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大浦町って? |
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大浦町は、鹿児島市より南西に約50km、薩摩半島の西海岸・三大砂丘で有名な吹上浜の南端のちょっと先に位置している人口三千人の農業の町です。 東にサイクリング都市や吹上浜「砂の祭典」、鹿児島県農産物第一号ブランド「加世田南瓜」などで知られた加世田市、西と南には美しいリアス式海岸を有し釣り人の絶えない野間池のある漁業の町笠沙町や坊津町に接しています。この1市3町に加世田市のお隣の金峰町を加えて、2005.11.7より「南さつま市」として出発することになりました。 大浦町のちょいと南東には、日本有数のカツオの水揚げ高を誇る枕崎市があります。 町の北には東シナ海が開け、遠浅の海は大潮ともなれば遥か彼方に青い線を残すほど潮が引き、広大な砂浜が顔を覗かせます。 東、南、西はぐるりと山に囲まれ、それぞれ長屋山(ちょうやざん)、磯間嶽(いそまだけ)、そして、このページのタイトルになっている亀ヶ丘(かめがおか)があります。 海岸から干拓地の平地、そして山間部と、スケールはちっちゃいですが様々な地形が凝縮されていて、お手軽に色々な景色を楽しめます。 産業は先にも書きましたが農業が盛んで、作物としては温暖な気候を利用しての早期米(収穫期:七月下旬〜八月上旬)、日本一早いと言われる”走り新茶”(収穫期:三月下旬〜)、そして「大浦ポンカン」や「たんかん」が有名(?多分)で、その他にも色々と作っています。 高齢化と過疎化が進み、人口三千人で“町”だったという珍しい所です。(十数年前に某TVに日本一の高齢化の町として取り上げられた事がありますが、そのときは町でもさらに高齢化の進んだ地区を中心に撮影されていて、さらに猫なんか撮ってあったりして、まさに猫と老人の町といった感じでした。) しかし、達者なじいちゃん、ばあちゃんが多く、若者も元気で、子供たちも野山を駆け回っています。 温暖な気候と都市から離れてるせいでしょうが、素朴でのんびりしていて見知らぬ人にも挨拶を交わすような、そんな善き田舎です。 |
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