1988(昭和63)

 【主な出来事】
12月20日
キャラクターズ#4/ファティマ」発売
12月15日
モデルグラフィックス別冊「プロジェクトZ」、「ミッションZZ」再販
12月10日
NT1月号別冊カレンダーにANOTHER SPACEのイラスト
11月
永野氏、1989年5月にサンフランシスコで開催されるSF大会(通称ベイコン'89)のコミック・アニメーション分野のゲストとして誘われる
9月20日
キャラクターズ#3/ウォータードラゴン」発売
9月4日
ボークス豊中店で「永野護FREE TALKING IN 豊中SHOWROOM」が開催、サイン会も実施された
9月3日
渋谷のAPU(オーディオ・プランニング・ユー)スタジオにて午前10時から午後8時まで劇場版FSSのアフレコが行われる
8月27日
Mig-Con88(第27回日本SF大会)が群馬県水上温泉郷で開催(8月28日まで)。永野氏も来演
8月15日
キャラクターズ#2/コーラス」刊行
8月10日
NT9月号表紙はコーラスVI。FSS連載再開
7月31日
海洋堂主催の「MAMORU NAGANO EXHIBITION#2」が渋谷海洋堂ホビーロビー2で開催(9月4日まで)。永野護最新原画とFSSガレージキットの展示、新作グッズ先行発売が行われる
7月1日
キャラクターズ#1/ミラージュ」刊行
6月下旬
劇場版FSSのオーディションを2日間かけて行う
6月30日
FSS単行本2巻」発売
6月25日
「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」ビデオ発売
6月24日
モデルグラフィックス別冊「烈神大戦録2989」発売
6月21日
GREEN and GOLD」発売。LPのみ豪華大判8pフォトアルバム付き。予約特典はジャケット・イラスト・ポスター。
6月10日
NT7月号でインタビュー掲載
6月1日
シングル「夢のなかで〜Gitano〜」発売
5月3日
オリジナルビデオ「テールズオブジョーカー」がゼネラルプロダクツより発売予定だったが、都合により発売中止に
4月15日
永野氏と佐藤良悦氏、東京ディズニーランド取材。永野氏はホテルの部屋にあったセガのTVゲームに興じ、ほとんど寝ずに取材に臨む。合間にはホテルで自由の女神をモチーフにしたイラスト(「GREEN & GOLD」用)を描いていた
4月14日
永野氏と佐藤良悦氏、東京ディズニーランド取材のため、シェラトン・トーキョーベイ・ホテル&タワーズに夕刻チェック・イン
4月9日
NT5月号表紙にレッド・ミラージュ。インタビュー掲載
3月13日
NT創刊3周年を記念して14時より全国6大都市サイン会が開催。永野氏はりーぶる天神(福岡)で行われた
3月12日
「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」松竹系で劇場公開。初日と2日目は先着プレゼントとして映画のセル画、「SDガンダム」のセル画、最新作劇場ポスターがプレゼントされた。また3月19日、20日、21日は先着で「ガンダム・プラモ・カレンダー」がプレゼントされた
3月8日
永野氏、NT5月号用のインタビュー収録
3月6日
遊楽館(札幌)、丸の内松竹(東京)、松竹座(名古屋)、梅田松竹(大阪)、福岡松竹(福岡)で8時30分より「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」全国縦断試写会開催
3月5日
ABCで17時30分から30分「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の特別番組がOA
2月27日
名古屋テレビ系列で17時から30分「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の特別番組がOA
2月26日
テレビ朝日で17時から30分「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の特別番組がOA
1月22日
3日間かけて「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」アフレコが東京・浜町の東京テレビセンターで行われる
1月27日
日本コロムビアで「FSS(サウンドバージョン)」がゴールデン・アルバム賞を受賞、贈呈式で永野氏に金盤が授与された
 
▼1987年---
12月20日
海洋堂主催で11時から18時まで「SUPER NOVA」イベントが大阪海洋堂ホビー館と大阪守口門真市商工会議所2Fホールで開催。内容は川村万梨阿新曲発表会、永野護vs小田雅弘フリートーク、2D&3Dアート展示など
12月13日
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』前売券発売開始(テレカ付きも限定販売)。銀座マリオン・丸の内松竹と新宿・松竹で前売り開始イベント開催(富野由悠季監督のQ&A、新着フィルム上映など)。
11月21日
東急本店(渋谷)屋上で「SUPER NOVA」及び「Flying」発売にちなみ、キャンペーンが15時30分より開催され、川村万梨阿さんが歌を披露
 
 1988(昭和63)年12月号
 表紙=ロジャー・ラビット(ロジャー&エディー)  原画=- 定価400円
The Five Star Stories 休載
【ストーリー】
-
【扉絵】
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【単行本化による変更点】
-
豆知識 -
その他の関連記事 ●表紙に「NT特製ファイブスター物語テレホンカードプレゼント/本誌とじ込みアンケートはがきで抽選」とある。

●高河ゆん氏のコミック「B型同盟」トビラの枠外に「●永野護先生の「ファイブスター物語」は都合によりお休みします。近日中に再開いたしますので、しばらくお待ちください」とある(53p)。

●「アニメ・エクスプレス」で、来春3月公開予定の劇場アニメ映画「ファイブスター物語」について、キャスティング、アフレコまで終わって順調に進んでいるらしい、という記事がある(79p)。また主題歌は長山洋子さんの「瞳の中のファーラウェイ」に決まり、レコーディングは9月中旬に終わっている、としている。

●来春'89年3月公開予定の劇場版「ファイブスター物語」の記事があり、結城信輝氏による天照&ラキシスのイラストがカラーで載っている(82-83p)。ここでは監督のやまざきかずお氏が初号フィルム試写が27時間後に迫っている心境等を述べている。なお劇場映画F.S.S.と同時上映「宇宙皇子」両作品のオリジナルポスター(FSS=結城信輝氏、宇宙皇子=岩崎正志氏)を10名に読者プレゼントされている(85p)。

●「モデル・ワークショップ」の「新製品情報」で「キャラクターズ#3/ウォータードラゴン」が紹介され、表紙写真がモノクロで掲載(142p)。10名に読者プレゼントされた。

●次号予告の「イラストカレンダー'89」に永野氏の名前もクレジットされている(146p)。また「巻頭カラーは「ファイブスター物語」の大特集。」とある。またとじ込みアンケートはがきに「抽選で100名の方に「ファイブスター物語」(レッド・ミラージュ)テレホンカードをプレゼントいたします」とある。

●「読者のアートギャラリー」に、掲載者がもらえる「永野護先生のファティマバッジ」の写真がカラーで載っている(169p)。
広告 ●「キャラクターズ」好評発売中、として「#1/ミラージュ」、「#2/コーラス」、「#3/ウォータードラゴン」の表紙イラストがカラーで小さく掲載(トイズプレス広告、159p)。また「キャラクターズ#4/ファティマ」12月20日発売予定、とある。
付録 ●とじ込み付録はカセットレーベル。レッド・ミラージュ(NT1988年5月号表紙)とコーラスVI(NT1988年9月号表紙)。

 1988(昭和63)年11月号
 表紙=機動戦士ガンダム0080(クリスチーナ・マッケンジー)  原画=美樹本晴彦 特別定価490円
The Five Star Stories (タイトルなし)

【ストーリー】単行本3巻152-165p/リブート2巻283-297p
●カラミティ、フィルモア帝国に帰還したブルーノ・カンツィアン。自決を試みるもレーダー王に諌められる。

【扉絵】星団歴3000年ごろの列国の主要騎士団の礼服
●星団歴3000年ごろの列国の主要騎士団の礼服(A.K.D.は除く)として、トリオ、コーネラ、メヨーヨ、ブーレイ、フィルモア、クバルカン、ロッゾ、ミラージュの衣装デザインが載っている。「The Cocer ART of FSS」で永野氏は「コーラスとスケーヤ(※コーネラ帝国のスケーヤ・エレクトロ騎士団)がカッコイイ」と述べている。またこのトビラ絵は「クロニクル2005」170pによれば、連載時と原画とではレイアウトが異なっており、FSSのロゴを入れるために編集部(クレスト)で位置を変更したとされている。リブート2巻283pに再録。

【単行本化による変更点】
●NT55p/単行本3巻153p…NTでは枠外には何も記されていないが、単行本では手書きで「※何度も言うよーだが、この時代は特に騎士等は体のパーツを失うことが多いため体のパーツ、目、手、足etcのコピーを作ってある。ミラージュのスパコーンに致っては、しょっ中、右目と左手を生身にしたり、マシンにしたりしてつけかえてあそんでいる奴もいる。」と脚注が記されている。

●NT57p/リブート2巻287p…NTでは「9機」、「4機」、「5機」、「A・TOLL」、「9機」、「2機」となっていたが、リブートでは「9騎」、「4騎」、「5騎」、「A-TOLL」、「9騎」、「2騎」となっている。

●NT59p/リブート2巻289p…NTでは「5機」となっていたが、リブートでは「5騎」となっている。

●NT65p/単行本3巻163p/リブート2巻295p…単行本/リブートでは上下がやや見切れている。
豆知識 ●【プロトン城】…フィルモア帝国の本城。尖塔だけを地上に出し、本殿はすべて地下。

●クラトーマはもともとブルーノのファティマという設定だった。

●【サイレンF型】…「ノウズの光をまた受けられたよ」と言うブルーノとパラーシャの後ろにあるサイレン、アビエン・ヒートサイ騎(「MORE BEST OF FSS」129p)。
その他の関連記事 ●表紙に「NT特製ファイブスター物語テレホンカードプレゼント 本誌とじ込みアンケートはがきで抽選」とある。

●目次にFSSのロゴが掲載(3p)。また「Catch Up!KADOKAWA ANIME3 ファイブスター物語vs宇宙皇子」とある。

●劇場版FSSの特集がカラーで組まれ、作中のコマを使った登場人物13名(コーラスIII世、クローソー、バランシェ、ヴュラード、ラキシス、リトラー、ソープ、ポエシェ、ヌーソード、リィ、スパコーン、ビョイト、ユーバ)と担当声優のコメント(写真入り)が掲載されている(22-23p)。永野氏に関する事柄は含まれていない。

