2009年ぶどう園日記・現在状況報告編

ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年1月2日)
 あけましておめでとうございます。 本年も、どうぞよろしくおねがいします。
 昨年も、風邪ひきのとき以外は、ぶどう畑の中で過ごした一年でした。 ここ数年続いてる巨峰の着色不良は、昨年も相変わらずでしたが、 梅雨明けが早かったおかげで、早くビニールをはぐことができて、 少しだけマシな着色具合で、ほんの少しだけ夏の管理作業は楽できました。 それに、台風の直撃もなかったものですから、 ビニールハウスの修理など、大きな修復作業がなくて、 錆び落としと錆び止め塗料塗りに時間をさくことができました。 ビニールハウスが多いですし、12月までセキレイの収穫も続いてましたから、 全部錆び止め終わるってことはできなかったんですけど、 錆び止めできたとこは、少しは寿命が延びると思います。
 出水市の秋冬の果物は、みかんが多いですから、 巨峰の人気程にはなれないんですけど、 12月まで安定して収穫が続けられるようになったセキレイも、 ありえない時期に珍しいってことで、ツル観察センターで見て来られたり、 一昨年、昨年と続けてテレビで紹介して下さったこともあって、 夏とは違ったお客さんとの新しい出会いがあり、常連さんが増えました。 夏のお客さんとも、秋冬のお客さんとも、お付き合いが永く続きますように、 今年も頑張って良いものを作りたいと思います。
 出水市でも、工場閉鎖など、良くないニュースばかり聞いた昨年の秋冬でしたから、 今年の収穫シーズンは、さらに心配することになりそうな予感もありますが、 負けないように、もう少し、もう少しって、自分にできることを頑張りたいと思ってます。  新しい年が、すばらしい一年になりますように、 皆様の健康と御多幸を、お祈り申し上げます。
ビニールハウスの上からの眺め

 本園のテラスの下の甲斐路とセキレイです。 左側の写真は、入口近くの甲斐路で、右側の写真は、セキレイです。 写真では、奥の方に、たくさん袋が残ってるように見えますが、 あれは、奥から2番目の木に下がってる収穫するつもりのない袋で、 他の3本の木の袋数は、残り少なくなってきました。 これらは、12月31日の夕方の写真で、 昨日、今日と、ツル観察センターと特産館いずみにも持って行きましたから、 今日の夕方には、もっと袋数が減ってました。
 調子の悪い奥から2番目の木は、 やっぱり味が回復しないみたいで、収穫せずに、そのままになってるのです。 ちょっとマシになってきたかなあって気がしないでもないんですけど、 販売できる程にはならないと思います。 他の木が大きくなってきて、切り込んで剪定してる木でもありますから、 「間伐してしまおうか...?。」という話になってきてます。
セキレイの色着き具合 セキレイの色着き具合

 特産館いずみと、 出水市ツル観察センターの特産品売店に、 セキレイとロザリオの家庭用袋入りの納品を続けてます。 小さな房などを入れてるものですから、家庭用袋入りと言ってるんですけど、 お店にに並べておくと、お客さんに触られて、中身のぶどうが新しくても、 袋がシワシワになって、古く見えてしまうものですから、 触られたときの傷みが少ないように、パックに入れてあります。 重ねて陳列することもできますし、 御土産に持って行くにも、袋に入りやすく、持ち運びしやすくなったみたいです。 ...パック代、かなり高いですけど。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年1月9日)
 明日(1月10日)、セキレイの収穫が終わります。 テラスの端っこに少しだけ残っていたのですが、 成人祝の返礼などに注文して下さった方がありましたので、 明日の朝には採って、箱詰めします。 残りは、パック詰めできるような房があれば、特産館いずみと、 出水市ツル観察センターの特産品売店に、持って行くつもりですが、 どうしようもない房ばかりであれば、 ミカンや野菜を戴いたとこや、お世話になってるとこにあげたり、物々交換にしてしまおうと思います。
 長〜い収穫シーズンでした。 ありがとうございました。 昨シーズンの終わりが1月7日でしたから、 今シーズンが一番遅くなってしまったように思っていたんですけど、 どうやら、何年か前に、1月21日まで、ツル観察センターに持って行ってたことがあったみたいです。
セキレイの色着き具合
 調子の悪い奥から2番目の木は、 やっぱり味が回復しなくて、オマケって言ってあげることもできずに、 全部採って土に還しました。 これでは、苦労して作っても、労力も資材も無駄になってしまいますし、 他の木が大きくなってきてて、ぶどう棚が足りなくなってきてますし、 思い切って間伐することにしました。


招待給食  (最終更新日:2009年1月23日)
 今日は、西出水小学校の招待給食にお呼ばれしてましたから、行ってきました。 昨年も、今頃でした。 今年で2回目です。 去年の体験記は、このローカルニュースのバックナンバー(2008年1月22日)に残ってますから、 よろしければお読みください。
        招待給食(2008年1月22日)
        出水市ローカルニュース・バックナンバー
 1月24日が学校給食記念日で、その日をはさんだ週を学校給食週間とされてて、 今年も「鹿児島を丸ごと味わう学校給食」を実施されてます。 その一環として、物資納入契約業者、地場産物生産者を招待して、 給食試食会だったのです。
 昨年12月に、招待状ってのがファックスで送られて来てまして、 どうしようかって、ちょっとは迷ったんですけど、 昨年の1回目は、自己紹介などの演説もなしに、児童さん達と給食を食べて来ただけだったので、 1回目のとき程の迷いはなく、「参加」の返事をしておいたのでした。 当日が近づいてくると、やっぱり気にはなってきましたが、 1回目の「どうしよう、どうしよう。」ってほどではなかったです。

 集合場所の家庭科室に行ったら、他にも業者さん達がいらしてて、 でも、僕みたいに年に1回だけの納品って方は他には居らしてないのか、 顔見知りの方々のようで、経済情勢など...?、けっこう談笑されてました。 「昨年と比べると、みなさんリラックスされてるなー。」と思っていたんですけど、 校長先生、栄養士さんの話を聞いてから、 1食分の給食費として、232円支払って、 日直の児童さん達が迎えに来るのを待ってるときには、 みなさん会話が無くなって、トイレに行く人もいて、やっぱり皆さんドキドキのようでした。

 今日の献立は、「さつますもじ(混ぜずし)、牛乳、ぶりメンチカツ、青菜のごまずあえ、おさ汁」でした。 写真は、席についてすぐ、食べ始める前に撮ったものです。 この後、少し食べ始めて頃に、担任の先生が、おさ汁とさつますもじを、少し注ぎ足して下さいました。
給食
 案内状の献立紹介を読んでて、「さつますもじ」って何...?、って感じで分かりませんでしたが、 小さく切った肉、竹の子、椎茸、ニンジンなどの入った混ぜご飯でした。 献立紹介に、郷土料理の由来というのが書いてあるんですけど、 「酒ずし」ってのは、上流武士階級の豪華なすしであるのに対して、 「さつますもじ」は、庶民のすしで、地酒で濡らした手で混ぜるのが特徴で、 「すもじ」というのは、昔の宮中の女房言葉で「すし」のことで、 地方によっては「混ぜずし」呼ばれているんだそうです。
 「おさ汁」の「おさ」は、「あおさ」、「おさ海苔」、「あおさ海苔」のことで、 おさ海苔、しめじ、ネギ、ニンジンなどの入った汁です。 そういえば、今日は、しめじ生産業者さんもいらしてました。

