F1 2003
はるか遠くの栄光を目指して

応援するのはどのドライバー?

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  4月21日   F1 第4戦サンマリノGP決勝
シュー兄弟の母が決勝直前にお亡くなりになりました。
昨日は病状悪化と書いたけれどもどうも危篤状態だったようです。
前回のブラジルGPでシューが危ないと言うことを書いたのですが、その身代わりになったのでしょうか? これも母の愛と言うことなのでしょうか?
そうなると今回ばかりは大嫌いなシューですがほんの少しだけ応援しました。
もちろん予選2番手のラルフも。
スタートではラルフがTOPに立ったものの、一回目のSTOPでラルフがちょっと遅れた為そこからシューがTOPにたって、ゴールまでそのまま・・・ ううむやはりシューのレースはあっけない・・・
それを尻目に2番手争いは結構過激でした。 殆どが3ストップに対し、予選振るわなかったマクラーレンの2台は2STOPで徐々に順位を上げ、スタート直後はラルフがTOPなのが一回目のSTOPでラルフ2位、バリチェロ3位、2回目のSTOPでもそれは変わらず、3回目のSTOPでそれを行わなかったライコネンが2位、ラルフ3位、バリチェロ4位。
バリチェロがラルフを交わし3位浮上。
最後の最後までライコネンを追い詰めるが惜しくも3位で終わってしまいました。
ある意味節目のレースを優勝で飾った兄に対し、弟は残念ながら4位。
やはり世の中そんなに甘くはないです・・・
今年初めて3強がリタイヤせずに残りましたが、これで今の順位がそのまま勢力図と言うことになりそうです。
3強に続いたのはアロンソ。予選絶好調のウェバーは残念ながらスタート失敗(ビルニューブもあおりを食ったが・・・)
その後目立つことなくリタイヤとなりました。
ウェバーはオーストラリア人。この先いずれ優勝を争えるドライバーになるでしょうが、オーストラリア人の優勝って考えるとアランジョーンズ以来という事になるんでしょうねぇ〜。 しかしそこに目をつけたジャガーはなかなかの眼力をもってますね。以前のティレルみたいです。 
ここ最近はめっきり台数が減って、20台と言うさびしいGPが続いていますが、今後のハイテク禁止で台数が増えるのかなぁ?
いつかのGPのように30台予備予選なんてことになると見ごたえがあるんですけどねぇ
90年のカペリのように予備予選落ち(メキシコ)の次のGP(フランス)で2位なんて遠い昔の話になってしまいました。
いつか混戦GPが復活することを祈ります。

  4月19日   F1 サンマリノ予選
やはりここの主役はフェラーリでないと気がすまないのでしょう。
シューがあっさりPPです。
そしてラルフが2位と兄弟対決になりました。
が、二人の母が病気で入院、しかも病状悪化と言う事で予選後直ぐにドイツにかえって行きました。明日はどうなるのだろう?
そしてやってくれましたぶっ飛びウェバー非力なジャガーを操って予選5位です。
もしかしたら将来のチャンプ候補かも。
今回予選好調はBARヴィルニューブ7位、バトン9位とTOP10入りを果たしました。
マクラーレンはライコネン6位ですが、なんとクルサード12位。 まぁいつもここは決勝追い上げるのであまり関係ないかもしれませんね。
前回優勝のフィジケラは17位と今回はあまりふるいませんでした。

  4月17日   IRL ディクソンも骨折
もてぎでカナーンとTOP争いの末接触、クラッシュしたスコットディクソンの方も左腕を骨折していたらしいです。
それでも次戦に向けての意欲はかなりあるみたいなのでもしかしたら出てくるかも。
 
F1サンマリノGPでフィジケラのトロフィー授与を行うらしいです。
フィジケラの初優勝は複雑な思いとなってしまったけど、これですっきりするといいねぇ
 
 

