2010年ぶどう園日記・現在状況報告編

ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年1月3日)
 あけましておめでとうございます。 本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 昨年は、7月中旬に巨峰の収穫が始まったころは、雨の日が多くて、 ここ数年続いてる色着きの不安もありましたが、 それ以上に、お客さん来られるんだろうか...?、 どうなるんだろうかと心配してました。 8月になって晴れた日が続くようになってからは、 お客さんも、どうにか来て下さるようになり、ホッとしました。 でも、11月は、お客さん少なかったり、他の商売の方々の話を聞いても厳しいってことだったり、 でも、12月の御歳暮時期には、またちょっと忙しかったり、日々、一喜一憂でした。
 御歳暮用のセキレイは、あんまり早くに色着いて熟してしまわないように、 小さな房も切り落とさずに生らせたままにして、収穫時期を遅らせてますから、 房数多くてブレーキが効きすぎて、色着かなかったり、 房が小さくて早めに色着いて軟くなってしまったりってこともありますが、 御歳暮用を買いに来られた方々におまけしたり、 老人ホーム、デイサービス施設、保育園などに、 ちょっと早めのクリスマスプレゼントとして持って行ったり、けっこう喜んでもらえました。 このお付き合いが永く続きますように、できればお付き合いが広がりますように、 今年も、できるだけのことは頑張って、良いものを作りたいと思います。
紅葉したセキレイの葉っぱ

 本園のテラスの下には、セキレイが残ってるものですから、 元旦の朝からツル観察センターに持って行きました。 昨年のお正月のツル観察センターでは、獅子舞をやっていたんですけど、 今年は、和太鼓でした。
 売店の前に、たくさんの太鼓が置いてあって、 5プログラムくらい演奏(と言うのか...?。パフォーマンス...?。)やってくださったんですけど、 写真は、一番最後のプログラムの様子です。 「和楽」さんだったか、出水市のチーム(?)らしいんですけど、 文化祭とか、産業祭とか、麓祭りとか、見に行ったことのない僕は、 始まる前は、どんなもんだろうかって思っていたんですけど、 なかなかの迫力で、躍動感があり、コミカルなプログラムもあり、 お正月の景気づけには、元気と笑顔が出てくるようで、とっても良かったです。 ゆっくり寝てて朝ご飯も食べずに出かけた僕のお腹には、かなり響きました。
 ちょっと残念だったのは、朝早くは、雪、雨があがったばかりで、 まだまだ寒くて、お客さんが少なかったことです。 ツル観察センターに来られるのは、親戚一同が集まって、お昼に正月料理を食べる前か、 料理食べてお酒飲んでお年玉もらって、さあ何しようかってときに来られることが多いですから、 もちょっと後の時間帯の方が、 たくさんのお客さんに見てもらえたんじゃないかな〜って思いました。
ツル観察センターの和太鼓
 売店の前にテントを立ててあって、そこで自分達で販売してらっしゃる 生産者、業者さんもいらしたんですけど、 人前に出る、販売するのは限りなく苦手ですし、生産中心に動いてますから、 いつものように売店に納品して、そのままお店の方々にお願いして、 いつものように初詣の後、家に帰って、セキレイを収穫、選別、パック詰めしてました。
 僕の帰りを待ってた父は、剪定しに畑に行きましたし、 近所の農家の方々は、ビニールハウスを開けたり、すでに畑に出て働いてる人も多かったです。 そして、翌日の1月2日は、特産館いずみも通常営業でしたが、 いつものように、たくさんの方々が野菜を持って来られて、 「あけましておめでとうございます。」って、新年のあいさつを交わされてました。 いろいろと不安な話も多いんですけど、みなさん、元気に頑張ってらっしゃるのです。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年1月13日)
 何年ぶりでしょうかね、ぶどうの収穫中に雪が降り積もりました。 チラチラと雪が舞うってことは、毎年のようにあるんですけど、 朝起きたら雪で一面真っ白になってた、ってのは珍しいことなのです。 だいたい、朝積もってても、昼ころになれば融けてしまんですけど、 今度の雪は、昼間に降った雪も、さらに積もった感じでした。
 前のトマト農家さんのビニールハウスでは、雪がつもったままだと真っ暗で、 トマトがダメになってしまうってことで、 暖房機を焚いて、ビニールハウスの上に積もった雪を融かそうとなさってましたが、 寒いし、さらに雪が降ってくるしで、なかなか融けなかったみたいです。 ビニールハウスが雪の重みでつぶれるのを心配なさっててんのかと思いましたら、 そんな心配もあったんです。
 我が家のセキレイも、注文があったもんですからね、 テラスの上に雪が積もって、暗くなってる中で、手を冷たくしながら採って、袋詰めして、 夕方取りに来られる予定だったんですけど、 昼間には雪が融けてた道路も、夕方は、また凍ってしまったり、どうなるか分からなかったものですから、 昼間のうちに配達してきました。
雪の日のぶどう園 雪の日のぶどう園
 雪の日の後は、晴れ続きだったんですけど、 朝は霜で一面真っ白って日が続いてました。 昼間は晴れましたから、外の仕事はやりやすかったです。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年1月20日)
 今日、本園のテラスの下のセキレイと甲斐路を、10房くらい残して、採ってしまいました。 これで、昨年の収穫が終わりです。 ちょっと長い収穫期間でした。 ありがとうございました。
 残りの10房は、剪定もありますし、さすがにビニールはりのオヤツのときまでは生らせとけないですし、 どうしようかな〜って考えてます。 僕等がおやつに食べる分くらいは、冷蔵庫の中にありますし、 誰も買いに来られなければ、特産館いずみにでも持っていきますかねえ。 今日もお客さん来て下さったものですから、 さっさと採ってしまって、「ありません。終わりました。」って言うのは、 なんだかもったいないような、申し訳ないような気もするんです。
 2008年度のシーズンは、1月15日に、 特産館いずみで売り上げがあったみたいですし、 2006年度のシーズンは、1月19日に、 出水市ツル観察センターの特産品売店に納品してたみたいですし、 とんでもなく遅い時期まで残ったって感じではないんですけど、 毎朝、特産館いずみに持って行くたびに、 他の農家の方々から「まだぶどうがあるの...?。」って驚きの言葉がでてました。 早生ミカンも長持ちしてるみたいで、まだたくさん並んでますし、 さらに、デコポンがあり、イチゴも大量に並んでて、 早掘りタケノコまで並べられる時期に、ぶどうが一緒に並んでるもんですから、 なかなか不思議な感があります。
紅葉したセキレイの葉っぱ

 テラスにセキレイの袋が下がってる間は、小屋は、収穫時期の店構えのままでしたけど、 畑の中では、秋冬の仕事、剪定、ビニールはり準備、肥料まきなどを進めてました。 ここ数日は、朝は寒かったですけど、無風に近い日が続きましたし、 ビニールはりに良さそうな勿体ないくらいの天気だったな〜って、 ビニールはりの日付をいつにするか、気になってきました。
 ビニールハウスのロザリオは、雨降ったり雪降ったりしたときに、 早めに剪定を進めてもらって、 巨峰よりも早めにビニールハウスを閉め切って室温をあげようと、準備中です。 でも、テラスのセキレイに寒い風が行かないように、閉め切った状態に近かったですし、 もちょっと寒さに会わせないと不安かなって気もしてます。
剪定後のロザリオ



西出水小学校の招待給食  (最終更新日:2010年1月22日)
 今日は、西出水小学校の招待給食にお呼ばれしてましたから、行ってきました。 一昨年から続いてて、今年で3回目です。 一昨年、昨年の体験記は、このローカルニュースのバックナンバーの 2008年1月22日、2009年1月23日に残ってますから、 よろしければお読みください。
        出水市ローカルニュース・バックナンバー
 1月24日が学校給食記念日で、その日をはさんだ週あたりを学校給食週間とされてて、 今年の西出水小学校では、1月18日からの週を学校給食週間として、 鹿児島で採れたものを丸ごと使った学校給食が実施されてました。

