2011年ぶどう園日記・現在状況報告編

ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年1月18日)
 本園ロザリオのビニールハウスに、ビニールをはりました。 何年間かはりっぱなしにできるように、ビニールの厚さを0.13mmにしてみました。 寒さにあわせるために、谷喚起は開けっ放しにして、 サイドビニールは巻き上げたままにしてあります。


東出水小学校の交流給食  (最終更新日:2011年1月21日)
 今日は、東出水小学校の交流給食にお呼ばれしてましたから、行ってきました。 他の学校行事との調整が大変らしくて、 招待状が届いたのは、先週だったか、とにかく急なことでしたが、 西出水小学校とも別の日でしたし、ビニールはりの頃じゃなくて良かったです。

 控室は、昨年と同じ校長室でした。 昨年は、校長室ってだけで緊張感でしたけど、 今年は、校長室に入るのも2度目でしたし、校長先生も変わりなくて、 ソファーじゃなくて会議机の方に座れましたし、ちょっと慣れた感じで話などしてました。 最初は慣れた感じだったんですけど、 栄養教諭さんの説明をきいてるうちに、「緊張されるかもしれませんが。」と言われてるうちに、 だんだんと緊張感がただよってきました。

 ご飯給食が、今でも週に3日はあるらしいんですけど、 先々は、週に4日にしようとか、 パンも、お米を使ったパンにしていこうとか、考えてらっしゃるようです。 とにかくまあ、よく食べてくれるみたいで、 今日も、残飯ってのがほとんどなくて、 みそ煮が、骨ごと煮込んであったので、その骨が残飯として残ってるくらいで、 他には全く無いような様子でした。 残飯は、回収する業者がいらして、動物の餌になるらしいんですけど、 なんでしょう、家畜かな、ペットかな、きかなかったんですけど、 あまりに残飯が少なくて、 なんというか、回収業者さんが採算に合わないというか、 回収に来る甲斐がないというか、まあ、そんな状態らしいです。

 今日の献立は、「さつま芋ごはん、豚骨のみそ煮、 つぼ漬けと野菜のあっさり和え、牛乳」でした。
 さつま芋ごはんは、鹿児島県産の高系14号って芋と、 黒ゴマと炊いてあります。
 黒豚のみそ煮は、鹿児島県産の骨付き豚肉をぶつ切りにして、 大根、ニンジン、厚揚げ、コンニャクなどを大鍋に入れて、 味噌や芋焼酎でコトコト煮込んだ郷土料理、らしいですが、 芋焼酎は、分からなかったです。
 あっさり和えは、鹿児島県産の干し大根をつかったつぼ漬けを、 野菜と一緒に甘酢であえてあるらしいんですけど、 衛生管理のために、すべてに一度火を通してから冷ましてあるってことでした。
給食
 寒い日が続いてましたけど、教室の中は、人数多いからですかねえ、そんなに寒くなかったです。 この寒い日に、配膳から僕を呼びに来るまでの時間がかかって、どうかなあって思っていたんですけど、 ご飯も、みそ煮も、思ってたよりは温かかったです。 煮込みって、いろんな野菜も入ってますし、栄養バランスを整えやすいんですね。 隣の子達は、一生懸命に話かけようと考え考えしながら食べてる様子でした。

 校長先生、栄養教諭さんの説明の通りで、食べるのが早い子、遅い子がいて、 僕の傍の子達は、僕に話しかけながらってこともあるんですけど、 ゆっくりと食べてるときに、 ずいぶん食べるのが早い子達は、片付け終わって、歯磨きをしてました。 見ると、担任の先生も普通に歯磨きなさってて、 ちゃんと習慣になってんだなあって思いながら食べてるうちに、 担任の先生は、手鏡を出されてるのが見えて、 男の先生で、お化粧でもないだろうに、何やってらっしゃるのかなあって思ったら、 右手には歯ブラシが握られてて、手鏡見ながら歯磨きの最中でした。 歯医者さんでの歯磨き指導のときには、確かに、手鏡持たされて、 歯を1本1本見ながら磨くように言われるんですけど、 家に帰ると、なかなかやらないのですが、 先生は、ちゃんとなさってますねえ。
 今日のクラスは、「4のい」、4年い組でした。 4年生は、40人の1クラスだけなのです。 6学年のうちの半分の3学年が、40人くらいの1クラスで、 他の3学年は、25人くらいの2クラスらしくて、 ずいぶん子供が少なくなってきてます、って校長先生が言われてました。
 子供達にきいたら、ほとんどの授業は、この教室で40人でうけて、 算数と、もう一教科は何だったか、 となりの部屋が「学習室」って名前の空き教室になってるもんですから、 そこと、今の教室と、20人づつの2クラスに分かれて、 先生も一人加わって、授業を受けるらしいです。

 今日の教室は、2階だったんですけど、階段が、久しぶりでした。 2階には、隣の校舎との渡り廊下があって、懐かしかったですねえ。 でも、あんだけ使ってる教室が少なくて、 となりの校舎には、何があるんだろうか、って気がしました。 音楽室とか、理科室とか、ですかねえ。

 給食を食べ終わった後、食器やらの後片付けを教えてもらいました。 食べ残しが少ないってことでしたけど、ホントに少なくて、 黒豚のみそ煮が、骨付き豚肉を使ってあったので、 残飯入れの鍋には、底の方に、その骨が少し入ってる程度でした。 その骨も少なく感じるくらいでした。 その後、バケツの水で牛乳パックを洗って、分解しました。 自分の家では、力づくで破って分解したりすることもあったんですけど、 接着部分を剥がすようにして分解するように教えてくれました。

 食べるときには、向かい合わせになるように机を移動させてグループを作って、 そのお誕生日席に座らせてもらっていたんですけど、 一生懸命に質問したり、話しかけたりしてくれたのは、隣の子達だけだったんで、 食べ終わって、「ごちそうさま」をしてから、 担任の先生から、「他の子達にも、ちょっとお話をして下さい。」ってことだったんで、 収穫時期以外の仕事、今も仕事してますよとか、 地元の米ノ津小学校児童さん達が、総合学習の時間に見学に来ること、 それに、大人になると、ゆっくりと昼食を食べることができないことも多くなるので、 今のうちは、ゆっくり時間かけて噛んで食べるようにして下さいって、 まとまりがあったかなかったか、とにかく話しをしました。

