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正福寺の毎日 

令和4年5月21日(土)
寺院イメージ

令和4年度宗祖降誕会をお勤めしました。ご講師は湧水町・心光寺前住職・藤谷康紀さん。
平生から住職が公私ともに大変お世話になっており、かれこれ20年くらいのお付き合いをさせていただいています。(詳しくは住職からにて)今日もあまりゆっくり話す時間はありませんでしたが、的確なアドバイスをいただきました。本当に有り難い存在です。


令和4年5月1日(日)

繁忙期とまではありませんが、帰省される方の納骨堂へのお参りが多く見受けられます。
みなさん大分本堂に上がってお参りくださるようになってきました。だからこそ、平生から〃掃除〃基本中の基本です。皆さんに残念な想いをいさせたくはありません。
合い言葉は〃ちょっと待って!本堂へもお参りしませんか?〃
ボチボチとやっていきます。


令和4年4月28日(木)

久しぶりの自宅葬にうかがいました。何年ぶりかの自宅葬でしたが、なくなられた方がどうしても自宅から送り出して欲しいと望まれたとのことでした。ご遺族さまもその想いを受けて、丁重に式を行ってくださいました。
他人任せにするとどうしても〃死〃の意識が少し希薄になるのかもしれません。他人任せにせず、大変であったろうとご遺族さまのご労苦を拝察することでしたが、そのことを通じておじいちゃんの死をしっかりと受け取り、どう活かすか?ということにつながるのかな?と思うことでした。
とても温かい気持ちになりました。なお、祭場葬を否定するつもりはありません。斎場葬はそれはそれでいい部分もたくさんあります。一方では、自宅葬もありなのかな?と改めて初心に返ることでした。
わたしが帰ってきた26年前はほぼ自宅葬だったわけですから。なお、葬儀社さまの配慮も忘れてはいけません。
尊いご縁をいただきました。また、少し人間の渋み、深まるのかな?


令和4年4月28日(木)
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湿度の高い日が続き、皆さんもぐったりしておられることでしょう。そんなときは本堂をおたずねください。
総木造の建物なので、調湿効果が高く、ひんやりと感ぜられます。
癒やしの音楽(ヒーリーング)も少しの音量ながらかけていますので、こういう時期にはもってこいです。
どうぞお気軽におたずねくださり、ストレスを解放してください。
お寺はホッとする、そんな場所であり続けます。(*^▽^*)


令和4年4月26日(火)
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今日の寶林堂・鳳凰の間・ご本尊です。
お参りにられない方、どうぞお参りください。


令和4年4月20日(水)
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本日より別途ご案内の通り、令和4年度春季永代経法要を相勤めます。      
『自身教人信』と善導大師さまはおっしゃいました。
まず、私たちが自らその身となって、次に教えるのではなくて次の世代に〃伝える〃。実践してまいりましょう。それが私たちがこの世に生まれ出た、誠に意味なのではないでしょうか?     
一緒にお聴聞致しましょう。ボチボチと(*^▽^*)お土産もたくさん準備していますよ! 


令和4年4月17日(日)

本堂は満堂のお参りでした。多世代に渡りお参りいただいています。こと、国分の地では〃宗教離れ〃大丈夫なのではないでしょうか?
もちろん、国分の地は環境が整っているのも十分わかっていますが、そのことに胡座をかくことなく、新しい様々なチャレンジをしながら、法義相続、今私たちが生きている意味を果たしていきます。期待してください。


令和4年4月16日(土)

13時から門徒のつどいを開催しました。前住職である父に言われ続けてきたことがあります。
組織をよりよく維持して行くには3つの事柄がある。お寺でいうと伽藍・財政の健全化・人。伽藍と財政の健全化はある程度終わりましたので、最後の〃人・人材の育成に取り組むべく門徒のつどいを始めました。波紋が広がってくれたら有り難いと思います。


令和4年4月14日(木)

今日も坊守さんの10数年来のママ友((*^▽^*)のさんが1日かけて納骨堂の掃除をしてくださいます。
仏具等はできませんが、公的部分・カーペットの掃除や仏花の生け替え等、自分で創意工夫をし、様々な手立てを尽くして、TOILETに至るまで徹底的に掃除をしてくださいます。文句一つおっしゃらず・・・・。
たいしたことのない金額のお礼しか出せないのですが、本当に頭が下がります。心ある人はいらっしゃるのですね。有り難いと思います。

最近、事務所で諸事をこなしながら気づくこと。
納骨堂にお参りくださる方が、少しづつ本堂にも上がってくださるようになりました。
そのことを行っていただきたく、先んじて第2納骨堂を計画する際、新しい本堂建設計画を持っていましたので、そのことを設計監理者に話して、先んじて納骨堂の設計を お願いしましたが、ようやく想いが成就しつつあるようです。
お寺に参られたら、主人である本堂・ご本尊・阿弥陀如来様にご挨拶なされてください。


令和3年1月2日(土)

初めての試みで年末の報恩講のご案内配布の際、年末年始はお休みさせていただく旨、お伝えしました。みなさまのご理解とご協力のお陰様で事務所を閉鎖してもたいしたトラブルはありませんでした。
しかし、庫裏にいても落ち着かず、結局事務所で諸事をこなしています。
ただ、納骨堂の見回り等点検してまわる際に感じたこと。
他世代にわたり、一家でお参り下さっている、ただし、本堂にはなかなか上がっていただけない。このことは私たちお寺の側の至らなさなのでしょう。このような時節柄にもかかわらず、多くの方々がお参り下さっています。ただし、おそらく神社に行かれてからだと思いますが・・・。このことも私たちの力及ばず・・・。まだまだ、努力が足りませんね。
今年もいろいろ試行錯誤しながら、「一心一向について」 お伝えしていかなければと感じることでした。常日頃からの目配りは必要です。
*人生とは その日その日のこと*(金子 大栄さん)


