ふるさとの家 2003年7月9日 

宮崎で会議があったついでに、椎葉まで足を伸ばした

しばらくの間に、庭は草ぼうぼう。草を掻き分けて玄関までたどり着く。

さっそく草刈機で庭の草払いを始める。
一段落して、前の山に登ってみる。小さい頃、夏にクワガタやカブトムシを取りに行ったり、秋になると栗拾い、アケビ取りに行った山だ。

そこから集落が見渡せる。
真下を見ると、耳川の上流である清流が流れている。夏場は県外からの釣り客も多い。

この川は、「えのは」「いだ」「あぶらめ」「うなぎ」「マス」などがよく取れた。

この川には、ふるさとの歌にある「小鮒」はいなかったようだが、更に下流の椎葉ダム(日向椎葉湖)に行けば、小鮒はもちろん、10キロ級の鯉もいる。
この橋の下が、「えのは」(やまめ)釣りのポイントである。

私は、渓流釣りに関しては、少々うるさい。県外客のマナーの悪さには辟易している。

地元の人はこの場所を「らんかん」という。
「らんかん」の少し上流に「あさつけ」という場所がある。ここもヤマメのポイントである。

水は夏でも冷たく、透き通っていて、きれいである。
子供の頃は、この川に潜ってヤマメやマスをよく取ったものである。ただし、30分も川に入っていると唇が紫色になり、寒くてガタガタ震えだす。

そのときは陽に焼けた大きな石に寝転がって、暖かくなるのを待つのである。
最近は遊漁料というのが必要になってきた。1日券は千円で年間券は3千円だ。当然帰った度に釣りに行くつもりで年間券を購入している。

だが、昨年は一回しか行ってない。

今日も時間はあまり無いが、1時間くらい釣ってみた。
釣果は写真の通り、小さいのはリリースが当然なのだが、あたりが小さく、針を飲み込ませてしまった。

釣れたのは「えのは」と「いだ」
少し腕が落ちているみたい。


©2002 kusano iori