 今日は、ビニールハウスの鉄骨をよじ登ったり降りたり、ビニールはりの準備してましたから、 ちょっと汗がひどかったんで、風邪予防もあって着替えたんですけど、 外の仕事のときは帽子かぶってるもんですから、髪の毛がぺったりなってしまってて、 買い物なら、そのまま帽子をかぶってごまかすんですけど、 帽子かぶったまま給食を食べるのは、あまりにも行儀が悪いだろうし、 と思って、水でぬらして大急ぎでドライヤーかけて、なんとか間に合うように出かけることができました。
 集合場所の家庭科室に行ったら、他の業者さん達もいらしてて、 顔見知りのいる方々は、談笑されてました。 毎年にことになってくると、招待給食にもだんだんと慣れてきてらっしゃるのかなあって雰囲気でした。 校長先生、栄養士さんの話を聞いてから、1食分の給食費として、235円支払って、 日直の児童さん達が迎えに来るのを待ってるときには、 「いよいよ」って感じで、みなさん会話が無くなって、 トイレに行く人もいて、やっぱり皆さんドキドキのようでした。 僕のお迎えは、一番最後だったもんですから、余計にドキドキでした。

 家庭科室の出入り口から給食室が見えてるんですけど、 給食室の取り出し口に児童さん達が集まって、給食を運び出してました。 見ると、大きな鍋や食器の横に、 大きな透明袋に、丸のままのミカンが入ったのが置いてあります。
 テーブルに戻ってから献立を見ると、確かに「デコポン」が書いてあります。 あれはデコポンだったんです。 イメージというか、僕が小学生のころの給食にも、ミカンが出たことありましたが、 確か、丸ごと一個じゃなくて、半分に切ったのが鍋みたいなのに入ってて、 それを給食当番が各人の皿の上に配った、ような記憶だったんで、 丸ごと1個、そのまま袋に入れて準備されてるのに驚いてました。 しかも、ふつうのミカンじゃなくて、デコポンが丸ごと1個です。 贈答用の大きなデコポンではありませんが、デコポンには違いありません。

 献立表を見てから、同じテーブルの業者さん達に「袋に入ったデコポンがありましたよ。」って言いましたら、 隣の方が、そのデコポンを納品されたミカン屋さんだったみたいで、 「時期的に、ちょっと早いんだけどねえ。」って話をして下さいました。 「今の時期だと、3L、4Lというサイズの大玉は、酸がきれてて、自信があるんだけど、 注文されたL玉ってのは、時期が早いんだよ。 まだちょっと酸が強くて、あんまり自信がなくて、 酸っぱいと子供達が食べられないだろうから、 L玉の値段のままで2L玉を納品したんだ。」ってことでした。 1個1個、気を使われるのは、ミカン屋さんも、ぶどう屋さんも同じだなあって思いました。 出荷する物は、どれも美味しいものをって思ってますけど、 特に給食は、「これはちょっと酸っぱかったけど、こっちんのはどうかな...?。」っていうような、 取替がきかないというか、予備がきかないというか、次がないというか、 ミカンだと1個だけ、ぶどうだと3粒だけ、それだけで勝負なものですから、 そこにアタリ、ハズレがないようにと、ホント思います。
 お隣がミカン屋さん、生産者だと分かれば、僕にとっては知らない人ばかりですけど、 ちょっとは話しやすいです。 この前の雪のどうきはどうだったとか、 デコポンは、あのでっぱりのとこに水が貯まって、それが凍ってしまうと価値がなくなってしまうとか、 そんな話をしました。 これが、八百屋さんだったりすると、「三つ子の魂百まで」、子供のころの記憶が邪魔して、 ちょっと話しにくいんですよ。

 今日の献立は、「わかめご飯、さつま汁、わんぱくポテトのピーナツ和え、デコポン、牛乳」でした。 招待給食は、3回連続でご飯だったんで、パンの日がないなあと思いながら献立予定表を見ましたら、 1週間のうちの月曜日、水曜日、金曜日が、ご飯で、 火曜日、木曜日が、パンやらスパゲッティーやらで、 1週間に3日間はご飯になってて、招待給食は毎回金曜日でしたから、 ご飯にばかり当たってるんです。
給食
 今日は、4年4組の教室でした。 「担任の先生、なんだか見たことあるぞ。 あれ〜、どこで会ったんだ〜、お客さんだっけ...?。」って思いながらも、 すぐに尋ねることもできずに、とうとう最後まで尋ねることができませんでした。 帰る頃になって、「そうか、昨年の招待給食のとき、1年生の担任の先生だったんだ。」って思い出しました。
 給食は、相変わらず美味しくて、よ〜く噛んで、ゆっくり食べることができました。 まわりの児童さん達は、最初、「わんぱくポテトのピーナツ和え」の中のレバーを気にしてるようでしたが、 残すことなく、元気に食べてました。

 ご飯を全部食べてから、さてどうしたもんか、 デコポンを食べようか、持って帰るわけにもいかないだろうし、教育上、僕が好き嫌いを言うわけにもいかないし、 ジーっと見詰めて迷ってました。 何年前だったか、最初に食べたデコポン(不知火)が、 知り合いの知り合いのようなミカン屋さんからもらったデコポンで、 残り物的な、二級品三級品的な、売れなかったものばかりだったらしくて、 あまりにも酸が強くて、とにかく酸っぱくて、まったく食べれなくて、 今でもデコポンを見ると、その酸っぱかったイメージが強烈に湧き出てきて、 あれ以降、デコポン(不知火)というミカンは、まったく食べてなかったのです。
 そんなこと思い出しながら、ジーっとデコポンを見詰めてる僕の様子を見てた子が、 「こっから剥くんだよ。」って、ポコンと出たとこから剥くこと教えてくれました。 食べ方が分からなくて、ジーっとデコポンとにらめっこしてたわけじゃあなかったんですけど、 まあ、せっかく教えてくれたんで、言われたままに皮を剥いて食べてみました。 酸味もありましたが、甘味もありまして、美味しかったです。 また他の場面でデコポンが出てきて食べれるかどうかは分かりませんが、 子供達に囲まれたあの場面では、美味しく食べることができました。

 そんなデコポンやミカンは、よく給食にでてくるんだろうかって思ってきいてみましたら、 「デコポンも、ミカンも、出始めると止まらなくなる。」らしいです。 どうりで、剥くのは慣れてるみたいですし、 普通に食べてる子、 薄皮まできれいに剥いて食べる子、 1/4個くらいを口に入れて「マウスピース」って言ってふざけながら食べてる子、 食べ方はそれぞれですけど、食べ慣れてる感じです。 2、3個、余りがあったみたいですけど、 先生が皮を剥いて、まだ食べたい子達で少しづつ分けてました。 わかめご飯も、さつま汁も、わんぱくポテトのピーナツ和えも、 どれもお代わりして食べて、残食ってものが無いです。

 昨年は、食べ終わろうかって頃に、ぐる〜っと一回り、みんなで一言づつの自己紹介ってのがありましたが、 今年は、それはなくて、代りに招待状のような寄せ書きをもらいました。
給食
 名前まで書いてあったので、ここには写真を載せてませんけど、 中には、「美味しいぶどうをありがとう。」のようなことが、ひとりひとり書いてありました。 ありがとうございます。 今年の9月にも、美味しいと言ってもらえるような巨峰を給食に提供できるように、 毎日毎日、頑張ります。


東出水小学校の招待給食  (最終更新日:2010年1月29日)
 今日は、東出水小学校の招待給食にお呼ばれしてましたから、行ってきました。 昨年もお呼ばれしてたんですけど、西出水小学校と同じ日で、 先に招待状が届いた西出水小学校に「参加します。」と返事した後だったものですから、 あきらめたんでしたが、 今年は、同じ金曜日でしたけど、1週間づらして計画して下さったみたいで、 参加することができました。

 控室は、招待状では、生活科室って書いてあったんですけど、 行ってみましたら、校長室が控室ってことになってました。 久しぶりです、校長室なんてとこに入るのは。 ソファーに案内されまして、座って待ってると、お茶を煎れてくださいましたが、 さらなる緊張感でした。 それでも、僕が通った小学校ではありませんし、時代も違いますし、 校長室の中を見ることなんて滅多にありませんから、 物珍しげに見渡したり、校長先生とお話したり、じーっと待ってました。 僕の通った小学校は、制服じゃなかったですし、 何回か招待給食にお呼ばれした西出水小学校も、制服じゃないものですから、 集合写真の制服姿も、珍しげに感じました。

