保育園の一日遠足・ぶどう狩り

 今年は、9月2日(火曜日)に、沖田保育園のお子様達が、 9月4日(木曜日)に、愛育保育園のお子様達が、 一日遠足気分で、ぶどう狩りに来てくれました。 午前中に、ぶどう狩りしといて、 そのまま海岸まで行ってお弁当食べたり、 保育園に帰ってからお弁当食べたり、です。

 沖田保育園の園長先生から、 園児さん達のぶどう狩り風景の写真と、 ホームページへの掲載許可をもらいましたから、 ぶどう狩り風景を紹介したいと思います。

樹に生ってる葡萄を見たこと無くて..

 遠足という意味合いもあるみたいですが、 今のお子様達は、こんな(どんな...?)出水市に住んでるお子様達でも、 スーパーで売ってる野菜とか、果物とか、 あのパックに入った状態のものしか見たことないって子が、 意外と多いらしいのです。 勿論、葡萄も。 ということで、畑にある状態を見せたい、ということもあって、 園外保育も兼ねて、ぶどう狩りを実施されるようになりました。

お行儀の良いお子様達です..

 最初に、年長組のお子様達の到着です。 保育園のバスから降りると、休憩所の入り口に並んで、 「こんにちは。よろしくお願いします。」って、声を揃えての挨拶です。
 先生の言う通りに、休憩所の席について、 年少組のお子様達の到着を待ちます。 大人用の椅子と机しか置いてないんですけど、 ちゃんと座って待ってました。 園長先生と一緒に、「科学忍者隊ガッチャマン」などなど、 お歌を歌ったり、お遊戯をしたり、 賑やかに待ってました。

 同じバスが往復して、2回目には、 年少組のお子様達の到着です。 こちらは、先生に抱っこされたままの子もいるくらいに、 小さなお子様ばかりです。 お子様用の椅子が無いので、テラスの葡萄の木の下に、シートとゴザを敷いて、 小さな机を置いて、座ってもらいました。

 今時、どこのお子様でも、こうなのか、 どこの保育園でも、そういう教育をされてるのか、分かりませんが、 ちゃんと靴を脱いでシートに上がって、 靴の向きを変えて、揃えて置いとくじゃないですか。 いやー、驚きましたよ。 何歳くらいなのか、年少組のお子様達が、ですよ。 大人でも、そういうことしない人って、けっこう多いだろうに、...ねぇ。
 みんな、ちょこん、って感じに正座して、先生の話を聞いてます。 ウチのスタッフのおばちゃん達からだけでなくて、 他のお客さん方からも、「キャーッ、可愛い〜。」って声が飛んでました。

 ...ちょっとオーバーに言ってしまったかな...?。 スタッフのおばちゃん達も、お客さん達も、年齢層が上だったので、 「可愛い〜。」って声は飛んでたけど、 「キャーッ。」って声は、聞こえてこなかったと思います。

葡萄を食べて..

 時間的には、保育園のおやつの時間帯になってるので、 さっそく試食、ということで、葡萄を食べてもらいます。
 食べ方の速い子と遅い子がいるだろうから、ってことで、 3粒の房(?)に切り分けて、それを6個、ザルに入れといて、 2房(6粒)づつ食べるように、 園長先生に説明してもらいました。 「お口の中で、ツルっとできる人は、そうして食べて、 ツルっとできない人は、皮を全部剥いてから食べて下さい。 種は、ちゃんと出して。」って。
 みんな、お行儀良く、食べてくれました。 カメラが近づくと、ついつい、カメラの方を見るようです。 それで、撮れた写真が、これです、って言えるような、 食べてるときの表情を見れる写真は掲載してないですけど、 とっても嬉しそうでしたよ。


ぶどう園の中に..

