いに行きました。
土曜日のことです。
そして日曜日、料理の最中、沖縄でお世話になったF物産の方から泡盛が届きました。
素晴らしいタイミング!
これで島豆腐でもあればなぁ・・・。

届いた泡盛は43度で、ボトルはビロウの葉っぱでラッピングされていました。
さすがにロックではきつすぎるので水割りに。
沖縄で食べたラフテーに八角は使ってなかったようですが、この前テレビで見たレシピを参考にしたので、入れてみました。
黒糖も、純糖を使い、なかなか美味しく出来ました。

今日は晴れのような、曇りのようなお天気。
霞んで見えるのは黄砂なのかなぁ?
つばめもビュンビュン飛んでいます。
すばらしく速い身のこなしで、風切音が聞こえてきそうなくらいです。
ラフテー

2005/4/10/日
お天気はこれから崩れてくるようです。
クロアゼカイガンには早朝から釣り人がやってきています。
今日は女性釣り師の姿も見えます。

この時期になってもタンカンのご注文があります。
すでに完売なのでお断りするわけですが、合わせて、パンフレットが欲しいというお問い合わせもよくあります。
そこで、価格表を入れたチラシをそれぞれ作ってみました。
通販などでは、次回の注文表なども入ってきますが、FAXの注文用紙もあると便利なのかなと思ってみたり。
メールでのご注文は非常に助かります。お返事するにも便利だし。
お電話の場合、聞き間違いしやすいし、お名前の漢字が難しい・・・。
長年お付き合いのある方でも、パソコンを始められて、メールでのご注文に切り替えてくださった方も増えました。
今年の松本果樹園タンカンの総売上の内、ネットでのご注文が25%くらいになりました。
パイン、アテモヤなど1割程度だったので、大幅な伸びです。
ネット担当の私としては嬉しい限り。
皆様ありがとうございます。
プリンスビーチ

2005/4/8/金
朝のお味噌汁は汗をふきふき・・・。
長袖パジャマも片付け、今日から半袖に。
もう夏ですね。
曇りがちな空でも日差しは肌を射すようです。

昨日でしたか、花粉と山火事を見間違えたというニュースがありましたが、煙かと思うほどの花粉ってどんなんだろうとビックリです。
実際に見たくはありませんが。
画像は、キビの刈り取りが終わった後の畑を燃やしているところです。
風向きを考えて、実に上手に燃やすんですよね。
プロの仕事だなと感心します。
焼畑

2005/4/5/火
沖縄の旅の目的は3つありました。
一つ目は、取引先の訪問と市場調査です。
市場にはいかにも南国らしい果物が沢山。
左はスターフルーツ、右はエッグフルーツ(カニステル)で、その名の通り、卵の黄身のような、または栗のようなちょっとモサモサした食感です。
他にもアテモヤ、メロン、パパイヤ、パッションフルーツなどが並んでいました。
せりは6時からだったそうですが、早起きできなかったので見ることは出来ませんでした。
パッションの生産農家さんにも案内してもらいました。
タンカンやパインなどは北部の方で栽培されているらしく、時間の関係で次回のお楽しみとしました。
スターフルーツエッグフルーツエッグフルーツ
1日の午後からはゆいレールの1日券を購入し、観光しました。
ゆいレールは高いところを通っているので、すごく眺めがいいのですが、見える景色は建物ばかり。
那覇は都会だとは思っていましたが、ここまですごいとは。
100万人都市と言っていたのが、今や130万人。
今時人口が増え続けている都市なんて、すごいパワーです。
車も人も多いし、山の斜面にも緑はなく、コンクリートの建物がぎっしり。土のところなんて全然ありません。
これでは夏はさぞかし暑いでしょうね・・・と心配になってしまいました。

首里城の近くにすごく大きなデイゴの木がありました。
枝が池に届かんばかりに枝垂れていて、その枝は我が家のデイゴの幹くらいの太さがあり迫力満点。
このデイゴが見られただけでも、首里城に行った甲斐がありました。