 招待状は、ファックス2枚だったんですけど、 1枚目に「1年3組のわんぱく元気な学級に組ませていただきました。」 って書いてあったものですから、 「1年生かあ。だいじょうぶかなあ、話なんてできるのかなあ。」ってことを考えたくらいで、 2枚目に他の業者さん達が割りられた教室を見ても、何も感じなかったんですけど、 控室の校長室で待ってる間に、このファックスを見たり、 東出水小学校ができてからの年表を見たりしてるうちに、 なんだか妙な違和感を感じて、なんだろうなあって思ってると、 「い組」とか、「ろ組」とか書かれてるのに気がつきました。 そう、「1組」、「2組」、「3組」じゃなくて、「い組」、「ろ組」なのです。 僕が行く教室も、「1年3組」じゃなくて、「1年ろ組」なのです。 「3」じゃなくて、「ろ」だったのです。
 僕は、小学校から高校まで、「1組」、「2組」って呼び方の学校ばかりで、 テレビドラマの「3年B組 金八先生」ってのにも、なんだか違った世界のようなものを感じてましたが、 「い組」、「ろ組」には驚きました。 他の業者さん達は、校区内の業者さんが優先されて指定されてることもあって、 本人が東出水小学校の出身だったり、お子さんが通われてたりしてて、 そんなに驚いてはいらっしゃらないようで、 当たり前と言えば当たり前なんでしょうけど、 当たり前に思ってらっしゃるのが、僕にとっては不思議な感じがしました。

 業者さん達がみなさんそろわれた頃に、給食担当の先生が挨拶されて、 ついでに、この日に来られてた業者さん達も紹介されました。 僕は、夏に1回納品するだけで、 納品業者の契約会に呼ばれないこともあって、初めて会う方々ばかりでしたけど、 他の方々は、校区内の業者さんばかりってこともありまして、けっこうお知り合いのようでした。 そうそう、首から下げる名札が準備されてて、 小学校の中にいる間は、ずっとつけといて下さいってことでした。

 招待状には、給食代として240円と書いてあったので、準備して行ったのですが、 「招待給食と言ってるのに、給食費をお支払いいただくのは、どうしたものかということで、 給食費はいただかないことにしました。」って、先生があいさつされました。 「そう言われるんなら、今年は、そのように。」ってことで、 業者さん達みなさん、そのまま御馳走になったのですが、 「給食費も、余ってるわけじゃないのは、よーく分かってるので、 来年は、やっぱり給食費を払わせて下さい。 徴収して下さいね。」って言われてました。

 今日の献立は、「鶏飯(白ごはん、具、スープ、刻みのり)、かぶの甘酢漬け、牛乳、かるかん」でした。 左側の具がのったご飯に、右側のスープをかけて食べるのです。
給食

 僕、鶏飯は、テレビなどで見てはいましたけど、たぶん、初めて食べました。 児童さん達は、1年生なのに、食べ慣れてるみたいで、 「これ(汁)をこっち(御飯)にかけて食べるんだよ。」と教えてくれました。 刻み海苔の入った袋を開けてくれたり、 牛乳の飲み口を開けてくれたり、1年生なのに、ずいぶんとしっかりしたお子達です。
 僕の記憶の中では、1年生のときは、6年生のおねえさん達が給食の準備、 配膳をしてくれてたような、そんな気もするんですけど、 今は、1年生の1学期くらいは、6年生に準備してもらうけど、 3学期にもなると、自分達で、ぜんぶ準備するってことでした。
 初めての鶏飯は、優しい味で、美味しかったですよ。 しっかりと噛みしめて、ゆっくりいただきました。 それにしても、今回の給食も、やっぱり御飯、お米でした。 できるだけ地元で生産されたものを使って給食を作るってのが考えられてますから、 パンや麺類よりも、御飯が多くなりますね。

 給食を食べ終わった後、牛乳の箱を分解して洗うのは、西出水小学校と同じなんですけど、 水道のとこに掃除用のバケツを2個用意して、水を入れといて、 最初のバケツの水で下洗いして、2番目のバケツで綺麗に洗って、 水切り皿の上に置くのです。 水道の水を出しっぱなしで洗わないようにしてるのです。
 このバケツ2個で洗うのは、エコを意識するために、昨年から始められたってことでした。 そう言えば、帰るときに、花壇近くに置いてあった小さなジョウロは、 ペットボトルで作ってあったり、いろんなとこで、エコを意識した教育もなさってるようです。
 あれ...?、西出水小学校でもバケツの水だったかな...?。 今日は、自分で食器を片づけて、児童さん達と一緒に、牛乳パックを洗ったんですけど、 西出水小学校では、児童さん達が片づけて洗ってくれたんだったろうと思います。 自分で洗った記憶がなくて、水切り皿の上に置かれた牛乳パックを見たのだけ憶えてて、 その近くにバケツがあったかどうか、憶えてないのです。

 給食を食べ終わった後、児童さん達に校長室まで送ってもらいました。 他の業者さん達も、まだ残って談笑してらして、 このときの校長室の話題の中心は、おねえさま達の話題の中心は、 教室に行く前の緊張がとけたこともありまして、 「給食担当の先生、とっても可愛らしい方ですね。」ってことになってました。 これに対して、教頭先生だったか、「ありがとうございます。 まあ、私が『ありがとうございます。』って言うのも変ですけど。」って、 応対されてました。 さらに、おねえさま達の興味、感心は、 「結婚してらっしゃるのかしら...?。」というあたりだったようで、 教頭先生に、そう質問してらっしゃったのですが、 「もし結婚してらっしゃらないようなら、 うちの周りにも余った男どもがいるんですけど、どうですかねえ...?。」って、 本人がいらっしゃらないとこで、にぎやかに話が続いてました。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年2月1日)
 収穫が終わってから何日経ったのか、毎日毎日、バタバタと仕事してます。
 今の時期は、ビニールはりが一番の大仕事で、 これが終わらないと、気になって気になって、他の仕事を始められないって一大行事なものですから、 それにむけての準備を中心にやってきました。 なんと言っても大問題は、天気次第、風次第、風の無い日を選べるかってことなんですけど、 とにかく準備を終わらせてから、天気図とにらめっこで、風の無なそうな日を待つしかないのです。 12月末〜1月始めの収穫中にも、あれこれと準備してたものですから、 わりと早めに準備は終わって、 この前の土曜日には、「絶好の日だ。さあ、ビニールはりだ。」って予定してたんですけど、 肝心のビニールが届かず、どうにもできずにあきらめたんでした。 さあ大変です、週間天気予報、気圧配置図を見てますが、風の無い日って、なかなか見つけられません。
 今日、薩摩半島南部では、突風によってビニールハウスが壊れた、押しつぶされたとこもあるみたいで、 そういう被害がないだけでもありがたいことなのかもしれませんが、 無風の日が待ち遠しいです。
ビニールはりを待つ巨峰

 ロザリオは、巨峰よりも早めに肥料をまいて水をまいて、 ビニールハウスも閉め切って、 地面にビニールを敷き詰めて、二重ハウスもはりました。 あまり寒さにあわせてないので、冬眠状態が足りたか心配ですけど、 閉め切ったのは、昨年と同じくらいの日付ですから、 なんとか、巨峰と同じくらいの時期に新芽がでてきたほしいです。
二重ハウスの中のロザリオ


ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年2月21日)
 2月5日に、本園のビニールハウスにビニールを広げました。 早朝4時頃に起きて、最終準備して、 6時半頃、薄明るくなった頃から、総勢15人で、ビニールを広げ始めました。 ちょっと風の吹く日だったんですけど、 なんとか夕方までに広げ終わることができました。

 翌日、網を広げたあたりまでは順調だったんですけど、 その後は、雨の日が多かったり、他の用事で出かけたりで、なかなか後始末ができませんでした。 ビニールハウスを閉め切る日を遅らせると、 新芽が出るのが遅くなって、花が咲くのが遅くなって、収穫が遅くなって、 どんどん遅くなってしまいますから、 一応、2月9日の夜からは、ビニールハウスのサイド、出入り口を閉め切ったんですけど、 谷換気装置を動かせるような状態ではなかったものですから、 昼間はサイドビニールを巻き上げたりして、涼しいくらいに換気してました。 谷の紐を締め直しして、谷換気装置を動かせるようになったのは、 2月20日頃でした。
ビニールはり後の巨峰


ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年2月28日)
 毎日間日、スプリンクーラーで水をまいてましたけど、 2月23日までに、ビニールハウスの中の地面に、ビニールを敷き詰めました。
ビニールはり後の巨峰

 2月25日くらいだったか、あちこちで巨峰の新芽が出てきてるのに気がついてましたけど、 ずいぶんと大きくなった新芽もあります。 種枝先端の1個か2個の新芽は出てますけど、 根元に近い芽は、まだまだ眠ったままですから、 ある程度出そろったところで、この先端の芽は摘んでしまいます。
巨峰の新芽 巨峰の新芽


ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年3月10日)
 そろそろ分園のトンネルハウスにビニールをはらないと、って時期になってきました。 手伝いさんにお願いできる仕事は、それなりに進んでまして、 ビニールはりの準備は、だいたい終わってて、風の無い日を待ってるような状況です。 2月もそうでしたけど、あいかわらず晴れの日が少なくて、 晴れてるような、曇ってるような、雨降ってるような、そんな日が多くて、 風の無さそうな日を見つけることができませんでした。 さらに、昨日、今日は、妙な天気で、 晴れたり、曇ったり、雪混じりの強風が吹き付けたり、 とてもじゃないけどビニールはりって感じではない酷い天気です。 分園のビニールはりよりも、本園のビニールが飛んでしまわないか心配な日です。

 ビニールハウスの中の巨峰は、 先週、枝の先端の新芽を摘んで回ったばかりですけど、 あのときに眠ったようにしてた芽から、新芽が出てきてます。 まだ全体的に新芽が出てきてる感じでもないので、 この新芽、どうしようか...?、残そうか、摘もうか、迷ってるとこです。
巨峰の新芽、第二弾 巨峰の新芽、第二弾

 ロザリオも、少しだけ、新芽が出てきてます。 巨峰よりと比べると、やっぱり遅いんですけど、 二重ハウスにしてる効果はあったかな、普通のビニールハウスよりも、少しは早いかなって気がしてます。
ロザリオの新芽 ロザリオの新芽


ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年3月12日)
 分園のトンネルハウスのビニールはりでした。 ロザリオビアンコとセキレイは、ビニールをはりっぱなしにしてましたから、 巨峰部分だけ、張り替えでした。 手伝いに11人、来てもらいました。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年3月18日)
巨峰の新芽


ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年3月26日)
巨峰の新芽


ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年4月1日)
 新芽は順調だったと思うんですけど、 ここ数日、サイドビニールを巻き上げて換気する日もなくて、 寒い日が多かったからですかねえ、 なんとなく、新芽の伸びがゆっくりになった気がします。 新芽がでた時期が早かったので、成長が少しゆっくりとなって、 帳尻が合ったというか、なんとか仕事が間に合いそうです。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年6月4日)
 ビニールハウスの巨峰、こんだけ色着いた房が増えてきてますから、 そろそろ袋かけしたいんですけど、 トンネル巨峰の摘果してたり、ロザリオビアンコの粒間引きしてたりで、 なかなか手が回りません。
 だいたい、一房の内の数粒が色着いてくる程度なんですけど、この房は特別です、房全体が色着いてきました。
巨峰の色着き


ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年6月7日)
巨峰の色着き 巨峰の色着き

巨峰の色着き 巨峰の色着き


ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年7月2日)
巨峰の色着き 巨峰の色着き


ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年7月13日)
 ずーっと畑の中で過ごしてるうちに、もうすぐ収穫って時期になってしまいました。 昨年も、3月下旬頃から、あまりの忙しさに、健康体力に自信がなくて、 ホームページを更新できなくなって、 でも、デジカメ写真だけは撮っといて、 7月になってから、まとめてぶどう園日記を更新したんでした。 毎年、天候によって、少しづつ日付は違いますけど、 同じ時期に同じような仕事を、同じ面積のぶどう園でやってるんで、 少々工夫を加えたとしても、仕事量は、そんなに変わらないと思うんですけど、 だんだんと仕事の分担が増えてきてるみたいで、 なかなか仕事が進まないなあ終わらないなあ感の毎日が続きました。

 ぶどう園日記バックナンバーに 写真だけは何枚か載せてるんですけど、 今年は、花が咲く頃の気温が低かったこともありまして、 実止まりが良くなくて、生らせた房数が少なかったものですから、 早くから粒も大きくなって、 梅雨入りが遅かったこともありまして、早くから色着き始めたのです。 すぐにも採れそうな色着きの房も見かけたりで、安心していたんです。 でも、梅雨に入ってから、大雨が続くようになってから、 粒は大きくなって房型が良くなり、果袋が張ってくるんですけど、 色着きが進まない、そんな雰囲気がでてきました。

 上の2枚の写真は、昨日、7月13日に撮ったもので、 下の2枚は、10日くらい前、7月2日に撮ったものです。 ビニールハウスの巨峰は、お盆過ぎくらいまで収穫が続きますから、 今の時点で全部が色着いてるのも非常に怖い状態なので、 早期収穫用からお盆前後収穫用まで、いろんな状態があって良いんですけど、 果袋で覆われてますし、まだ果袋の下も開けてないので、 それぞれがどのくらいの比率で存在してるのか分からないのです。 左上の写真みたいなのが多いと、ちょっと不安です。
7月13日 巨峰の色着き 7月13日 巨峰の色着き
7月2日 巨峰の色着き 7月2日 巨峰の色着き

 7月7日にビニールをはいでからは、2日間だったか、晴天があっただけで、 ずーっと雨、曇りの日ばかりでしたけど、 梅雨が明けて、日が当たるようになれば、 葉っぱも綺麗にしてますし、樹勢はありますし、色着きの勢いがつくだろうと期待してます。

 昨日、他のぶどう園さんとこを見に行きました。 小雨の降る中を、頑張って畑仕事の真っ最中でした。 ビニールハウスの巨峰を見せてもらうと、同じような状況のようで、 木によって、収穫直前くらいに色着いてたり、まだまだの色着きだったり、 やっぱり梅雨に入ってから色着きが止まってしまったような話でした。
 話をしてる間に最新の天気予報を見たら、 金曜日からは晴れ間が見えて、晴れる日が続きそうで、 そうなれば、ずいぶんと色着きが進んでくるだろうって話になりました。 ちょっとお疲れ気味でしたけど、他のぶどう園を見せてもらったことで、 なんとなく刺激になったみたいで、 雨が止んでる間に、脇芽を摘んだり、テープナーで枝をぶどう棚に留めたり、 雨が降ってるときは、こうしてホームページの更新や、 売場の掃除、準備などをしてます。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年7月20日)
 電話の問い合わせには、「7月20日頃からです。チラシは、7月22日に入れます。」 って答えていたんですけど、 連休にはお客さんも来られたものですから、少しづつですけど、採り始めました。 まだ生産の仕事も残ってますけど、収穫が終わるまで頑張り続けたいと思います。

 梅雨明けして日差しが強くなってから、どのくらいの速さで色着きが進むもんなんだろうかと、 できるだけ緑色の房を見つけて、同じ房を撮り続けてます。 最初に撮ったのが、7月13日で、最後が7月20日です。 こちら側が、朝日が当たる側なのですが、裏側の方が色着き良さそうで、 なんとなく、なんで...?って感じです。 上の葉っぱとか、隣にある房で陰になるとか、そんなんが原因なんでしょうか...?。
7月13日 巨峰の色着き 7月16日 巨峰の色着き 7月17日 巨峰の色着き 7月18日 巨峰の色着き 7月19日 巨峰の色着き 7月20日 巨峰の色着き

 同じ房の裏側です。 周りの白い袋せいなのか、何度撮ってもピンボケで、載せようか載せまいかと迷っていたのですが、 まあ、色の変化を僕自身が比べたかったものですから、載せてみました。 こちらは、夕日が当たる面です。
7月13日 巨峰の色着き 7月16日 巨峰の色着き 7月17日 巨峰の色着き 7月18日 巨峰の色着き 7月19日 巨峰の色着き 7月20日 巨峰の色着き

 天気も良い日が続きそうですし、 このペースで着色してれれば、お盆前までには、喜んで採ってもらえる房になりそうです。 この房は、ぶどう狩りで案内するとこに、入口近くに生っています。 もっと色着くまで撮り続けたい気持ちもあるんですけど、 色着きが進むのと同時に、粒も大きくなってきてるようで、 袋をはいだり、袋をかけ直したりがキツクなってきてますし、 その度に白粉もとれてしまいそうで、どうしようかなあって思ってます。 でもやっぱり、誰かが採ってしまうまでは、研究材料になってもらおうかなあって思ったりもしてます。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年7月27日)
 7月22日には、新聞折り込みチラシを入れて、 本格的に収穫を始めました。
 毎年同じチラシですから、「中身は読まずとも」って感じで、 開園のお知らせになって、お客さん達が来て下さいました。 昨年の今頃は、梅雨明けの後に再び雨が降り続いて心配してたんですけど、 今年は、晴天続きで、暑さに誘われたようにお客さんも来て下さり、 順調に収穫を進めることができてます。
 最初は、我が家の巨峰とは思えないくらいに色の黒い巨峰を探し回って、収穫してましたけど、 3日目くらいには、畑中探し回っても、色の黒いのは、なかなか見つけられなくなってしまいました。 晴れ続きのおかげで、それぞれの房を見てると色着きが進んできているんですけど、 収穫量には追いつかないようです。 でも、見た目の色以上に、酸味が甘味に変わってきてて、 赤っぽい巨峰の方が、粒が大きくて食感が良くて美味しいものですから、 だんだんと赤色っぽい巨峰を収穫するようになりました。