 昨年は4年生の教室でしたが、今年、案内されたのは、1年1組の教室でした。 組み分け表に書いてあったものですから、「一年生って、どのくらいだっけ...?。」って、 どのくらいの大きさの子供達なのか、どのくらいの話が通じるのか、 よく分からないでいたんですけど、 迎えに来た子達は、けっこう大きくて、 「僕、小学校1年生の頃って、こんなにしっかりしてたっけ...?。」って思いながら、 教室に入って行きました。 子供達は、背の高いのがヌボ〜っと入って行ったので、 びっくりしたようでした。
 僕が教室に入って行ったときには、 ぐる〜っと四角形に机が並べられてて、配膳は終わってましたから、 生徒さん達と「こんにちは」って挨拶して、 みんなで、手を合わせて、「いただきます。」って言って、 すぐに食べ始めました。 まずは、「セーフ!」って感じです。 昨年は、挨拶抜きでしたけど、今年はどうだか分かりませんでしたからね、 そのまま食事になって、ありがたかったです。
 すぐに食べ始めた児童さんもいたんですけど、 やっぱり、ご飯などを「おかわり(追加)」してから、食べ始める子も多かったです。 昨年も見た光景でしたけど、 男の子よりも、女の子の方が、おかわりしてたんじゃないですかね。

 薄味ですけど、美味しい、野菜海藻いっぱいで健康に良さそうな、そんな食事でした。 隣に座ってた男の子が、牛乳、持久走大会、水泳の話など、ずーっと話しかけてくれてまして、 おかげで、ゆっくり食べましたから、満腹感もありました。 たぶん、大人も、毎日、こんな食事をすれば良いんですよね。 収穫時期の昼食などは、お客さんのいらっしゃらないときを見計らって、 ダーッと大急ぎで食べてしまいますから、良くないです。 良くはないんですけど、なかなか、ねえ...。

 食べ終わろうかって頃に、ぐる〜っと一回り、みんなで一言づつの自己紹介をしました。 名前、好きな食べ物などを、みんな話してくれました。 担任の先生がちゃんと仕込んで下さってたのか、急で他に思い浮かばなかったのか、 ほとんどのコが「ぶどう大好きです。」と言ってくれました。 9月には喜んで食べてくれるように、今年も頑張って作りましょう。
 相変わらず、子供達同士で本気で喋り合うと、 言葉のスピードが速くてなのか、声が高いからなのか、何を言ってんだか聞き取れませんでした。 それに、子供達がワーワー言ってるときに喋っても、 僕の小さな声は、じぇんじぇん聞こえないようでした。 すっごいパワーでした。 今年も、「おじさん」、「おじちゃん」などと呼ばずに、 みんな「山門さん」って呼んで話しかけてくれてたので、テンション下がらずに良かったです。

 ほとんどのコが食べ終わった頃には、「ごちそうさま」して、後片付けを始めました。 僕の分も後片付けしてくれました。 牛乳パックは、やっぱりリサイクルです。 水洗いしてから、分解してました。

 帰りに給食室の前を通ったら、さくらじま大根が置いてありました。 先生が育てられたらしくて、名前を書いた紙が貼ってありました。 給食を食べてるときには、お昼の校内放送をやってまして、 献立の紹介の他に、なぞなぞなどのクイズを出して、 しばらく考える時間をおいてから、正解を言ったりしてましたが、 そのひとつで、桜島大根の重さ当てクイズもやってました。 この大根の重さ当てクイズだったんだと思い当たりました。
給食室前の桜島大根
 この大根の横のテーブルの上に、箸が置いてありました。 そのときは、食器と一緒に回収されてきた箸が置いてあるんだと思ったんですけど、 1クラス分くらいしか置いてない、全校生徒の分にしてはずいぶんと少なかったのです。 もしかして、子供達が使ってたのは「マイ箸」で、 忘れて来た子のためとか、僕たち招待客のためにだけ、学校の箸が準備されてたのかな...?。 でも、みんな同じ箸っぽくて、キャラクターものの箸とか使ってなかったように思いますし、 片付けするときに、箸も集めてたような気がするんですよねえ。 だから、足りなかったときのために置いてある予備の箸が残ってただけとか...?。

 配膳が終わってから、僕等招待客を呼びに来てくれてたみたいですけど、 僕等を待ってる間に温かい汁が冷めてしまっては、 せっかく作って下さった暖かい給食が残念な気がしますし、 配膳の様子を見たり、一緒に配膳したりってのも、ありかなあって思えますから、 配膳前に、給食室に取りに来たついでに、一緒に教室に連れて行ってもらうってのは、 どうなんでしょうね...?。 僕等が緊張する時間は長くなりますが、家庭科室で呼ばれるのを待ってても、 ずっとドキドキしてて、何もできないですからね。

 同じ1月23日に、東出水小学校でも、交流給食が実施されてます。 昨年のうちに案内のファックスが送られてきたのですが、 西出水小学校の栄養士さんに「参加します。」と返事した翌週だったものですから、 日付も時刻も重なってまして、残念ながら参加できませんでした。 東出水小学校では、今年から交流給食を始められたということでしたから、 来年からは、他の小学校でも始められるかもしれないし、 他にも納入業者さんが重なってることもあるでしょうから、 違う日になるように日程調整して下さればなあって思います。 ちなみに、東出水小学校の給食献立は、 「ごはん、牛乳、ぶり大根、酢の物、黒豚みそ、出水産手巻き海苔」という、 地場産物を使った料理の予定でした。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年1月25日)
 1月10日の朝、テラスの下に残ってたのを全部採って、 良さそうなのから選んで、注文の箱詰めして、 残りの中の良さそうなのは、家庭用のパックに入れて、 特産館いずみと、 出水市ツル観察センターの特産品売店に持って行きました。 残りは、ほとんどまっ白って感じの色着き具合でしたけど、 甘いには甘いものですから、 近所の農家の方々と物々交換したり、少し経ってから僕らがおやつに食べるために、 果袋に入れたまま、コンテナの中に入れっぱなしにしておきました。 特産館いずみと、 出水市ツル観察センターの特産品売店に置いといたのも、 1月12日の昼頃には無くなってましたから、全部の販売が終わりました。 最後まで、ありがとうございました。 全部無くなってしまった後に買いに来て下さったり、電話注文を下さった方がいらしたのは、 とても残念で、もったいなく思えたりもしましたが、 あのくらいが限界だったろうと思います。

 収穫が終わった後は、選別作業をしてた台やイス、お客さん用のテーブル、イス、 それに、ハカリ、レジ、箱、袋など、小屋の中の収穫販売用の道具資材を片付けてしまいました。 半年くらい、同じ店構えだったのが、いきなり何も無くなったものですから、 なんとも殺風景に感じましたが、 今では、剪定ハサミ、ノコギリ、ビニール、紐、ビニールはりの道具などが置いてあります。
 小屋の片付けの後は、剪定とビニール張りの準備を頑張ってます。
巨峰の剪定

