ケース本体には、いろいろな種類があります。
まず、マザーボードの規格によりケースの種類を分類できます。現在の主流は、ATXやMicro-ATXです。自分の選ぶマザーボードに対応したケースを購入することです。
- ATXケース
- Micro-ATXケース
- ATケース
- NLXケース
- LPXケース
また、ケースのサイズによる分類もあります。大きく2つに分類され、それぞれデスクトップ型とタワー型に分けられます。
デスクトップ型とは横置きにして使用するタイプで、通常本体の上にモニターを乗せ使用します。
また最近では、スリムケースと呼ばれるモニターの横に置かれる幅の薄いタイプのケースも登場しています。
スリムケースは特殊なケースでマザーボードもNLXかLPXと呼ばれるものしか使用できません。
タワー型とは縦置きにして使用するタイプで、通常、机の横や下に置き使用します。
タワー型にはミニタワー・ミドルタワー・フルタワーの3種類があります。ただしこの呼び名は厳密に分類されてはおらず。お店によりさまざまな呼ばれ方をしています。
またケースによってはATとATXどちらにも使用できるものもあります。
ケースの種類 大きさ 拡張性 メンテナンス ベイの数 電源 3.5インチ 5インチ スリムケース 大きい
ほとんど無し
難しい
1〜2 1 150W以下 デスクトップ 普通 低い やや難 1〜2 1〜3 125〜200W ミニタワー 普通 普通 容易 1〜2 2〜3 125〜200W ミドルタワー やや大きい 普通 容易 2〜3 3〜4 200〜300W フルタワー 大きい 高い 容易 3〜 4〜 300W以上 サーバーケース 大きい 高い 容易 3〜 4〜 300W以上
5インチベイには、CD−ROM、CD−R、PD、リムーバブルケースに入れて使うハードディスクドライブなどを取り付けます。
3.5インチベイには、3.5インチフロッピーディスクドライブや、MO、ZIP、ハードディスクドライブなどを取り付けます。
また、3.5インチベイは通常のベイ以外にシャドウベイと呼ばれる外側からは見えない、ハードディスク等を装着するためのベイがあります。購入の際によく注意してください。
通常ケースを購入すると、同じに電源も内蔵されています。
日本国内では100Vが使用されているので、100V対応電源が装着されているものを購入しましょう(とはいえ、国内で販売されているものはほとんどが100V対応電源なのですが・・・)
また電源に切り替えスイッチがついており100V-115Vと200V-230Vの切り替えがついているので使用する場合には100V-115Vに切り替えておきましょう。
また、各種付属品がついている場合もあります
名称 写真 用途 ストッパー <準備中> フルサイズの拡張カードを、使用するときに支えとして使用します(付いていないものもあります) スペーサー <準備中> 本体(マザーボードブラケットにマザーボードを装着するときに使用します ネジ <準備中> インチネジや、ミリネジなど部品を装着するためのネジです ゴム足 <準備中> 本体のそこにつけるものです(最初から、ついているものもあります) キー <準備中> サーバー用途のケースについています(本体をロックするのに使用します)
<価格そのものにほとんど変動はありません>
<随時、新製品が登場します>
- 大きさ(設置場所にあった大きさを選ぶ)
- 電源電圧と容量
- 拡張性は大丈夫か
- マザーボードの規格と合うか
- 使い勝手はよいか