 来られたお客さんから、「ロザリオは、まだ..?。」、「マスカットは、まだ...?。」 って訊かれることが多いです。 巨峰みたいに、色がついてくるものなら、 だんだんと色着いてくるのを見てて、色着いた房の数などで、そろそろかなあとか判断するんですけど、 ロザリオは、色着かないですから、なかなか見分けがつかないものですから、 いつ頃からと答えられずにいます。 昨年が、8月3日に地方発送してるみたいですから、 なんとか、その頃には採り始めたいんですけど、 どうですかねえ、昨日試食した粒は、甘味は、まあありますけど、 まだ酸味が残ってましたし、 でも、ある日突然酸味が無くなってってこともありますし、 やっぱり、まだ収穫開始日は分かりません。

 チラシを入れる前にって、手伝いさん達にも、 分園のトンネルハウスの巨峰の脇芽摘みをやってもらってたんですけど、 少し残ったまま、チラシが入って、収穫販売が忙しくなってしまいました。 早起きして頑張ろうかなあって思ってはいますけど、 夜遅くまで、翌日の発送伝票の準備や、空箱作りに時間がかかってしまって、 睡眠時間も確保しとかないと、これから先に影響しかねないですし、 なかなか早朝の畑仕事もできずにいます。

 梅雨明けして日差しが強くなってから、どのくらいの速さで色着きが進むもんなんだろうかと、 できるだけ緑色の房を見つけて、同じ房を撮り続けてます。 最初に撮ったのが、7月13日で、最後が7月27日です。 ここ数日で、急激に着色してきた感じがします。
7月13日 巨峰の色着き 7月16日 巨峰の色着き 7月17日 巨峰の色着き 7月18日 巨峰の色着き 7月19日 巨峰の色着き 7月20日 巨峰の色着き 7月23日 巨峰の色着き 7月25日 巨峰の色着き 7月27日 巨峰の色着き

 同じ房の裏側です。
7月13日 巨峰の色着き 7月16日 巨峰の色着き 7月17日 巨峰の色着き 7月18日 巨峰の色着き 7月19日 巨峰の色着き 7月20日 巨峰の色着き 7月23日 巨峰の色着き 7月25日 巨峰の色着き 7月27日 巨峰の色着き

 普通のぶどう園だと、まだまだな着色具合ですけど、 僕の感覚としては、そろそろ美味しいかもしれないなあって思ってます。 最初の写真から2週間、ここまで着色するとは、 期待して撮り続きてきたわけですけど、期待以上に着色してくれてます。 晴れ続きだったってこともありますけど、朝起きたときに涼しいですから、 これも着色に好影響を与えてると思います。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年8月14日)
 収穫を始めたのは、ずいぶんと前のような、でも、数日前だったような気もします。 今日(8月14日)の午前中で、一番忙しい時期は越えたんだろうと思います。 8月10日過ぎまでは、黒くはなかったですけど、わりと良い色の巨峰が採れてましたけど、 お盆期間中は、ハウスの巨峰は、終わり近くになって、色が薄いのばかりになってきますし、 トンネルハウスの巨峰の収穫を始めるには、色のわりには酸味が強くて、ちょっと早い気もしますし、 ということで、1日でもトンネル巨峰の収穫開始を遅らせるために、 できるだけハウスの巨峰を採っていたんですけど、 12日から、地方発送や箱詰めには、トンネルハウスの巨峰を採って入れてます。

 梅雨明けして日差しが強くなってから、どのくらいの速さで色着きが進むもんなんだろうかと、 できるだけ緑色の房を見つけて、同じ房を撮り続けてましたが、 8月6日に撮った後、見に行けない間に、無くなってました。
7月13日 巨峰の色着き 7月16日 巨峰の色着き 7月17日 巨峰の色着き 7月18日 巨峰の色着き 7月19日 巨峰の色着き 7月20日 巨峰の色着き 7月23日 巨峰の色着き 7月25日 巨峰の色着き 7月27日 巨峰の色着き 7月31日 巨峰の色着き 8月6日 巨峰の色着き

 同じ房の裏側です。
7月13日 巨峰の色着き 7月16日 巨峰の色着き 7月17日 巨峰の色着き 7月18日 巨峰の色着き 7月19日 巨峰の色着き 7月20日 巨峰の色着き 7月23日 巨峰の色着き 7月25日 巨峰の色着き 7月27日 巨峰の色着き 7月31日 巨峰の色着き 8月6日 巨峰の色着き


ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年8月19日)
 8月18日から、デイサービス施設の方々も来られましたから、 分園で営業します。 毎年、この時期には、分園での営業になるんですけど、 場所が分からない方も、まだいらっしゃいますし、 一年ぶりで忘れてらっしゃる方も多いですから、 本園の入り口で、分園の場所を案内してます。
分園休憩所 分園休憩所セキレイの色着き


ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年9月8日)
 8月18日から、デイサービス施設の方々も来られましたから、 分園で営業します。 毎年、この時期には、分園での営業になるんですけど、 場所が分からない方も、まだいらっしゃいますし、 一年ぶりで忘れてらっしゃる方も多いですから、 本園の入り口で、分園の場所を案内してます。
分園休憩所セキレイの色着き 分園休憩所セキレイの色着き
 今シーズン、風鈴の横には、このオブジェが下がってて、 写真では、回ってるのが分からないと思いますが、 風に吹かれて回ってます。 特に、真ん中の水色のカンカンがまわってると、とっても涼しげです。 御近所さんから頂いてきたんですけど、 空き缶にマジックで下書きして、カッターかハサミで切って、 折り曲げて、風を受けて回るようになってます。 僕が作ったわけではないんですけど、 廃品利用で、誰でも作れそうで、でも難しそうで、 見た目が涼しげなこともありまして、みなさん珍しげに眺めてらっしゃいます。

 いつもの年だと、そろそろセキレイも収穫を始めてる頃なんですけど、 今年は、昼も夜も暑くて、どーにもこーにも色着きが遅れてます。 本園のビニールハウスの中から、少しだけ色づいたのを採ってきたら、 かなり甘かったものですから、施設のおばあちゃん達に、オヤツとして食べてもらってます。 分園のテラスの下のセキレイは、お客さんに見せるために袋をはいでいたのが、 だんだんと色着いてきました。 こちらの方が収穫は早いかもしれません。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年9月17日)
 巨峰の残りも少ないので、そろそろ本園での営業に戻ろうかと思案中ですけど、 まだ巨峰のぶどう狩りをしたいって方もいらっしゃるものですから、 もうしばらくは、分園で営業します。 毎年、この時期には、分園での営業になるんですけど、 場所が分からない方も、まだいらっしゃいますし、 一年ぶりで忘れてらっしゃる方も多いですから、 本園の入り口で、分園の場所を案内してます。
分園休憩所セキレイの色着き 分園休憩所セキレイの色着き
 セキレイは、色着きが遅れて、採れる量が少なかったものですから、 施設の方々が来られたときのオヤツのためだけに採ってました。 本格的な色着きには、もちょっとですけど、 試食されると、薄い色着きでも美味しいと言われるものですから、 巨峰が残り少ないこともありまして、少しづつですけど、セキレイの販売を始めました。 脇芽を切ったりして、日当たりが良くなるように毎日頑張ってますし、 朝晩が涼しくなってきて、やっとセキレイの季節になってきてはいますけど、 急ぎの贈り物でなければ、10月まで待っていただけると助かります。

 そう、巨峰は、残り少なくなりました。 畑の中を見渡せば、まだまだ果袋が残ってはいるんですけど、 どうにも色着きが良くなくて、赤かったり、ピンクっぽかったり、ですので、 できれば、箱詰め、地方発送は、ロザリオとセキレイをお勧めしてます。 それでも、地元の方々には巨峰の方が人気あるものですから、 家庭用袋入りは、試食されて気に入られた方には販売してます。 ここ数日は、朝晩が涼しくなってきてますから、 しばらくすると少しは色着くんだろうと思うんですけど、 残り房数が少ないものですから、少しでも色着いたものから採ってしまって、 色着くまで待ってられない状態です。