●「読者のページ」でNT1988年9月号47pでラベルが言う「ジュノーン コーラスを譲りなさい」は、ディジナでなくても「は?」で、それじゃ作者は「YUZURU NAGANO」だ、「大学院行ってまで何やってんだか!」とツッコむディジナを描いた投稿がある(106p)。また同ページの「ハローキッズ」で、「前号で販売しているファイブスターおよび永野護先生のグッズの発送が少々遅れています。(中略)注文が殺到しておりまして、生産および発送が若干間に合わない商品が出ております。必ずお手元に届きますので、もうしばらくお待ちくださるようお願いいたします。」とある。また「来月11月はニュータイプクラブ会報7号の発行の月です。次号も来春公開映画「ファイブスター物語」&「宇宙皇子」の最新情報をはじめ、楽しい話題とたっくさんのプレゼントを用意しています。」とある。

●「モデル・ワークショップ」の「新製品情報」で、1/144ブラック・グラード(WAVE)、1/144ジュノーン(WAVE)が発売中、としてキット完成写真がモノクロで小さく載っている(138p)。このジュノーンが3名に読者プレゼントされている。

●「from STAFF ROOM」で小原文彦氏は「ファイブスター物語と宇宙皇子の予告編のビデオ」は「プロモーション用だから各数分しか入ってないけど、なかなかのスケール感があって、楽しみだ。」とコメントしている。またとじ込みアンケートはがきに「抽選で100名の方に「ファイブスター物語」(レッド・ミラージュ)テレホンカードをプレゼントいたします」とある。

●「ゲーム&ホビー」で8月14日に東京都立産業貿易センターで開催された「第6回ワンダーフェスティバル」が記事になっており、その中に1/100ジュノーン初期タイプ(ボークス)、1/100ヘルマイネ(ボークス)のキット完成写真がカラーで載っている(153p)。

●「読者のアートギャラリー」に、掲載者がもらえる「永野護先生のファティマバッジ」の写真がカラーで載っている(165p)。
広告 ●「キャラクターズ」好評発売中、として「#1/ミラージュ」、「#2/コーラス」、「#3/ウォータードラゴン」の表紙イラストがカラーで小さく掲載(トイズプレス広告、147p)。また「キャラクターズ#4/ファティマ」12月20日発売予定、とある。

●以下のFSSグッズの告知(ゼネラルプロダクツ広告、151p)。
 ・MORTAR 800…レッドミラージュ(800円)、ブラック・グラード(1000円)、ジュノーン(1000円)、ベルリン(1000円)、ナイト・オブ・ゴールド(1200円)。各々の塗装済みの写真がカラーで小さく掲載。以下続々登場としている。
 ・FSS星団図ポスター(1800円)
 ・ミラージュ・バッジ/タイピン(1500円)
 ・コーラス・バッジ/タイピン(1500円)
 ・FSSキーホルダー(4種/各1200円)
 ・ミラージュ&コーラスステッカー(各350円)
 ・Tシャツ…THE MIRAGE(L,LL寸/2800円:KOGの眼〜マスクのイラスト)、ナイト・オブ・ゴールド(M,L,LL寸/2800円:バスターランチャーを展開するKOGのシルエットにミラージュマーク)、ミラージュナイト(M,L寸/2500円:ミラージュマーク、目、幻像騎士団の文字)。各々のイメージイラストがカラーで小さく掲載。

 1988(昭和63)年10月号
 表紙=超音戦士ボーグマン(アニス・ファーム)  原画=菊池通隆 定価400円
The Five Star Stories Juno 2989 エピローグ2

【ストーリー】単行本3巻112-118p、123-129p/リブート2巻267-281p
●ハグーダ帝国でクーデター発生。コーラス王朝では、MHとそのファティマの封印が行われていた。

【扉絵】MORTAR HEADD "WUNDER SCHAHZE"
●ワンダースカッツの設定線画と解説。「前号までのあらすじ」を削除、「ワンダー(ウンダーでもよい)スカッツ」、「2台」、「イレーザフレアー」を「ヴンダーシェッツェ」、「2騎」、「イレーザーフレアー」に変更してリブート2巻267pに再録。

【単行本化による変更点】
●NT57p/単行本3巻123p/リブート2巻275p…NTでは「クローソーは彼女は自分で」、「クローソーが外部からジュノーンを稼動させられるのは」となっていたが、単行本/リブートでは「クローソーは自分で」、「クローソーが眠った今、外部からジュノーンを稼働させるのは」となっている。

●NT58p/単行本3巻124p/リブート2巻276p…NTでは「出(いで)し時」となっていたが、単行本/リブートでは「いでし時」となっている。

●NT59p/単行本3巻125p/リブート2巻277p…NTでは「男共(ども)」となっていたが、単行本/リブートでは「男共」となっている。また単行本では「あなたに子供が産めて?」のコマの下部が見切れている。

●NT60p/単行本3巻126p/リブート2巻278p…NTでは「また、意外な」、「そうかしら」、「言っていたけど」、「女王だって…」、「そうよ、」となっていたが、単行本/リブートでは「また意外な」、「そうかしら…」、「言っていたけど…」、「女王だって」、「そうよ」となっている。

●NT61p/単行本3巻127p/リブート2巻279p…NTでは「結局また私の」、「女の子泣かせたり」となっていたが、単行本/リブートでは「結局また、私の」、「女の子泣かせたりわるいこと、いっぱいして…」となっている。

●NT63p/単行本3巻129p…NTでは1コマ目上部が見切れていたが、単行本では切れていた部分も掲載されている。またNTでは「おやすみなさいクローソー」のコマの下に、「…このドハデな2話のキメのシーンを…全て女に取られておのれは主役としての自覚があるのか!」、「わ〜ん」というデコースとソープのシーン3コマが描かれていたが、単行本では全て削除されている。『F.S.S. ISSUE』p.70に小さく再録。
豆知識 ●単行本3巻119-122pの、ジュノーンを封印するソープがラキシスに「クロトにお別れを言わなきゃ…」と促し、眠るクローソーを見て涙を流すラキシス、「さようなら…クローソー…」として未来回想のシーンの計4ページは、単行本化に伴う新作。なお122p3コマ目の天照の後ろにいるのは、ログナー、ヴィクトリー、レディ・スペクター。

●ラキシスはベルギー人。モデルは元ビートルズのジョージ・ハリスンや、エリック・クラプトンの元妻パトリシア・ボイド。
その他の関連記事 ●表紙に「Catch Up! KADOKAWA ANIME2 ファイブスター物語」と記載。

●目次に「ファイブスター物語vs宇宙皇子」としてアニメ版のラキシスがカラーで掲載(3p)。またFSSのロゴも載っている。

●巻頭は劇場版「ファイブスター物語」特集で、内容は以下の通り(4-7p)。
 ・西井正典氏によるKOG、大貫健一氏によるソープのイラスト、劇中のコマ9点。
 ・公開日は1989年3月上旬で併映は「宇宙皇子」。東宝系配給で全国80館前後になる予定。上映時間は宇宙皇子が85分、FSSは60分。製作状況は9月上旬現在で作画は約50%仕上がっており、作画監督に原画が集まってきているという状況。
 ・キャラクターボイス決定。できるだけファンのもっているイメージを壊さないように、と決めた。堀川亮(レディオス・ソープ)、川村万梨阿(ラキシス)、佐久間レイ(クローソー)、若本規夫(ボード・ヴュラード)、田中秀幸(Dr.バランシェ)、井上和彦(コーラスIII世)、佐々木るん(アイシャ・コーダンテ)、中多和宏(スパコーン)、速水奨(ポエシェ・ノーミン)、広瀬正志(ヌーソード・グラファイト)、鷹森淑乃(リィ・エックス)、永井一郎(ユーバ大公)、田原アルノ(ビョイト卿)、中尾隆聖(デコース・ワイズメル)、二又一成(トローラ)、鵜飼るみ子(リトラー)、横尾マリ(メガエラ)、中西妙子(ナレーター)。オーディオ・ディレクター浦上靖夫氏は、オーディションでひとつの役に20〜25人くらいのキャラクターボイスにテストを受けてもらい、いちばん自然な方々に決定したつもりだとコメントしている。
 ・NT7月号で告知したプロモーションビデオ貸し出しは、予約が殺到、応募者多数のため9月11日で予約を締め切る。

●「PEOPLE CALENDAR」で永野氏がコメント(30p)。12月に出る北原輝久氏のブリキオモチャのビデオの音楽をやっており、友人作の1曲以外すべてボクの曲だから買ってね、と述べている。また海洋堂のイベント、SF大会、ボークスに来てくれた人、ありがとう、ともしている。『F.S.S. ISSUE』p.70に再録。

●「読者のページ」の「ハローキッズ」で、FSSテレカ(NTC-001)が在庫僅少で売り切れ後の再販はしない、と書かれている(106p)。またFSSと宇宙皇子の公開を前に試写会やイベントを現在企画中としている。

●「モデル・ワークショップ」の「新製品情報」で、「キャラクターズ#2/コーラス」が紹介され、表紙写真がモノクロで小さく掲載(135p)。5名に読者プレゼントされている。

●「ゲーム&ホビー」で9月4日まで渋谷の海洋堂ホビーロビー2で開催された「'88 MAMORU NAGANO EXHIBITION#2」が記事になっており、そこで展示されていたキット完成写真が数点カラーで載っている(149p)。またNTやFSS設定資料集の表紙になったセル原画や永野氏が描き起こしたMHの設定画も多数展示されていた、と書かれている。なお掲載されているキット完成写真は、1/100ベルリン・グリーン、コーラス軍主力空中戦車、1/100ブーレイ、メタルフィギュア(マグロウ、クルマルス、クロスミラージュ、バッシュ2種、KOG、レッドミラージュ)、アマテラス・キング・ダムスのイメージ・ワールド。

●「読者のアートギャラリー」に、掲載者がもらえる「永野護先生のファティマバッジ」の写真がカラーで載っている(161p)。
広告 ●「キャラクターズ#3/ウォータードラゴン」9月20日発売予定、として表紙のクーンがカラーで掲載(トイズプレス広告、143p)。定価1500円。また「キャラクターズ#4/ファティマ」は11月20日発売予定、とある。

●MORTAR800の1/300ナイト・オブ・ゴールド(1200円)、1/300ベルリンの写真がカラーで掲載(ゼネラルプロダクツ広告、147p)。以下続々登場として、1/300クロスミラージュ、1/300レッドミラージュ重装型、1/300ナイト・オブ・ゴールド(withバスターランチャー)とある。