 本園テラスの下のセキレイですが、苦味が混じって1房も販売できなかった奥から2番目の木は、 他のセキレイの収穫終了前に、全部の房を採ってしまって、ほとんど畑に戻したんですが、 木も、あっちこっち短く切って、枝を引き下ろして、 周りの土を掘って、根っこも引っこ抜いてしまいました。 大きな木でしたから、かなりのスペースの棚が空いてしまったんですけど、 向こうの木を仮剪定して、こっちっ側に枝を引っ張ってきて、 こっちの木を仮剪定して、あっちっ側に枝を引っ張って行ったら、 だんだんとぶどう棚がうまってきました。 これで、順調に新芽が出て伸びてくれれば、駐車場は木陰になると思います。
セキレイ間伐 セキレイ間伐
 分園のトンネルハウスのセキレイを、どれか間伐できるのがないかって考えていたんですけど、 間伐予定木は、あっちこっちを切り刻んでて樹形が良くないものですし、 テラスの残り2本の状態が悪くなったときの予備という目的でもありますから、 苗木を買って植えて、ゆっくり育てようってことになりました。
 新しく植える苗木は、(株)植原葡萄研究所さんに、 2本、お願いしました。
       品種名  赤嶺
       台木名  フリー5BB
       等級   上等
 等級、いつもは「別選」とか「特等」を注文していたんですけど、 今回は、移植しようか苗木を植えようか迷ってて注文が遅かったこともありまして、 (いつもは、巨峰の収穫中に注文します。) 「別選」、「特等」は売り切れてまして、「できるだけ良い苗を下さい。」と言ってお願いしました。
セキレイ苗木宅急便 セキレイ苗木宅急便
 苗木の発送時期になってたみたいで、翌々日には郵便で送られてきました。 根っこの部分を中心に濡れた新聞紙で包んで、ビニールで巻いて、 箱の底にクラフトテープで固定されてました。
 「こんな時期に良いのが残ってんのかな〜。」とは思ったんですけど、 届いた苗を見ると、2本のうちの1本は、細い枝を使った苗木でしたけど、 根っこは、たくさんついてましたから、 これから大きく育ってくれれば良いやって思って、 これを間伐した場所に植えました。 残り1本は、根っこの数は多かったんですけど、 台木のあっちこっちから根っこが生えてて、なんとなく不格好な感じでしたが、 テラスに植えたやつがダメだったときのための予備ですから、 とりあえず土の中に埋めて、ビニールはりが終わった後に、ビニールハウスの中に植えて育てます。
セキレイ苗木植え セキレイ苗木植え
 藁も準備してなかったので、寒さ対策として、苗木の上まで土を盛りました。 新芽が出てきた頃には、台木の部分まで土をとりのぞきます。 右側の写真で、新芽をテープで留めるために立てた竹竿の近くに、ちょこんと見えてるのが、苗木の頭です。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年2月4日)
ビニールはり終了 ビニールはり終了


ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年2月24日)
ビニールマルチ 巨峰の新芽


ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年3月11日)
 分園のトンネルハウスのビニールはりでした。 ロザリオビアンコとセキレイは、ビニールをはりっぱなしにしてましたから、 巨峰部分だけ、張り替えでした。 手伝いに10人、来てもらいました。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年3月15日)
 セキレイの苗木から新芽が出てきてました。 寒さで枯れたりしないようにって、土の中に埋めてたせいでしょうか、 いつもの新芽と比べると、緑色が薄くて、なんだか黄色っぽいです。
セキレイの苗木の新芽

 分園のトンネルハウスの上で、ビニールバンドの結び直し、締め直しをやってます。 たまには、ハウスの上からの眺め、僕が眺めてる景色をご覧ください。 この辺りは、最も長い棟で、120mくらいあります。 1枚目は、東南向き、右側に写ってるのが紫尾山あたりです。 2前目は、北西向き、海に向かってとりました。 3枚目は、矢筈山(やはずやま、やはっざん)です。
分園トンネルハウスからの眺め 分園トンネルハウスからの眺め 分園トンネルハウスからの眺め


ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年3月24日)
 本園ビニールハウスの巨峰は、ずいぶんと新芽が伸びてきてます。 花芽の付いてない新芽を摘んでます。
巨峰の新芽

 本園のテラスの下に植えたセキレイの苗木は、新芽が順調に伸び始めました。 苗木の周りに立ててある細い竹は、スプリンクーラーなどの水が当たらないように、 そして、猫にひっかかれないように、ビニールで囲むために立てたんですけど、 今は、暑さで焼けてしまうのが心配で、ビニールも上の方にまくりあげてあります。
セキレイの苗木の新芽


ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年3月25日)
 分園トンネルハウスの巨峰も、種枝の先端から新芽がでてきました。 このままほっとくと、この先端の芽ばかりが成長して、 他の芽が出てきにくいものですから、先端の芽を摘んで回ってます。
巨峰の新芽 巨峰の新芽
巨峰の新芽


ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年4月2日)
 本園ビニールハウスの巨峰は、新芽が伸びてきて、葉っぱが目立ってきてます。 新芽が出始めたのは、昨年よりも、ずいぶんと早かったように思っていたんですけど、 なんとなく、ここ数日の寒さで伸びが止まってしまったような感もあります。
 ちょっと前までは、あまりにも気温が上がりすぎるものですから、 走りまわってサイドビニールを巻き上げたり、室温を下げるのに苦労していたんですけど、 今は、ちょこっと谷換気が開いたと思ったら、 すぐに室温が下がって、谷換気が閉まって、 また暑くなって開いて、ってのを繰り返してます。
巨峰の新芽 野苺の花

 右側は、トンネルハウスの外、畑の隅っこに咲いてる野苺の花です。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年4月16日)
 4月9日頃から花が咲き始めました。 あんまり若いうちに花房切りをすると、長さの調節がうまくいかないみたいで、 咲いてる花が増えるのを待って、14日から花房切りを始めました。
巨峰の花


ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年4月21日)
巨峰の花の咲き終わり
ロザリオの咲き始め


ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年5月7日)
 テラスに植えたセキレイの苗木です。 ロザリオのハウスの中に植えた予備の苗木は、かなりの勢いで伸びてきてるんですけど、 このテラスの下に植えた本命の苗木は、どうにも伸びなくて、成長しなくて、 「ホントにセキレイなのか...?、なんかおかしいんじゃないのか...?。」 って疑いの目で見てます。 秋まで様子をみて、どうにもダメなようなら、引っこ抜いて、 ロザリオのビニールハウスの中に植えといた予備の苗木を移植してこないといけませんね。
テラスの苗木
 ロザリオの実どまりです。 たぶん、一番最初の頃に花が咲いた房だろうと思います。 この房は、かなり良い具合に実どまりしてくれましたが、 新芽が出るところから、早いのと遅いのでは、ずいぶんと差がありましたから、 花の咲き具合も早い遅いの差が大きくて、 他の房は、まだ花が咲き始めたばかりってのも多いです。
ロザリオの実どまり


ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年5月10日)
 ぶどう園の中で、鳥の巣の跡を見かけるのは、けっこうあることなのです。 この場所は、ぶどうの太い枝と、ビニールハウスの太い鉄骨が交差してるとこで、 巣を作りやすかったんでしょう。 それに、上にはビニールハウスの谷、水が流れる樋があって、上空からは見えにくそうで、 ジーっとしてれば、他の鳥、カラスにも見つけられにくそうです。
鳩の巣 鳩の巣


ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年5月31日)
 僕等は、「房落とし」と言ってます、一般的には「摘果」だと思います。 この数日間は、切り落とした房が、畑中に散らばってますし、 それを踏みながら歩きますから、ボキボキッって音がして、 なんとも「勿体無い!」感じのする風景が広がってるんですけど、 毎年、写真に撮っても、どーにもイメージ通りに撮れなくて、 写真に写ったのは、自分の目で見てる風景とは違ってて、 難しいなあと思ってたんですけど、 今年も撮ってみて、あんまりイメージ通りではなかったのですが、 せっかく撮ったんで載せてみようとかと思います。
摘果、房落とし 摘果、房落とし
 花房切りして、花を咲かせて、実になるまでは、1枝に2房、3房、生らせてたのを、 種の入った粒の多さや、房型や、粒の大きさを見て、良いのを1房だけ残して、他は切り落とします。 その数日後に、また見て回って、房の大きさ、粒の大きさ、枝の伸び具合をチェックして、 どうにも荷が重そうに感じたものは、切り落として回ります。 写真に写ってる地面の房は、2回目に切り落として回ったときのもので、 1回目に切り落としたものは、踏んだり、草刈りで粉砕されたりして、 すでに土になってます。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年6月4日)
 本園ビニールハウスのロザリオビアンコの粒間引き風景です。 草刈りしただけだと、落とした粒が目立たなくて、どんな状態か分かりにくいですけど、 この草が生えてないとこに落ちた粒が見えてる写真なら、 ちょっと雰囲気伝わるかな〜って思います。
ロザリオの粒間引き ロザリオの粒間引き


ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年6月9日)
 本園ビニールハウスの巨峰の袋かけ風景です。
巨峰の袋かけ 巨峰の色着き


ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年6月21日)
 分園トンネルハウスの巨峰の袋かけ風景です。 ビニールハウスの巨峰と比べると、梅雨明け、ビニールをはぐ日が迫ってるこもありまして、 「色がつくかどうか不安で、しばらく様子をみよう。」なんて余裕があるわけでもなく、 粒間引きが終わったら容赦無く袋かけを始めます。 ですから、たまには色着き始めた粒もありますけど、 粒も房も小さい頃に袋かけすること多いものですから、 その後、実に触れることがなくて、白粉を落とすことも無くて、 収穫したときに、けっこう綺麗な仕上がりになってたりします。
トンネル巨峰の袋かけ トンネル巨峰の色着き
 手前にぶどうの房が下がってるとこと、向こうで袋かけしてるとこの間に、 ぶどうの枝葉や房が下がってない空間、ぶどう棚があります。 ぶどうの木は、年々枝が伸びて、ぶどう棚の占有面積が広がってきて、 あっちの木の枝と、こっちの木の枝が、くっついて重なってしまうものですから、 どころどころ間伐、つまり木を引っこ抜いて、 残った木の枝を伸ばすのです。 枝を伸ばすと言っても、1年に延ばせる枝の長さには限度がありまして、 木の体力(樹勢)以上に枝を伸ばすと、木が疲れて枯れ込んだりしてしまいますから、 間伐した年は、枝を移動させて剪定しても、さすがに棚がうまらなくて、 こんな枝の無い空間、ぶどうの房が下がってない空間ができるのです。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年6月23日)
 デジカメ持って園内を歩きまわってるときに見つけた巨峰です。 何度も袋を剥いだりかけたりした跡がありましたし、 粒も、擦れて、白粉がとれてしまってる部分も多いので、 父も見回りのときに何度か見てる房だと思います。 枝も丈夫で、茶褐色に登熟してますし、たぶん、一番色着き早い部類だと思います。
 天気が良すぎて、粒が太る前に色づきが進みすぎてる感じがありましたから、 ちょっと心配してたんですけど、 他の房を見てても、何粒かづつですけど、大きな粒が混じり始めましたから、 やっと肥大期に入ってきたかな...?、と、ちょっと期待し始めたとこです。
巨峰の色着き

 ロザリオは、粒間引きも終わって、そろそろ袋をかけようか、って段階になってきてます。 ただ、梅雨の雨が降り始めるのが遅くて、あんまりにも昼間が暑すぎて、 日焼けする粒があったりしたものですから、しばらく様子を見てます。
ロザリオの袋かけ前


ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年6月26日)
 ビニールハウスの端っこに植えてあるセキレイは、 今の時期には、ほとんど気にしたこともなかったんですけど、 巨峰の見回りしてるときに、セキレイの袋が色着いて見えたので、 「まさかね〜。」と思いながら袋を外すと、水回り時期の飴色を通り過ぎて、 赤っぽく色着いた粒が混じってました。 「弱って色着いた...?。」って思いながら、他の房を見て回ったら、 飴色っぽかったり、赤っぽかったりする房は、他にもありますし、 粒も太り始めてるようです。 お盆頃に色づいてるだけでも、けっこう驚きなんですけど、 6月に色着き始めるとは、...とっても驚きです。 ほんの少しの甘味もありますが、さすがに酸っぱさが勝ってます。 収穫時期に入ると、あんまりぶどうを食べない僕ですけど、 今の時期の味を確認するのは、僕の仕事なものですからね。
色着いたセキレイ 色着いたセキレイ


ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年7月1日)
 4月になった頃には、けっこう余裕があったように思うんですけど、 その後は、昨年と同じように、昨年以上に仕事が増えて、昨年以上に忙しかった感、疲れた感があります。 耕作面積は変わらないですし、瀬戸ジャイアンツを引っこ抜いてしまいましたから、 その分だけ仕事が減るハズだったんですけど、 体力が落ちたんでしょうねえ、今年も、ホームページを更新することができませんでした。 昨年のように、夏休みの宿題の絵日記のように、後からまとめて書こうかと、 たまにはデジカメを持ち出して、写真だけ撮ってました。
 トンネルハウスの巨峰、ロザリオの袋かけまで終わって、 今、テラスやトンネルハウスのセキレイの袋かけをやってまして、 明日くらいには終わりそうです。 手伝いさん達にやってもらう仕事は、ほぼ終わりですから、 収穫が始まるまで、短いお休みになります。 僕は、強い枝の脇芽を摘んだり、芯を摘んだり、 ビニールはぎの準備したり、草刈りしたり、 週間天気予報を見て、天気が続きそうであれば、巨峰のビニールをはいでしまおうかと 準備もありますし、 まだまだ仕事はたくさんあります。

 ぶどう園日記の中にも、 6月23日に撮った房を載せてますけど、 先端の頑丈な枝に生ってる房だけは、わりと色着きが進んでます。 梅雨入りしても雨が少なかった頃は、 「あまりにも色着きが進み過ぎたら困るなあ。」って心配するくらいにだったんですけど、 最近は、雨が降る日も続きましたし、色着きの進みは鈍くなってきて、 少しは粒が太る方に養分がいってるかなって気がしてます。 先端の頑丈な枝の房は、色着きも粒太りも、とりあえずのとこまで来てるので、 そろそろ細い枝の房にも栄養を分けてやってくんないかなあ、 って思いながら眺めてます。
巨峰の色着き

 ビニールハウスの端っこのセキレイのとこも通りましたから、 6月26日に撮ったのと同じ房、右側の写真の房を撮ってみました。 ほんの少しだけ色が着いたかな...?、です。
ハウスのセキレイの色着き


ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年7月2日)
 以前から依頼文書が届いていたのですが、 溝辺町観光農園果樹部会の農家さん、霧島市役所職員さんなど、 30人くらいの方々が、研修視察に来られました。 数年前にも来られたことがあったのですが、 2年に1回のペースで、あちらこちらに研修視察に行かれてるようです。
 北薩地域振興局農林水産部出水市所農政普及課ってとこの職員さんが挨拶されてから、 「山門さんも挨拶を...」と言われたんですけど、 「おいおい、そんなの聞いてないよ。」ですからね、 来られた方々も、なれない挨拶を聞くよりも、現場を見たいハズですから、 畑の中に入ってって、自由に話をしてもらいました。 団体として来られるのは2回目ですけど、 個人的に見に来られてたり、こちらから見に行ったこともあるぶどう園さんもいらしてて、 父母と、昔話などをされる人もいました。
視察
 他のぶどう園さんが見に来られたときって、 頑丈な枝になってる大きな房を見られたがりますし、 こちらとしても、良いとこを見せたいような気がして、 太い枝に下がってる大きな袋、張ってきてる袋をとって、中を見せるんですけど、 これでは、色着きの良い、粒が大きくなってるものばかり見せることになってしまって、 研修にならないだろうなと思って、ヒョロヒョロっとした細い枝の袋もとって、 中を見せて、今の段階では粒が小さかったり、色着きが遅れてる房もあるけど、 先端の房を採ってしまえば、栄養がこっちにきて、着色してきて、 だんだんと収穫できるようになるでしょう、って話をしました。 市場出荷の方々は、「とにかく早く、値段の高いうちに」と考えてらっしゃるけど、 観光農園では、安定して収穫を続けることも大事ですからね。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年7月7日)
 7月4日(土曜日)、5日(日曜日)の二日間で、本園と分園の巨峰のビニールをはぎました。 今年は、晴れた日も多い梅雨でしたから、 シルバー人材センターの方々の仕事もたてこんでなかったみたいで、 日程調整して、なんとか来てもらえました。
 いつものカンカン照りの日のビニールはぎと違って、 曇り時々雨って感じの天気だったものですから、 一時的にビニールハウスを閉め切ったときに葉っぱが焼けることもなく、 綺麗な状態ではぐことができました。 気分的に、ちょこっとだけ楽だったような気もしますが、 汗だか雨だか分からない水分で、全身ビショビショになって、 やっぱり疲れ果ててました。
びにーるはぎ びにーるはぎ
 僕等がビニールをはぐのを、電線の上に並んだカラス達が眺めてました。 「そろそろ、ぶどうを食べれる時期になったんだなあ。」と思いながら眺めてたんでしょう、 やっぱり、その日の夕方からやってきてました。 分園の巨峰は、まだ色着いてないんで、カラスにとっても美味しくないと思うんですけどねえ。 ロケット花火でカラスを追い払う日々が始まりました。

 「スーパーで見かけるようになりましたけど、まだですか〜...?」って見に来られたり、 電話の問い合わせもあるんですけど、収穫までは、もちょっとです。 昨年と同じくらいの時期にビニールはいで、お日様に直接当たり始めましたから、 7月18日の土曜日くらいには、収穫を始められるかな〜と思ってます。 溝辺町からの視察のときにも、ちょこっと採って食べてもらったり、 セキレイの袋かけのときに手伝いさん達にも食べてもらったりしてて、 けっこう甘くはなってきてると意見も多いんですけど、 今は、真っ黒に着色してないと酸味が強いものですから、 探すのが大変なのです。 これから晴れの日が多いみたいで、 1週間も経てば、少々赤っぽくても大丈夫なようになると思いますし、 真っ黒の巨峰よりも、ちょこっと赤っぽい巨峰の方が、食感が良いですからね。 畑仕事も、まだ残ってますから、そっちを頑張ります。

 ビニールハウスの端っこのセキレイのとこも通りましたから、 6月26日に撮ったのと同じ房、左側の写真の房を撮ってみました。 全体的に色が着いてきたような気がします。
 秋頃なら、このくらい色が着いてれば、手がべとつくくらいに甘くて美味しいんですけど、 今の時期のこの色では、かなり無理があります。 お仕事ですからね、仕方ないんで、1粒だけ食べてみましたが、 少しだけ甘味もありますけど、 まだまだ酸味が強くて、顔の表情が歪んでしまいました。 酸味が強い分だけ、あるときを境に甘くなるんですけど、 今の時期は、色だけでは判断できないので、ときどき食べてみないといけませんね。
ハウスのセキレイの色着き
 「なんでかなあ、こんなに早い時期に色着いてくるのは...?」って、 あれこれ考えてます。 巨峰も、色が着き始めた時期が早かったので、 今年の気候的なものが原因なんだろうと思ってはいます。 でも、植えてあるとこが、ちょっとした斜面になってまして、 大雨のたびに土が流れてしまって、 太い根っこの上の部分が土から出てしまってるとこがあって、 乗用草刈機で草刈りするときに傷つけてしまった痕が残ってて、 それで早く色着いてきたんだろうか、と考えたりもしてます。 でも、他のハウスの中に植えてあるセキレイも、 先端の枝に生った房には、色着いた粒があるものですから、 やっぱり年柄ですかねえ。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年7月18日)
 天気が良いときに、飴色になってきてるロザリオビアンコを撮ってみました。 僕は、まだ味見してないですけど、母と手伝いさん達は、小さな房の味見を続けてるみたいで、 けっこう美味しくなってきてるみたいです。
ロザリオビアンコ


ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年7月20日)
 電話の問い合わせには、「7月20日頃からです。」って答えていたんですけど、 連休にはお客さんも来られたものですから、7月18日(土曜日)から、少しづつ採り始めました。 たぶん、ぶどう園日記に写真を載せたような早くから色着いてた房は、 さっさと採られてしまっただろうと思います。 いつもの新聞の折り込みチラシは、連休明け、7月21日(火曜日)に入れるようにしてあります。 曇っぽい雨っぽい天気が続きそうで心配ですけど、収穫が終わるまで頑張り続けたいと思います。

 この写真の辺りは、良く言えば、「脇芽も出ないくらいに安定してる。」、 悪く言えば、「脇芽が出る樹勢がないのか...?。」って感じで、 どちらかというと心配してたんですけど、 最近は、あっちこっちから脇芽が出始めました。 花芽まで付いてます。 脇芽がでると、その脇芽を摘む仕事が増えますから、それはそれで大変なんですけど、 このあたりも元気になってきたなあって喜んでます。
巨峰の脇芽

 ビニールハウスの端っこのセキレイのとこも通りましたから、 6月26日と同じ房を撮ってみました。 右側の房など、思ったほどには色着きが進んでないなあって気がします。 他の房ですけど、この房を一粒、この房を一粒って、あっちこっちの色着いたのを味見してみましたら、 お盆過ぎの美味しさにはなってないですけど、 前回と比べると、ずいぶんと酸味がなくなって、だんだんと甘味に変わってきてました。
ハウスのセキレイの色着き ハウスのセキレイの色着き


ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年8月3日)
 7月20日頃から続いた雨の日々も、どうにか終ったみたいです。 昨年のようなカンカン照り続きで、昼も夜も暑いってことはなくて、 太陽が照りつけたり、曇ったり、夕立降ったり、そんな毎日になってます。 日が昇る前に起きて外に出たときは、涼しいというか、寒いくらいのときもあって、 今のビニールハウスの巨峰の色着きは、昨年よりは良いみたいです。
 今年は、色着きが早くから良かったんですけど、 色着きが早いときは粒が大きくならないことがあって、 先端の太い枝になった房は粒が大きくなっても、 細い枝に生った房は、粒が大きくならなくて、ずいぶんと心配してたんです。 でも、ある程度色着いたところで、雨降ったり、晴れたり、曇ったり、 って天気が続いたものですから、 勢いの無かった枝からも脇芽が出てくるくらいに勢いが回復して、 粒も、ある程度は大きくなってくれましたから、まあ、良かったのかなって思います。
空 巨峰

 これまでにも、数房は採ったことあったんですけど、 今日、8月3日から、少しづつですけど、ロザリオビアンコを採り始めました。 8月末頃の甘味にはなってませんけど、 今の時期にしては、けっこう美味しくなってきてるものですから、

ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年8月20日)
 8月17日(月曜日)から、デイサービス施設の方々も来られますから、 分園で営業します。 毎年、この時期には、分園での営業になるんですけど、 場所が分からない方も、まだいらっしゃいますし、 一年ぶりで忘れてらっしゃる方も多いですから、 本園の入り口で、分園の場所を案内してます。
 地方発送の巨峰は、分園の巨峰を採って詰めてますけど、 本園のビニールハウスの巨峰も、少しは残ってますから、 家庭用袋入りとして販売してます。
分園休憩所 分園休憩所

