DRAM【ディーラム】Dynamic RAM

(RAM

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インターフェイス講座-RAM


1個のトランジスタとコンデンサで構成されるメモリセルで、bitの情報を記憶するRAM。

DRAMの内部は、行(Row)と列(Column)から成る格子状のセル構造になっており、行アドレス(RAS〜Row Address Strobe)と列アドレス(CAS〜Column Address Strobe)を指定して、特定のメモリセルにアクセスする仕組みになっている。

内部のコンデンサはそのままにしておくと放電してしまいデータを失ってしまう特性をもっており、一定時間内に記憶動作保持(リフレッシュ)というコンデンサに再充電する作業が必要となる。
この間は読み書きが出来ないため、SRAMに比べてスピードが遅い要因となっている。


しかし、構造が単純なため大容量・高密度を行うことができ、価格も安価に製造が可能。
パソコンでは主にメインメモリーに使用される。
他にも、ビデオカード等のメモリにも利用される(グラフィックに特化したVRAMなど)

最近では、アクセス速度を向上させたFP DRAM、EDO DRAM,SDRAMや、、メモリアクセスへのロジックを改良したRDRAMやVCMRAMなどが登場している。


Create by 2000/7/15