■ サーボシリーズ 〜 3.モード選択

 

【換気モード選択】

サーボでは8つの換気モードを選択することができます。
おおむね、時計回りに患者自身の呼吸を生かすモードになっており、ウィーニングが進むにつれてダイアルは右向きになっていきます。

各モードの横にタッチパッドがついており、●に指を当てると、そのモードで使用される全ての操作つまみに黄ランプが点滅します。
再度 ●に指を当てると、設定するダイアルの点滅がひとつずつ移動して、設定を誘導してくれます。
解除するときには、スタンバイモードの●に指を当てます。

従圧式  PCV
(pressure control ventilation)
このモードは呼吸容量のない患者さんに使われます。
また、気管チューブから大きな漏れがある患者さん、両肺の抵抗、コンプライアンスの異なった患者さんにも適しています。
従量式  VCV
(volume control ventilation)
このモードは呼吸容量のない患者さんに使われます。
圧補正従量式  PRVCV
(pressure regulated volume controlled ventilation)
このモードは呼吸容量のない患者さんに使われます。
また、肺各部のコンプライアンス、抵抗の変化する患者さんにも適しています。
ボリュームサポート  VSV
(volume support ventilation)
このモードは患者さんが息を吸ったときに補助する自発呼吸モードです。
ウィーニングまたは充分に息を吸うことができない患者さんに適しています。
SIMV(従量)+PS  
SIMV(従圧)+PS  
プレッシャーサポート  PSV
(pressure support ventilation)
このモードは全ての換気が患者さんのトリガーによって行われる自発モードです。
患者さんにあったトリガー感度の設定が重要になってきます。
CPAP  持続陽圧呼吸
(continuous positive airway pressure)
このモードは患者さんが設定された一定の陽圧上で自然な換気を行うモードです。

 


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