基本構成と部品の選定(3)

マザーボード 

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マザーボード

自作を行う場合、マザーボードの選定が一番重要です。
ここでパソコン自体の能力と将来性が決定するといっても過言ではないでしょう。
選ぶときには、十分注意して決定してください。

形状による規格

マザーボードには形状によりいくつかの規格があります。 現在の主流は、ATXやMicro-ATXです。特に理由がない限りは上記2種類の規格から選ぶことをお勧めします。
ATXとは、ボードの大きさやI/Oコネクタ・ネジ穴の位置を規定した規格で、現在標準的な規格となっています。
Micro-ATXとはATXから派生した規格で拡張スロットの本数を減らし、ボードの大きさをコンパクトにして、いろいろな付加機能(VGA、サウンド、LAN等)を加えたオールインワンのマザーボードとなっています。
Baby-ATは古くからある規格でコネクタや、ネジ穴、スロット本数などさまざまな形態が存在します。(最近はあまり見かけなくなりました)
NLXやLPXはメーカ製のパソコンで使用され市場に出てくることはあまりありません。また各種部品も専用のものを使用しなければならないケースが多く、上級者向けのものだと思います。

ソケットによる選定

使用するCPUによって、マザーボードを決定します
ソケット名 使用できるCPU 価格 設定
ソケット7 ペンティアム,K6-2,K6-V 安い 難しい
ソケット370 セレロン(PPGA版) 安い 容易
ソケット370(FC-PGA版) セレロン(FC-PGA版) 安い 容易
同上 ペンティアムV(FC-PGA版) やや高価 容易
スロット1 ペンティアムU,ペンティアムV、セレロン やや高価 容易
スロット2 ペンティアムUXeon,ペンティアムVXeon 高価 容易
スロットA アスロン 高価 容易
ソケットA デューロン 安い 容易

購入のポイント

<随時、新製品が登場します>
<新製品の登場と同じに、旧製品は市場から姿を消します>