Pentium【ペンティアム】

CPU

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486シリーズの後継機として販売された、インテル社の80x86シリーズ32ビットCPU。
アドレスバス幅は32ビット、データバス幅は64ビット。RISC技術を採用し、1回のメモリー・アクセスに8バイトが転送され、同時に2つの命令が実行できる。
Pentiumを使用したパーソナル・コンピュータでは、メモリー・アクセスの高速化のため、SIMMを2枚ずつ使用するかDIMMを使用することが一般的である。

第1世代の開発コードは「P5」、80x86の呼び方で80586に相当する。
ギリシャ語の5を意味する言葉から名称が付けられた。
L1キャッシュは命令8KB、データ8KBの合計16KBを持つ
CPUの形状はPGAで、通常Socket4と呼ばれるソケットを介してマザーボードに装着する。
電圧は5Vで動作する。

その後第2世代の「P54C」、第3世代の「P54CS」が発売される。
電圧は3.3Vで動作し、より高クロックにて動作するようになる。
CPUの形状はPGAで、通常Socket5と呼ばれるソケットを介してマザーボードに装着する。
またSocket7でも装着可能。

後期にはMMX Pentiumと呼ばれるMMXテクノロジーを追加したCPUが販売された
Pentiumラインナップ
名称 読み 変更内容 製品群
P5 ピーゴ 60,66
P54C ピーゴーヨンシー 電圧を3.3Vに変更
0.6μへの変更
90-120
P54CS ピーゴーヨンシーエス 0.35μへの変更 133-200
Pentium133
<写真Pentium 133MHz>

Update by 2000/08/18 MMXとの分離
Update by 2000/02/18
Update by 2000/01/23(写真掲載)
Update by 2000/01/16
Create by 1999/08/13