MPEGが策定した動画像の圧縮規格で、1995年に発行されている（ISO/IEC13818）。
4Mbps以上のビットレートで、現行のテレビ品質からスタジオ品質のHDTV（High Definition Television）までの動画再生をサポートする規格。
画質はHDTV並
当初は、5〜10Mbpsで現行のテレビ品質を実現する技術としてスタートし、高解像度のHDTV向けにはMPEG-3を予定していたのだが、後にMPEG-2に統合され、現在の規格になっている。
規格は、MPEG-1をベースとした「System」、「Video」、「Audio」の主要な3つのパートとその拡張規格、インターフェイスなどを規定した10パートがリリース。
DVDや衛星、地上波のデジタルTV放送などに使われている。
パート 番号 解説 System ISO/IEC13818-1 ビデオとオーディオの多重化と同期化の規格。基本構成はMPEG-1と同じ Video ISO/IEC13818-2 動画の圧縮規格。基本構成はMPEG-1と同じで、現行のテレビ品質からHDTV品質までの様々なフォーマットと幅広いビットレートに、柔軟に対応できる様に設計されている。 Audio ISO/IEC13818-3 オーディオの圧縮規格。基本構成はMPEG-1と同じで、マルチチャンネル化が図られている。
別のパートでは、サラウンド機能やより高品質な圧縮コーデック（AAC〜Advanced Audio Coding）なども規定されている。
MPEGのホームページ（英文）
MPEG Audioのホームページ（英文）
OMWF（Open MPEG Windows Forum）のホームページ
Create by 2000/6/3