 控室の校長室に帰る頃には、他の業者さんも帰ってらしてて、 アンケート用紙に感想などを書いて、また暫し校長先生と話をしてました。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年1月23日)
 連日、たっぷりと水を撒いた後、本園ロザリオの地面に、ビニールマルチを敷きつめました。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年1月25日)
 本園ロザリオハウスの内側に、二重のビニールを広げ、 そのまま、サイドビニールを下して、谷喚起装置も閉めて、 気温変化による自動運転にしました。


西出水小学校の交流給食  (最終更新日:2011年1月25日)
 今日は、西出水小学校の招待給食にお呼ばれしてましたから、行ってきました。 今年で4回目です。 1月24日が学校給食記念日で、その日をはさんだ週あたりを学校給食週間とされてて、 今年の西出水小学校では、1月を学校給食月間として、 鹿児島で採れたものを丸ごと使った学校給食が実施されてます。

 今日は、朝からロザリオの二重ハウスのビニールを広げてたもんですから、 かなり汗かいてしまっていたので、着替えてからでかけたんですけど、 閉め切ったロザリオのビニールハウスの中と外では、温度が全然違ってまして、 やっぱり寒かったです。 でも、元気な子供達の中に入っていくので、 綿の入った防寒着で着膨れ状態ってわけにはいかなくて、 精一杯薄着っぽくして行きました。
 集合場所の家庭科室に行ったら、他の業者さん達もいらしてて、 膝をつき合わせるようにしてストーブを囲んで、 年初めの大雪のときに配達が大変だった話など、談笑されてました。 ホント、寒い日が続いていたのです。 業者さん達は、4年前の第一回目のときと比べると、 招待給食にも、だんだんと慣れてきてらっしゃるのかなあって雰囲気でした。 校長先生、栄養士さんの話を聞いてから、1食分の給食費として、235円支払って、 ちょっとだけシーンとした雰囲気の中で、児童さん達が迎えに来るのを待ってました。

 家庭科室の出入り口から給食室が見えてるんですけど、 給食室の取り出し口に児童さん達が集まって、給食を運び出してました。 見ると、大きな鍋や食器の横に、 丸のままのミカンが入った透明袋が置いてあります。 女の子の名前のような、似たような名前のミカンが何種類かあって、 僕には見た目で区別がつかないもんですから、何かなあって思って献立表を見たら、 今日のミカンは、「はやか」でした。 1月は、ミカン、はやか、デコポン、品種は違いますけど、1週間に2回、みかんの日があるようです。
給食 給食
 前回までは、待ってる間は、緊張感いっぱいで、あちこち見る余裕がなくて気がつかなかったんですけど、 今日は、給食を受け取りにきた子供達の大きな声が聞こえてきました。 給食着を着た給食当番の5人、6人が、牛乳が入れてある大きな冷蔵庫の前に並んで、 「こんにちは。いつも美味しい給食をありがとうございます。」のようなことを、 もちょっと長い挨拶だったんですけど、メモとれなくて憶えてないですけど、 皆で声を合わせて言ってから、牛乳を受け取って、 こちら側の棚から他の給食を受け取ってました。 先生も給食着を着て、一緒にいらしてます。 なんだか、僕が小学校の頃の給食着は、白い割烹着って感じのものでしたが、 それと比べると、ピンクがかったり、ブルーがかったり、綺麗な色してて、可愛い感じです。

 さて、子供達が呼びに来てくれました。 業者さん達は、僕よりも年上の方々が多いもんですからね、 家庭科室の入口で、子供達が、 「4年3組です。ミカン園の東さん、お願いします。」のように呼んでくれるんですけど、 声が高いからか、声が小さいからか、なかなか聞きとれないみたいで、 どなたか代表して近くに寄って行って、名前を聞き直したりしてるんですけど、 どなたが呼ばれたのか、なかなか分からないようで、大変でした。
 僕が呼ばれて行ったのは、4年1組で、 教室に着いたら、クラス担任以外の先生も、一人いらしてました。 子供達は、あれれ、みんなマスクしてるような...?。 先生も...?。 ワイワイと元気そうで、みんな風邪ってわけではなさそうですけど、 予防のためにマスクしてる子が多いみたいです。 日直さん二人が教壇のとこに行って、 まずは、「では、マスクを外して下さい。」って声をかけて、 みんな、マスクを外して、マスク入れみたいなのに入れて、 それから、「感謝して、いただきます。」って声をそろえて挨拶してから食べ始めました。

 今日の献立は、「赤飯、さつま汁、きびなごのナッツがらめ、はやか、牛乳」でした。 招待給食は、4回連続でご飯です。 欠席の子がいたのか、牛乳とミカンが2、3個、余ってたみたいで、 食べ始めたと同時に、先生が声をかけて、教壇のとこでジャンケン大会でした。 僕の右側の子は、ミカンをゲットしてきまして、「4連勝」とか言ってましたが、 左側の子は、残念だったみたいです。
給食 給食
 給食は、相変わらず美味しくて、よ〜く噛んで、ゆっくり食べることができました。 って、食べてしまった今は言えますけど、ホントは、昨年のデコポンに引き続き、赤飯が苦手で、 ほとんど食べたことないんです。 粒々小豆が入ったゼンザイと海苔を巻いた餅以外は、 餅、餅米使ってあるものが全般的に苦手なのです。 まあ、そうも言えませんから、ゴマ塩かけて、ゆっくり噛みしめて食べたんですけど、 餅っぽくなくて、プチプチしてて美味しかったですよ。 給食になると、食べれるもんですねえ。
 「きびなごのナッツがらめ」は、キビナゴが丸ごと使ってあって、 親戚の子が、煮つけたキビナゴだったんですけど、 あの小さなキビナゴの頭を取り外して、内臓や骨を取り外して、 実の部分だけを食べるのを見たことあったんで、 ここの子供達にはどうなのかなあって思っていたんですけど、 みんな、頭から丸ごと食べてました。

