ハードウェアからの割り込み要求信号のこと。
インテル製CPU（その互換機）では、通常IRQは０〜１５までの１６個があり、１つ１つに周辺機器を割り当てて使用する。そのためIRQを使用する必要がある周辺機器は接続できる台数が限られてくる。IRQは重複すると機能が正常に働かないためそれぞれにあった番号を割り当てる必要があるが、Windows95以降は プラグ・アンド・プレイ(PnP)機能により自動的に割り当てることができるようになっている。しかし、場合によっては重複（競合）してしまう場合もあり、その場合は競合しているデバイスを削除するか、または手動で割り当てる 必要がある。
また、Windows95 OSR2.0 以降では『PCIステアリングIRQホルダ』のように１つのIRQに複数の周辺機器を割り当てる方法も可能になっている。ただし共有できる装置はPCIスロットでかつバージョン2.0以降のものに限られる。
Create by 1999/08/06