 分園の休憩所近くの田圃の稲です。 毎日、この横を歩いてるんですけど、いつの間にか穂が出て、垂れ始めてて、びっくりです。
稲


ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年9月22日)
分園休憩所セキレイの色着き 分園休憩所セキレイの色着き


ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年9月26日)
 箱詰め、地方発送は、セキレイとロザリオビアンコだけなんですけど、 家庭用袋入りにできるくらいの巨峰が少し残ってますから、 9月中は、分園で営業して、 10月になったら本園で営業する予定ですけど、 天気と引っ越し作業の都合で、ちょっと早く本園での営業に戻るかもしれません。 施設からのぶどう狩りの予約が終わって、ちょっと余裕ができましたから、 昨年までと同様に、特産館いずみにも持って行き始めました。
特産館いずみ 2010年9月26日

 特産館いずみの昨年の今頃のフルーツ棚は、 みかんでいっぱいだったんですけど、今年は、珍しいものをというか、 他の人が作ってないものを作って納品される方が増えたみたいで、 昨年までは見かけなかった、いちじく、梨、モチキビなども並んでます。

 今年も、たくさんのデイサービス施設からぶどう狩り(ぶどう買い)に来て下さいました。 昨年くらいから、ぶどう狩りの帰りに、この特産館いずみに寄ったりするのが流行りとなりました。 トイレは車椅子のまま入れるように整備されてますし、休憩所も広くて涼しいですし、 野菜中心に販売されてますから、ちょうど都合が良いようです。 今年は、何回かくっついて行ったんですけど、すぐにカートを手渡されたり、 試食やオマケをサービスして下さったり、 バスが出発するときには見送りされてますし、歓迎して下さってるみたいです。
 他の流行りは、米ノ津駅通りの田中菓子店さんのチーズ饅頭、米ノ津の国道沿いの商店さんのサツマイモ、 水俣市の峰楽饅頭さん、八幡神社さんに大鈴を見に行く、ニシムタさんで買い物する、などです。

 東雲の里アジサイ園の宮上さんから、 「漬物でも入れて下さい。」って頂きました。 漬物は、すぐに冷蔵庫に仕舞えるようにって、タッパーに入ったままんのが並びますし、 「漬物用にはもったいないなあ。 中学生の頃なら、ご飯茶碗(どんぶり)にちょーど良いんだけどなあ。」って話をしながら、 そのまま机の上に置いて、眺めたり、持ち上げたりしてます。 手触り、持った感じ、手のひらに伝わる感覚が気持ち良いのです。
東雲の里 宮上誠さんの器
 茶碗の右上にあるのは、壊れた急須で、花瓶代りになってて、 そこら辺から採ってきた彼岸花などを、生けてあります。 どっしりとしてますから、机が揺れたり、花に触れたりしても、 倒れてしまうこともなくて、普通の花瓶よりも安心していられます。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年10月3日)
 9月27日の夕方に分園から引っ越しして、今は本園で営業してます。 巨峰の収穫は、ほぼ終了です。 畑の隅っこに残ってる巨峰を見つけたときは、採ってきて家庭用袋入りにして販売したり、 オマケとして差し上げたり、してます。 残りは、ロザリオビアンコとセキレイだけで、 家庭用袋入りのとこをパックに入れて、 特産館いずみにも持って行ってます。
特産館いずみ 2010年9月26日

 本園で営業するようになってからは、朝晩の荷物運びもなくなりましたし、 曜日によって、お客さんの少ない日には、 二番花の実を切り落としたり、ビニールハウスの修理をしたり、 その他いろいろ、来年に向けての仕事を始めました。
巨峰 二番花の巨峰
 夏の頃から、乗用草刈り機が、調子を落としてまして、 農機具屋さんに修理してもらったんですけど、 あっちこっち部品交換してもらって、なんとか動くようになりましたけど、 替刃を注文したのが、なかなか送られてこなかったりしてまして、 草刈りができずにいます。 セキレイ、ロザリオを採りに行く道筋だけは、なんとか草刈りしましたが、 なんだか蚊が増えたような気がします。

 写真は、二番花の巨峰です。 真っ黒に色着いたのは、手伝いさん達に、「酸っぱいけど美味しい。」、「ジュースの色着けにしたい。」 って言われて、もう少しの間だけってことで、そのままにしてあります。 少しづつ採ってきて、 東雲の里アジサイ園の宮上さんに戴いた茶碗や、試食用のザルに入れて、 生け花の代わりにしてます。 酸っぱいもの好きの方は、もらって帰られたりします。
二番花の巨峰 二番花の巨峰


ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年10月25日)
 セキレイとロザリオビアンコの収穫、販売を続けてます。
 ロザリオは、昨年の今頃と比べると、残りが少ないですけど、 今すぐに無くなるような感じではなくて、11月になっても、しばらくはありそうです。 でも、残り房数を数えたわけではないですし、1房の重さの平均も分かりませんし、 全部の房が食べられる状態かどうかも分かりませんし、 ソバカス模様が出てきた房も増えてますから、 ロザリオの地方発送をご希望の方は、急がれた方が良いと思います。
 セキレイは、昨年よりも房数が少なかったハズですから、 収穫開始が遅れましたけど、昨年の今頃よりも、ちょっとは残り少ないんじゃないかな〜、 くらいの感覚です。 天候とお客さん次第ですけど、12月の御歳暮時期まではありそうです。 と、買いに来られたお客さんには言ってます。
テラスのセキレイ 東雲の里の宮上さんの焼き物

 収穫販売も頑張ってますが、 剪定っぽいことも少しづつ始まってますし、肥料まき前の草刈りしたり、 ビニールハウスの部品交換や、錆止め塗料塗りなど、 細々とした補修もやってます。 もちょっと巨峰の葉っぱが落ちたら、肥料をまいたり、本格的な剪定も始まります。
葉っぱが少なくなった巨峰 葉っぱが少なくなったロザリオ

 家庭用袋入りのとこをパックに入れて、 特産館いずみにも持って行ってます。 昨年と比べると、特産館いずみのお客さんが増えてることもありまして、 昨年の同じ時期よりも、少しだけ販売量が多い気がします。
 気になるのは、出水市ツル観察センターです。 いつもは、11月1日前後に開所式があって、 出水市特産品協会と出水市観光協会の特産品売店もオープンするのですが、 今年は、出水市特産品協会と出水市観光協会の特産品売店は運営されないような話を聞いてます。 ですけど、本館展望所1階の売店は営業されますし、 地元ツル保護グループさんの売店や、高尾野町の売店は営業されると思いますから、 ツル見物、お土産の買い物への影響はないと思います。
特産館いずみ 2010年9月26日

 昨年の今頃と違うことのひとつに、「九州産交ナイスデイツアー」というのがあります。 農園レストラン三蔵(みくら)さんが企画されたツアーで、 九州産交さんが募集、販売、運行されてます。 熊本交通センター発着で、加紫久利神社(大蛇しだれ見学)、農園レストラン三蔵(お食事)、 感応禅寺(座禅体験)、山門ぶどう園(ぶどう狩り)、特産館いずみ(お土産買い物)、 という行程のツアーです。
 少人数で営業してる時期なものですから、 ツアーの団体さんは、対応できなさそうな不安が大きいんですけど、 三蔵の営業マンさんが熱心に勧めて下さるし、 僕らが対応できない部分は、添乗員さんやお客さんに、説明して下さって、 どうにか少人数でも対応できるようにして下さってるので、なんとか続いてます。
特産館いずみ 2010年10月25日 九州産交バス

 もうひとつは、南日本リビング新聞社の 「リビングかごしま」の10月2日号に、記事として紹介してもらってから、 これを見られた鹿児島市内からのぶどう狩りのお客さんが多かったことです。 「リビングかごしま」は、鹿児島市内の各家庭に配られる新聞で、読者が多くて、 後から聞いた話ですけど、普通の新聞以上に、ちゃんと読まれてる人が多いらしいです。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年10月26日)
 今年も、米ノ津小学校の4年生、女の子ばかり5人の組と、男の子ばかり5人の組、 合計10人が、総合学習の時間で見学に来ました。 相変わらず下手な説明をした後に、質問を受けて、話を続けました。 みんな質問を準備してきてて、僕の答えを熱心にメモしてました。 ぶどうの種類などについては、最初に説明してたので、 1本に何房くらいなりますか、何が大変ですか、いつ頃実になりますか、などでした。
 1時間30分の予定でしたから、「さて、どうしようかな。」でしたけど、 質問の中に、「木は何本ありますか..?。」ってのもあったものですから、 後から数えましょうってことにしてたので、 畑の中を見て歩きながら数えてもらいました。 みーんなデジカメを持って来てて、 ぶどうの木や葉っぱや落ちてる実の写真も撮ってましたけど、 なんだかポーズとって自分達の写真撮ってることが多かったです。 男の子達もいたわりには、乗用草刈機とか、スピードスプレイヤー(農薬液肥の葉面散布用の車)には 興味がわかなかったのか、気がつかなかったのか、見たり写真撮ったりはしてなかったです。
 歩き回って喉が渇いた後は、 せっかくなので、試食用に冷やしといたセキレイとロザリオを食べてもらいました。 4、5人で見学に来られるよりも、人数が多いと、それなりに質問の数も多いですし、 勝手におしゃべりもしててくれますし、 仲良く元気な子達ばかりで、賑やかで、楽でした。
巨峰 巨峰

