NLX 【エヌエルエックス】

(ハード/マザーボード)

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インテルが1996年に発表した、ライザーカードを使用したマザーボード規格。
メーカー製の薄型パソコンや小型パソコンなどには、拡張スロットをメインボードから切り離し、ライザーカードに取り付けて立体的に配置することによって、実装密度を上げる方法が用いられる。
ライザーカードスタイルのマザーボードには、LPXという規格があったが、ライザーカード自体の仕様や配置が標準化されていなかったため、同じLPXでも互換性の無いことが多かった。
NLXでは、マザーボードの形状やコネクタの配置、ライザーカードの物理的電気的仕様などが細かく規定され、互換性のあるマザーボードやケースが供給できるようになっている。
基板サイズは8〜10インチ×9〜13.6インチ(203.2〜220.5mm×254〜354.44mm)
ライザーカード用のコネクタをメインボード上に実装するスタイルでは無く、マザーボードの向かって右端の340ピン(170×2列)のカードエッジコネクタを使って、L字型にライザーカードを接続する。拡張スロットの数は2〜3本


Create by 2000/4/6