 種が多くて、食べてる間中、ずーっと種を出し続けないといけない気がして、 ポンカンが苦手なんですけど、 今日の「はやか」って、ポンカンの系統だったような気がするんですよね、 案の定、種が多かったです。 種が1個だけ入ってるんだったら、まだなんとかなるんですけど、 いくつもいくつも出てきたり、いったい何個の種が入ってんだって思いながら食べてました。 「ぶどは、種からホルモンが出て甘くなるので、種ありの方が美味しい!。」と言い続けて、 種ありのぶどうばかりを生産してるわりには、ミカンの種ありは苦手なのです。 勝手な話だとは思うんですけど、でもやっぱり、何個もある種を出すのが面倒で、 普通のミカンみたいに種が無ければ良いのになあって思ってしまいます。 部屋の中で食べるときは、ちょっと上品に種を出さなきゃって思って気をつかいますが、 畑で食べるときには、「ぷっぷっ」って、そこらに種を飛ばしながら食べすから、 種のあるミカンも食べやすかったりします。
 そう思いながらも、種を出しながら、一生懸命に食べていたのですが、 隣の子は、「種出すの...?。」ってきいてきました。 種を飲み込んでしまのか、噛んで食べるのか聞きそびれましたが、 種を出さないらしいです。 そう言えば、小さい頃、スイカを食べるときに、 僕は、チマチマと指や箸でつっついて種を取り除いてから食べてましたけど、 種ごとバクバク食べる友達っていました。 あの感覚からすると、ミカンを種ごと食べる子がいても不思議じゃあないですね。
 そっから、ぶどうの種はどうする...?って話になって、 「ぶどうも、皮ごと食べることはあっても、種は出すよ。」のようなことを言ったら、 皮ごと食べることは不思議そうにしてました。 僕にとっては、ミカンを種ごと食べる方が不思議です。 噛めば苦そうですし、 丸ごと飲み込むと、尖った部分が胃とか腸とか刺さって穴が空いて、 って想像が膨らんでしまいます。

 こんな感じで、隣に座ってる子達が、ぶどう園のことなどを一生懸命に話しかけて、 僕の話を聞いてくれてました。 女の子達は、お互いの髪型の話、 「どうやったの...?、スプレー使ってるの...?。」のような話をしたり、 男の子達も一緒になって、「嵐のメンバー、誰がいい...?。」、 「大野君がいい。」、「櫻井君がいい。」、「マツジュンは、ちょっとねえ。」、 賑やかに、そんな話をしながら食べてました。 給食時間の校内放送もあったと思うんですけど、ほとんど聞こえてなかったです。

 6人の班の子達と一緒に食べたのですが、他の班の子達にも何か話をってことで、 食べ終わってから、自己紹介のようなことで良いから、 ちょこっと話をして下さいってことだったので、 夏の収穫時期だけじゃなくて、冬の間も頑張って働いてますってことや、 米ノ津小学校の子達が見学に来たりしますよってことなど、 慣れずにまとまりの無い話でしたが、頑張って話してみました。

 参考資料として、1月の献立表を下さったんですけど、 次の日の献立も、なんだか気になりました。 「パン、タイピーエン(太平燕)、竹輪のいそべ揚げ、栗きんとん、牛乳」です。 タイピーエンって、どんなんだ...?、って感じです。 想像としては、燕の巣とか入った中華料理を思いうかべたんですけど、 検索すると、日本風にアレンジされて、 春雨スープにエビ、イカ、豚肉、白菜、タケノコ、キクラゲなどの五目炒めを合わせ、 揚げ玉子を添えたもの、熊本県の郷土料理でもあるらしくて、 似たようなのは食べてるかもしれませんが、 本格的なものは、食べたことはないように思います。 その次の日の献立は、「肉まん、皿うどん、チキン南蛮、牛乳」です。

 最初の集合場所の家庭科室に戻って、感想、アンケートを書いてると、 給食室の方から、また子供達の声が聞こえてきました。 「ごちそうさま。ありがとうございます。」のようなことを言ってから、 食器類を返却してるとこでした。
給食


ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年1月30日)
 昨年末の早い時期にセキレイの収獲が終わってしまったものですから、 ここ数年の年末年始よりも少しだけゆっくりできた、気持ちだけはゆっくりできた年末年始でした。 でも、大雪の影響が残ってまして、どこにも行けなくて、 ビニールをはりっぱなしにしてたロザリオや、テラスの下は仕事できるものですからね、 元旦から畑に出てました。 近所のトマト農家さんも、元旦の午後にはビニールハウスの中に入って行かれるのが見えてましたし、 農家の正月って、こんなもんです。 その後も、剪定、ビニールはりの準備など、相変わらず毎日忙しくしてます。
巨峰のビニールはり前

 本園のロザリオのハウスと、分園のセキレイとロザリオのトンネルハウスは、 4年間、はりっぱなしにしてたものですから、 巻き取りパイプが錆びてるだろうなあって想像はしていたんですけど、 実際、ビニールを外して見たら、錆びて折れる寸前の部分もあって、 でも、部分的に取り替えるのは難しいものですから、持ち運べるサイズに切って、全部を取り外して、 新しい鉄筋パイプに取り替えました。
 ロザリオは、新芽が出るのがゆっくりしてるものですから、 いつも巨峰よりも早くビニールハウスを閉め切って、温度が上がるようにするんですけど、 今年は、ビニールをはりかえるんでどうしようかと思ってましたが、 風の無い日に、ちょっと頑張って新しいビニールをはって、二重ハウスも準備して、閉め切りました。 閉め切りましたけど、とにかく寒いもんですから、なかなかビニールハウスの中の温度も上がらないです。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年2月3日)
 本園ビニールハウスに、ビニールを広げました。 翌日には、網を広げて、取り付け、 紐の締め直しやら、谷開閉装置の修理、調整やらで、2月9日までかかってます。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年2月21日)
 連日、たっぷりと水を撒いた後、 本園ビニールハウスの巨峰の地面に、ビニールマルチを敷きつめました。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年3月7日)
 家の裏のビニールハウスの中で、巨峰の新芽を発見しました。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年3月10日)
 ビニールハウスの中で、ロザリオの新芽を発見しました。 最初の新芽を発見したのは早かったんですけど、 その後は、チンタラチンタラしてて、なかなか出揃うことはなかったのです。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年3月12日)
 震災の翌日で、予定通りにやろうか、延期しようかと迷いましたが、 分園トンネルハウスに、ビニールを広げました。 ロザリオとセキレイに網を広げたり、紐を締めなおしたり、 谷喚起装置の調整に、22日までかかってます。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年4月2日)
巨峰の新芽の伸び


ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年4月8日)
 本園巨峰の花芽摘みを始めました。 手伝いさん揃っての仕事始めです。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年4月12日)
 本園ビニールハウスの巨峰に、花が咲いてました。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年4月19日)
 本園ビニールハウスの巨峰の花房切りを始めました。 最初に花が咲いてる房から切り始めて、2回目、3回目と、約11日間、やってました。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年4月25日)
巨峰の実どまり


ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年5月6日)
 シルバー人材センターから4人、手伝いに来てもらって、 本園ビニールハウスの巨峰部分のビニールマルチをはぎました。 肥料をまいて、水撒き始めました。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年5月1日)
巨峰の実どまり 巨峰の実どまり

 徐々に日差しが強くなって気温が上がるのであれば、少々の高温にも耐えられたりするんですけど、 慣れる間もないような急激な温度変化には、なかなかついていけなかったみたいで、 ビニールハウスの中で熱がこもりやすい辺りでは、葉っぱが焦げかけてしまいました。 一部分でしたし、良い実が生らなかった枝は、切り落としてしまいました。
巨峰の実どまり


ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年5月9日)
 本園ビニールハウスのロザリオ部分の二重ハウスを取り除きました。 ビニールマルチもはいで、肥料をまいて、水撒き始めました。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年5月10日)
 分園トンネルハウスの巨峰の花房切りを始めました。 最初に花が咲いてる房から切り始めて、約8日間、やってました。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年5月28日)
 本園ビニールハウスの巨峰の粒間引きを始めました。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年6月2日)
 なかなか色付かない、昨年よりも色付きが遅れてると思いながら、 前の日に、他のぶどう園さんに見学に行って、 暖房したハウスの巨峰が色付き始めたのを見て帰ってきたら、 我が家の巨峰も色付き始めてました。
巨峰の色付き始め 巨峰の色付き始め


ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年6月10日)
 本園ビニールハウスの巨峰の袋かけ始めました。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年6月15日)
 分園のトンネルハウスの巨峰の粒間引きを始めました。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年6月21日)
 分園トンネルハウスの巨峰の袋かけ始めました。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年6月28日)
 30日までかかって、本園と分園の巨峰部分のビニールをはぎました。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年7月18日)
 ずーっと畑の中で過ごしてるうちに、巨峰の収穫時期が近付いてきて、 お客さんが訪ねてこれらるようになってしまいました。 畑仕事が忙しくて、あまりパソコンを使えなかったんですけど、 そのわりには、5月にパソコンが壊れてしまいまして、 新しいパソコンに馴染む時間をとれないままで、 ホームページも、ずいぶんと更新できずにいました。 ま、ここ数年の4月、5月は、ホームページを更新できないのが普通になってしまってますが、 今年は、更新できない間隔が余計に長かったです。

 今年は、ビニールはりの時期は例年通りだったんですけど、 昼間は暖かくなっても、朝晩の冷え込みがずーっと続いてしまって、 新芽が出てくるのが、10日間ほど遅れてしまいました。 その後、花が咲き始める時期も、色付き始める時期も、1週間遅れくらいでした。 収穫時期は、どのくらい遅くなるかしらって思っていたんですけど、 例年よりも早めに梅雨明けが報じられましたから、 昨年よりも1週間程早くビニールをはいで日差しが当たるようになり、 少しは遅れを取り戻せたんじゃないかと思います。
巨峰の収穫前 巨峰の収穫前
 左側の写真の奥の方は、真横から見てるので、袋と袋が重なって、たくさんあるように見えるんですけど、 手前の方を見てもらえれば分かりますように、 昨年と比べると、房数が少ないのです。 残す房数を数えながら摘果するのではなくて、 枝の様子や、粒の太り具合を見ながら、房を切り落としますから、 粒間引きする前は、一房あたりの粒数が、昨年よりも多かったので、粒が大きくならないように見えて、 たくさんの房を切り落としたみたいで、 粒間引きしてから袋をかけてみたら、袋数が、いつもより少なかったのです。
 梅雨明けの後、照りつけたり、雨が降ったりで、木も元気になってきて、 粒も、どうにかこうにか大きくなってきてますからますから、 なんとか昨年と同じくらいの量になるんじゃないかと期待してます。

 右側の写真だけ見ると、綺麗に色付いてきてます、のような感じですけど、 これは、勢いのある太い枝に生った房で、 色付きが良さそうだなあって思って見続けてきた房なのです。 最初に見たのは、ビニールをはごうかって頃で、房全体が緑色にしてましたけど、 すでに粒は大きくなってきてましたし、 太い枝は茶褐色になってきてて、周りの他の房よりも色着きが早く進んでます。 お盆ごろまでは、本園の巨峰の収穫が続きますから、 今から全部の房がこんなに色着いてると、お盆までにはボロボロと落ちてしまいそうで、 色付いた房ばかりでも困るんですけど、 まったく色付いてない緑色したのがあると、これも不安になります。

