毎年12月になると、椎葉村の20数箇所の各地区で、夜神楽が催される。
その中の手力(たちから)明神の面の内、もっとも迫力のあるのがこの面である。
子供の頃の記憶であるが、真夜中の一番眠い時間であるにもかかわらず、
この舞が始まると、怖いもの見たさに眼がさめた。

この面は、古枝尾地区の夜神楽のメーンイベントとも言われる手力面。
はっきりとは覚えていないが、次ののような口上で舞が奉納されていたようだ。

ひ(日)〜と 月〜と タジカラの明神とは我がことなり〜・・・・・