令和3年1月1日(金)

新しい年を迎え、10時から「元旦会」をお勤めしました。有縁の皆様と共に念仏申すことの有り難さ、味あわせていただきました。
「道徳よ、念仏申しなさい」【蓮如上人御一代聞書(1)】


令和2年12月26日(土)

昨日の葬儀のお勤め終了後、控え室で着替えをしていると、扉のノック音が聞こえました。すると、ご遺族様ではなくて、ご親族様がわざわざお訪ね下さり、「丁寧にお勤め下さり有り難うございました。」と御挨拶下さいました。わたしみたいにお勤めの学校もでていない下手くそなものに・・・・。もちろん丁寧さにおいては、常に心がけているつもりですが・・。
改めて、最前線の現場がなにを求められているか、気づかせていただきました。あなかしこ、あなかしこ。
また、朝方一昨日お勤めさせていただきましたご葬儀のご遺族様から、ある葬儀社の担当の方へ連絡があったと電話が入りました。たしか参列者が4名?だったかな?お通夜のお約束はいただいていなかったのですが、いきなり葬儀当日伺って、葬儀をお勤めするのもいかがなものかと思い、葬儀の前日の夕刻、位牌を持参方々、御挨拶に伺いました。葬儀、還骨とお勤めをしましたが、わたし自身は浅学非才なのは十分わきまえているつもりなので、平生通り、丁寧にお勤めしたのですが、ご遺族様曰く「丁寧にお勤め下さり、有り難うございました。」と聞きました。
もちろん額面通りに受け取ることはありませんが、喩えそうであったとしても、率直に〃うれしかった〃です。
別の社員は、「初めての方であっても、その一手間が先生大事なんですよ」と話をしてくれました。日々の積み重ね、「コツコツ」こそが大事なのだと感じました。手前味噌で恐縮です。(*゜∀゜*)


令和2年12月18日(金)

得度を受けさせていただいて、はや33年の月日が流れました。あっという間の年月でありました。最近、ようやく肩の力が抜けるようになったと思います。いろいろなことがありました。周りの方々に大変苦労かけ、改めて申し訳ない気持ちでいっぱいです。
相田みつをさんは
「あのときの あのくるしみも あのときの あの悲しみも みんな肥料になったんだなぁ じぶんがじぶんになるための」とおっしゃっています。
さらに親鸞聖人のこのような言葉に出遇いました。【歎異抄第2条】の一説です。
「念仏をとりて信じたてまつらんとも、また、すてんとも、面々の御はからひなりと云々」とあります。
〃念仏ひとつで救われるという教えを受け容れるかどうかは、皆さん一人1人のお考え次第です。〃
自分の役割を自覚し、一度一度のご縁を役目すましにならず、できる限りでお取り次ぎをさせていただいて、あとは、〃南無阿弥陀仏〃おまかせするだけ、と思えるようになりました。いかに自分が粋がって、力が入っていたか・・。有縁のみなさまにはまさしくもって申し訳なく、ただ反省するばかりです。
ご門徒の皆さん、関係者の皆さん、ここまでお育てをくださり、有り難うございます。今後とも至らぬわたしで申し訳ありませんが、できる限りで肩の力を抜いて、粋がらず、親鸞聖人の御同朋・御同行のお心を頂戴しながら、努め励んで、精進してまいります。引き続き、変わらぬご厚誼の程、お願い申し上げます。


令和2年12月15日(火)

81歳でご主人を送られた奥さんが二七日の法要にお参り下さいました。お寺はお勤めを10時から始めますので、可能な限りできる範囲でお声かけをするようにしています。門徒数が多いから分からない?それはいいわけ。毎日、お参り下さる方は、その日によって当然異なります。
でも、毎日の積み重ねで、ご門徒様の環境・理解度が把握できると考えています。そのことを通して、その方に応じたお世話ができると思います。
そのご夫人は平成に入ってからすでに4回目のご葬儀を済まされ、お参り下さいました。わたしは還骨法要の際に、ご遺族様の環境・喪主さまのお気持ちを図りながら簡潔にお話をします。その後に繋がるような雰囲気作り努めています。知識を押し込んだりはしません。そのご夫人は還骨法要ででも、まだ涙を流しておられ、心中深くお察し申し上げることでした。
厳しいご心中においても瀬戸内寂聴さんの言葉を引用しながら、あえてこのようにお話ししました。  
「心を込めて看病してきた人を亡くし、もっと何かしてあげればよかったと悲しみ悔やんでも、亡くなった人は喜びません。メソメソいているあなたを見てハラハラしていることでしょう。早く元気を取り戻して下さい。仏の教えをいただいてください。」
続いて、親鸞聖人の教行信証・化身土文類・【119】119・注釈版聖典474頁現代語訳646頁「安楽集」にいわれている。
「真実の言葉を集めて往生の助けにしよう。なぜなら前に生まれるものは後のものを導き、後に生まれるものは前のものの後を尋ね、果てしなくつらなって途切れることのないようにしたいからである。それは、数限りない迷いの人々が残らず救われるためである。」
奥さんは次の世代にお念仏を受け継ぐ責任があるのですよと申し上げました。ご本人にはどう伝わったか分かりません。
ご法義繁盛とは、広く社会に訴えかけることも大事だとは思いますが、今現在の門徒さんを大事にし、次の世代につなげること、繰り返しになりますが、一一日をコツコツ積み重ねていくこともだいじではないでしょうか?。


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寶林山 正福寺

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