 ぶどうを食べた後は、手伝いさん達も一緒になって、記念撮影して、 その後は、「遊びながら帰るんだ〜。」って言いながら、ちょっと早めに帰ってくれました。 僕らが見送っていたもんですけど、 ちょこっと歩いてから、振り向いてバイバーイって手を振って、 リュックを背負ったような格好で歩いて帰ってくもんですから、 本人達は、「なんだか、田舎に泊まろう、みたいだ。」って言ってから、 また手を振って、歩き始めてました。 この前の日曜日のお昼だったか、「田舎に泊まろう」が特別番組で復活してて、 最初の方だけですけど見たばっかりだったんで、 お別れの場面に似てるなあって思いながら見送ってました。 お手伝いはしてもらってませんし、 別れがつらくて泣いてる子もいなかったと思いますが...。
巨峰


ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年10月29日)
 火曜日に続いて、米ノ津小学校の5年生、女の子3人、男の子7人、 合計10人が、総合学習の時間で見学に来ました。 とりあえず説明してからかなあって思っていたんですけど、 すぐに「質問いいですか。」って言いだしたので、 質問してもらって、それに答える、ついでに、関連した説明を付け加える、 ってな感じで勉強会をやりました。
 みんな質問を準備してきてて、僕の答えをメモしてました。 「いつ頃収穫できますか。」、「いつころからぶどう園はあるのですか。」、 「何が大変ですか。」、「嬉しいのはどんなときですか。」、 「袋は全部同じ大きさですか。」、「色の違う袋があるのは何故ですか。」などなど、でした。

 質問が終わった後は、テラスの下の機械類や、ぶどう園の中を見て回りました。 今度は、スピードスプレイヤー(SS)や、乗用草刈り機に興味持ったようでした。 乗用草刈り機は、正式名称、「草刈り機まさお」って前面に書いてあるもんですから、 なんだかウケテマシタ。
 この前の4年生の見学のとき、帰った後に、 ビニールハウスの上からの眺めも見てもらったら良かったかなって思ったので、 今回は5年生でしたし、「登ってみる...?」ってききましたら、 「いいんですか...?」って、喜んで、梯子を登って行きました。 さっさと上った子もいれば、「超怖い」って言いながら、ヨロヨロと登った子もいて、 男の子7人は、なんとか登って、谷を歩き始めて、 女の子も1人は登って、谷を歩き回ってました。 ぶどう園の中を歩くことも、まあまあ珍しいことかもしれませんけど、 ビニールハウスの鉄骨の上からぶどうの木を眺めることは、 めったにない体験だったんじゃないかなって思います。
巨峰 巨峰

 歩き回って喉が渇いた後は、 せっかくなので、試食用に冷やしといたセキレイとロザリオを食べてもらいました。
 帰る前に記念撮影してたんですけど、 何故か男子チーム、女子チームに分かれて、写真撮ってました。 4年生は、みんながデジカメ持って来てて、写真撮影大会みたいになってましたが、 今回は、グループの代表者が持ってきた、のような感じでした。 交代で撮ってましたから、学校の備品だったのかな...?。

 記念写真の後は、分園のご近所さんから頂いたサトウキビ、 普通のサトウキビと違って細いんですけど、 たくさんあったので、1本づつあげたら、 女の子1人は、食べ方(?)を知ってたみたいですけど、 ほとんどの子が食べ方が分からないみたいで、 こうすんだよって、皮を剥いて、「食べるんじゃなくて、しゃぶる、噛むだけだよ。」って、 教えてあげたら、 「甘い」とか、「変な味する」とか言ってましたが、 みんなでかじりながら、噛みながら、帰って行きました。

 今回も、人数が多くて、質問の数も多くて、 勝手におしゃべりもしててくれましたし、 仲良く元気な子達で、おもしろかったです。
 この2日間見てて、「小学生は、よく走る。」ということに気がつきました。 なんでだか分かりませんが、ちょっとしたことで、走ります、ダッシュします。 1人でダッシュじゃなくて、みんな一緒に、楽しそうにダッシュします。 草刈り機見に行くとき、木の本数を数えるとき、ぶどうを食べる前に手を洗いに行くとき、 そんなに急ぐ必要もないように思えるときに、ダッシュします。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年11月24日)
 ロザリオビアンコが無くなりましたので、セキレイだけ、収穫、販売を続けてます。
 ロザリオは、11月14日だったか、ほぼ無くなりました。 このときに味が薄くて採れなかったのが少しだけ残っていたんですけど、 しばらくして食べてみたら、わりと美味しくなってたものですから、 たまーに特産館の家庭用パックに入れたりしてました。 昨年は、11月25日くらいまであったみたいですから、 ずいぶんと早くなくなってしまったことになります。
 セキレイは、春の新芽の数が少なかったこともありまして、 昨年よりも房数が少なかったハズで、 実際、昨年の今頃よりも、ずいぶんと残り少ないです。 まあでも、天候とお客さん次第ですけど、12月の御歳暮時期まではありそうです。 と、買いに来られたお客さんには言ってます。
テラスのセキレイ 東雲の里の宮上さんの焼き物

 収穫販売も頑張ってますが、畑仕事も増えてきてます。 巨峰の剪定、肥料まき、ビニールハウスの部品交換、錆止め塗料塗りなど、細々とした補修もやってます。
 ここ何年も粒太りや色着きなどの調子が悪くて、周りの木が生長してきて、 ぶどう棚のスペースが無くなってきた木があったものですから、 思い切って間抜しました。 枝を全部切ってから、スコップで掘って引っこ抜いたら、 やっぱり根っこが枯れてる部分がありました。 来年は、周りの木の枝を伸ばしても、ちょっと棚が空くかもしれないですけど、 少しだけ残してると、枝が伸び放題になって、周りの木に覆いかぶさったり、迷惑がかかるもんですからね、 ま、切って良かったんじゃないかと思います。
葉っぱが少なくなった巨峰 巨峰の間抜

 ビニールハウスの中のロザリオは、まだビニールを外す時間がなくて、ビニールはりっぱなしなんですけど、 けっこう紅葉してきました。
葉っぱが紅葉してきたロザリオ

 家庭用袋入りのとこをパックに入れて、 特産館いずみにも持って行ってます。 同じものを、出水市ツル観察センターの 本館1階の売店にも出品していたんですけど、 外売店を運営されてる地元ツル保護グループさんから依頼がありまして、 外売店にも並べることにしました。
特産館いずみ 2010年11月22日


ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年12月5日)
 セキレイは、春の新芽の数が少なかったこともありまして、 昨年の今頃よりも、ずいぶんと残り少ないです。 袋かけ前の湿気と、夏の高温の影響も大きかったろうと思います。
 入口に1本だけある甲斐路は、湿気にも、病気にも、農薬にも弱い品種なんですけど、 今年は、例年以上にダメになってしまってた房が多いです。 12月になってから、ダメになってしまってそうな房を採って、 数粒だけでも食べられる粒が残ればって感じで選別して、 買いに来られた方がに、オマケにあげたりしてます。 いつもはお正月に収穫してた甲斐路ですけど、それまでは残せそうにないですし、 たくさんの収穫は期待できそうにないです。
 トンネルセキレイも、ほんの少しは残ってますけど、 本園のテラスの下に見えてるだけが、ほとんどとなりました。 11月までは、緑色の葉っぱが多いように思っていたんですけど、 朝晩の冷え込みがキツくなってきて、葉っぱの色が変わってきてしまいました。 今になって「御歳暮用に。」って話が増えてきて、いつくらいまで大丈夫かなあって不安です。
テラスのセキレイ