 1988(昭和63)年9月号
 表紙=ファイブスター物語(コーラスVI世)  原画=永野護 定価400円
The Five Star Stories Juno2989,CLOTHO,EPILOGUE 1 ADDLER4071
第2話/クローソーの章・エピローグ1

【ストーリー】単行本3巻130-149p/リブート2巻245-265p
●星団暦4071年、アドラー。反抗軍の集会の中、天照による政見放送が始まった。

【扉絵】クローソー
●肩パットを外したクローソー。「クロニクル2005」170pで「(NT1988年)4月号と対というか続きであり、かつエピローグ導入としてのコマの一部」としている。「連載再開!」のアオリを削除して、リブート2巻246pに再録。単行本3巻ではアオリとFSSのロゴ、永野氏のクレジットを削除し、「見えるわ…見えるのよ…若い王が…」という文言の位置を変更して、130pに再録。

【単行本化による変更点】
●NT43p/リブート2巻245p…NTでは戦闘後の様子を見るラキシスと、ラクダに乗ったアトロポスのシーンが6コマ描かれていたが、単行本ではこの1ページは丸々削除されている。『F.S.S. ISSUE』p.70に小さく再録。

●NT45p/単行本3巻131p/リブート2巻247p…NTではハシラに「前回までのあらすじ」が入っていたが、単行本/リブートでは削除されている。またNTでは1コマ目は「この五角の星座をその運命へと導く天が送りこんだもうひとりの希望…」となっていたが、単行本では「星団歴4071年アドラー星バストーニュ…」となっている。更にNTでは7コマ目は「Juno2989,CLOTHO,EPILOGUE 1 ADDLER4071第2話/クローソーの章・エピローグ1」となっていたが、単行本では「この5角の星座をその運命へと導く天が送り込んだもうひとりの希望…」となっている。

●NT47p/単行本3巻133p/リブート2巻249p…NTでは「譲りなさい」となっていたが、単行本/リブートでは「守りなさい」となっている。なお、NT1988年11月号106p「読者のページ」で、このセリフは「護る(まもる)」ではなく「譲る(ゆずる)」になっているとの指摘が投稿されている。

●NT48p/リブート2巻250p…NTでは「A・K・D」となっていたが、リブートでは「A.K.D.」となっている。

●NT49p/リブート2巻251p…NTでは「A・K・D」となっていたが、リブートでは「A.K.D.」となっている。

●NT50p/リブート2巻252p…NTでは「バリクーラ」となっていたが、リブートでは「バング」となっている。

●NT52p/リブート2巻254p…NTでは「A・K・D」となっていたが、リブートでは「A.K.D.」となっている。

●NT53p/リブート2巻255p…NTでは「A・K・D」となっていたが、リブートでは「A.K.D.」となっている。

●NT56p/リブート2巻258p…NTでは「F・E・M・C(ファー イースト ミラージュ コーア)」、「A・K・D」となっていたが、リブートでは「F.E.M.C.」、「A.K.D.」となっている。

●NT57p/リブート2巻259p…NTでは「ウンダースカッツ」となっていたが、リブートでは「ヴンダーシェッツェ」となっている。

●NT58p/リブート2巻260p…NTでは「A・K・D」となっていたが、リブートでは「A.K.D.」となっている。

●NT63p/リブート2巻265p…リブートでは左側が若干見切れている。
豆知識 ●この号は増ページで21ページ。通常はトビラ絵を含め、15ページ。

●ディジナがラベルを足で蹴って起こすシーン…TVアニメ『重戦機エルガイム』第1話でアムがダバを同様の方法で起こすシーンがある。

●ディジナのディグ…ノートンコマンドJPSスペシャル。

●「ウンダースカッツ」とは「不思議な宝物」という意味。

●NT63p/単行本3巻149p/リブート2巻265pのイメージイラスト…デコース&エスト、サタン&ラキシス、ウピゾナ・バーデンバーグ(31)&アーレン・ブラフォード(21)&ルート・コーダンテ(アイシャの妹の子孫、30)、アイシャ・コーダンテ&ヨーン・バインツェル、ラキシス&ウラッツェン(子守のお駄賃500円)&パナール・エックス、レディ・スペクター(35、クラウドスカッツ搭乗)&カーレル・クリサリス、ソープ&ビュラード&メガエラ。
その他の関連記事 ●表紙は永野氏によるコーラスVI世。「How have you been?」という文言と、「連載再開!!」としてFSSのロゴも掲載されている。

●目次に表紙と同じイラストが掲載(3p)。また「連載再開!大増ページ」としてFSSのロゴも載っている。

●「ANIME LAND」の「DATA OF NEWTYPE」でアルバム「Five Star Stories II(※GREEN and GOLD)」が7月4日付オリコンLPチャート初出28位を記録した、としてレビューが書かれ、ジャケットイラストもモノクロで小さく載っている(64p)。また「レコード売り上げNEWTYPE BEST HITベスト24」で「夢のなかで/川村万梨阿」が第127位(6/13)、第151位(6/20)、第143位(6/27)にランクイン(65p)。

●「NEWTYPE EXPRESS」の「Event」に9月4日に大阪・ボークス豊中店で「永野護フリートーキングイン豊中ショールーム」が開催、フリートーキングのほか、永野グッズ購入者にサイン会の整理券配布、という記事がある(95p)。

●「読者のページ」の「ハローキッズ」で、会報5号でお知らせした永野護センセデザインのゾーさん貯金箱(レジェンド・オブ・ゾーサン)の限定販売分が残りわずかだとしている(100p)。

●次号予告に「ファイブスター物語&宇宙皇子 人気の角川アニメ2作、いよいよ公開決定のお知らせができるぞ!」とある(138p)。

●「ゲーム&ホビー」の「本の紹介」で、モデルグラフィックス別冊「F.S.S. 烈神大戦録2989」が取り上げられ、表紙写真が小さくカラーで載っている(149p)。その中に「NT本誌からコピーしたコミックのコマや、タイトルの無断使用にはちょっと問題」と書かれている。10名に読者プレゼントされた。

●「読者のアートギャラリー」に、掲載者がもらえる「永野護先生のファティマバッジ」の写真がカラーで載っている(161p)。
広告 ●「キャラクターズ好評発売中」として、「#1/ミラージュ」、「#2/コーラス」の表紙写真が小さく掲載(トイズプレス広告、143p)。各1500円。NTキッズ会員も通販可能としている。

●以下の告知(ゼネラルプロダクツ広告、147p)。
 ・第6回ワンダーフェスティバル、8月14日、都立産業貿易センター。トイズプレスがディーラー参加、とある。
 ・モーター800シリーズ好評発売中(3種)、8月以降発売予定(4種)。

 1988(昭和63)年8月号
 表紙=ガイア・ギア(ガイア・ギアα)  原画=西井正典 特別定価490円
The Five Star Stories 休載
【ストーリー】
-
【扉絵】
-
【単行本化による変更点】
-
豆知識 -
その他の関連記事 ●目次に「ファイブスター物語 連載再開に向けて新情報満載」とある(3p)。

●「PEOPLE CALENDAR」に永野氏がコメント(31p)。慢性の肩こり性で地獄の毎日を送っている、来月からまた「ファイブスター」が始まる等述べている。また川村万梨阿さんもコメントをしており、16日に渋谷エッグマンでライブをやり、構成はFSSの2枚のアルバムからとったオリジナル、と述べている。永野氏のコメントのみ『F.S.S. ISSUE』p.70に再録。

●「アニメ版の製作快調」及び「単行本2巻絶好調発売中」として、カラーで特集が組まれている(80-81p)。内容は以下の通り。永野氏のコメントはなし。
 ・アニメ版は現在、やまざきかずお監督による絵コンテが完了、結城信輝作画監督以下、原画作業の真っ最中。やまざき監督は、原作は伏線が多くてなかなか理解できず、人物の配置図も頭に入り切らなかったので、映画ではフィルムだけ見てある程度理解できるように工夫した、と述べている。またキャラクターボイスはオーディション中、とある。結城信輝氏によるソープ&ラキシス(バックにKOGの顔)のイメージイラストがカラーで掲載。
 ・原作は来月号から連載再開で大増21ページとなり、第2話「クローソーの章」のエピローグが描かれる。単行本2巻は6月30日に発売され、爆発的な売れ行きを示している。第1巻は発売日に完売、その教訓から「フール・フォー・ザ・シティ」は大部数を刷ったが発売即日品切れとなったため、今回は1巻に数倍する大部数態勢で臨んだ。第3巻は「クローソーの章」後半にエピローグを収録して秋から冬にかけて発売する予定。なお第2巻表紙は永野護描き下ろし「ミラージュ」として、1ページを使ってカラーで掲載されている。

●「ANIME EXPRESS」の「Event」で、1988年7月31日から9月4日まで東京・渋谷の海洋堂HOBBY LOBBY2で「MAMORU NAGANO EXHIBITION#2」が開催、永野護最新原画とFSSガレージキットの展示、新作グッズ先行発売などが行われる、としている(95p)。

●「読者のページ」の「ハローキッズ」で「ゾウさん貯金箱」について掲載(100p)。これによると、会報5号で掲載した永野センセデザインの「ゾウさん貯金箱(レジェンド・オブ・ゾーサン)」はNTクラブ会員専用振替用紙でないと買えない、としている。

●次号予告に「連載再開!」、「永野護が描くスーパー・コミックついに再登場。大増21ページでクローソーの章エピローグが完結する 心のヘッドライナーよ、ここに集え!」としてFSSのロゴが掲載(138p)。また「form STAFF ROOM」で井上伸一郎氏は、FSS第2巻も2ヶ月の難産の末、ようやく本にすることができたのは読者の皆さまからの励ましだった、と感謝を述べている。

●「ゲーム&ホビー」に1/100クロス・ミラージュ(ボークス、生嶋毅彦原型)が紹介され、キット完成写真がカラーで掲載(149p)。また「本の紹介」で「ベイシック・アート・オブ・ザ・ファイブスター物語 ミラージュ」が発売中として紹介され、表紙〜裏表紙の写真がカラーで掲載されている。10名に読者プレゼントされている。