夜は午前中にお邪魔したF物産の方と、琉球舞踊を鑑賞しながらのお食事をご馳走になりました。
トウフヨウ、ラフテー、クンブイリチー、ソーメンチャンプルー、アシテビチなどなど、食べきれないくらいのご馳走でした。
デイゴの巨木しだれデイゴ琉球舞踊
沖縄の旅、二つ目の目的は、ガラス工房へ行くことです。
朝からレンタカーを借り、ネットで調べた”ガラス工房清天”さんへ。
こちらの方が皆さん親切で、窯のことなどもいろいろ話して下さいました。
1年ぶりににガラスに触れて、すごく嬉しかったし、また勇気付けられました。
楽しそうに仕事をされていて、その洗練された手つきを眺めているだけで、飽きることがありません。
自分が吹くのはもっと楽しいですが、見ているのもホントに楽しいです。
いくつか行きたい所をピックアップしてありましたが、ここで紹介されたところを回るだけで時間がいっぱいになってしまいました。
とっても充実した一日でした。

沖縄ガラスは知名度も高く、全体としては仕事はやり易いのではないかと思うのですが、その分競合相手も多く、自分の作品をどうアピールしていくかが難しいようにも感じます。
徳之島の自然を織り込んだ作品作り、自分らしさをどう表現していくか、ぼ〜っと海を眺める時間も、貴重なイメージトレーニングですね。

三つ目の目的は、友人との再会です。
東京在住で、花粉を逃れてひと月沖縄へ滞在中、その陣中見舞いに奥様と娘さんもやってきて、そこへ私たちが合流。
1年ぶりにまさか沖縄で会おうとは思ってもみませんでした。
31日の夜8時過ぎ、港で出迎えてもらい、ホテルに荷物を降ろした後、沖縄の家庭料理を出す居酒屋へ。
料理はどれも美味しく、特にフー(麩)チャンプルーが気に入りました。
思っていたほど脂っこくもなく、食欲をそそる味で、お腹いっぱい食べました。
3週間の滞在で食べ歩きされているので、連れて行ってくれるお店はどこもとても美味しかった。
観光客が初めて入るには勇気がいるというか、見つけられないだろうというところもあったし、素敵な焼き物の器で沖縄そばを食べさせてくれるお店もあったし。
お蔭様で沖縄での食生活は充実したものになりました。

行きはほとんど揺れなかったので楽でしたが、帰りは大変でした。
大揺れの中、10時間の船旅はツライです。
起きていることが出来なくて、ずっと横になっていました。
飛行機があればなぁ・・・でもまたきっと行くぞっ!ホントに楽しかった!!

2005/4/4/月
昨年4月3日、フェリー”なみのうえ”で徳之島上陸(写真)。
この時は車にて下船しました。
旅行とはいえ、同じ日に同じフェリーで再上陸。
船に縁がある日になりそうです。
毎年旅行に行けますように、と暗示をかけておこう・・・。
2004年徳之島上陸
3月31日の出航の時、亀徳港での光景。
見送る中学生と先生たち。
送られる先生ご夫妻。
たなびく紙テープ。
何の関係もないのに、見ているだけで涙腺が刺激されてしまいます。

来る人、行く人、送る人、送られる人、
地続きなところと違って、そういうことがズシッとした重みで感じられる。
少し取り残されたような気分にもなってしまう。
徳之島へ来て丸一年、いろんな気持ちをひっくるめて、自信を持って故郷だと言えるまでには、まだまだ時間がかかるのかもしれません。
見送られる先生
見送る学校関係者

         

果樹園トップに戻る果樹

このページの先頭に戻る果樹

2004年(H16) 2005年(H17)
4〜9月 1月 2月 3月 4月 5月 6月
10月 11月 12月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

 日記リスト


http://www2.synapse.ne.jp/kajyuen/      徳之島・松本果樹園