1998(古→新)
〜譫言〜
7

9. 26/ 10.3/ 10.5



9. 26
 
チョキ
 
 
空には「空」という壁があるふうに見える
のだけど、驚いたことに、あれは底無し。

引力の糸を切り離されたとき、私は
闇や寒さや孤独に耐えられるだろうか。

林檎の海を泳ぎ切る術を知らない。
10.3
 
がかった天に、
しい電球が点けられた。
空気の色が変た。
だけど昨日の闇は相も変わらず,
 ここの角の辺りに淀みをつくっている。



10.5
 
 
消灯





↓ おや、まだ出来ないようです。 ↑電気、消しておきましょうか。(クリック)

雑念の主
 
 
 
 

1.2.3.4.5.6.7

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