「読者のアートギャラリー」に、掲載者がもらえる「永野護先生のファティマバッジ」の写真がカラーで載っている(161p)。
広告 ●月刊モデルグラフィックス別冊「烈神大戦録」6月24日発売(大日本絵画広告、143p)、定価880円。A4版72ページで、今までに発売されたMHのガレージキットを劇画のイメージそのままにロールアウト、FSS世界のキャラクターフィギュアの数々を掲載、とし、ミラージュナイトのフィギュアを黒、赤、黄、青、白に配色して整列させた写真がカラーで載っている。

●以下の告知(ゼネラルプロダクツ広告、147p)。
 ・第6回ワンダーフェスティバル、8月14日、都立産業貿易センターで開催。FSSでおなじみTOYS PRESSも特別出店としている。
 ・第7回日本SF大会(MiG-CON)、1988年8月27日・28日に水上温泉で開催。
 ・MORTAR800シリーズ、好評発売中として、1/300ジュノーン、1/300ブラック・グラード、1/350レッド・ミラージュの写真がカラーで掲載。また以下続々登場(8月以降発売予定)として、1/300ベルリン、1/300ナイト・オブ・ゴールド、1/300クロス・ミラージュ、1/300ルージュ・ミラージュ、1/300レッド・ミラージュ(重装タイプ)、1/300ホーンド・ミラージュ、1/300フロート・タンクとある。他に革製キーホルダー(ミラージュナイトA・B・C、テンプルナイト)、FSS星団図ポスターの記載。

●川村万梨阿2ndアルバム「GREEN and GOLD」NOW ON SALE、豪華大判8pフォトアルバム付(LPのみ)としてジャケットイラストがカラーで掲載(日本コロムビア広告、150p)。The Five Star Storiesテーマソング「夢のなかで〜Gitano〜」好評発売中。

 1988(昭和63)年7月号
 表紙=宇宙皇子(各務) 原画=いのまたむつみ 定価400円
The Five Star Stories 休載
【ストーリー】
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【扉絵】
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【単行本化による変更点】
-
豆知識 -
その他の関連記事 ●表紙に「ファイブスター物語」と記載。

●目次に「Catch Up!KADOKAWA ANIME ファイブスター物語」とあり、アニメ版のKOGが掲載(3p)。

●巻頭はFSS特集で、以下の内容のものが掲載されている(4-9p)。
<編集部コメント>
 ・アニメ化について…1987年5月の単行本1巻発売後、多数のアニメ製作会社からアニメ化の企画が持ち込まれたが、角川書店は「ビデオ作品クラスのスケールには収めたくない。もっとも可能性が広がる劇場版という形式をもってアニメ化したい」という意図でサンライズ社の企画を採用した。
<イラスト>
 ・アルバム「GREEN and GOLD」ジャケットイラストの「パトラクシェ・タワー」がカラーで掲載。
<TALES OF JOKER MAMORU NAGANO>
 ・永野氏のインタビュー。連載が中断しているのは、NT1988年4月号の原稿を完了した段階で体力と精神力がスパーク状態に陥ってしまい、とても連載を再開するパワーが保てないから。1回だけ休むつもりだったが、不安定な状態で再スタートしたらFSSが危い方向へ行ってしまう怖さがあったので、今は溜まっていたいた設定の追加やキャラ設定の見直し、作曲活動を行っている。12月にビクターから発売されるMSXのアドベンチャーゲームの作曲をしている。また、今はMHのサウンドをコンピュータでシミュレートしており、自分名義のソロアルバムの音源でもある。「なぜメカをリアルに描けるのか」という質問をよく受けるが、それはロボットを描こうとせず、実物を描こうとしているから。僕のメカにも原点はあり、ブラック・グラードとヘルマイネは「鉄腕アトム」のプルートーとボーラ、クロス・ミラージュは「ビッグX」のV3号、これが20年間かけて自分なりにロボットをリアル志向でとらえた姿。第3話の副題は「トラフィクス」でFSSが本道に入るための流れを作る。そのあとはアイシャとヨーンを主人公にした話なのでお楽しみに。「Little by Little」の箱の前に1/35レッド・ミラージュのキットと共に写った写真、コーラスIV、ウリクル、クラトゥーマ(第2話登場時はブーレイ騎士団青の頭ブルート(※後のブルーノ)びファティマとして初期設定されていたが、設定変更でレーダ王(※後のレーダー王)のファティマに決定)、コーラスVIのキャラシートがカラーで掲載。
<アニメ版FSSのキャラ紹介>アニメ版「ファイブスター物語」と「宇宙皇子」のプロモーションビデオ(予告編やハイライトシーンを収めたビデオテープで両作品を合わせて20分ほどの長さになる予定)を、文化祭や学園祭で上映用として貸し出す、という告知もある。またこのプロモビデオとともに教室等に貼るポスターも送付するとしている。また読者プレゼントとして、メガエラのテレホンカードを100名にプレゼントする(アニメ版キャラの感想や要望を書いて)、としている。

●「COMIC EXPRESS」にFSS単行本2巻が6月末に発売、とある(33p)。

●「NEWTYPE EXPRESS」で7月2日名古屋ハートランド(18時開場)、7月3日大阪ミューズホール(13時開場)、7月13日渋谷エッグマン(18時開場)で行われる川村万梨阿さん2ndアルバム記念ライブ「GREEN and GOLD」のライブチケットが各10名ずつに読者プレゼントされた(34p)。

●麻宮騎亜氏のコミック「シルクロード戦記 DARK ANGEL」のトビラ絵枠外に「●永野護先生の「ファイブスター物語」は作者の都合により今月は休載いたします。永野先生の態勢が整いしだい再開いたしますので、もうしばらくの間お待ちください。」と書かれている(49p)。

●「ANIME LAND」の「DATA OF NEWTPE」で、NT6月号アンケートを集計した「あなたが今いちばん好きなアニメ」との質問で、第8位にFSSがランクイン(64p)。

●アニメ版「ファイブスター物語」設定資料集が(2)としてメカをメインに掲載されている(123-129p)。各々にキャプションが設けられているが、永野氏に関する事柄は書かれていない。

●「モデル・ワークショップ」の新製品情報に、MH800シリーズ(約1/350メタル製、ゼネラルプロダクツ)のブラック・グラード(1000円)とレッド・ミラージュ(800円)の写真がモノクロで掲載(134p)。

●「音楽情報」のコーナーで6月21日発売のアルバム「GREEN and GOLD」について川村万梨阿さんのコメントが掲載(142p)。これによると「永野先生も作曲で2曲参加しているんですが、とにかくすごい曲です。私なんかもう、血管が切れそうになりながら歌いましたから(笑)」と述べている。また、現在は「CVのかたわら、F.F.C.の小説を執筆中」ともしている。

●「読者のアートギャラリー」に、掲載者がもらえる「永野護先生のファティマバッジ」の写真がカラーで載っている(161p)。
広告 ●川村万梨阿2ndアルバム「The Five Star Stories GREEN and GOLD」6月21日発売、としてアルバムジャケットのイラストがカラーで掲載(日本コロムビア広告、2p)。CD:3200円、LP:2500円、カセットテープ:2500円。豪華大判8pフォトアルバム付(LPのみ)。予約特典は、永野護描き下ろしジャケット・イラスト・ポスター。The Five Star Storiesテーマソングシングル「夢のなかで〜Gitano〜/歌:川村万梨阿」好評発売中、700円。

●以下の告知(ゼネラルプロダクツ広告、151p)。
 ・FSSメタルシリーズ半完成品(MORTAR800シリーズ)。レッド・ミラージュ(800円)、バッシュ・ザ・ブラック・ナイト(1000円)、ジュノーン(1000円)。レッド・ミラージュの写真がカラーで掲載。またこの商品について「スゴイ…」と永野氏がつぶやいた、としている。
 ・1988年8月27日・28日に水上温泉で開催される第27回SF大会(MiG-CON)に永野氏の来演決定。
 ・1988年8月14日・28日に都立産業貿易センターで開催されるワンフェスで、革製キーホルダー(ミラージュナイトA・B・C、テンプルナイト)、FSS星団図ポスター販売の告知。

 1988(昭和63)年6月号
 表紙=超音戦士ボーグマン(ボーグマン・リョウ)  原画=菊池通隆 定価400円
The Five Star Stories 休載
【ストーリー】
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【扉絵】
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【単行本化による変更点】
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豆知識 -
その他の関連記事 ●表紙に「アニメ設定公開!!ファイブスター物語SET UP!テレホンカードプレゼント」とある。

●「NEWTYPE EXPRESS」にFSS単行本2巻発売ターゲットは6月下旬、という記事とソープ、ラキシス、クローソー、アトロポスの後ろ姿(NT1987年11月号トビラ絵と同じイラスト)が掲載(29p)。他に、日本コロムビアよりFSSのアルバム(川村万梨阿「GREEN AND GOLD」が6月21日)とシングル(「川村万梨阿/夢のなかで〜Gitano〜」が6月1日)の発売が決定、アルバムは「WONDER STORY」と「BURNING BLUE」の2曲は永野氏の作曲、としている。

●「PEOPLE CALENDAR」で結城信輝氏は「FSSのアニメはモブシーンが多くて、作監作業がたいへん」とコメントしている(30p)。

●橋本正枝さんのコミック「マハラジャ」の扉絵枠外に「●永野護先生の「ファイブスター物語」は作者の都合により今月は休載いたします。永野先生の態勢が整いしだい再開いたしますので、もうしばらくの間お待ちください。」という文言が載っている(49p)。

●「ANIME LAND」の「DATA OF NEWTPE」で、NT2月号、3月号、4月号のアンケート「あなたの好きなアニメ」の質問をまとめた集計で、第14位にエルガイム(1.6%)がランクイン(64p)。

●「読者のページ」に、福岡で行われた永野氏のサイン会のことを少しだけ触れた投稿がある(103p)。

●アニメ版「ファイブスター物語」設定資料集が(1)として人物をメインに掲載されている(123-129p)。各々にキャプションが設けられているが、永野氏に関する事柄は書かれていない。またアニメ版への要望をハガキに書いてNT編集部へ送ると、抽選で100名にFSSテレホンカードをさしあげる、とある(1988年6月9日消印有効)。絵柄は不明。

●次号予告に「ファイブスター物語 いよいよ製作開始のアニメバージョンをいきなり巻頭で特集。読者も参加ができるキャンペーン企画も進行中!永野護インタビューもあるぞ」として、アニメ版アマテラスのキャラシートが掲載(138p)。