 収穫販売も頑張ってますが、畑仕事も増えてきてます。 巨峰の剪定、肥料まき、ビニールハウスの部品交換、錆止め塗料塗りなど、 細々とした補修もやってます。
 10アール弱のトンネルハウスの中のロザリオも、少しづつ間抜を続けてきて、 今年は、残り5本になっていたんですけど、 また2本切って、根っこも引っこ抜いて、残り3本になりました。 今は、ずいぶんと枝の無い部分が広くて、明るくなってます。 広げながら剪定して、来年、新芽が伸びれば、ある程度は棚がうまりそうですけど、 収穫量は少なくなりそうです。
間抜したロザリオ


ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年12月14日)
 セキレイは、本園のテラスの下に、少し残ってるだけとなりました。 この写真では、前回(12月5日)とあんまり変わらないようみ見えますけど、 雨が当たりそうな外回りは元々残ってませんでしたし、 この数日、お歳暮用にって地方発送の注文がありまして、 大きい房型のものが少なくて、たくさんの房数(袋数)採りましたから、 今は、中心部も薄っすらとなってきて、ずいぶんと残り少なくなってきてます。
 「発送伝票を書いて持ってきます。」って発送伝票を持って帰られた方や、 「ファックス送ります。」って言われた方の連絡待ちなものですから、 「収穫終わりました。」と書いておきたいくらいなんですけど、 地方発送で受け取られた方々が、このページを見て、「収穫終わりました。」って書いてあると、 「このぶどうはいつのものだろう...?。」って思われても困りますから、 まだ「収穫中」です。
 「収穫中」ではあるんですけど、12月22日に法事用の注文を受けてることと、 これまで「年末くらいまではあります。」と言い続けてきた手前、 少しは遅くまで残しておかないといけないかなって思って、 出水市ツル観察センターの本館1階の売店と、 地元ツル保護グループさんの外売店への納品はひかえることにしました。
テラスのセキレイ

 剪定、肥料まき、ビニールハウスの部品交換、錆止め塗料塗り、 ビニールはりの準備など、天候次第でいろんな仕事もやってますが、 朝は特産館いずみに納品に行きますし、 夕方は、5時過ぎ、5時半頃には暗くなってしまいますから、 なかなか仕事が進みません。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年12月25日)
 この10日間くらいは、本園テラスの下に、セキレイと甲斐路が残ってはいるんですけど、 果袋の中の状態が分かりませんし、どのくらいの量が残ってるのか、 どのくらいの注文を受けて良いのか分からなくて、 電話問い合わせにも、答えに困ってましたけど、 「発送伝票を書いて持ってきます。」って発送伝票を持って帰られた方や、 「ファックス送ります。」って言われた方から、 無くなってしまう前に注文が入って、なんとか発送できました。 その後も、家庭用袋入りに良さそうな房は残ってましたから、 親しい方々に贈りたいって方々の注文だけは受けて、採って発送してました。 それも、いよいよ少なくなり、 今日、綺麗さっぱりと採ってしまって、無くなってしまいました。
テラスのセキレイ
 写真は、12月22日に撮ったものですから、もちょっとセキレイが残ってますが、 ずいぶんと紅葉というか、葉っぱの色が変わってきて、 強い風が吹くと、パラパラと葉っぱが舞い落ちてました。 夏の緑色と全く違う葉っぱを見られたお客さん達は、 とっても喜んでらっしゃいました。

 収穫期間中は、今年も、たくさんの方々に来ていただきました。 ありがとうございました。 昨年と比べると、1カ月近く早く終わってしまって、 12月初め頃に来られたお客さん達には、 「年末近くまでありそうですね。また、お正月用を買いに来ます。」と言われていたので、 「今から買いに来られるんだろうなあ、買いに来られても無いんだなあ。」って思うと、 残念なような、申し訳ないような、 せめて、電話で「残ってます...?。」ってきいて下されば、 「収穫終わりました。」と答えるのですがね。 毎年のことですけど、収穫が始まる頃、収穫中は、「早く終われば。」って思ってますけど、 無くなる頃になると、「せめて、年末まで。できれば正月まであれば。」って思えてきます。

 収穫は終わりましたが、剪定、肥料まき、ビニールハウスの部品交換、錆止め塗料塗り、 ビニールはりの準備など、天候次第でいろんな仕事が続いてます。 その前に、年賀状をどうにかしないと...。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年12月26日)
 今、本園テラスの下には、甲斐路が1本だけ残ってます。 セキレイの原種みたいなものです。 甘味が強くて、ジューシーで、皮ごと食べれて、僕は好きなんですけど、 大きな房になりにくくて、粒が割れやすくて、いろんな病気に弱くて、 農薬にも弱くて、セキレイと比べると色着きが良くないために、 甘くなっていても、なかなか収穫できずに最後まで残ってしまって、 実が軟くなってしまう、ということが毎年繰り返されてます。
 正直なところ、高いテラスの下で、ほとんど脚立に乗っての仕事ですから、 ただでさえ手入れが大変で、手間が余計にかかる、人件費が余計にかかるのに、 ほとんど売り上げに貢献してない、 ということで、セキレイの苗木を植えて、切り替えることにしました。 新しい苗木は、同じセキレイという品種でも、またまた改良されて、 甘くなってるとか、安定性が増してるとか、そんなこともあるんじゃないかって、 そういう期待もありますますから、3本、植えてみました。 食べれるのは何年か先ですけど、お楽しみに、お待ちください。
セキレイの苗木
 その3本のセキレイの苗木が送られてきましたから、 トンネルのロザリオの中に植えました。 ここで1年間育ててから、本園のテラスの下に移植します。 いきなりテラスの下に植えても良いのですが、 その方が移植の手間がいらなくて楽なんですけど、 甲斐路を残したままでは、一番良い場所に植えられませんし、 甲斐路を引っこ抜いて、代りに苗木を植えたら、 今度の夏には、休憩所の辺りが木陰になりません。 一年間だけでも他の場所で育てて大きくして、 少しは木陰を作れるようになってから植えることにしました。

 朝起きたときから雨が降ってて、冷たい雨だなあって思っていたんですけど、 さらに冷えてきて、だんだんと雨が白っぽくなってきて、 苗木を植える準備を始める頃には、雪になってました。 土を運んだり、苗木を植える穴を掘ったり、埋めたりしますから、 体は温まって汗かいてましたけど、 その前に準備してるときは、剪定鋏、スコップ、鍬を持つ手が、かじかんで動きませんでした。 矢筈山も白っぽくなるくらいに雪が積もってましたが、 白っぽくもやがかかってて写真写り良くなさそうでしたし、 もうすでにデジカメも持ち出す余裕はなかったです。

ぶどう園日記 現在状況報告編(2010年12月31日)
 昨夜、寝るときまでは雨降りだったんですけど、今朝、起きたときには、まっ白雪景色でした。 こんな雪では車も通らないだろうと思ったんですけど、 朝食の後には、道路には車が通った跡がありました。 通ったのは1台だけだったのか、その後は、雪が降り積もって分からなくなりました。 年に1回くらいの積雪で、タイヤチェーンも持ってませんし、 安全のためには、外に出ないことだなと思いますが、 年越し蕎麦くらいは買いに行かないと、です。
セキレイの苗木 セキレイの苗木
 ロザリオのハウスは、この3年、4年くらい、ビニールをはりっぱなしにしていたんですけど、 さすがに外側が苔で汚れてきてましたし、破れ目も増えて雨漏りしてきてますから、 年が明けたらはりかえなきゃって思ってます。 たぶん、ずーっとビニールはりっぱなしにしてた影響で、 谷換気の巻き取りパイプが錆びてしまってるだろうから、 取り替えないといけないんでしょう。
 ただ、今現在は、雨模様の天気のときに剪定するためにって、 まだビニールはりっぱなしにしてあるものですから、 「雪積もってて暗くて見づらいなあ。」と言いながら、父は剪定に行きました。 剪定が終わり、ビニールはりが終わるまで、年末も正月も休み無いです。

 セキレイが無くなってからも、注文、問い合わせの電話があり、 来園された方もいらして、それに応えられなくて残念でしたが、 ここ数日の寒さや今朝の雪を考えると、木のためって考えると、 早く収穫が終わってよかったのかなって気もします。 僕らは、来年に向けての仕事を始めてますので、 夏の巨峰の収獲開始をお待ち下さい。 そして、御歳暮時期には、憶えといて、お早めにお出で下さい。

 本年も、たくさんたくさん、ありがとうございました。

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