BIOS FEATURES SETUPは基本的なBIOSの設定画面で、BIOSの基本設定を行います。
下記画面はAWORD BIOSの画面です(AOPEN社のAX-6BCを例に説明します)
項目名が同じであれば他の製品でもほとんど同様です
※項目をクリックすると詳細な説明に移ります
ハードディスクのブートセクタとパーティション・テーブルへの、ウィルス侵入が検出された場合に警告メッセージを出すようにするかの設定を行います。
有効時にブートセクタとパーティション・テーブルへ書き込みを行おうとした場合下記メッセージが表示されます。
書き込みを無効にする場合には"N"を押してください。
また頻繁に、このメッセージが表示される場合にはウィルス検査プログラムにてチェックすることをお勧めします。
! WARNING!
Disk Boot Sector is to be modified
Type "Y" to accept write, or "N" to abort write
Award Software, Inc.
表示内容 説明 Enabled 有効 Disabled 無効
通常の使用では、有効にしておいたほうがよいでしょう。
但し、OSのインストール時などブートセクタへ書き込みを行う場合にもメッセージを表示してしまいますので、こういった特殊状況下での使用時は無効にて使用してください。
二次キャッシュを使用するかの設定を行います。
無効にした場合、システムのパフォーマンスは悪くなります。
システム上に問題があって調査診断の目的の場合以外は,Enabledにしておくことをお勧めします。
表示内容 説明 Enabled 有効:使用する Disabled 無効:使用しない
通常の使用では、有効にします。
二次キャッシュを有効にした場合、ECC機能を使用するかの設定をおこないます。
表示内容 説明 Enabled ECCを有効にする Disabled ECCを無効にする
通常の使用では、有効にします。
電源投入時の自己診断機能(POST)を簡素化するかの設定を行います。
有効にした場合自己診断を簡素化し、起動速度が速くなります。
表示内容 説明 Enabled 簡素化する Disabled 通常チェックを行う 通常の使用では、無効(Disabled)にします。
ブートアップ時のサーチの順序を指定することが出来ます。
この項目は、使用するBIOSによりサポートするデバイスが違います。
例をあげると C,A,CD-ROM と指定すると
1.IDEのプライマリー・マスター装置
2.フロッピーディスク装置
3.IDE接続のCD-ROM
の順序でブートできる装置を認識し、起動を行います
表示内容 説明 A フロッピーディスク装置 C IDEのプライマリー・マスター装置 D IDEのプライマリー・スレーブ装置 E IDEのセコンダリー・マスター装置 F IDEのセコンダリー・スレーブ装置 CD-ROM IDE接続のCD-ROM(装置番号はC,D,E,Fの順で検索) LS LS120 Zip IDE接続のZip(装置番号はC,D,E,Fの順で検索) SCSI SCSI接続の装置
通常の使用ではC onlyに設定しておくことをお勧めします。
初期設定がA,Cとなっている場合もありますが、フロッピを入れたままの起動によるウィルス感染等を考慮した場合、あまりお勧めできません。
フロッピードライブの指定を交換させることが出来ます。
例えば、AとBの2台のフロッピードライブのある場合,1番目をB にして,2番目をAにする設定をすることが可能です。
表示内容 説明 Enabled 装置番号を交換します(1番目をB、2番目をA) Disabled 通常どおりに使用します(1番目をA、2番目をB)
通常の使用では、無効(Disabled)にします。
起動時のNumLockの制御を行います。
有効にすると,テンキー部の機能は数字キーモードになります。
無効にすると数字キーとしてではなく,カーソル制御の機能に変わります
ただし、Windows等ではOSの起動時にNumLockの制御を行いますのでOS側での設定は別途行う必要がります。
表示内容 説明 Enabled 有効:テンキーモードで起動 Disabled 無効:カーソルモードで起動
これは、個人の好みがあるので、特に理由がなければそのままの状態で使用します。
ブートアップ直後のシステムのスピードを,高速(High )または低速(Low )に設定します
表示内容 説明 Enabled 有効:高速で起動 Disabled 無効:低速で起動
通常の使用では、有効(Enabled)にします。
キーボードのオートリピート機能を制御します。
表示内容 説明 Enabled 有効:オートリピート機能を使用します。 Disabled 無効:オートリピート機能を使用しません。
通常の使用では、有効(Enabled)にします。
キーのTypematic Rate Setting【キーのオートリピート機能】が有効になっている場合に生成される文字の速度を指定します。
単位は文字10を指定した場合には、1秒間に10文字分の文字列が生成されます。
表示内容 説明 数字 N 文字/S
これは、個人の好みがあるので、特に理由がなければそのままの状態で使用します
キーのTypematic Rate Setting【キーのオートリピート機能】が有効になっている場合にキーを押して次の2文字目が生成されるまでの時間を指定します。
1000を指定した場合には、1000ミリ秒(1秒)後に2文字目が生成されます。
表示内容 説明 数字 N msec(ミリ秒)
これは、個人の好みがあるので、特に理由がなければそのままの状態で使用します
ただいま勉強中(どなたか、詳しい方教えてください)
表示内容 説明 System 起動時・BIOS操作時のみ制御 Setup BIOS操作時のみ制御
PCIバスを使用したディスプレイアダプタを二枚使用して、同じパレットアドレスを使用してる場合に使用します。(VGAカードとビデオキャプチャ・MPEGボードなど)
有効にすると、パレット・レジスターに変更が加えられた時にVGA カードは反応せず、通信の信号に対しては応答すること無しにデータを受け入れるようセットします。
この場合VGA カードは黙っていますが,MPEGボード・ ビデオ・キャプチャー・カードは通常機能にてセットしておきます。
表示内容 説明 Enabled 有効:オートリピート機能を使用します。 Disabled 無効:オートリピート機能を使用しません。
通常の使用では、有効(Enabled)にします。
この項目は、複数のPCIビデオカードを使用して問題が発生した場合に使用します。
OS/2 オペレーティング・システムを使用して、64 MB以上のメモリーを搭載している場合には有効にします。
表示内容 説明 Enabled 有効:OS/2を使用します Disabled 無効:OS/2を使用しません
OS/2を使用していない場合には、有効(Enabled)にします。
OS/2を使用している場合には、無効(Disabled)にします。
ビデオ・カードのBIOSをDRAM領域にコピーして,システムのパフォーマンス(性能)を引き上げます。
DRAM のアクセス・タイムがROM よりも速いからです
表示内容 説明 Enabled 有効 Disabled 無効
通常の使用では、有効(Enabled)にします。
BIOS Features a C800-CBFF Shadow
BIOS Features a CC00-CFFF Shadow
BIOS Features a D000-D3FF Shadow
BIOS Features a D400-D7FF Shadow
BIOS Features a D800-DBFF Shadow
BIOS Features a DC00-DFFF Shadow
上記6項目は,ROM 内のコードを他の拡張カードにシャドウさせるものです。
このパラメータをセットするには,前もってその拡張カードが持っているROMコードの特定アドレスを知る必要があります。
表示内容 説明 Enabled 有効 Disabled 無効
通常の使用では、そのままの状態で使用します