●「読者のアートギャラリー」に、掲載者がもらえる「永野護先生のファティマバッジ」の写真がカラーで載っている(161p)。
広告 ●ニュータイプオリジナルバインダー発売中、としてレッド・ミラージュが表紙のNT(1988年5月号)を挟んだバインダーの写真が掲載(角川書店広告、143p)。

●Mig-Con88(第27回日本SF大会)が昭和63年8月27,28日に群馬県水上温泉郷で開催、第6回ワンダーフェスティバルが東京浜松町・都立産業貿易センターで開催(ゼネラルプロダクツ広告、153p)。その中に「★お詫び★オリジナルビデオ「テールズオブジョーカー」は都合により発売中止となりました。謹んでお詫びします。」と書かれている。

 1988(昭和63)年5月号
 表紙=ファイブスター物語(レッド・ミラージュ)  原画=永野護 特別定価490円
The Five Star Stories 休載
【ストーリー】
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【扉絵】
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【単行本化による変更点】
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豆知識 -
その他の関連記事 ●表紙は永野氏によるレッド・ミラージュ。「映画化決定!!ファイブスター物語」とある。

●目次に表紙イラストがカラーで掲載され、「アイシャ・コーダンテ仕様機」とある(3p)。

●NT創刊3周年記念大プレゼントPART2があり、永野氏関連では以下のものがあった(4-5p)。各々の写真がカラーで小さく掲載。
 ・ナイト・オブ・ゴールド(海洋堂)。3名。
 ・レッド・ミラージュ(WAVE)。3名。
 ・バッシュ(ボークス)。3名。
 ・LP「SUPER NOVA」に永野氏のサイン入り。10名。
 ・CD「SUPER NOVA」に永野氏のサイン入り。5名。
 ・FFCポスター(GATE KEEPER)ポスター。50名。
 ・FSSポスター(Dance)ポスター。50名。
 ・アラウンド・ザ・ワールドinフィリピン。10名。
 ・FSSポストカードセット。50名。
 ・FSSキーホルダー(ゼネプロ。ウーバリカオン、ミラージュ・マーク2種、コーラス・マークの計4種)。各1個ずつ8名。
 ・ゼネプロ特製FSSポスター(ジョーカー太陽星団が載っている絵柄)。20名。
 ・レッド・ミラージュ・テクニカル・マニュアル本。100名。
 ・FSS缶バッジセット。20名。
 ・永野氏のサイン入りノート。3名。誌面ではクローソーのイラストが小さく載っている。

●「ファイブスター物語」の映画化が決定したとして、カラーで特集が組まれている(6-15p)。内容は以下の通り。
 ・西井正典氏によるKOG&ラキシスのイラスト。角川映画最新作、公開日未定としている。
 ・西井正典氏によるレッド・ミラージュvsバッシュ。映画スタッフは製作・角川春樹、企画・田宮武(角川書店)、脚本・遠藤明範(機動戦士ガンダムZZのメーンライター)、監督・絵コンテ・やまざきかずお(うる星やつらチーフディレクター)、キャラクターデザイン・作画監督・結城信輝(OVA真魔神伝)、美術監督・金子俊英(アリオン)、撮影監督・三沢勝治、音響監督・浦上靖夫、音楽プロデューサー・石川光(東映)、プロデューサー・植田益郎(サンライズ)で、第1話のエピソードが描かれるとしている。また永野氏はあえて原作者という形をとり、「一度、アニメ版に意見をさしはさむと、原画のひとつひとつにまで手を入れなければ気がすまなくなる自分の性格を考えて」本編の作業には一切タッチしない、というスタンスである旨も書かれている。
 ・結城信輝氏によるキャラクタースナップショット(運命の3姉妹、天照、ソープ、コーラスIII世、ヴュラード、メガエラ)。結城信輝氏のキャラクターを見た永野氏の「僕のものとは違うけれど、劇場で通用する一流のデザインだ」というコメントが載っている。
 ・キャラクター紹介。永野氏によるキャラシート(顔部分のみ。一部は本編のコマを引用)とキャプション。コーラス王朝(コーラスIII世、ウリクル、クローソー、プルース、エルマ)、A.K.D.(天照、ラキシス、バクスチュアル、アイシャ、アレクトー、シャーリー、エフロシューネ、スパコーン、ティスホーン、ヨーン、イマラ、ルン、ポエシェ、コーララ、カイダ、ディッパ、アキレス、ウラッツェン、ピレット、レオパルト、ティータ、ログナー、イエッタ、スペクター、リィ、ハインド)、EXTRA(ヴュラード、メガエラ、ロードス、エスト、レイス、ソリュート、ギエロ、シューシャ、クラトゥーマ、ブルート・カンシィエン(※ブルーノの初期名))が描かれている。
 ・3Dワールド。1/100ナイト・オブ・ゴールド(WAVE:佐藤直樹原型、海洋堂:田熊勝夫原型、ボークス:生嶋毅彦原型)、1/35レッド・ミラージュ(海洋堂、小田雅弘原型)、1/15フィギュアシリーズ30名(海洋堂、寺岡邦明、片山浩、今池芳章原型)のキット完成写真がカラーで掲載。

●特集として「永野護インタビュー」と「ガレージキット完全リスト」が掲載(103-109p)。主な内容は以下の通り。
 ・扉絵はFSSのロゴとミラージュマーク、羽根ペンがクロスしたイラスト。

<インタビュー>モノクロで写真が4点と単行本1巻表紙が載っている。
 ・先月号の原稿は校了まで粘ったため、大日本印刷から直接電話がきて怒られた。
 ・第2話はまだ抜けている部分があるので、それをエピローグなどで埋めていく。それはラキシスとエルメラ王妃の会話。クローソーがラキシスとの会見をほのめかしているのに、まったく出せなかった。ファティマと人間女性との相克は、2話のテーマのひとつ。
 ・クロス・ミラージュは最終回に大破したジュノーンの位置を知らせるためだけに出てくるが、いきなり出てくるよりは中盤で出しておいたほうが自然なので登場させた。
 ・2話最終回は予定していた伏線の答えが出せたので、かなり満足している。ただ自分でも予想していなかった展開もあった。たとえばラルゴがコーラスIII世を襲うシーンは直前までブーレイ(ブーレイはサイレンに重装甲をつけて変装させたもの)が出る予定だった。サイレンはフィルモア帝国のMHなのでコーラス侵攻の戦争に出すのはマズいのではないか、と自分でブレーキをかけていたから。結局、描いていたらサイレンになった。勢いにまかせてサイレンを出して成功だったと思う。サイレンもブーレイも、結構気を使って、フィルモアのマークは削ってハグーダのマークが入っている。
 ・クローソーは最終的にラキシスと戦うことをプログラム(というよりは本能)されており、そのプログラムが作動するといやが応でも戦って倒さなくてはならないから、いちばんかわいそうな存在。だからバランシェは「その時が来たら、おまえは自分で判断しなさい」とマインド・コントロールを外したのだろう。
 ・ウリクルの死に悲しむコーラス、コーラスとウリクルの関係を否定するエルメラ、どちらも僕の本心。一方的にウリクルやエルメラに肩入れしないでバランスをとって読んでくれたら幸い。今、単行本2巻の構成をやっているが、エルメラが出てくる月の15ページだけ、意地でコマ割りを変えたりしているので、異様に構成が浮いている。
 ・アマテラスは感情を持ってない人。それに気付いた母親は「どうしよう、この子には感情がない。これじゃあ王家の世継ぎとして人がついてこないからマズイ」とすべての感情表現を教え込んだ。だからアマテラスは教えられた感情を演じているだけ。レディオス・ソープになるのは、その感情表現の勉強を一生懸命しているから。
 ・デコースはアマテラスのアンチテーゼとして設定したキャラ。「俺がよければいーんだ」と本能だけで生きてるような人。
 ・単行本2巻は発売が少し伸びて、4月下旬ではなく5月か6月ぐらいになると思う。かなりの描き足しや描き直しがあるのでお楽しみに。
 ・劇場版FSSに参加したいのはやまやまだが、参加したらNTの連載が止まってしまう。現在はFSSの連載だけで、ほとんど限界に近い状態。アニメとなると何から何まで手を出したくなるので、ガマンする。そして映像化にあたり自分は原作提供の仕事をしたという段階で、すでに役割を果たしたと考える。もちろん原作者の義務としてチェックは必ず入れたいと思うので、とんでもない映画にはならないはず。
 ・結城信輝氏とは「マクロス」の頃からの友人。今回のキャラクターラフを見せてもらったが、劇場で通用する一流のデザインになっていた。だから多少、顔が違っても全部OKした。不満は一切ない。ただビデオやテレビ作品とあまり変わり映えしないような「音」は避けてほしい。できればテーマソングなしで、スクリーンはBGMだけにしてほしい。
 ・連載執筆中に頭の中ではキャラ達のセリフは全部英語。吹き出しは日本語になっているが、イメージは英語。そしてあの世界の人間たちは身長2mくらいあるので、声はみんなハスキー。ファティマ達もみんな低い声。登場人物の身長は全員ジャイアント馬場クラスなので声は低い。
 ・本音を言えば、10年先になるかもしれないが、自分もいずれは宮崎駿さんのように全部自分で手をかけて映像を作ってみたい。

 <ガレージキットワールド>一部の原型師コメントと各々のキット完成写真がモノクロで掲載。
 ・モーターヘッド:1/100KOG(WAVE、佐藤直樹原型)、1/35レッド・ミラージュ(海洋堂、小田雅弘原型、永野護著レッド・ミラージュ設定資料集が付属、当初1/32のつもりで作っていて永野氏と話てみるとMHの大きさの基準は肩高いだと知らされ、計算しなおすと1/35だったとコメントしている)、1/100KOG(ボークス、生嶋毅彦原型)、1/100マグロウ(海洋堂、田熊勝夫原型)、1/100ブーレイ(海洋堂、田熊勝夫原型)、1/100レッド・ミラージュ(ボークス、生嶋毅彦原型)、1/100レッド・ミラージュJUNO2989白兵戦タイプ(ボークス、生嶋毅彦原型)、1/48バッシュ(海洋堂、中沢博之原型)、1/100バッシュ(ボークス、圓句昭浩原型)、1/100バッシュ(ぷらぽっと、吉中裕智原型)。
 ・フィギュア:1/8クローソー(WAVE、武民津秋原型)、1/8クローソー(ぷらぽっと、吉中裕智原型)、1/8ウリクル(ボークス、圓句昭浩原型)、1/8エスト(ボークス、圓句昭浩原型)、1/8ティータ(ボークス、圓句昭浩原型)、1/12アマテラス(コトブキヤ、原口高陽原型)、1/6リアルラキシス(ボークス、大石武司原型)、1/6ラキシス・カレンダーイラストタイプ(WAVE、川名芳明原型)、1/8ラキシスII(ぷらぽっと、吉中裕智原型)。