 スーパーにぶどうが並ぶようになった頃から、問い合わせの電話が増えてきました。 そして、7月16日(土曜日)からの連休には、お客さんが買いに来られましたが、 脇芽摘んだり、枝を誘引したり、肥料撒いたり、まだまだ畑仕事の真っ最中でした。 それに、売り場の片付けも終わってなくて、 何よりも、今の時期に採れるくらいに色着いたものがなかったのです。 「7月末にもなれば、このくらいの色付きでも十分美味しい。」というような房はありますし、 今の時期は、酸味が強いのはしょうがないことなんですけど、 でもやっぱり、もちょっと色付いてから収穫したいなあと思えてしまいます。 で、「例年通りなら7月20日頃から収穫を始めるんですけど、 今年は数日遅れるかもしれませんね。」と説明するしかありませんでした。

 脇芽摘んだりしてるときに、袋の下から覗いてる感じでは、 台風が被害なく過ぎ去って、また晴れてくれれば、7月20日頃から少しづつ採り始めようと思ってます。 毎年のことですけど、採り始めの頃は、少し酸味が強い味だと思いますが、 今年も、畑の中でやるだけのことは頑張ってやってきてますし、 少しづつ採り始めることによって、木の負担が少しづつ減ってきて、 何かスイッチが入るような感じで、日に日に味が変わっていくと思います。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年7月23日)
 7月20日から巨峰の収穫を始めました。 電話の問い合わせには、「いつもは7月の20日ころからなんですけど、 今年は、ちょっと遅れるかもしれません。」と答えていたんですけど、 7月20日を過ぎると、電話問い合わせせずに、 そのまま来られる方も増えてくるだろうってことで、 少しづつ採り始めました。
 地方発送は、注文だけ受けて、 実際に採って詰めて発送するのは、もちょっと後になるだろう、くらいに思ってましたが、 試食されたお客さん達の反応は良いみたいで、 「相手が待ってるから」って、すぐに送るように希望される方が多くて、 地方発送も始めました。 電話注文、ファックス注文の方々の分も、 そろそろ送っても良いのかなあって思ってます。
巨峰の収穫前 巨峰の収穫前
 収穫、販売の仕事は久しぶりですから、 新聞折込チラシは、もちょっと収穫に慣れてから、7月27日に入れる予定です。 「ロザリオビアンコはいつから...?。」って問い合わせも多いのですが、 いつも8月10日前後からですから、 それまでには、なんとか美味しくなってほしいです。

 本園では、巨峰の収穫が始まりましたが、 分園のトンネルハウスでは、カズラを切ったり、脇芽摘んだり、 枝を垂らしたり、たくさんの畑仕事が残ってます。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年8月20日)
 収穫が始まってからは、発送伝票書きや、空箱作りなど、発送準備のために、 それに、体力温存のために、ホームページは更新できませんでしたが、 8月10日から、ロザリオの収穫を始めてます。 それに、分園は、 8月19日からの開園予定でしたけど、 デイサービス施設からの予約が入ったものですから、 8月17日から、涼しい休憩所がある分園での営業に移りました。

 毎年、8月14日の午前中までが忙しさのピークで、 その後は、ゆっくりになるんですけど、 今年も同じようにゆっくりになりました。 おまけに、14日からは雨が降ったり止んだりの天気が続いてまして、 ぶどう狩りに来られたお客さんさんが、ぶどう狩りできなかったり、 来られなかったり、16日までは、「いつもよりお客さん少ないなあ。」でした。 お盆休みの日付の関係なのか、 その後、17日、18日、19日は、初盆のお返し需要もあったり、 お盆過ぎにしては、ちょっと人が多かったです。
分園のトンネル巨峰


ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年9月2日)
 分園で営業中です。 今年は、本園の巨峰の房数が少なかったのと、色付き悪い木があったために、 分園の巨峰を、お盆頃から採ってましたし、 分園の巨峰も房数が少なかったものですから、 いつもの今の時期と比べると、巨峰の残りが少なく見えます。 お盆頃からの雨続きの日々から回復して、晴れた日が続いてますから、 9月の19日の敬老の日、そのあたりまでは、箱詰めできる巨峰が残ってくれればなあって思ってます。 家庭用袋入りの巨峰は、もっと遅くまで、9月末まではあってほしいなあって思ってます。
 ロザリオビアンコは、お盆前から収穫を始めたビニールハウスは終わりに近づいてますが、 少しづつ時期をづらして作ってありますし、 これから後は、房型の大きいものも多いですから、 台風の影響などなければ、何事もなければ、11月くらいまではあると思います。
分園のトンネル巨峰 分園のトンネル巨峰
 左側の写真は、8月18日のトンネルハウスの巨峰で、右側が9月2日です。 かなり減ってるんですけど、この角度で撮ると、写真で見ると、 あんまり減ってないようにも見えます。 でも、実際見ると、やっぱり減ってます。

分園テラスのセキレイ 分園テラスのセキレイ

 8月は、平日でも、まあまあのお客さんありましたが、 9月に入ると、さすがに暇な時間、ゆっくりした時間もありますが、 デイサービス施設を利用されてる方々が来られてるときは、忙しいのです。 ぶどうを食べて買うだけじゃなくて、 お弁当食べたり、施設の方々が踊りを披露されたり、 利用者の方々も、踊り、歌を披露されたり、ってこともあって、にぎやかです。
分園テラスのセキレイ 分園テラスのセキレイ
分園テラスのセキレイ 分園テラスのセキレイ

 本園と分園を行き来する以外は、小学校、中学校の給食の配達に行ったくらいで、 ぶどう園の敷地から出ることが、ほとんどないものですから、 ローカルニュースが更新できないでいます。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年9月11日)
 分園の巨峰も残り少なくなってきてますけど、 9月16日(金曜日)までは、施設からの予約も残ってますし、 今しばらくは、涼しい休憩所のある 分園で営業中です。

