ファイブスター物語トレーサー

●FSSの公認ファンブック。「ファンブック」と冠してはいるが、内容はエピソードガイド的なものではなく、様々な業界で活動する人の好きなキャラやメカ、エピソードなどを綴ったものである。なお巻頭のカラーページにはキャラクター設定等の新規発表ページやインタビューが設けられている(設定は今後刊行される「デザインズ」等に収録される可能性が高い)。ちなみにタイトルの「トレーサー」は、永野氏が製作したアニメ『花の詩女 ゴティックメード』のBGMタイトルにちなんで付けられた。

 トレーサー Ex.2
 2013年3月25日初版発行 1200円
主な内容 ●「公認ファンブック」第2弾は女性クリエーターの寄稿を集めた読み物。その中に川村万梨阿さんや永野氏のアシスタントによる「身内」のものも含まれている。なお巻頭は、NT2013年5月号連載再開に向けた主要キャラ最新設定解説が12pにわたって掲載されている。
特典 ●WonderGOO…ツバンツヒ(本誌キャラシートと同じ絵柄で背景がピンク)のポストカード
●GAMERS…光のタイ・フォン”アシリア・セパレート”&あらたま(本誌キャラシート及びNT2013年1月号付録カレンダーと同じ絵柄)のブロマイド

 トレーサー Ex.1
 2012年10月10日初版発行 1200円
主な内容 ●「星団史上初の公認ファンブック登場」と銘打たれているが、F.S.S.好きを自認する著名人30人超の寄稿をまとめた読み物。巻頭には主要なキャラクターについて最新設定(当時)に基づいた解説と永野護氏のインタビュー、永野氏が手掛けたNT表紙の数々も収録されている。F.S.S.及び永野氏に関する主要な内容は以下の通り。

 ・F.S.S.に関しては今は何も言うことはない。連載は、ログナーがちゃあの幼名を調べておいたほうがいいぞ、と言って、桜子がやなこったい、と言ってるシーンから始まるだけ。再開だからと、サプライズも何もない。F.S.S.は膨大なシナリオのストックがあるから、あとはそれを描きつづるだけ(永野氏インタビュー)。
 ・10年くらい前「KERA」というファッション雑誌で永野氏と対談を行った。ただの偶然かもしれないが、この時の髪型が、後に本編で登場するファティマ”ベルクト”とそっくりだった。アルバム「UROBOROS」発売時に作ったファンクラブ向けムック(「SHANKARA」)に永野氏からコメントを頂いた(DIR EN GRAYのベーシストToshiya氏)。
 ・リブートの1/144 L.E.D.やK.O.G.の原型製作を永野氏から直接「作ってみないか?」とお話を頂けて、とても光栄(谷明氏)。
 ・コラボレーショングッズを製作することになり、永野氏から「俺も楽しみにしてるよ」と伝言を頂いた(岩屋民穂氏)。なおこのコラボグッズは2013年5月10日からナタリーストアからTシャツ等が発売された。
特典 ●WonderGOO…Dance(単行本1巻表紙イラスト)のポストカード
●GAMERS…アマテラスの帝のブロマイド

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