●「読者のページ」の「ハローキッズ」で、会報4号で予約を受け付けていた「アラウンド・ザ・ワールドinフィリピン」が完売、トイズプレスも在庫なし、再販予定なし、お問い合わせは受け付けていない旨告知されている(114p)。

●「読者のページ」で、NT1988年3月号のFSS60p2コマ目のブーレイの鶏冠に「燈」と書かれているが「橙」の間違いではないか、との投稿がある(118p)。

●「読者のアートギャラリー」に、掲載者がもらえる「永野護先生のファティマバッジ」の写真がカラーで載っている(165p)。
広告 ●なし
付録 ●とじ込み付録はカセットレーベル。永野氏による「FOURTEEN plus ONE」が含まれている。

 1988(昭和63)年4月号
 表紙=機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(νガンダムRX93)  原画=西井正典 特別定価490円
The Five Star Stories クローソーの章 Juno2989 最終回

【ストーリー】単行本3巻88-105p、108p3コマ目、109p1,2,4コマ目/リブート2巻223-243p
●ラルゴ・ケンタウリの手に落ちたジュノーン…クローソーの悪夢が始まる。

【扉絵】クローソーのラスト・シーン
●「見えるのよ…。」というセリフと、ジュノーンの素顔に両手を当てているクローソーの後ろ姿。「The Cover ART of FSS」で永野氏は、第2話冒頭の見開きと対になっている、と述べている。また「クロニクル2005」170pでは「(NT1988年)9月号とセットです」としている。エピソードタイトル「クローソーの章 最終回 Juno2989」と「前号までのあらすじ」を削除して、リブート2巻223pに再録。単行本では永野氏のクレジットを下部に移動、エピソードタイトル「クローソーの章 最終回」と「前号までのあらすじ」を削除して、3巻197pに再録。

【単行本化による変更点】
●NT45p/単行本3巻89p/リブート2巻225p…NTではハシラにコーラスIII世のキャラ紹介が顔入りで載っていたが、単行本/リブートでは削除されている。

●NT46p/単行本3巻90p/リブート2巻226p…NTではハシラにアマテラスのミカドのキャラ紹介が顔入りで載っていたが、単行本/リブートでは削除されている。

●NT47p/単行本3巻91p/リブート2巻227p…NTではハシラにラキシスのキャラ紹介が顔入りで載っていたが、単行本/リブートでは削除されている。

●NT48p/単行本3巻92p/リブート2巻228p…NTではハシラにクローソーのキャラ紹介が顔入りで載っていたが、単行本/リブートでは削除されている。

●NT54p/単行本3巻98p/リブート2巻234p…NTでは「私がコントロールしてあげる」、「ジュノーン…コーラスを護りなさい!」となっていたが、単行本/リブートでは「さようなら 思い出の人々」、「ジュノーン コーラスを守りなさい(※単行本のみ)」、「ジュノーン…コーラスを守りなさい!(※リブートのみ)」となっている。なお5コマ目は、NTではコクピット内でヘルメットを被るクローソーが描かれていたが、単行本ではコーラスIII世とアトロポス、ソープと幼少時のラキシス&クローソーのイメージイラストをバックに涙を流すクローソーに差し替えられている。『F.S.S. ISSUE』p.69に小さく掲載。

●NT61p/リブート2巻241p…NTでは「A・K・D」となっていたが、リブートでは「A.K.D.」となっている。

●単行本3巻106-107p(KOG後頭部の顔がシャーリィにウラッツェンと共に降りてブーレイの調査を命じるシーン、負傷したブルーノを伴い脱出するパラーシャを斬ろうとするウラッツェンを制止するシャーリィのシーン)は、単行本化に伴う新作

●NT62p/単行本3巻108p…NTでは1コマ目は「もはや勝負はついた ブーレイは全滅しラルゴの失敗により上空で待機していたハグーダ協力軍は戦力投入の機械を失いコーラス軍はハグーダを駆逐する」という解説と戦闘後のベルリンが描かれていたが、単行本3巻では3コマ目に移動、解説も「もはや勝負はついた…本陣に捨て身で斬り込んだラルゴとブーレイの攻撃をかわしたコーラスに対して切り札を失ったハグーダはこの地をあとにする…」と変更されている。単行本3巻108p1コマ目は「なんて不毛な…非生産的な光景だろうか…」とつぶやくシャーリィ、2コマ目は「他国の戦だからか?…それとも私が女だからか?…それも…ちがうな…」とつぶやくシャーリィの後ろ姿が描かれたコマが挿入されている。NTでは2コマ目は戦闘後の風景が描かれていたが、単行本ではカット、3コマ目は「だが…」という文言を入れて単行本3巻109p1コマ目に移動、4コマ目は「だが…コーラス側はあまりに大きな―大きすぎる人物を失った…コーラスの王を…」という文言を「その戦闘終結の代償はコーラスにとってあまりにも大きすぎるものであった…」と変更し、単行本109p2コマ目に移動されている。単行本3巻108p4コマ目のエープ騎士団がジュノーを離れるシーンは、単行本化に伴う新作。NT版は『F.S.S. ISSUE』p.70に小さく再録。

●NT63p/単行本3巻109p/リブート2巻243p…NTではハシラに「●5月号はファイブスター物語大特集。連載は一回お休みします。(※実際には4ヶ月休載)」アオリが入っていたが、単行本/リブートでは削除されている。またNTでは1コマ目のジュノーンの後ろ姿は単行本3巻109pでは4コマ目に移動されている。NTでは2コマ目は「コーラスは不死身だ」というソープと涙を流すラキシスが描かれていたが、単行本3巻109p3コマ目では「クローソー…クローソーが…返事をしないの…」と涙を流すラキシスと後にソープ、ヴュラードが描かれた新作のコマに差し替えられている。さらにNTでは3コマ目は「偉大なる武帝は星団史にその名を残し最強のファティマと共に永遠の眠りに入った…」という文言とジュノーン左肩に入ったコーラスの紋章が描かれていたが、このコマはカットされている。NT版、単行本版ともに『F.S.S. ISSUE』p.70に小さく再録。
豆知識 ●この号からFSSのロゴが「NEWTYPE PRESENTS」から「MAMORU NAGANO'S」に変わっている。

●通常の連載はトビラ絵を含め15ページだが、この号の連載はトビラ絵を含め21ページの増ページ。

●この号の連載は永野氏が校了ギリギリまで粘って描いていたため、大日本印刷から電話で怒られたことをNT1988年105pで永野氏は語っている。

●ウラッツェンのL.E.D.ミラージュ内でのヘルメットナンバーは「XIII」と書かれている。ウラッツェンのミラージュナンバーは12。

●単行本3巻110-111p(戦闘後の空とジュノーンのシルエット)は、単行本化に伴う新作
その他の関連記事 ●表紙に「第2話最終回 ファイブスター物語 大増ページ!!」とある。

●目次にFSSのロゴが掲載(3p)。

●NT創刊3周年記念大プレゼントがあり、永野氏関連では以下のものがあった(4p)。
 ・テレカ…ファイブスター物語・ファティマ・メガエラ。100名。写真がカラーで掲載。

●全国6大都市ニュータイプサイン会の告知(5p)。3月13日午後2時より全国で同じ時間にサイン会がスタートする、としている。永野氏は福岡会場りーぶる天神で開催。

●「ANIME LAND」の「DATA OF NEWTYPE」で昭和62年度ベストセラービデオ版が載っており、第10位に「重戦機エルガイムIII」、第19位に「重戦機エルガイムII」がランクインしている(64p)。

●「アニメ・エクスプレス」の「Topics」で1987年に発売されたアルバム「ファイブスター物語(サウンドバージョン)」が日本コロムビアのゴールデン・ディスク賞「ゴールデン・アルバム賞」を受賞した、として1月27日に行われた授賞式で賞品の金の皿を持った永野氏と上田薫氏のツーショット写真がモノクロで載っている(74p)。また、小さい頃からほんとの金のゴールデン・アルバムに針を落とすのが楽しみだったが、もらった盤はCDだったのでちょっと残念、ファミコンのBGM、LP、作曲・作詞と今年は音楽活動も頑張る、といったコメントも載っている。

●「モデル・ワークショップ」で小田雅弘氏によるガレージキットの歴史が綴られ、その中に1987〜1988年の注目株として、1/100キュベレイ(海洋堂、小田雅弘原型)も挙げられ、キット完成写真がモノクロで掲載されている(134p)。1名に読者プレゼントされた。

●次号予告に「大特集 永野護の超人気コミックの魅力と秘密を総力特集だ!期待の第3話の展開をロングインタビューで完全予告!」としてFSSのロゴとコーラスIII世のイラスト(NT1988年2月号トビラ絵)が載っている(138p)。

●「ゲーム&ホビー情報」で1988年1月15日に東京都立産業貿易センターで開催された第5回ワンダーフェスティバルが記事になっており、FSSのMHやファティマがやたら目立っていたという記事がある(149p)。1/100レッド・ミラージュ完全武装型(ボークス、生嶋毅彦原型)、ラキシス(ぷらぽっと)のキット完成写真がカラーで小さく掲載。

●「読者のアートギャラリー」に、掲載者がもらえる「永野護先生のファティマバッジ」の写真がカラーで載っている(161p)。
広告 ●以下のアイテムの告知(ゼネラルプロダクツ広告、151p)。
 ・新感覚オリジナルビデオ「Tales of Joker テールズ オブ ジョーカー」…「永野護自ら総監督・音楽・出演の三役をこなし、FSSの魅力を語る新感覚のオリジナルビデオ」、「多彩なキャラクターとMHのガレージキットも総出演」で、5月3日にリリース、豪華な特典も付く予定、としている。カラー30分、VHS、ベータ 予価9800円。
 ・革製キーホルダー…ミラージュナイトa(AKDの文字とミラージュマーク)、ミラージュナイトb(FEMCの文字とミラージュマーク)、テンプルナイト(TORIO TEMPLE KNIGHTの文字とコーラスマーク)、ミラージュナイトc(ウーバリカオン)の4種の写真がカラーで掲載。各1200円。
 ・F.S.S.星団図ポスター…B全(728×1033mm)サイズのビッグなオリジナルポスターで永野氏全面監修とある。「FSS世界のある秘密が隠されているという…」としている。カラーで写真が掲載。定価1800円。
 ・七宝焼ミラージュナイツ…バッジ、タイピン、タイタック各1500円。バッジの写真がカラーで掲載。
 ・Tシャツ・トレーナー…ナイトオブゴールドTシャツ(黒地3色刷り)2800円、ミラージュナイツTシャツ(白地3色刷り)2500円、トレーナー(黒地3色刷り)5800円。サイズはMとL。

