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Session1
〜 2nd
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前回は呼吸の起こるしくみを簡単にお話しましたが如何でしたでしょうか? Session1 2nd です。 呼吸が起きる過程で前回のPointは3つありました。 Point1 圧力は高い所から低い所へ と言うことでしたが、肺の仕組みはご存知の通り では Point1の復習です。 大気中の酸素は 何 % でしょう !? では何mmHg? では、二酸化炭素は・・・? と言うことで通常、我々の静脈血中に含まれる酸素は分圧で示すとどれくらいでしたか? ここで起きるのが160mmHgの酸素を含む側と100mmHgの酸素を含む側が肺胞と言う風船のような部屋で出会うのです。
ここで考えるポイントですが、シーソーを連想してみて下さい。 100と160が平行になるように頑張っているところへ40の炭酸ガスが『ドーン』と乗っかります。
この時に、呼吸筋と言われる物が収縮し横隔膜を引き上げ胸腔内容積を小さくして肺の中にある 空気が吐き出されるのです。 この時に大切な仲間として 酸素濃度計、パルスオキシメーター、呼気ガスモニター、これらが一体となった患者モニタが
この働きを様々な視点で捕らえ私たちに数字やグラフとして情報をくれるのです。 でも、ここであげた彼らは、シャイで融通の聞かない素直な面々です。 Session2ではこれらを個別に紹介して行きましょう。(できればイラスト付きで....) by yayasan
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