私たちが救います

1984年、中日本航空は事業会社として初めてEMS専用ヘリコプターの運航を開始しました。
そして、1998年、EMS専用ジェット機の国際運航を開始しました。
中日本航空は日本の事業会社中、最もEMS航空機の運航経験及び実績を有する企業です。

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EC135ドクターヘリコプター(試行的事業投入機)

【特 徴】

 EC135は、ユーロコプター社が救急医療ミッションを主眼に開発した最新鋭の高性能双 発ヘリコプターで、フェネストロン型テールローターの採用により安全性、低騒音性にも優れ たヨーロッパ製(EU)の機体です。

 弊社ではこのEC135ヘリコプターをベースに、医療用内装は米国メトロ社の仕様を我が 国で初めて採用し、幅広い医療ニーズに即応可能な機体として運用しています。

  • キャビン内は医療機器及び付属品が分散型レイアウトとして配置可能であり、人間工学 的にも極めて有効な空間利用が図られています。

  • メインローター(主回転翼)の地上高は3.35mの位置にあり、十分なクリアランスが確保 されています。

  • テールローター(尾部回転翼)はフェネストロン内包式であり、安全性、低騒音性に優れ ています。

  • キャビン後部にクラムシェルドアが設けられている事により、患者収容が容易な他、軽量 収縮脚型ストレッチャーの採用により医療スタッフ側の労力軽減が図られています。(東海 大学ドクターヘリ試行的事業期間中、当該ストレッチャーの搭載・運用に対する高い評価 を賜りましたことが特筆されます。)

  • 有効なキャビンスペースを確保するため、酸素ボトルの機体外部(右側面下部)バルジ内への収納装備、医療システムのキャビン隔壁内側への配管等により、ストレッチャー2基使用時においても、6名が搭乗可能なスペースが確保されています。

  • 1基のエンジンが停止した場合にあっても、残る1基のエンジンで飛行が継続可能な「カ テゴリーA」能力を有する機体です。

【機体諸元等】

◇ 全長/12.16m ◇ 全幅/10.20m ◇ 全高/3.51m
◇ 最大離陸重量/2,720kg ◇ エンジン/P&G206B×2基
◇ 巡航速度/225km ◇ 航続距離/560km
◇ 乗員/1名 ◇乗客/5名(内患者数1〜2名収容可)

【医療関係装備品】

◇ ストレッチャー×2基(内1基は折畳収納式) ◇ 空調システム
◇ 機体固定式酸素ボンベ(2,000g) ◇ 携帯用酸素ボンベ ◇ 圧縮空気用ボンベ
◇ AC110V、DC28V多目的コンセント ◇ 各種医療機器用取付架台等
◇ 医療用品収納ラック、ポケット、フック

【そ の 他】

 弊社のEC135ドクターヘリコプターは、試行的事業での運用の他、2000年7月、九州・沖縄サミットにおける救急医療ミッションにおいて運用されました。

 


■ E-E-J(2001年9月号)のホームページ/  □ e-media のホームページ