 1988(昭和63)年3月号
 表紙=機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(アムロ・レイ)  原画=大貫健一 定価400円
The Five Star Stories クローソーの章 Juno2989

【ストーリー】単行本3巻72-79、82-87p/リブート2巻207-221p
●ジュノー、アトキにハグーダ、コーラス両軍が集結。戦闘の火ぶたは切って落とされた。

【扉絵】アイシャ、メガエラ、ピレット、バクスチュアルのセミヌード軍団
●ジョーカーの女性用下着。「The Cover ART of FSS」で永野氏は「こんくらいごっついのみんな付けてます」「FSSの男の子のファンどもにショックと失望を与えるために描いた」と述べている。連載時にあった「前号までのあらすじ」と広告「永野護入魂の力作 単行本第2巻4月下旬発売」、エピソードタイトル「第2話 クローソーの章 Juno2989」を削除して、リブート2巻207pに再録。

【単行本化による変更点】
●NT50p/単行本3巻72p/リブート2巻208p…NTでは「4機」、「レッド・ミラージュ」となっていたが、リブートでは「4騎」、「L.E.D.ミラージュ」となっている。また単行本/リブートではNT掲載時と比べて上下右が見切れている。

●NT51p/単行本3巻73p/リブート2巻209p…NTでは「外様だ、後方で」、「レッド・ミラージュ」となっていたが、単行本/リブートでは「外様だ 後方で」、「L.E.D.ミラージュ(※リブートのみ)」となっている。また単行本/リブートではNT掲載時と比べて上下左が見切れている。

●NT52p/単行本3巻74p/リブート2巻210p…NTではハシラにクローソーのキャラ紹介が顔入りで載っていたが、単行本/リブートでは削除されている。

●NT53p/単行本3巻75p/リブート2巻211p…NTではハシラにコーラスIII世のキャラ紹介が顔入りで載っていたが、単行本/リブートでは削除されている。

●NT54p/単行本3巻76p/リブート2巻212p…NTではハシラにアマテラスのミカドのキャラ紹介が顔入りで載っていたが、単行本/リブートでは削除されている。

●NT55p/単行本3巻77p/リブート2巻213p…NTではハシラにラキシスのキャラ紹介が顔入りで載っていたが、単行本/リブートでは削除されている。

●NT56p/リブート2巻214p…NTでは「MH(モーターヘッド)」となっていたが、リブートでは「MH」となっている。またリブートではNT掲載時と比べて下が見切れている。

●NT58p/単行本3巻82p/リブート2巻216p…NTでは「タマイグ帥」、「1機」となっていたが、単行本/リブートでは「タマガイ帥」、「1騎(※リブートのみ)」となっている。
豆知識 ●単行本3巻80〜81pは単行本化に伴う新作で、戦況を観測している兵士が「頼むぞ コーラスの騎士たち」と願い、ベルリンの戦闘調整のシーンが描かれている。

●単行本3巻84p/リブート2巻218p2コマ目のブーレイ頭部のトサカ部分に「燈(※ひ)」と書かれているが、「橙(※だいだい)」の間違いではないか、と指摘した投稿がNT1988年5月号118pであった。

●ラルゴがコーラスIII世を襲うシーンは、直前まではブーレイが出る予定だったが描いていたらサイレンが出てきちゃった、と永野氏はNT1988年5月号105pで述べている。
その他の関連記事 ●目次にFSSのロゴが掲載(3p)。

●全国6大都市ニュータイプサイン会の告知(13p)。NT3周年を記念し、3月13日(日)に札幌、東京、横浜、名古屋、大阪、福岡で午後2時より同じ時間にサイン会と行う、としている。永野氏は福岡会場のりーぶる天神。

●「ANIMELAND」の「レコード売り上げNEWTYPE BEST HIT ベスト28」で川村万梨阿さんの「Fool For The City」が第114位(12/7)、第124位(12/14)、第137位(12/21)、第157位(12/28,1/4)にランクインしている(65p)。

●「読者のページ」に、1987年12月20日に大阪の海洋堂で開催されたイベント「SUPER NOVA」についての投稿があるが、永野氏に直接関する内容には触れていない(108p)。

●「次号予告」で「大増ページ 大人気のファイブスター物語・第2話いよいよ完結!大増21ページで永野護が君のハートを直撃。はたして結末はッ!?」として、FSSのロゴと作中のラキシス(モラードと話す鳩ラキ)が掲載されている(142p)。また「from STAFF ROOM」で、1988年1月15日に開催されたワンダーフェスティバルはFSSなどが売れセン、と(片)氏はコメントしている。

●「ゲーム&ホビー」のコーナーでホビーショップ・ゼネラルプロダクツが取り上げられ、FSSグッズが紹介されている(152p)。紹介されているのはTシャツ(黒地にバスターランチャーを展開するKOGの白いシルエット&赤いミラージュマーク/2800円)、トレーナー(黒地に赤のミラージュマーク、目、白字でFEMC、青字で幻像騎士団/5800円)、タイピン(七宝焼でミラージュマークが入っている/1500円)、キーホルダー(ウーバリカオンの骸骨/FEMCと入ったミラージュマーク/コーラスの紋章/AKDと入ったミラージュマーク/の4種で各1200円)の写真がカラーで掲載。

●「読者のアートギャラリー」に、掲載者がもらえる「永野護先生のファティマバッジ」の写真がカラーで載っている(165p)。
広告 ●以下のアイテム紹介(ゼネラルプロダクツ広告、164p)。
 ・ミラージュナイツベイル…七宝焼バッジ&タイピン&タイタック。各1500円。バッジの写真がカラーで掲載。
 ・Tシャツ「ミラージュナイツ」…目とミラージュマーク(赤)、幻像騎士団の青文字が入った絵柄のイメージイラストがカラーで掲載。白地3色プリントTシャツ2500円、黒地3色プリントトレーナー5800円。絵柄はバックプリント。
 ・Tシャツ「ナイト・オブ・ゴールド」…黒地にKOGの白いシルエット、黄色のライン、ミラージュマーク(赤)が入った絵柄のイメージイラストがカラーで掲載。黒地3色プリントTシャツ2800円。
 ・革製キーホルダー…ミラージュナイトa(AKDの文字とミラージュマーク)、ミラージュナイトb(FEMCの文字とミラージュマーク)、テンプルナイト(TORIO TEMPLE KNIGHTの文字とコーラスマーク)、ミラージュナイトc(ウーバリカオン)の4種の写真が掲載。各1200円。
 ・「アラウンド・ザ・ワールドinフィリピン」絶賛発売中。オールカラー16ページフォトアルバム、10ポストカード、14キャラクターシート。2000円。
 ・オリジナルビデオ作品『Tales of Joker』5月3日限定発売。内容は、モーターヘッド全ガレージキットを紹介した実写プロモーションビデオで、永野氏もモーターヘッドの解説ナレーション他で参加する、としている。詳しくは次号広告を、としており、5月3日は両国公会堂で発売記念イベントを開催する、とのこと。
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 1988(昭和63)年2月号
 表紙=めぞん一刻(音無響子)  原画=森山雄二 定価400円
The Five Star Stories クローソーの章 Juno2989

【ストーリー】単行本3巻58-71p/リブート2巻192-205p
●クローソーの力で復活・起動したMHジュノーン。コーラスIII世は後のことをソープに託し、クローソーとともに出撃する。

【扉絵】剣を携えて座るコーラスIII世。
●スクリーントーン不使用のイラスト。「The Cover ART of FSS」で永野氏は、この頃、Gペンに迷いを感じていたので、ゼブラのGペンではなく何かのサジペンで描いた、と述べている。また「クロニクル2005」169pによれば、友人であるしげの秀一氏が「さじペン」を使っていると聞いたのでトライしてみたが、Gペンのほうが掠れ具合がよかったそうだ、としている。エピソードタイトル「第2話 クローソーの章 Juno2989」と「前号までのあらすじ」、アオリ「第2話いよいよクライマックス!!」、広告「ファイブスター物語第2巻4月20日発売予定」!を削除して、リブート2巻192pに再録。単行本ではFSSロゴの「NEWTYPE PRESENTS」を「MAMORU NAGANO'S」に変更、アオリとエピソードタイトル、前号までのあらすじ、広告を削除し、永野氏のクレジットと「JUNO2989」を左側に移動して3巻199pに再録。単行本2巻2005EDITION144pにはイラストのみ収録。なおこの号のトビラより商標を示す「TM」がFSSロゴに付記されるようになった。

【単行本化による変更点】
●NT50p/リブート2巻192p…NTでは「リトラー」となっていたが、リブートでは「リトラ」となっている。

●NT51p/単行本3巻59p/リブート2巻193p…NTでは「MH(モーターヘッド)」となっていたが、リブートでは「MH」となっている。またNTではハシラにコーラスIII世のキャラ紹介が顔入りで載っていたが、単行本/リブートでは削除されている。

●NT52p/単行本3巻60p/リブート2巻194p…NTではハシラにクローソーのキャラ紹介が顔入りで載っていたが、単行本/リブートでは削除されている。

●NT54p/単行本3巻62p/リブート2巻196p…NTではハシラにアマテラスのミカドのキャラ紹介が顔入りで載っていたが、単行本/リブートでは削除されている。

●NT55p/単行本3巻63p/リブート2巻197p…NTでは「MH(モーターヘッド)」、「VIVELA」となっていたが、リブートでは「MH」、「VIVE LA」となっている。またNTではハシラにラキシスのキャラ紹介が顔入りで載っていたが、単行本/リブートでは削除されている。