 年長組のお子様達から、ぶどう園に入って行きました。 年長組さんは、保育のときに、ハサミを使って工作したりするので、 自分達で1房づつ、採りました。 背が足りないので、先生や、ウチのおばちゃん達に抱えてもらって、 ハサミを入れました。
 採った葡萄を、そのまま持たせとくと、 ブルブル振り回したり、上下に揺すったり、 どっかにぶつけたりして、 葡萄酒みたいになりそうで、 先生が預かっときます。 保育園から家に帰るときに、 小さな袋に一房づつ入れて、お土産に持って帰ります。

 年少組のお子様達は、まだハサミを上手に使えない、ってことで、 畑の中の葡萄を見るだけになりました。
 先生に持ち上げてもらって、袋の中を覗いたり、 畑の中を歩き回って、 先生や、ウチのスタッフのおばちゃん達が葡萄を採ったげるのを、 側で見てるだけでした。
 今年は、見るだけだったけど、 来年か、再来年か、年長組になったときには、 ぶどう狩りできるわけです。 とりあえず、先生達が採ってくれた葡萄を、 袋に入れて持って帰って、 まぁ、もちょっと大きくなるまで(1年)待って、また来てね。

 他の遠足の日もそうなんでしょうけど、 ぶどう狩りの日は、特に早起きして、 親を急かせて登園してくるようです。

 えー、この写真の表情見てると、 喜んでるのは、お子様達だけではなさそうです...。


将来性に期待を込めて..

 「お子様達が、自分達のお金持ってきて、ぶどう狩りする。」 っというわけではないので、まぁ、その日の売り上げ的な期待よりも、 お子様達に美味しいと思ってもらえれば、 別の日に、両親を連れて来てくれるかも...、 孫に優しい(甘い)、おじいちゃん、おばあちゃんを連れて来てくれるかも...、 1人1房づつは家に持って帰るので、近所の宣伝にもなるし、 ということで、将来に向けて、大きな期待を寄せてます。
 それに、なんと言っても、今のうちに、他のものにお金使うことを憶える前に、 山門ぶどう園の葡萄の味を憶えさせといて、 他の食べ物なんかに浮気しないようにしてもらわないとね。 将来のお客様、お得意様候補生ですから、大切にします。

 時期的には、分園を開園する8月後半から、9月始めくらいまでが良いと思います。 分園の方が、休憩所が広く、田圃からの風の通り道にあるようで、 自然クーラーが効いてて、とにかく涼しいのです。 あんまり遅い時期だと、 葡萄が台風にさらわれた後で、残ってない、という可能性もあります。
 実際、1996年度、沖田保育園さんも、ぶどう狩りを計画されてたのですが、 ウチの葡萄が少なくて、早くに終わってしまって、中止になってしまいました。 それで、去年卒園した子の中には、 保育園の思い出として、「ぶどう狩りできなかったのが残念だった。」 と言い捨てて卒園した子も居たとか居ないとか...?。 まぁ、オーバーな言い方かもしれませんが、ね。 多分、年少組のときは、見るだけで、 年長組になって、今年こそはぶどう狩り、って思ってたのが、 中止になってしまったので、残念だったのでしょう。

念のために..

 沖田保育園の先生からは、たくさん撮られた写真の中から、 10枚くらいもらって、スキャナで、JPEG変換しました。 お子様達の、とっても嬉しそうな、美味しそうな表情などが、 たくさん写ってました。
 ホントは、お子様達の表情が写ってる写真の方が、 嬉しそうな表情が写ってる写真の方が、ウチの宣伝になるんですけど、 写りが良すぎて、お子様達の顔がハッキリと写りすぎてるので、 ここには載せないことにしました。
 お子様達本人、親御さんから、写真の掲載許可もらってるわけではないので、 肖像権とか、プライバシー保護とか、ちょっと気になります。 見たい人は、来年の保育園のぶどう狩りの日に、 山門ぶどう園まで見に来るか、 自分のお子様を連れて来るか、して下さい。


写真提供、掲載許可

     沖田保育園
住所   鹿児島県出水市黄金町811番地
電話番号 0996−63−2266

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最終更新日:1997年9月11日
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