 残り少なく見えてた巨峰は、ほんとに残り少なくなりました。 箱詰めできそうな感じではないので、家庭用袋入りだけ販売してます。 少しづつですけど、施設からの予約も残ってますから、 その家庭用袋入りの巨峰も、9月19日の敬老の日までは残りそうにないです。
 ロザリオビアンコは、お盆前から収穫を始めた二重のビニールハウスは、 大きな房が少なかったこともあって、ほぼ終わってしまって、 次の通常のビニールハウスのロザリオビアンコも、 房数が少なかったものですから、ほぼ終わってしまって、 今は、分園のトンネルハウスのロザリオビアンコを採ってます。 今まで、9月前半にトンネルハウスのロザリオを採り始めることはなかったので、 いつもは、台風など何事もなければ、11月まであるロザリオビアンコですけど、 今年は、どうかなあ〜って、思ってます。
 セキレイは、施設の方達が来られたときのオヤツにしていたんですけど、 施設の予約も残り少なくなりましたから、 昨日から、家庭用袋入りだけ、販売を始めてました。 箱詰め、地方発送は、もちょっと遅らせようかと考えていたんですけど、 巨峰も残り少なくなって、地方発送できるのがロザリオだけでは寂しい、 という声があったものですから、地方発送も始めました。
分園テラスのセキレイ 分園テラスのセキレイ

 今年も、たくさんのデイサービス施設からぶどう狩り(ぶどう買い)に来て下さいました。 一昨年からの流行の継続で、 ぶどう狩りの帰りに、特産館いずみに寄ったり、 米ノ津駅通りの田中菓子店さんのチーズ饅頭、 米ノ津の国道沿いの商店さんのサツマイモ、 水俣市の峰楽饅頭さん、ニシムタさんで買い物する、などが多いようです。
 芦北から来られる施設の方達は、お弁当を持って来られて、 テラスのぶどうの木の下で、お昼ご飯にされることが多いんですけど、 ぶどう狩りの後で、新幹線出水駅のレストランや、 県境近くの南里さん(貝汁定食屋さん)を利用されたり、って話を聞きます。 特産館いずみでお弁当を買って、冷暖房完備の休憩所で食べる、ってのもあるようです。 ぶどう園から遠くなくて、できれば、水俣方面への帰り道で、 予算、洋式トイレ、それに、車椅子などでのお店の中の移動し易さ、 車椅子でなくても、ゆっくり歩かれますから、混雑してそうなとこは遠慮されますし、 というのを考えられてて、 僕らも、新しいお店は、なかなか紹介できないでいます。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年9月19日)
 分園の巨峰が無くなりましたから、 9月18日(日曜日)の早朝に、分園から引っ越しして、今は本園で営業してます。 引っ越しは大変でしたが、朝晩の荷物運びもなくなりましたし、 ちょっとゆっくり起きたり、 朝早くの仕事も営業開始時刻にかかるくらいまでやってたり、できるようになります。 でも、セキレイとロザリオは、分園から採って来ますし、 ロケット花火でカラスを追っ払ったり、 一日に何度も本園と分園を往復してます。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年9月28日)
 巨峰が無くなりましたから、 9月18日(日曜日)の早朝に、分園から引っ越しして、今は本園で営業してます。 引っ越しは大変でしたが、朝晩の荷物運びもなくなりましたし、 ちょっとゆっくり起きたり、 朝早くの仕事も営業開始時刻にかかるくらいまでやってたり、できるようになります。 でも、セキレイとロザリオは、分園から採って来てますし、 ロケット花火でカラスを追っ払ったり、草刈り、蔓切りなど、 一日に何度も本園と分園を往復してます。

 いつもは、巨峰が無くなって本園で営業するようになると、 ロザリオビアンコとセキレイの家庭用袋入りのとこをパックに入れて、 特産館いずみにも持って行ってるのですが、 今年は、まだ持って行けるような状態ではないです。 「巨峰を出してらした農家の方々の出荷が終わりました。」って、 特産館いずみから連絡があったのは、まだ分園で営業してた頃だったんで、 それから随分経っているんですけど、 パックや試食入れは準備したんですけど、ぶどうの準備ができないのです。
 ロザリオビアンコは、残りが少なくて、 地方発送や箱詰めは、注文に応じることができてるんですけど、 家庭用袋入りは、小さい房があったときだけ、販売するようにしてるくらいで、 他に出荷する余裕はないのです。 それに、セキレイは、巨峰が早く無くなってしまったために、 いつもよりも半月早く本格的な収穫を始めてしまったものですから、 畑中を探し回って、少し色付いたら採ってしまう日々で、 なかなか色付きが追いつかないでいます。 セキレイは、粒全体が飴色っぽくなって、粒の先っぽがピンク色になってれば、 けっこう美味しいですから、お客さんにも気に気に入られて、 地方発送も、なんとかやってるんですけど、 特産館いずみに持って行ってしまうと、 もっと色が薄いのまで採らないといけないようなことになりますから、 今は、本園だけで販売してます。 お客さんに、「特産館になかったので、今年は終わったのかと思った。」 と言われることもあるものですから、そろそろ、なんとかしたい気持ちはあるのですが、ねえ。 大量販売よりも、「冬にもぶどうがあります。」って紹介が目的ですから、 今までんのよりもちょっと小さなパックにしようかしら、 今までんのは入れ物(パック)の値段が高いし、などなど、考え中です。

 特産館いずみでは、この夏にホームページを開設されました。 山門ぶどう園のホームページにもリンクして下さってます。
    http://tokusankanizumi.com/

 粒太りや色着きなどの調子が悪かったり、 周りの木が生長してきて、ぶどう棚のスペースが無くなってきた木があったものですから、 今年も間抜しました。 確実に間伐する木は、早めに切って、枝をぶどう棚から引きおろして、 残す木の葉っぱに光が当たるようにしようってことで、 とりあえず、巨峰を3本、ロザリオビアンコを1本、間伐しました。 剪定していくうちに、まだ何本か間伐するかも、です。 そして、間伐した場所に植えるかどうかは分かりませんが、 苗木を注文しました。 12月には納品される予定です。
ロザリオの間伐 ロザリオの間伐
ロザリオの間伐


ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年10月10日)
 分園トンネルハウスのセキレイの残り具合です。 この写真では、かなりたくさん残ってるように見えますが、 採りに行く度に、確実に減ってきてます。 いつもより半月早く採り始めましたし、 巨峰に続いてロザリオビアンコの収穫も早くに終わってしまうと、 その分、セキレイを多く採ることになりますから、 ますます減りが早くなりそうです。
 右側の写真は、分園のテラスのセキレイです。 分園で営業してたときに、休憩所で試食しながら眺められるようにと、 袋をはずしといた房が、かなり色着いてきました。
セキレイ 分園テラスのセキレイ

 以前も紹介しましたけど、セキレイの二番花の実です。 粒が小さいですけど、ちゃんと種も入ってて、甘味の強い甘酸っぱさで、大好きです。 本物のセキレイは、なかなか食べれませんが、 色づいた二番花の実は、見つけるたんびに食べて、元気回復です。 ホントは、一番花の実に栄養がいくように、 二番花が咲いて実になる前に、せめて色付く前に、切り落とさないといけないんですけどね。
セキレイの二番花

 トンネルハウスのセキレイを採り始めた頃、 ぶどうの枝の上に、細い枝を集めて作った鳥の巣を見つけて、 鳩が身動きせずにいるのを、何回も見ていたんですけど、 いつの間にかヒナになってました。 親は、餌を探しに行っているのか、そこら辺りには居ない様子でしたけど、 ヒナたちは、蛇や他の鳥などに見つからないように、静かにしてるように言われてるのか、 ピクリとも動きません。 羽の色も違うし、クチバシが長いし、顔つきが鳩に見えなくて、 ホントに鳩のヒナなんだろうか...?、って思いながら眺めてました。
鳩の雛 鳩の雛

 分園のトンネルハウスのロザリオビアンコです。 この畑は、9月中旬頃から、少しづつ採り始めることもありますけど、 いつもの年は、本格的に採り始めるのは、10月になってからで、 今頃は、どこを採ったか分からないくらいに、たくさんの袋が下がってて、 12月の始めくらいに、お歳暮にセキレイと詰め合わせることもあるくらいなんです。 でも、今年は、もうこの状態で、ほとんど無くなってしまいました。
トンネルのロザリオ

 今年も、特産館いずみに、 小房のセキレイをパックに詰めて持って行くことにしました。 ロザリオビアンコは、残り少なかったものですから、セキレイだけです。 セキレイも、いつもの年の今の時期よりは残りが少ないと思いますし、 大量販売よりも、「冬にもぶどうがありますよ。」って紹介が目的ですから、 今までのパックよりも、ちょっとだけ小さなものにしました。
 9か月ぶりの特産館いずみへの出荷でしたが、 ちょっとづつシステムやらが変わってまして、進化してきてまして、 午前11時と午後5時には、その日の自分とこの販売量、販売額が、 メールで送られてくるようになりました。 無くなりかければ、今までどおりに電話でも知らせてもらえるんですけど、 途中経過が分かる分だけ、気持ちに余裕があるというか、明日の計画が立てやすいです。
特産館いずみ 2011年10月9日


ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年10月28日)
 左側は、分園トンネルハウスのセキレイの残り具合です。 前回と同じような場所で撮ったつもりです。 この角度で撮ると、相変わらずたくさん残ってるように見えますが、 採りに行く度に、確実に減ってきてます。
 右側は、本園のテラスの下に、記念撮影用にって思いまして、 袋をはいだままにしてあるセキレイです。 今のところ、鳥にも気づかれてないみたいで、 食べられた跡もなく、綺麗にしてます。
トンネルハウスのセキレイ テラスのセキレイ
 今年は、この時期になってから、 「ぶどう狩りできますか...?。」って問い合わせが多いです。 「多い」と言っても、この時期に、ぶどう狩りの問い合わせがあること自体、珍しいもんですから、 多いと感じる程度なんですけど。 ご家族でってことなら、なんとか大丈夫ですけど、 20人、30人の団体さんとなると、テラスの下だけのぶどう狩りでは狭いだろうし、 脚立も数が無いし、 夏の巨峰と比べられると値段が高いし、 いつもより残り少ないので、あんまり早くに無くなってしまっては、 毎年のようにお歳暮に利用してくださる方々に申し訳ないような、 いろいろと考えて、電話の受け答えが、なんだか難しいです。 「ぶどう狩りは、できなこともないんですけどね。」のような言い方になってしまってます。

 本園の巨峰は、ずいぶんと葉っぱが落ちてしまってます。 雨の前日、風の無い日、時間帯をみつけて、肥料をまいてます。 右側の写真、分かりづらいとは思いますが、 間伐した辺りを中心に、苗木を植える場所に、竹が立ててあります。 巨峰の苗木は、すでに注文してあるんですけど、 巨峰以外の苗木も植えて試してみようかと、追加注文してます。
巨峰 巨峰


ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年11月7日)
 「みみつき南部せんべい」を、いただきました。 とってもとっても美味しかったです。 「落花生と胡麻の南部せんべい」も、一緒にいただきました。 僕が食べる前に、食べられてしまってました。
みみつき南部せんべい みみつき南部せんべい


ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年11月19日)
 本園テラスの下のセキレイです。 葉っぱは、まだ緑色が多いです。
テラスのセキレイ


ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年11月28日)
 本園の巨峰です。 さすがに葉っぱもなくなってきてて、剪定が進みます。
本園の巨峰


ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年12月5日)
 お土産に、めんたいこ煎餅、いただきました。 美味しかったです。
明太子せんべい


ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年12月7日)
 本園テラスの下のセキレイです。 いつの間にか、黄色っぽい葉っぱが混じってきたなあと思ってましたが、 緑色がずいぶんと少なくなりました。 いつもの年と比べると、極端に寒い日ってなかったように思うんですけど、 なんでですかねえ、葉っぱが黄色くなる時期は同じか、いつもよりも早い気さえします。
テラスのセキレイ

 トンネルハウスのセキレイです。 脇芽を、そのままにしてものですから、テラスよりも葉っぱが多かったこともあって、 陽射しの当たらない葉っぱは、枯れてしまったのですが、 少々枯れても葉っぱが多い状態が続きました。 さすがに、黄色い葉っぱばかりになってきた感じです。
トンネルハウスのセキレイ