●NT56-57p/単行本3巻64-65p/リブート2巻198-199p…NTでは「VIVELA」となっていたが、リブートでは「VIVE LA」となっている。また単行本/リブートではNT掲載時と比べて上下左右が見切れており、連載時はコーラスIII世の下に地面も描かれていた。

●NT63p/単行本3巻71p/リブート2巻205p…NTでは「レッド・ミラージュ」、「あい色?ラキは栗色の髪だし…」、「変なこと言う人だなあ…ねえ?」となっていたが、リブートでは「L.E.D.ミラージュ」、「あい色?…ラキシスは栗色の髪だし」、「変なこと言う人だねえ?」となっている。また単行本ではこの1ページは全て描き直されている。NTでは「出てきたな!レッド・ミラージュ」というフキダシのコーラスIII世、「DANGER TO STEAM! MOVE ON!」というフキダシとレッド・ミラージュの真正面、横長のコマで「あい色?ラキは栗色の髪だし…」「変なこと言う人だなあ…ねえ?」と言うソープ&ラキシスのコマが2コマ描かれていた。単行本では「レッド・ミラージュ」というフキダシとアングルを変えたレッド・ミラージュ、「あい色?…ラキシスは栗色の髪だし」「変なこと言う人だねえ?」というソープ&ラキシスの縦長のコマが2コマ描かれている。NT版と単行本版は、『F.S.S. ISSUE』p.69に小さく掲載。
豆知識 ●【ジュノーン後期型】…「キャラクターズ#4」45pによると、コーラス王のMHは「ジュノールodk」と記されている。
その他の関連記事 ●表紙に「NT特製THE FIVE STAR STORIES テレホンカードプレゼント 本誌とじ込みアンケートはがきで抽選」とある。

●目次にFSSのロゴが掲載(3p)。

●「ANIMERLAND」の「DATA OF NEWTYPE」に「SUPER NOVA」がオリコン11月30日アルバムチャート初登場48位を記念してたなゆう氏によるレコード紹介が書かれている(64p)。永野氏は4曲を提供し、B1では自らベースで参加している、と書かれている。ジャケットイラスト(GATE KEEPER)がモノクロで掲載。

●「ANIMELAND」の「レコード売り上げNEWTYPE BEST HIT ベスト24」で「Fool For The City/川村万梨阿」が第88位(11/30)にランクイン(65p)。

●「アニメ・エクスプレス」の「Topics」で、1987年11月21日に渋谷・東急本店屋上で同日発売の川村万梨阿さんの1stアルバム「SUPER NOVA」及びシングル「Fool For The City/Flying」のキャンペーンが行われたことが記事になっている(74p)。これによると当日15時30分より開催され、「Flying」や「Doughter」など5曲を歌い、「来年(※1988年)はFool For The Cityの小説版を書く予定がある」と発言した、としており、マイクを持って歌う川村さんの写真がモノクロで載っている。また川村さんは以前NTに連載されていた「Fool For The City」ではシナリオ部分で参加していた、ということも書かれている。なおこの「小説版Fool For The City」は、発売されていない。

●「読者のページ」に「NT100%コレクション」のリストが載っており、その中に100%コレクション「重戦機エルガイム-3/980円」と100%コミックス「ファイブスター物語(1)/880円」、「フール・フォー・ザ・シティ/880円」、ザ・テレビジョン・アニメシリーズ「重戦機エルガイム(1)/在庫切れ」、「重戦機エルガイム(2)/在庫切れ」と書かれている(100p)。

●「モデル・ワークショップ」に「新製品情報」として1/48バッシュ・ザ・ブラックナイト(海洋堂、中沢博之原型)と1/15天照帝(コトブキヤ、松沢富士夫原型)が紹介され、キット完成写真がモノクロで小さく掲載(134p)。

●とじ込みアンケートはがきに「抽選で100名の方にニュータイプ特製「ファイブスター物語」テレホンカードをさしあげます」とある。絵柄は不明。

●「ゲーム&ホビー」でボークスが紹介されており、最近は永野護ワールドを大きく展開し、10体を超える1/100エルガイムシリーズを始め、1/100KOGに続き1/100バッシュも発売中、1/8ファティマシリーズもエストとウリクルが加わって7体になったとしている(149p)。キット写真等は載っていない。

●「読者のアートギャラリー」に、掲載者がもらえる「永野護先生のファティマバッジ」の写真がカラーで載っている(161p)。
広告 ●NTクラブ第2期会員大募集(角川書店広告、90p)。第2期の会員特典テレカとして、ティータが絵柄のテレカ写真がカラーで掲載。またKOGが絵柄のテレカやFSSのロゴが入った缶バッジの写真が載った過去の会報も小さく掲載。

 1988(昭和63)年1月号
 表紙=機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(α・アジール)  原画=出渕裕/西井正典 特別定価490円
The Five Star Stories 第2話 クローソーの章 その11

【ストーリー】単行本3巻40-57p/リブート2巻171-189p
●ソープはMHジュノーンにレッド・ミラージュのイレーザーエンジンを組み込む作業に入る。一方、クローソーは未来に恐怖し、ラキシスはDr.モラードと会っていた。

【扉絵】MORTER HEADD JUNCHOON
●ジュノーン後期型の設定線画にスクリーントーンを貼付、解説を少し添えている。「クロニクル2005」169pによれば、このジュノーンは後期型の準備稿だったようだとしている。「大人気!増ページ!」のアオリと「前号までのあらすじ」を削除して、リブート2巻171pに再録。

【単行本化による変更点】
●NT50p/リブート2巻172p…NTでは「シリアル、」、「エンジン・ナンバー」、「ヴュラード」となっていたが、リブートでは「エンジンav、「エンジンav、「ビュラード」となっている。

●NT51p/単行本3巻41p/リブート2巻173p…NTでは「A・K・D」となっていたが、リブートでは「A.K.D.」となっている。またNTではハシラにコーラスIII世の人物紹介が顔入りで掲載されていたが、単行本/リブートでは削除されている。

●NT52p/単行本3巻42p/リブート2巻174p…NTでは「敵からようもったわ」、「A・K・D」となっていたが、単行本/リブートでは「敵ながらようもったわ」、「A.K.D.(※リブートのみ)」となっている。またNTではハシラにラキシスの人物紹介が顔入りで掲載されていたが、単行本/リブートでは削除されている。

●NT53p/単行本3巻43p/リブート2巻175p…NTでは「A・K・D」、「レッド・ミラージュ」となっていたが、リブートでは「A.K.D.」、「L.E.D.ミラージュ」となっている。またNTではハシラにクローソーの人物紹介が顔入りで掲載されていたが、単行本/リブートでは削除されている。

●NT54p/単行本3巻44p/リブート2巻176p…NTではハシラにアマテラスのミカドの人物紹介が顔入りで掲載されていたが、単行本/リブートでは削除されている。

●NT58-59p/単行本3巻48-49p/リブート2巻180-181p…NT連載時と比べてリブートでは上下左右が見切れている一方、単行本では連載時のものより更に描かれた部分が収録されている。
豆知識 ●通常の連載はトビラ絵を含めて15ページだが、この号は19ページ。

●【ラキシスのバッグの中】…ジャムパン、おしるこ、キャンディ、パラソルチョコレート、そしてヘッドクリスタル。

●【ラキシスのフランス語】…長い間、この日本語訳は公式に発表されていなかったが、2011年4月に発売されたリブート2巻222pで初めて公表された。
その他の関連記事 ●表紙に「THE FIVE STAR STORIES NT特製テレホンカードプレゼント 本誌とじ込みアンケートはがきで抽選」とある。また特大号3大付録の「1988カレンダー」に永野氏もクレジットされている。

●目次にFSSのロゴが掲載(3p)。

●読者プレゼントとして3名に「幻像騎士団Tシャツ(Lサイズ、海洋堂提供)」があり、その写真がモノクロで載っている(99p)。絵柄はミラージュ・マークと目にFEMCと幻像騎士団の文字がプリント。

●とじ込みアンケートはがきに「抽選で100名の方にニュータイプ特製「ファイブスター物語」テレホンカードをさしあげます」とある。絵柄は不明。

●「音楽情報」にCD「SUPER NOVA/永野護,川村万梨阿」が取り上げられ、ジャケット・イラストが小さくカラーで載っている(151p)。

●「読者のアートギャラリー」に、掲載者がもらえる「永野護先生のファティマバッジ」の写真がカラーで載っている(169p)。
広告 ●NTクラブ第2期会員大募集(角川書店広告、94p)。第2期の会員特典テレカとして、ティータが絵柄のテレカ写真がカラーで掲載。またKOGが絵柄のテレカやFSSのロゴが入った缶バッジの写真が載った過去の会報も小さく掲載。

●以下の告知(海洋堂広告、151p)。
 ・「SUPER NOVA関西急接近」…1987年12月20日11時から18時まで大阪海洋堂ホビー館及び守口門真市商工会議所で”スーパー・ノヴァ”イベントを開催。内容は川村万梨阿新曲発表会、永野護vs小田雅弘フリートーク、2D&3Dアートスペース等。当日発表のニュー・アイテムは、アラニア&ラス、ソーニャ&ログナー、ベオ・グライドとしている。入場料800円。「SUPER NOVA」のマークが掲載。
 ・1/35超弩級スケールモデル レッド・ミラージュ大好評発売中(定価28000円)として、キット完成写真がカラーで掲載。
付録 ●別冊付録『ILLUSTRATION CALENDAR 1988』に「FOURTEEN plus ONE」が掲載。
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【早見表】
12月号 休載 抽プレ、カセットレーベル
11月号 Both2989 抽プレ
10月号 Juno2989 PEOPLE CALENDAR
9月号 ADDLER4071 表紙(コーラスVI)、カット
8月号 休載 PEOPLE CALENDAR、特集記事
7月号 休載 特集記事(インタビュー)、抽プレ
6月号 休載 抽プレ
5月号 休載 表紙(レッド・ミラージュ)、特集記事、インタビュー
4月号 Juno2989 差し替え、ゴールデン・アルバム賞記事(写真、コメント)、抽プレ
3月号 Juno2989  
2月号 Juno2989 差し替え、抽プレ
1月号 Juno2989 抽プレ、付録カレンダー(FOURTEEN plus ONE)

1988年年間購入費用:5,250円
累積購入費用:19,060円
1988年連載掲載率:7/12=58.3%
累積連載掲載率:40/45=88.9%

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