スイッチング機能を持ったHUB。
複数のデバイスを1カ所に集中的に接続する集線装置をHUBという。
従来の10Base-TなどのEthernetで使われているHUBは、あるポートから受信した信号をそのまま全てのポートに出力する、リピータHUBと呼ばれる。
つまりHUBには複数のデバイスが接続でいるが、常に1組のデバイス間でしか通信することができない。
スイッチングHUBは、各ポートにつながれた接続先のMACアドレスを記憶しており、特定の宛先に向けたパケットを、そのデバイスが接続されている特定のポートにだけ出力する。
HUBがその都度配線を切り替え、1対1で直結しているのと同じなので、通信相手が競合しなければ、同時に複数のノード間で、フルに通信が行なえる。
また、信号の衝突（コリジョン）やロスが生じないので、通常のHUBの様な多段接続の制限（通常は四段）を受けないという利点もある。
Create by 2000/5/20