名称 |
解説 |
Base64 |
Windowsの標準的な電子メールの添付ファイルのエンコード方式(電子メールはテキストしか扱うことができない為、バイナリファイルはテキストに変換する必要がある)。技術的には、電子メールのプロトコルが7bitコードデータを対象としたものであるため、バイナリコードを7bitコードに変換する。
MIMEで規定された、現在のインターネット上のデファクト・スタンダード。
Macintosh関連ソフトウェアでは、Apple Dubbleと表記されている場合もある。
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BASIC |
Beginner's All-purpose Symbolic Instruction
Code。簡単な英語をベースに、文法や構造が覚えやすい初心者向きの汎用プログラミング言語。構造化プログラミングの機能などを備えていなかったが、現在ではWindows環境向けに拡張されたVisual
Basic言語が普及している。 |
BBS |
Bulletin Board System。 電子掲示板。 |
BCC |
Blind Carbon Copyの略。 ブラインド・カーボン・コピー
電子メールにおける、相手への送付形態を表す。
この形式で送付された人は、他の誰かにメールを送られたかを知ることが出来なくなる。 |
BCD |
Binary Coded Decimal。 2進化10進符号。 |
BeOS |
米Be社が開発したマルチスレッド、プリエンプティブ・マルチタスクに対応したOS。
SMPにも対応する。 PowerPC、x86搭載マシンで動作する。マルチメディア・コンテンツを処理する用途に向く。
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BGA |
Ball Grid Array。 表面実装型パッケージの一種。
プリント配線基板の裏面に球状のハンダをアレイ状に並べ、リードの代わりとする。 |
Bi-CMOS |
Bipolar-CMOS。 バイポーラ・トランジスタとCMOSを組み合わせた回路、またはその製造プロセス。バイシーモスと呼ぶ。
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Bi-FET |
Bipolar-FET。 バイポーラ・トランジスタとFETを組み合わせた回路。バイフェットと呼ぶ。
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binary |
一般には、全て2進数で表現したデータのこと。但し、可読文字(や一部の制御コード)以外を含みテキスト形式で表示できないデータの意味で、あるいは単に「バイナリファイル」の意味で使われることも多い。
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bind |
Berkeley Internet Name Domain。 インターネットのドメイン名をIPアドレスに変換するDNSサーバ・ソフト。
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BinHex |
Macintoshで採用している電子メールの添付ファイルのエンコード方式(電子メールはテキストしか扱うことができない為、バイナリファイルはテキストに変換する必要がある)。
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BLOB |
Binary Large Object。長いテキスト、画像、音声などのマルチメディア・データのこと。データベース管理システムにおける、イメージや音声、動画などを格納するための可変長バイナリ・データ型を意味する場合が多い。ブロッブと呼ぶ。
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BMP/DIB |
BitMaP/Device Independent Bitmap。 Windowsの静止画像形式の一つ。
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BOD |
Bandwidth On Demand。チャネルを流れるデータ量(トラフィック)に応じて、バンド幅を自動的に変更させる仕組み。主として、ISDNに接続するTAやルータに搭載されている。通常は1本のBチャネル(64kbps)を使用しているが、ファイルのダウンロード時などデータ量が増加すると2本のBチャネル(128kbps)が使用され、データ量が減少すると1本に戻される。但し、接続先も、BODに対応している必要がある。
MP(Multilink Protocol)による複数のPPPリンクの数を変えるためには、BAP(PPP
Bandwidth Allocation Protocol, RFC2125)とBACP(PPP
Bandwidth Allcation Control Protocol, RFC2125)を利用して実現する。
BAPは、帯域制御が可能かを問い合わせる。 BACPで帯域の変更を制御する。
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BOOTP |
BOOTstrup Protocol。 ネットワーク情報を取得するためのプロトコル。
BOOTPクライアントは、BOOTPサーバから、IPアドレス、DNSサーバやゲートウェイアドレスなどを自動で取得できる。
BOOTPサーバは、MACアドレスからクライアント・マシンを特定し、あらかじめ設定された情報を送る。
DHCPは、BOOTPの上位互換プロトコル。 |
Boyer-Moore法 |
R.S.BoyerとJ.S.Mooreが開発した文字列検索アルゴリズム。検索文字列の最後の文字から比較し、一致しなかった場合には一致しないと判っている部分をできるだけ飛ばして次の文字を比較する。例えば「Hello
World」(S1)という文字列から「World」(S2)を検索する場合、まず、S1の「H」とS2の「W」の位置を合わせ、S2の最後の文字「d」とその位置に相当するS1の「o」を比較する。一致しないが、「o」はS2の2文字目に出てくるので、今度はS2を右に3文字ずらして比較する。このように、あらかじめ不一致の時に飛ばす文字数を調べておくのが特徴。文字が一致しなかった時に複数文字を飛ばせるので、検索を高速化できる。
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bps |
bits per second。ビット/秒。通信またはデータ転送速度の単位。ボー(baud)と混同しやすいが、こちらは1秒間に変調をかける回数を示す単位。
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BSキー |
キー入力された最後の文字を無効にし、カーソル位置を1つ前に戻す機能を持つ、キーボード上のキーのこと。通常はキーボードの右上に配置され、キートップに「BS」と書かれている。
MacintoshのキーボードにはBSキーはないが、「delete」と書かれたキーがBSキーに相当する場所に有り、これがBSキーと同様の働きをする。
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BSD |
Berkeley Software Distribution。 UCBが配布するソフトウェア。
UCB版UNIXの略として用いられることが多い。
BSDで実装した主な機能として、(1)Cシェル、(2)viエディタ、(3)termcap、(4)仮想記憶の採用、(5)ジョブ制御機能、(6)TCP/IPとEthernetの採用、などが挙げられる。これらは現在ほとんどのUNIXで採用されている。
BSDの機能はAT&TのシステムV以降のUNIXや、OSF/1の基となったMachにも影響を与えている。
BSDは拡張を続けながら改訂を重ねて来たが、1992年の4.4BSDが最後となっている。
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BTO |
Build To Order。販売見通しを立てて生産しておくのではなく、ユーザの注文を受けて初めて生産すること。製品/部材の余剰や流通/在庫費用を削減し、コスト・ダウンを図るのが目的である。
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BTRON |
Business TRON。 TRON構想のうちのOA機器仕様のOS。ビートロンと呼ぶ。
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byte |
バイト。 コンピュータがデータを処理するための基本単位。
bitが8個並んだもの。昔は、1byte=6bitsとしたこともあったが、現在では、1byte=8bitsが定着した。
byteはメモリや補助記憶装置の容量を表わしたり、文字コードに割り当てられたりする。ちなみに、1byteで表現できる数は256通りであるため、英数字は1byteで表現できる。但し、仮名や漢字などは種類が多いため、2byteで表現される。
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