条件→
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Vt
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f
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PF
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PEEP
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PS
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トリガー
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I:E比
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解説
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↓モード |
control
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◎
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◎
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◎
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○
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―
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OFF
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*
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1
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asisst
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◎
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◎
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◎
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○
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―
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◎
|
*
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2
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SIMV
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◎
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◎
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◎
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○
|
○
|
◎
|
*
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3
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PSV
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―
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ゼロ
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―
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○
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◎
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◎
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―
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4
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CPAP
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―
|
ゼロ
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―
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◎
|
○
|
―
|
―
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5
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解説 |
*
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バードのI:E比はVt、f、PFによって二次的に決定され表示されるのみです。I:Eを重視するときには Vt、fを設定したあと、ここを見ながらPFを調節すればいいでしょう。 |
1
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asisst/controlは同じダイアルですが、感度がOFFの場合をcontrol、感度を設定したときがasisstと覚えればいいでしょう。 |
2
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asisstがSIMVと異なる点は、ひとつは患者の自発呼吸があればその全てに設定換気量が送り込まれると言うこと。自発呼吸がなければ設定した換気回数の換気をします。(この場合controlとほとんど同じです。) もうひとつはPSがかけられないということです。 |
3
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もっともよく使われるモードです。PSも併用できます。その場合 “SIMV+PS”と明記した方がわかりやすいでしょう。 |
4
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SIMV/CPAP側にダイアルをあわせて換気回数をゼロにしてPS圧を設定した状態。PEEPの併用が可能です。その場合は “CPAP+PS”と明記した方がわかりやすいでしょう。 |
5
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SIMV/CPAP側にダイアルをあわせて換気回数をゼロにしてPEEP圧を設定した状態。PSの併用が可能です。その場合は “CPAP+PS”と明記した方がわかりやすいでしょう。(4と同じ状態になります。) |
まとめ |
バード8400シリーズは設定パネル構造がシンプルなため、とても扱いやすい機種のひとつです。 しかし、モードの選択の切り替えがふたつしかなく、ちゃんととしたモード名は設定条件を見て判断しなければなりません。 モード名と設定条件がちぐはぐな記録にならないようにしっかりと理解しておくことが大切です。
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