  4月15日   IRL第3戦ツインクルリンクもてぎ
GAORAでやっていたので、久々に見てみました。前回見たのは2001年のジル ド フェランがチャンピオンを決めた一戦でした。
その時から比較して、CARTとIRLが分割された影響も手伝って、ドライバーがごそっと変わっています。
F1にステップアップしたダマッタを除いてケニー・ブラック、トニー・カナーン、マイケル・アンドレッティ、若手スコット・ディクソン、虎之助などはこちらに残っていました。
ポール・トレーシー、カーペンティア、モレノ等はCART に行っているみたいですが、クリスティアンやグージェルミンとかはどこに行ってんでしょうねぇ?
それはともかくとして、予選では虎之助が4位とびっくりするような成績を上げていて、かつてのドイツGPの右京を思い出させてくれました。
スタート直後にTOP争いをするところもそっくりで順調に行っていたと思ったら、何とピットストップで大チョンボ。給油ノズルをつけたまま走ると言う失態でピットアウトは遅れるわ、もう一度ピットに入って残骸を取らなければいけないわ、さらにはそれでペナルティを受けてさらに遅れるわで散々でした。  
そこで2LAPダウンになったのが最後まで響きましたね。それが無ければ或いはってのはあったけどたら、ればは無しってことで・・・
しかし、レースは激しいレースで色んなところで車がぶつかっていました。
序盤は中堅のドライバー達のクラッシュでピットストップのタイミングをはかる原因にしかなっていなかったのだが、(女性ドライバーもいるんだねぇ〜)終盤に波乱は待っていました。
首位を走っていたスコット・ディクソンとトニー・カナーンが首位争いの果て接触
ディクソンの方はリアが吹っ飛びほぼ速度が落ちないままフェンス激突。一方カナーンもフロントからフェンスに激突と激しいクラッシュでした。
これでカナーンは右腕を骨折。次戦は出場が危ぶまれます。
そこでTOPに立ったのはスコット・シャープ残り8周でした。 そこから超スプリントレースが始まると思いきや、直後にスポット参戦の中野信治とジャック・ラジアのクラッシュでイエローコーションエンド。
スコット・シャープが今期初優勝で幕を閉じた。

  4月7日   F1 第3戦ブラジルGP
やはり新ルールにしてから予選は面白いみたいです。
まさか昨年最後尾を走っていたウェバーが予選で3位になるなんて・・・しかも昨年調子が上がらなかったジャガーで・・・
それが一番の驚きだったのだが、相変わらずフジテレビの扱いが小さい。
どうせ燃料軽かったからたまたま3位になったんでしょ?的な扱いだ。
予選も雨が降っていたみたいでそれも波乱の原因なのかな?
しかも決勝も雨!これは大波乱を期待してみていましたが。。。
でもPPのバリチェロはちょっと不利だったねぇ。
まずは雨でスタートが遅れたのだが生放送だから終わるかどうか不安だった。特にビデオ録画は時間通りに取っていたために最後まで取れているかどうか・・・それだけスタートは遅延したし、セーフティカースタートで時間だけが過ぎていく。
10週目のスタート直後(変な表現だが)バリチェロのペースが全く上がらず、クルサードがTOPに立つがそれもペースダウン!?ライコネンがTOPと序盤から目まぐるしい展開。
いきなりフレンツェンがリタイヤと叫ぶアナウンサーだが、これはハイドフェルドの間違い。
この頃ウェバーもなんとかかんとかねばっている。
しかし、ここからこんな展開になろうとは・・・ 
ファーマンのサスペンション故障によるパニスとのクラッシュで2回目のセーフティカーそれに従いほぼ全てピットイン
(おかげでダマッタが一時4位)
ウィルソン、モントーヤ、ピッツォニア、そしてシューの同じ箇所でのスピンにより3回目のセーフティその後その地獄の場所でフェルスタッペン、バトンのスピンで4回目その間にじわじわと順位を上げてきたのが
フィジケラとアロンソ。
そして、最後はウェバー一度目のスピンは何とか耐えたが、2度目はフェンスに激突。破片が完全にコースを塞ぎ5回目のセーフティカーと思われた瞬間なんとイエローフラッグの中でアロンソが大クラッシュついにレースが止まってしまった。
この直前ライコネンを交わしてトップにたったフィジケラだがルールにより2周前に戻って・・・というタイミングがかなり微妙だったようで55周で止まったのなら53週時点のTOPはライコネン、54週目ならフィジケラ、さらに53周では規定周回75%に達しないというまれに見る微妙なタイミング。
さらに赤旗のタイミングとフィジケラが56周目に入ったタイミングがまた微妙みたいで、この時は一度ライコネンの優勝になったが後にフィジケラの優勝に差し替えられた。
なんと今年はエンジンが変わり調子を落とすと思われていたジョーダンも200戦目の区切りを優勝で飾ることになった。
その後のRunでエンジンブローしていたことを考えると本当にLuckyで勝ち取った一戦だったと言える。
もしも、もしもこのまま続けていたら、優勝はおそらくクルサードであっただろうだけにクルサードも不運だったとも言えるかな?
最初から最後まで大波乱のブラジルGPでした。
しかし、今回のシューのリタイヤの仕方、ものすごく94年のセナにダブって見える。
シューは嫌いだが、ここで終わられるのも困る。
そしてラッツェンバーガーにあたるのは・・・
さしずめウイルソンだ。
次回はこの二人に注目したい。
 

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