STANDARD CMOS SETUPは標準CMOS設定と呼ばれ、日付・時刻・ディスク等の基本的なシステムのパラメータの設定を行います。
下記画面はAWORD BIOSの画面です(AOPEN社のAX-6BCを例に説明します)
項目名が同じであれば他の製品でもほとんど同様です
※項目をクリックすると詳細な説明に移ります
日付をセットするには,項目を選択し「PgUp」と「PgDn」を使用して日付を合わせます。
曜日については日付より自動計算されます。
時刻をセットするには,項目を選択し「PgUp」と「PgDn」を使用して時刻を合わせます。
時間については24時間表記となります
このパラメータについては、通常変更する必要はありません。
IDE HDD AUTO DETECTION にて認識したHDが正常に読み込めない場合にマニュアルで制御したい場合に使用します。
仕様するフロッピーのタイプを指定します。
サポートしているのは下記のとおりです。
表示内容 説明 None フロッピを使用しません 360KB 5.25" 5インチ 2Dを使用 1.2MB 5.25 5インチ 2HDを使用 720KB 3.5" 3.5インチ 2DDを使用 1.44MB 3.5" 3.5インチ 2HDを使用 2.88MB 3.5" 3.5インチ 2EDを使用
通常の構成であれば、DriveAが1.44MB3.5" 、DriveBがNoneの設定になると思います。
使用するビデオカードの種類を指定します。
表示内容 説明 EGA/VGA EGA/VGAを使用 CGA40 CGA40を使用 CGA80 CGA80を使用 Mono Monoを使用
通常はEGA/VGAを使用します。また現在使用されているビデオカードはVGAのため内容を変更することはまずないでしょう。
この項目を設定すると、電源投入時のエラー診断にてにエラーが発生した場合システムを停止するかの設定を行います。
表示内容 説明 No Errors エラーが発生しても、システムを停止しない All Errors エラーが発生した場合、システムを停止する All, But Keyboard エラーが発生した場合、システムを停止する(キーボードエラーは除く) All, But Diskette エラーが発生した場合、システムを停止する(ディスクエラーは除く) All, But Disk/Key エラーが発生した場合、システムを停止する(キーボード・ディスクエラーは除く)
通常は All Errorを指定します。
この項目はメモリの容量を表示するだけです。
パラメータについては、通常変更する必要はありません。
BaseMemory :コンベンショナルメモリ(MS-DOS時代に使用できた640KBのメモリ空間)のこと
Extend Memory :1024KB(1MB)以上のメモリ空間
Other Memory :640〜1024KBのメモリ空間(384KB)
Total Memory :上3つのメモリ空間の合計であり、実装しているメモリ容量のこと