PentiumUの後継製品として開発されたCPU
Processor Serial Numberの搭載や、SSEという命令セットを新たに追加している
パッケージには主にSEEC2と呼ばれるカセットをしている、これはスロット１を使用する。
また、FC-PGAというソケット370版の製品も登場した。
KatmaiからCoppermineへの移行期間が長く、かつスロットからソケットへの移行期間が重なったこともあり、複雑な製品名を持ち、製品名からどのバージョンかを判別することは難しい。
PentiumIIラインナップ
名称 読み 変更内容 製品群 Katmai カトマイ 233-300MHz Deschutes カッパーマイン 0.18μmへの移行 333-450MHz カッパーマイン(PPGA) FC-PGAプロセスへの変更
PentiumVラインナップ
製品名 銅配線 ベースクロック L2キャッシュ パッケージタイプ 450 0.25μm(Katmai) 100MHz(x4.5) 512KB S.E.E.C.2 Cartridge 500 0.25μm(Katmai) 100MHz(x5.0) 512KB S.E.E.C.2 Cartridge 500E 0.18μm(Coppermine) 100MHz(x5.0) 256KB FC-PGA 533B 0.25μm(Katmai) 133MHz(x4.0) 512KB S.E.E.C.2 Cartridge 533EB 0.18μm(Coppermine) 133MHz(x4.0) 256KB S.E.E.C.2 Cartridge 550 0.25μm(Katmai) 100MHz(x5.5) 512KB S.E.E.C.2 C Cartridge 550E 0.18μm(Coppermine) 100MHz(x5.5) 256KB FC-PGA 600 0.25μm(Katmai) 100MHz(x6.0) 512KB S.E.E.C.2 Cartridge 600B 0.25μm(Katmai) 133MHz (x4.5) 512KB S.E.E.C.2 Cartridge 600E 0.18μm(Coppermine) 100MHz(x6.0) 256KB S.E.E.C.2 Cartridge 600EB 0.18μm(Coppermine) 133MHz(x6.0) 256KB S.E.E.C.2 Cartridge 650 0.18μm(Coppermine) 100MHz(x6.5) 256KB S.E.E.C.2 Cartridge 667 0.18μm(Coppermine) 133MHz(x6.5) 256KB S.E.E.C.2 Cartridge 700 0.18μm(Coppermine) 100MHz(x7.0) 256KB S.E.E.C.2 Cartridge 733 0.18μm(Coppermine) 133MHz(x7.0) 256KB S.E.E.C.2 Cartridge
500MHzから600MHzの製品については同クロック数で違う製品が存在するので末尾の記号で区別する。
E : Coppermine、B : FSB 133MHzとなる
Update by 2000/01/12
Create by 1999/08/13