■ マニュアルは身近に
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呼吸器は器械です。(そんなことは誰だって知ってるか!あはは。) ですから必ず取扱説明書がついています。 どこに置いてあるかご存知ですか? 開いたことがありますか? 洗濯機の目的はわかっていても、メーカーや機種によって名称や機能が少しずつ違いますね。 「これっきりボタン」とか「押すだけポン」なんて、機能はほとんど同じなのに名称が違ったり、「バイオモード」とか「おやすみモード」とか「泥んこモード」、「おしゃれ着洗い」とか洗濯機によって“売り”のモードっていうのもあります。 これらの器械についている機能をフルに活用するには、やはり取り扱い説明書を読まなければ正しく使えません。 そして器械の値段ってこれらの機能全て使ったときの値段なんですよねー。 だから、値段分だけは使いこなさなくちゃ損だ!って思うのは私だけでしょうか?(笑) 私は取り扱い説明書大好きです。 新しい器械を買ったらまず最初に取扱説明書を隅から隅まで見ます。 すると意外な使い方や便利な機能がついていて、得した気分になるのです。 あらっ、話がだいぶ逸れてしまいました・・・。 呼吸器も器械って話でした。 だから、取り扱いを間違えば大変なことになります。 せっかくの機能がアダにもなりかねません。 高かったランジェリーを「泥んこモード」で洗ったらどうなるか・・・。 想像に難くないですね。(やっぱり洗濯機の話がしたいらしい・・・。(〃_ 〃)ゞ ポリポリ) でも、できるだけ装着した患者さんに優しく、扱う医療従事者が管理しやすいようにいろいろと工夫されているものなのです。 ぜひ、ついている機能をフルに生かせるように一度じっくり取り扱い説明書を読んで見てください。 そして何かわからないことがあったら、すぐ開いて見る習慣をつけましょう。 そのためには、身近なところに置いておくことが第一です。 なくさないようにと、手の届かない戸棚の奥になんかしまっているところはありませんか? こんなことをわざわざ書いたのには驚いた体験があるからなんです。 他の病棟に呼吸器を借りることになりました。 でもその機種はこれまで使ったことのないものだったので、「取扱説明書もいっしょに貸してください。」と言うと「どこにあるかわからない」という返事が帰ってきたのです。 たしか、そこはその呼吸器をいつも使っているはずなのに・・・。 そんなに古いとか、簡単な機種じゃないのに・・・。 と、とても不思議でした。 あとから聞いた話だと、その病棟は「いつも医師が病棟内にいて何かあったら呼べばいいし、『こことここを記録しておけばいいから』と教わった」ということでした。 まぁ・・・ そんなところはそれでいいんでしょう・・・。 でも、私はわからないME機器を使うのは怖い。 アラームがなっただけで、ドキッとしてホント精神衛生によくない。 だから今日も私は取り扱い説明書、開いています。
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