 分園トンネルハウスのロザリオです。 収穫が早く終わったせいか、葉っぱの緑色が多いです。
トンネルハウスのロザリオ


ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年12月9日)
 10月頃の売れ行きでは、 「このままのペースだと、11月末まで残ってるだろうか...?。 毎年、御歳暮に利用して下さる方々に残ってるだろうか...?。」って 心配してたセキレイでしたけど、 11月には、例年通りにお客さんが減って...、 今年も、12月にも残ってる状態になりました。 12月に入ってすぐに、お歳暮の注文がありましたから、 さすがに、大きな房が無くなってしまって、 家庭用ってサイズが主なものになってます。

 本園テラスの下のセキレイです。 黄色っぽい葉っぱが混じってきたなあと思ってましたが、 緑色がずいぶんと少なくなりました。 いつもの年と比べると、あんまり寒い日ってなかったように思うんですけど、 葉っぱが黄色くなる時期は、いつもと同じか、いつもよりも早い気さえします。
本園テラスのセキレイ 本園テラスのセキレイ

 トンネルハウスのセキレイです。 手前の方には、ほとんど果袋が下がってませんけど、 奥の方の木に、もちょっと残ってます。
 いつもの年は、9月末頃、収穫を始める前に、脇芽を切って、 陽射しの通りを良くするんですけど、 今年は、12月に1枚でも多く葉っぱが残ってるように、 寒くなったときに、葉っぱが多い方が、実に冷たい風が行かなかったりするんじゃないかな〜、 って思って、脇芽を、そのままにしておきました。 葉っぱが多いことで、陽射しの通りが悪くて、 陽射しの当たらない葉っぱは、枯れてしまったりってのもあったのですが、 少々枯れても葉っぱが多い状態が続きました。 でもやっぱり、実が残ってるとこは、黄色い葉っぱばかりになってきた感じです。 やっぱり、早く収穫が終わったあたりは、緑色の葉っぱが残ってたりします。
分園トンネルハウスのセキレイ


ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年12月16日)
 本園テラスの下の甲斐路も、セキレイも、 12月のお歳暮時期になってから、注文が増えて、ほとんど無くなってしまいました。 朝イチに採って、この状態で、 午後には、もちょっと採らないといけませんから、 今シーズンの収穫、販売は、終了です。
本園テラスのセキレイ

 毎年の御歳暮に利用して下さる方々がいらっしゃるものですから、 10月時点で残り量が少なかった今年は、 出水市ツル観察センターの売店には 持って行きませんでしたし、 特産館いずみには、 いつもより少量のパックに入れて持って行ったり、 遅い時期まで残せるようにしていたのです。 でも、11月頃だったか、隣のキュウリ農家さんも、 「天気が悪くて、花が咲いても実にならない。」って、困ってらしたのですが、 あんまり寒くはなかったんですけど、ちゃんと晴れてる日が少なくて、 良い気象条件ではなかったんでしょう。

 明日の朝からは、寒さが厳しくなるような予報ですし、 過去には雪の中で収穫した年もありましたが、 生らせといたら、傷んでしまったかもしれませんし、 ちょうど良いときに終わったのかもしれません。 来年は良い年にできますように、畑仕事をがんばります。 その前に、年賀状ですね。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年12月19日)
 一昨日、甲斐路がなくなり、昨日、真ん中のセキレイもなくなりました。 甲斐路は、よ〜っく見ると、ぶどう棚の上に、4、5房くらいは、隠れてるかもしれません。 って言うか、オヤツにしようかと、ぶどう棚の上に隠してあります。
本園テラスのセキレイ 本園テラスのセキレイ

 下から見ると、黄色い葉っぱばかりですけど、 防風林を散髪しながら、棚の上から見ると、赤い葉っぱも多いです。
本園テラスのセキレイ

 昨日までは、家庭用袋入りのセキレイを販売してましたが、 今日は、もうありませんでした。 電話のお客さんも含めて、何人も、注文を受けることできませんでした。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年12月22日)
 御供の返礼は、田中菓子店のチーズまんでした。 そのままでの賞味期限は短いですけど、冷凍しといて解凍しても美味しいので、 頑張らずにゆっくり食べれて、ありがたいです。 夏は、手伝いさんが多くて、その日のうちに無くなってしまいますが...。
田中菓子店のチーズまん
 米ノ津東小学校では、昨日の給食のデザートは、 クリスマスケーキ、田中君とこのイチゴがのっかったケーキだったらしいです。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年12月23日)
 注文してた苗木が送られてきました。 ビニールハウスの中に植える予定ですけど、 今の時期に植えて、枯れてしまっては何にもならないので、 とりあえず、仮植え、土の中に埋めといて、ビニールはりの後に、ちゃんとした場所に植えます。
ぶどうの苗木
 苗木は、選抜巨峰を3種類、それに、シャインマスカットです。
 シャインマスカット、どうですかね〜。 あちこちの生産者から聞こえてくる評判は、とっても良いのですが、 我が家の土地や作り方に合いますかどうか...。 同じ品種でも、植え場所によって、まったく違うものになるような気がしますし、 ピオーネ、ゴルビー、それに、瀬戸ジャイアンツ、 我が家で種抜き処理した品種は、今まで評判良くなくて、 生産を続けられませんでしたから、かなり不安です。 種有りでも美味しいって話も聞きますが、どうなりますか...?。 ロザリオビアンコよりも早生で、ソバカス模様も入らないらしい、という話を聞いてますから、 上手いことできてくれれば、御中元時期に、早い時期から巨峰と詰め合わせができるようになります。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2011年12月26日)
  夏前には、高速道路予定地の説明会があって、 秋頃には、買収が始まったと聞いていたのですが、 年末になって、植木屋さん達の畑、大きな木を植えてらしたとこが、 切り倒したり、引っこ抜いたり、忙しくなってきてます。
高速道路建設準備


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