 7月20日頃から続いた雨の日々は、 本園のビニールハウスの巨峰にとっては、恵みの雨でしたけど、 分園のトンネルハウスの巨峰にとっては、ちょーど色着き始めた頃で、 色を着けることに勢力を使ってほしい時期だったんですけど、 雨で勢いがついてしまいまして、脇芽が出て、二番花が咲いて実になって、 さらに脇芽が伸びて、二番花の実も大きくなって、 ぶどう棚を覆い尽くして、日差しが入らないような状態になってるとこもありました。
 春に早く花が咲いて実になったあたりは、雨のタイミングが良かったのか、 かなり色着いてましたから、 今は、そのあたりを収穫しながら、 時間をみつけては、日差しの通らなくなってるあたりの脇芽を切って、 二番花の実を切り落として、という仕事もしてます。 だんだんと日差しが通るようになりました。 赤いくらいで美味しくなってるみたいですし、 分園の巨峰の収穫は、9月までの長い期間ですから、徐々に色着いてくれれば良いかなと思います。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年8月23日)
分園休憩所 分園休憩所


ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年9月12日)
 まだ巨峰が残ってますから、分園で営業します。 毎年、この時期には、分園での営業になるんですけど、 場所が分からない方も、まだいらっしゃいますし、 一年ぶりで忘れてらっしゃる方も多いですから、 本園の入り口で、分園の場所を案内してます。

 今週(9月12日)までは、デイサービス施設の利用者の方々や、 保育園の園児さん達が、ぶどう狩りに来られたり、賑やかに過ごしてました。 ずーっと良い天気が続きましたから、テラスの下の休憩所を広々と使ってもらうことができて、 ゆっくりしてもらえたんじゃないかな〜って思います。 新型インフルエンザの影響で、来られない施設もあるんだろうかと心配してましたが、 ほとんどの施設の方々が来て下さり、 来られない施設には、注文を受けて配達たり、ほぼ連年通りのぶどう狩り風景でした。 施設のぶどう狩りの予約も、学校給食の予約も、なんとか無事に終わり、 ホッとしたような、寂しくなったような、です。

分園休憩所 分園休憩所
 ぶどう園の中に入って行ってぶどうを採ってくるぶどう狩りは、 人数が少なかったんですけど、 紅葉を眺める紅葉狩りのように、ぶどうを眺めるぶどう狩りをしてもらおうと、 テラスの下のセキレイの袋をとって、房が見えるようにしていたものが、 ここ数日の朝晩の涼しさもあって、だんだんと色着いてきました。 セキレイは、本園のビニールハウスの中のセキレイを採って箱詰め、袋詰めしてるんですけど、 ご希望された方には、このテラスの下のセキレイを採ってもらってます。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年9月27日)
 箱詰め、地方発送は、セキレイとロザリオビアンコだけなんですけど、 家庭用袋入りにできるくらいの巨峰が少し残ってますから、 9月中は、分園で営業して、 10月になったら本園で営業する予定です。 本園で営業するようになって余裕ができれば、 昨年までと同様に、特産館いずみにも持って行こうと思ってますが、 毎年、11月から持って行ってました出水市ツル観察センターの特産品売店は、 昨年までとは経営が変わるものですから、今年のぶどうの販売は無理だろうなあって思ってます。

 本園のビニールハウスのロザリオビアンコは、 量が少なかったのか、人気があって早く収穫が進んだのか、残り少なくなってしまいました。 本園での営業に備えて残しとくことにして、 分園のトンネルハウスのロザリオビアンコを採り始めました。
 セキレイは、本園のビニールハウスのセキレイを採ってきましたが、 大きな房や色着きの良い房が少なくなってきましたから、 ロザリオ同様に、本園での営業に備えて残しとくことにして、 分園のテラスの下のセキレイや、トンネルハウスのセキレイを採り始めました。
トンネルのセキレイ

 本園の巨峰です。 収穫中も、収穫が終わった後からも、雨が降らなかったものですから、 枯れ葉や落ちた葉っぱもありますけど、たくさんの緑色の葉っぱが残ってます。 これなら、来年に向けて種枝が充実してくれそうです。 二番花の実が、収穫した巨峰よりも良い色に色着いて、たくさん下がったままになってますから、 本園で営業するようになったら、時間作って、とっとと切り落とさねばと思ってます。
 収穫が始まった頃に草刈りしたのが最後で、ずーっと忙しくて草刈りしてなかったものですから、 頑丈な草が生え放題、伸び放題で、足がひっかかって歩きにくくて、 踏み台なども草に埋もれて、何がどこにあるかわも分からなくなってましたから、 久しぶりに草刈りしました。 ゴーカートみたいな乗用草刈り機で走り回っただけなんですけど、 あまりにも固い草がたくさん生えて成長してたおかげで、 車体の震動もひどくて、スピードあげられなくて時間かかって、 草刈りが終わった後、草刈り機から降りても、しばらくは体がプルプルと震えてました。
ハウスの巨峰 ハウスの巨峰

 分園のトンネルハウスも、お盆過ぎに収穫を始めた頃に草刈りしたのが最後だったものですから、 こちらも、葉っぱが少なくて日の光の通りが良かったあたりは草が生え放題になってました。 本園のついでに、草刈りしました。 連休の前に草刈りできてれば、ぶどう狩りのお客さんも、歩きやすかったんですけどね。
トンネルハウスの巨峰 トンネルハウスの巨峰
 袋が全く下がってなかったり、チラホラ下がってるだけの木も多いんですけど、 防風林の近くとか、外周りには、まだ袋がたくさん残ってる木もあります。 でも、残ってるすべての房が販売できるわけじゃなくて、 色着かなくて軟くなってしまった実も多くて、 とってみないと分からないんですけど、残り少ないってことは間違いないです。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年9月29日)
 テラスの下のセキレイが、足場になりそうなテラスの鉄骨の近くのセキレイが、 果袋が破られて、食い荒らされてます。 朝から夕方遅くまでは、近くの売り場に僕等がいますから、カラスも近づくこともできないので、 早朝、僕らよりも早くやってきてるのです。 その辺には皮が見当たらないので、1粒づつ引き抜いて、 どっかに持ってって食べてるんでしょうね。
 太い枝の近くの房や、ビニールハウスの鉄骨近くの房が食べられることが多いんです。 クチバシで突っついて食べたような跡じゃあなくて、 引き抜いて持って行ったような跡なものですから、 タヌキが登って来て食べるんだろうと思っていたんですけど、 カラスが何かくわえて地面をトコトコ歩いていたり、枝にとまってたり、 そんな姿を目撃しますから、ぜーんぶカラスの仕業なんだと思います。
カラス カラス


ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年10月4日)
 10月になってからは、本園で営業してます。 箱詰め、地方発送は、セキレイとロザリオビアンコだけなんですけど、 家庭用袋入りにできるくらいの巨峰は残ってますから、 少しづつ採ってきて販売してます。 残り少ない巨峰ですけど、ここ数日の雨のおかげで、なんとなくシャンとしてきたような気もします。
 昨年までと同様に、特産館いずみにも、 セキレイとロザリオの家庭用詰め合わせパックを持って行ってます。 毎年、11月から持って行ってました出水市ツル観察センターの特産品売店は、 昨年までとは経営が変わるものですから、今年のぶどうの販売は無理だろうなあって思ってます。
特産館のセキレイ 特産館のセキレイ
 特産館いずみでは、納品される方々が増えたみたいで、 朝の納品する時間帯には、ご近所さんを見かけたり、昨年までは見なかった顔も多いですし、 白菜が出始める時期になってきてからは、野菜の陳列棚が2段になったり、 ホントに増えてきたんだなあって実感です。 それに、今年は、ホントにミカンが多いんだなあってのも感じます。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年10月11日)
 10月になってからは、本園で営業してます。 家庭用袋入りにできるくらいの巨峰は残っていたんですけど、ほぼ無くなりました。 畑の隅っこなどで発見したときには、少しづつ採ってきて、家庭用袋入りとして販売してます。 昨年までと同様に、特産館いずみにも、 セキレイとロザリオの家庭用詰め合わせパックを持って行ってます。 毎年、11月から持って行ってました出水市ツル観察センターの特産品売店は、 昨年までとは経営が変わるものですから、今年のぶどうの販売は無理だろうなあって思っていたんですけど、 出水市特産品協会さんが売店を運営されるることになったということで、 出品募集のファックスがきてましたから、今年も出品することになるかもしません。

 薩摩川内市の落葉果樹生産農家さん達が、農政普及課など関係機関の職員さん達と一緒に、 落葉果樹生産認定農業者先進地視察研修ってことで来られました。 認定農業者として頑張ってらっしゃる若手の農家さん達は、農業試験場などで専門的に勉強された方々ばかりで、 どう考えても、来られた方々の方が知識が多くて、こちらが先進地ってことはないんですけど、 福岡県の八女農業改良普及センターに視察に行かれた帰り道に、 遅い時期までセキレイが生らせてある現場を、ちょこっと見たい、ということで来られました。
研修会
 今まで来られた視察の方々は、代表者の方は、名刺などで名前を名乗られましたが、 他の方々は、いったいどういう方々が来られてるのか分からない状態でした。 情報交換、年賀状交換でもってわけではないんですけど、 これでは、僕等が、来られた方々の園を見せてもらおうったって、 どこの誰だったのか分からないんで、見せてもらうことができない状態でしたから、 今回は、名刺交換してください、せめて、名前などのリストを下さい、とお願いしてました。 残念ながら、名刺を交換して下さった方は一人もなくて、 住所など分からないものですから、見に行くのは難しいんですけど、 まあ、名前だけでも分かりましたから、ちょっと前進、良かったのかなあ、って思ってます。

 視察とは違うんですけど、米ノ津小学校の児童さん達が、 総合学習のための見学に来られるということで、連絡がありました。 違う日に、また連絡があったものですから、 「もう連絡きますよ〜。」って言いましたら、他の学年の先生でした。 今年は、4年生、5年生の2回となりました。 4、5人づつではあるんですけど、子供に慣れてない僕にとっては、けっこう大変なんです。 1時間の予定なんですけど、こんなに長い1時間は、なかなかないです。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年10月16日)
 10月になってからは、本園で営業してます。 昨年までと同様に、特産館いずみにも、 セキレイとロザリオの家庭用詰め合わせパックを持って行ってます。 毎年、11月から持って行ってます出水市ツル観察センターの特産品売店は、 出水市特産品協会さんが売店を運営されるることになって、 出品募集のファックスがきてましたから、今年も出品することにしました。 今年の出水市ツル観察センターの開所式は、10月31日(土曜日)の午前10時からのようです。 ツル供養、ミス鶴むすめ交代式、ツルへの餌まき、紅白餅なげ(景品)、などが予定されます。

 米ノ津小学校の児童さん達、4年生の5人が、総合学習の時間で見学に来られました。 大人数来られるよりも楽だったのかもしれませんけど、 もちょっと人数が多い方が、誰か喋りかけたり、質問してくれたり、 いろんなことに興味持ってくれたりして、もちょっと説明が楽そうな感じもします。 なんたって、まわりに子供がいないので、子供との会話に慣れてない僕にとっては、 上手いこと説明できなくて、会話が続かなくて、かなり大変な1時間半でした。 最初の書類では、1時間ってことだったんですけど、1時間半以上だったようです。 「この番組、大河ドラマを見たのは、一昨日くらいじゃなかったっけ...?。」 ってくらいに、1週間が短く感じてる今日この頃ですけど、 このときばかりは、3時間以上、永遠に終わらなそうに感じてました。
 写真は、ぶどうを見ながら、熱心に話し合いして、メモしてる、 ...という場面ではなくて、試食のセキレイとロザリオを食べて終わって、 その後、手伝いさん達のお茶の時間にも重なってしまって、 煎餅を分けてもらって食べて、ぶどうもお代わりして食べて、 その後、「そろそろ帰ろうかあ〜。」って話し合いをしてるとこです。
総合学習
 ちょこちょことぶどう買いに来られて、ついでにパンも持ってきて下さるパン屋さんも、 小学生の見学を受け入れてらっしゃるようで、 「みんなに白い服を着てもらって、マスクを付けてもらって、 工場の中で、生地をこねるとこから、焼きあがるとこまで見せてあげますよ。 で、見学の最後には、焼きたてのメロンパンを1個づつあげるんですけど、 150人くらいだから、準備が大変ですよ。」ってことでした。

 MBCテレビのズバッと!鹿児島(10:00〜10:25放送)では、 毎月第2月曜日に、出水の情報コーナーってのがありまして、 業務提携されてる鹿児島いずみテレビからの映像が放送されます。 10月19日(月曜日)の出水の情報コーナーでは、 特産館いずみが紹介されます。 取材現場は見てませんから、詳しい内容は分かりませんが、 館長さんの話では、ミカン、ドラゴンフルーツ、イチジクなどが紹介されるらしいです。 売り場全体の様子とか、元気の良い店員さん達とか、お店の雰囲気が見れると思います。 番組を見逃されたり、鹿児島県外にお住まいでMBCテレをご覧になれない方は、 放送終了後しばらくしてから(?)、 鹿児島いずみテレビで、出水の情報コーナーだけは見ることができます。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年10月25日)
 10月になってからは、本園で営業してます。 昨年までと同様に、特産館いずみにも、 セキレイとロザリオの家庭用詰め合わせパックを持って行ってます。 毎年、11月から持って行ってます出水市ツル観察センターの特産品売店は、 出水市特産品協会さんが売店を運営されるることになって、 出品募集のファックスがきてましたから、今年も出品することにしました。 今年の出水市ツル観察センターの開所式は、10月31日(土曜日)の午前10時からのようです。 ツル供養、ミス鶴むすめ交代式、ツルへの餌まき、紅白餅なげ(景品)、などが予定されます。

 夏に比べると、気持ち的にも時間的にも余裕があるもんですから、 戸棚に仕舞い込んでた一輪挿しを持ち出して、お客さんがぶどうを試食なさるとこに1個づつ置いて、 庭に咲いてる花などを挿してもらいました。 見慣れないモノがあると目につきやすいみたいで、 常連さんにも、「お、これはどうしたんですか...?。」って声かけられて、話の種になってます。
一輪挿し 一輪挿しと試食
 これは、東雲の里アジサイ園の宮上さんから、 「いつもインターネットで宣伝してもらってるお礼に」って、 毎年、お年玉の時期に頂いてたものです。 湯飲み茶碗のような、ぐい呑みのようなやつは、ビールを注ぐときの泡立ちが良いものですから、 ずーっと使ってるんですけど、 花瓶、一輪挿しは、忙しくバタバタしてるときは、ちょこっとひっかかったりして、落として割ってしまいそうで、 戸棚に仕舞い込んだまま、外に出せないでいたんです。 でも、宮上さんの奥さんから、「割れても構わないんですよ。普通に使ってやって下さい。」って言われたものですから、 ちょっとドキドキしながらも、試食されるとこの机の上に置いてあります。
 宮上さん御夫妻は、今年になって、 東雲の里アジサイ園(http://www.nippon-no-ajisai.net/)って、 自分達でホームページを持たれてます。 夏頃までは、「お忙しくて、なかなか更新されないのかな〜。」って思って見ていたんですけど、 どうやら、ちょこちょこと書かれてはいたみたいですけど、更新の操作が間違ってたみたいで、 サーバー上のホームページは更新されない状態のままだったみたいです。 紅葉時期を前に、更新操作にも慣れてこられたみたいで、 少しづつ更新されてますので、季節ごとの景色など、ご覧ください。

