東雲の里 開墾中

 宮上さんの仕事場(看板屋さん)に行ったら、雪が積もったときの風景とか、 新しく石風呂を置いたことなどを話して下さったので、 ちょっと遅くなりましたが、2月の終わり頃、見に行ってきました。
 残念ながら、この日、東雲の里は、お休みの日だったので、 古艸庵も閉めてあって、建物の中は見れませんでした。 冬季限定お土産品とかあるかなぁ、と思ってのたで、ちょっと残念でしたが、 目的は、開墾中の山と石風呂だったので、写真だけ撮らせてもらいました。

 季節が違ってて緑が少ないし、 写ってる場所もちょっと違ってたりします(同じアングルで撮ったつもりだったのに。)けど、 見比べると、現在開墾中なのが分かるでしょう。 面積4万5千坪、アジサイ10万株、日本一のアジサイ園が目標ということでしたから、 苗木もたくさん準備されてます。
 靄のかかった木々も、ここの魅力の一つなので、 自然な山の状態も残しつつ、開墾も進めるわけで、一度に切り崩すわけではないので、 いろいろと苦労も多そうです。

 東雲の里の開墾にあわせて、というわけでもないでしょうけど、 東雲の里、上場高原に行くための道路も、拡張工事中です。
 この道は、観光道路としての交通量も多いですが、 上場高原で採れた牛乳を毎朝運ぶための道路でもあり、 農産物を運ぶための道路でもあり、 大型トラックが通るには、かなり狭かったので、 拡張工事が完了すれば、通行が楽になります。 工事中の今は、ちょっと邪魔くさいですがね。


露天の石風呂

 どこから捜してらしたのか、 新しく石風呂を手に入れられたようで、見晴らしの良いところに、 大きな岩の上に置いてあります。 小屋の中に入れてないので、風呂に入ったまま、東雲の里の谷を見渡すことができます。
 お風呂とシシ鍋コースのお客さんは、一晩に一組だけしか受けてなくて、 スタッフの皆さんも、お風呂と料理と飲み物の準備ができたら、引き上げてしまうので、 お客さん達だけで、自由に、ゆっくり過ごせます。 スタッフの皆さんが居なくても良いように、 ビールやらの飲み物は、お風呂の近くの、滝のような、小川のような、そんな川に冷やしてあって、 焼酎も準備されてて、呑んだだけ、後で会計することになってます。
 写真の砂利道のすぐ手前には、本編で紹介してる石風呂の小屋がありますから、 小屋の中の石風呂と、露天の石風呂を、行ったり来たりすることもできるのです。 雪降ってる日とか、かなり寒いかもしれませんが、 そこがまた、普通に温泉に入るのと違う、ってことで、ウケてるんでしょう。


 お風呂に入れるのは、他のお客さんが帰られた後、日が沈むくらいの時間帯なので、 多分、露天の石風呂から眺めると、こんな感じになるんでしょう。 この写真は、ただ単に逆光で真っ黒になってしまっただけで、 夕方撮ったわけでもないし、周りの景色の広がりなんて全然感じられませんがね。 どーせ。


雪景色

 ホントは、宮上さんお勧めの雪景色を紹介したかったのですが、 ここら辺に雪が降る時期は、ビニールハウスの準備とか、本業の方が忙しくて、 間に合いませんでした。
 ボクが住んでる出水市の平地の方では、 雪が降ること自体少なくて、雪が積もるなんて、年に1回あるか無いかくらいなのです。 それも、昼過ぎには溶けてしまいますから、雪道なんて運転したことがある筈もなく、 雪降ったときに山に行くなんて気になれませんでしたが、 運送屋してる友人の話しでは、 「東雲の里の雪景色を見るために、鹿児島市あたりからお客さんが来る。」ってのは、 かなり有名な話のようです。

 今年の雪景色は、もう終わりでしょうから、来年まで(今年の年末かな...?)憶えといて、 東雲の里まで見に来ませんか。
 宮上さんの話では、夜に雪が降って積もっても、朝一番で上場高原の牛乳を運ぶトラックが通るから、 道路は大丈夫、なんだそうです。 どちらかというと、歩いて登る坂道が、雪積もってたり、凍ってたり、だそうです。 運送屋の友人の話では、四駆で見に来る、ということでしたが。


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