春の東光山公園


 4月に桜祭りが開催される、特攻記念碑の辺りの桜並木が、けっこうキレイになってきましたから、 もしかしたらと思って、東光山公園の桜を見に行きました。

 東光山の頂上付近を見上げると、桜が満開という色ではないのですが、 なんだかチラチラしたものが見えるのです。 目の錯覚かと思いながら登ってくと、どうにか正体が分かります。 あちこちでチラチラした感じに見えてたのは、たくさんの赤白のチョウチンなのです。 チョウチン型の電灯が、夜桜見物用にと、あちらこちらに吊るされてるのが、 麓の方からもチラチラと見えるのです。

 ご覧のように、桜は、まだまだ咲き始めたばかりなのですが、 いつもの公園と比べものにならないくらいに、人が多いです。 特に、一番上の駐車場は、ほとんど満車状態で、芝生のところに白線がひかれてて、 臨時の駐車場になってました。 普通の火曜日で、平日のハズだったんですけど。


 お父様方の姿は、あまり見かけませんでしたが、 お母様数人と、そのお子様の団体(!?)が何組か、あちこちでお弁当タイムでした。 暖かくなってきたせいか、人数が多いせいか、芝生ソリの斜面にもお子様が集まって、 段ボール紙に乗って、寝そべって、滑り降りてました。
 地元の老人ホームデイサービスセンターの御一行様も、バスで来られてて、 駐車場近くの桜の木の下で、芝生の上で、お弁当を食べてらっしゃいました。 この日来られてたのは、山門ぶどう園に葡萄狩りに来られるところとは別のセンターの方々でしたが、 特攻記念碑の辺りでも桜は見れるのですが、やはり、出水市を見渡しながらの桜見物ということで、 ここに来られてるようです。
 その他、芦北町の老人会の方々とか、県外ナンバーの車も多く停まってました。

 ぶどう園の手伝いのおばちゃん達の話では、満開時期でも、屋台とかは出店されてなくて、 自分達で作ったお弁当とか、温かい弁当屋さんで買った弁当とか持って、ビールとか持って、 夜桜見物に集まって来るみたいです。 公園にチョウチンが吊るされてる間は、夜桜見物の人が多くて、とにかく駐車場が足りないんだそうです。 バスも電車も通ってませんから、自分の車か、タクシーで行くしかありませんから。 まぁ、歩いて登っても良いですが、遊歩道になってるとは言っても、夜は、歩いて登りたくないでしょう。 それも、お弁当とか荷物持って。
 特攻記念碑の辺りの桜祭りでは、屋台とかが出店されるようです。

 画像的には、満開の時期のものが欲しいのですが、掲載したいのですが、 さて、そのころ桜を見に行く時間があるのやら。 生で見るには、今の桜も、そこはかとなく、という感じで良いと思いますが、 デジカメで撮ると、桜が咲いてるのかよく分からない画になってしまって。

葉、葉桜に...(4月11日)

 ここんとこ1週間くらい、雨模様の日々が続きまして、 さらに、風邪が流行って、ぶどう園も働き手が少なくて、 でも、ビニールハウスの中の仕事なので、仕事はたくさんで大忙しで大変、 ということで、しばらくぶりに東光山に行ったら、葉桜になってました。
 あんなにたくさんいた花見の皆様も、全然見当たりません。 静かな公園に戻ってます。

 なんてこったい。 予想通りの結果になってしまった。 まぁ、特攻記念碑通りの桜は、どうにか満開のときのでしたから、 あれを見ながら、来年の東光山の桜を楽しみに待ってましょう。



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最終更新日:1997年4月11日
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