 先週に続いて今週も、米ノ津小学校の児童さん達、5年生の4人が、 総合学習の時間で見学に来ました。 女の子ばかり4人で、質問して、僕の答えを熱心にメモしてました。 1時間15分の予定でしたから、さて、どうしようかな、でしたけど、 質問が終わった後は、とりあえず、ぶどうでも食べてもらって、 その後は、ぶどうの写真を撮ったりしてました。 僕よりも、手伝いさん達の方が、同じ年くらいの子供がいたりして、 慣れてるものですから、その後は、お願いしました。
総合学習
 男の子達だと、乗用草刈機とか、スピードスプレイヤー(農薬液肥の葉面散布用の車)に興味がいって、 写真撮ったり、乗ってみても良いですか...?、ってなるんですけど、 女の子達ばかりだと、まったく興味がわかないみたいで、 ネコを追いかけたり、ぶどう園の中を歩き回ったり、 手伝いさん達と記念撮影したり、だったようです。

 ビニールハウスの巨峰は、黄色くなった葉っぱや、枯れ落ちた葉っぱが目立ってきました。 もちょっと葉っぱが落ちると、肥料をまいたり、剪定したり、できそうです。 今すぐにでも大丈夫なのかもしれませんけど、 なんとなく、なんとなく、葉っぱがあるうちは始められないような気がしてます。
枯れて落ち始めた巨峰の葉っぱ 枯れて落ち始めた巨峰の葉っぱ
 ビニールハウスへの出入り口などは、人が通ることが多くて、踏み固められて草が生えてないものですから、 坂になってるとことは特に、梅雨の大雨のときに土が流れてしまうことが多くて、 ぶどう棚の柱の土台の石が見えてしまってたり、 ぶどうの根っこが見えてしまってたり、 歩いたり草刈りしたりってときに危ない場所があったものですから、 ダンプカーで土を持ってきてもらって、一輪車で畑の奥まで運んで、 どうにか見た目だけでも平坦になりました。 でも、周りに比べると踏み固められてない状態なので、 乗用草刈機で通ったり、人が歩いて踏み固めたりすると、 また凹んでしまいそうです。 他にも、ビニールハウスの端っこには、土が流れてしまっり、踏み固められたりして、 凹んでるとこがありますから、 体力が回復したら、もちょっと土を買って、運ばないといけません。 それに、新しい土には早く草が生えてくれないと、大雨が降れば、また土が流れてしまいそうです。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年10月26日)
 水俣市の湯の児温泉・山海館さんに、 お食事会のデザート用のセキレイを配達するついでに、 温泉街の駐車場まで下りてって、ちょこっとだけ海を見てきました。 「宅急便で送ってください。」って注文でしたから、配達する必要はなかったわけで、 海、気分転換が主目的で、配達が「ついで」だったかもしれません。 山海館ブログで見てた景色ですけど、 護岸工事が進んで、イベント広場みたいな、お祭りでもできそうな、広いスペースになってきてて、 右の写真の奥の方では、まだ工事をしてるような音が聞こえてました。
 山海館ブログは、 以前から見せてもらってるのですが、 容量の制限を考え無しに写真を載せてあって、湯の児辺りの綺麗な写真がいっぱいです。 以前は、頻繁に更新されていたのですが、最近は、ちょこっと更新が少ないかな...。 頑張って続けてほしいです。
水俣市湯の児温泉 水俣市湯の児温泉


ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年11月12日)
 収穫中のセキレイと、トンネルハウスのロザリオの葉っぱは、 雨が当たるところは、落ちてしまったり、枯れかけたり、ってのも多いですけど、 雨が当たらないところは、まだまだ緑色してます。
 収穫が終わった巨峰の葉っぱは、少しは残ってますけど、ほとんど落ちてしまいましたから、 肥料をまいたり、剪定したり、枝を集めたり、冬の仕事が始まりました。
本園テラスのセキレイ 葉っぱ落ち始めの巨峰


ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年11月24日)
 残り少なくなってたトンネルハウスのロザリオでしたけど、 毎日採ってくるのは、今朝でお仕舞いにしました。 まだちょこっと残ってますけど、週末に発送の予約を受けたものが少しありますから、 味の変化などの状態を見ながらですけど、それまでは採らずにおこうと思います。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年12月8日)
 左側は、本園のテラスの下のセキレイで、右側は、トンネルハウスのセキレイです。 12月のカレンダーになったばかりのように思ってましたが、 いつの間にか12月8日になり、さすがにセキレイの葉っぱも紅葉してきました。 天気の良いときは、セキレイの実も透けるような色をしてて、綺麗ではあるんですけど、 葉っぱには、もちょっと緑色に頑張っててほしい、そんな気持ちです。
本園テラスのセキレイ トンネルハウスのセキレイ

 収穫が終わった巨峰の葉っぱは、ほとんど落ちてしまいましたから、 肥料をまいたり、剪定したり、枝を集めたり、冬の仕事を続けてます。 それと、天気の良い暖かい日には、ビニールハウスの鉄骨に錆び止め塗料を塗ってます。

本園テラスのセキレイ


ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年12月15日)
 今日は、ちょっと離れた地元の小学校に、学校給食用のセキレイを納品してきました。 巨峰の給食のときと同様に、粒々に切り離して持って行きました。 夏の巨峰のときは、一人あたり3粒の注文でしたけど、 今日の注文は、3粒にしては多いし、4粒かな...?、くらいの粒数でした。 クリスマスも近いですし、少し多めにオマケをつけましたから、 1粒づつくらいは多めに食べれたんじゃないかな〜って思います。
給食のセキレイ 給食のセキレイ

 セキレイの給食の問い合わせがあって、注文を受けたのは、まだ11月中旬くらいでした。 11月にも、ちょっと離れた地元の中学校から、セキレイの注文を受けて、粒々にして納品しましたし、 ここ数年は、12月末まで、1月初めくらいまで、セキレイを残せるようになりましたから、 「12月15日くらいなら、給食も大丈夫だろう。」とは思っていたんですけど、 寒波もなくて、パッチリした状態の粒々を、予定通りに納品できてホッとしました。 特産館いずみ出水市ツル観察センターの特産品売店などで、 食べたことのある子達もいたかもしれませんけど、 この時期のセキレイを食べたことのない子達も多かったと思いますから、 どんな感想だったかな〜って、気にはなります。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2009年12月19日)
 夏にぶどう狩りに来られた保育園の園児さん達に、 12月になった頃に、ちょっと早めのクリスマスプレゼントってことで、 セキレイを持って行ったものですから、その御礼状というか、ぶどうの絵が届きました。 園長先生が持って来て下さいました。 今年の思い出として写真見ながら最近書かれたものなのか、 夏に書かれて保育園内に飾ってあったものなのか、 聞きそびれてしまいましたが、ありがとうございます。 今は、売場に飾ってあります。 収穫が終わりましたら、できれば来年の夏にも飾れるように、 しっかりと仕舞い込みたいと思います。
保育園児さん達の絵


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