メモリー(Memory)

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規格

始めに

メモリーはプログラムやデータを記憶する装置で、人間で言うと脳みそに値する。
基本的には、メモリーを多く搭載するほどパフォーマンスがよくなる。
しかし、ある一定以上のメモリーは搭載してもパフォーマンスはあまりあがらない。
自分が使用する用途に合わせて容量を決めるべきであろう。
ここでは、汎用的なメモリの紹介にとどめ古いメーカー製のパソコンや一部のノートパソコンなど特殊なメモリを使用しているものは除外してあります。

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インターフェイス

RIMMソケット
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168ピンDIMMソケット
現在のマザーボードのほとんどはこのタイプのソケットが搭載されている。
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144ピンミニDIMMソケット
ノートパソコンに主に搭載されているタイプ
機種やメーカによって互換性の無いものが多い
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72ピンSIMMソケット
古いBaby−ATや互換性を持たすためマザーボード搭載されていることが多い。
同一形状・容量のものを、2枚1組でソケットにセットする。
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30ピンソケット
486以前のCPUで採用されているタイプ。
最近では搭載されることはないので、ジャンク等でパソコンを探さない限りお目にかかることはないだろう。
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規格

メモリーには信頼性の面や、使用するRAMの種類によってたくさんの規格が存在する。ここでは規格の種類と関連するソケットの対応を記す。

Paity(パリティ)
データ転送時にエラーを検出する機能の1つ。
エラー発見時にはシステムを停止し、被害の拡大を防ぐ
ECC(Error Correcting Code)
データ転送時にエラーを検出する機能の1つ。
システムを停止するパリティとは違い、エラーの訂正などをおこない作業を続行できる点から、信頼性を要求されるサーバー等に使用されるメモリーである。
60ns/70ns
SIMMや30ピンで採用されているデータの転送速度の表示。
60nsのほうのスピードが速い。
66MHz/100MHz /133MHz (xxxMHz)
DIMMで採用されているデータの転送速度の表示。
数字が対応する最大FSBとなる。
PC100/PC133(PCxxx)
DIMMで採用されているデータの転送速度の表示。
上記 xxxMHz の表記と同様で最大FSBの対応となる
ただし、PC66という表記は存在しない。
FP DRAM
SIMMや30ピンで採用されているメモリの種類
EDO DRAM
DIMM・SIMMで採用されているメモリの種類
S.DRAM
DIMMで採用されているメモリの種類
RDRAM
RIMMで採用されているメモリの種類
メモリとしてのスピードは
F.P.DRAM < EDO DRAM < S.DRAM となる
上記をふまえメモリごとに分類してみよう

 

RIMM

DIMM SIMM

30ピン

メモリタイプ

RDRAM

S.DRAM
EDO DRAM

EDO DRAM
FP DRAM

FP DRAM

スピード

600MHz
700MHz
800MHz

66MHz
100MHz
133HMz

60ns
70ns

 

エラー訂正

調査中

ECC

Parity

ECC

Prity

Parity


使用しているパソコンが168ピンDIMMソケットを採用し、FSBが100MHz
対応RAMがS.DRAM・EDO DRAM両対応ならば
168ピンDIMM - S.DRAM - 100Mhz対応を購入すべきである。
原則メモリースピードは上位互換性があるため、将来バージョンアップ等を考えている場合には予算に応じ早いメモリの購入を検討するのもよいだろう。エラー訂正機能についてはサーバー運用を行わない限りは無視してもかまわないだろう。ただし一部のマザーボードについてはエラー訂正機能が必須な場合があるので注意

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Update by 2000/1/10/
Create by 1999/7/17