基本構成と部品の選定(6)

フロッピーディスク(FD)

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※FDを読み取る装置は、正式にはFDD(フロッピーディスクドライブ)と呼ばれます。
装置やメディアを総称してFDと呼ばれることから、ここではFDという名称を使用します

FD(フロッピーディクス)

フロッピディスクは、プログラムやデータを保存する装置です。
主流は3.5インチ1.44MBです。
ほとんどのパソコンに標準で搭載されているため、データを他のパソコンに持ち運ぶのにかかせません。
内蔵型と外付けの2種類がありますが、自作する場合には内蔵型を使用するのがほとんどですので、通常は内蔵型を選びましょう
また、2モードと3モードと呼ばれる2種類が存在します。
2モードとは、720KBと1.44MBの読み書きが可能なフロッピーです。
3モードとは、720KBと1.44MB、1.2MBの読み書きが可能なフロッピーです。
まわりに、NECのPC―9801シリーズ(PC-98シリーズではない)を使用している人がいない限り2モードで十分でしょう。
また、3モードを使用する場合には別途ドライバが必要なことがありますので注意

フロッピーの外観

内蔵型3.5インチFD
<写真は内蔵型3.5インチ>

購入のポイント

<価格の変動はほとんどありませんし、新規格もほとんど出ません>

ちょこっと情報

現在、SuperDiskと呼ばれる最大120MBの容量を持つフロッピーディスクが存在します(主にATA接続)
このディスクをFD代わりに搭載した場合、フロッピーの読み書きのスピードが向上するという作用があります。
ただし、BIOSが対応していないと起動ドライブとして使用できません(通常使用は可能)