■ ドクターヘリの目的と役割
- ドクターを傷病者発生現場若しくはその隣接地に派遣し、その場所で診断・治療を開始することにより、救命率の向上及び予後の改善を実現する。
- 現場において患者のトリアージ(緊急度の選択)を行い、そのレベルに応じた搬送先と搬送手段の決定。重症患者の適切な高度医療機関への搬送
■ BK117 EMSヘリコプタの運航実績
- 昭和62年10月 1日〜10月30日 1ヶ月間
- 川崎医科大学附属病院救命救急センター 33回出動
- 平成 3年 8月 1日〜 9月30日 2ヶ月間
- 東海大学付属病院救命救急センター 16回出動
- 平成 4年 7月 1日〜12月31日 6ヶ月間
- 川崎医科大学附属病院救命救急センター 91回出動
- 平成11年10月 1日〜11月30日 2ヶ月間
- 川崎医科大学附属病院救命救急センター29回出動
- 平成11年12月4日〜平成12年2月9日 2ヶ月間
- 東海大学付属病院救命救急センター (ドクターヘリ試行的事業)39回出動
- 平成11年12月28日〜平成12年3月31日 3ヶ月間
- 聖隷三方原病院 53回出動
- 平成12年3月29日〜 7月28日 4ヶ月間
- 東海大学付属病院救命救急センター94回出動
- 平成12年8月5日から 4ヶ月間
- 川崎医科大学附属病院救命救急センター
- 平成13年1月 〜3月 約3ヶ月間
- 聖隷三方原病院
- 平成13年4月〜 実施中
- 川崎医科大学附属病院救命救急センター(ドクターヘリ本運航)
■ BK117ドクターヘリの長所
- 実績のある BUCHER社製 EMS キット
- コンパクトな機体に、広いキャビン、狭い空間、不整地でも着陸できる。
- 機体後部にある広い両開きドア。
(座位で搬送する患者を、そのままの姿勢で機内に収容できる)
- 第2担架を短時間でセットできる。
- 機内床面の洗浄が容易(専用水密フロア)
- 約2〜3分で離陸が可能。(再始動に関する時間の制限が無い)
- GPS/MAP装置によりナビゲーションの支援が可能(DMS―80では最大20のウエイポイントから構成するフライトプランを20プラン登録でき、また250箇所の地点の登録ができる)
- AVR(Active Vibration Reduction System)を装備することにより、さらに振動軽減が可能。
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