温泉

学校プールの男女更衣室横にそれぞれ温泉が引かれている。温泉は近くのホテルに無償で提供していただいている。他の場所より高い位置にあるのでその分気温,水温が低い。子どもたちが,水泳学習の後に体を温めるために使っている。(通常は水泳学習のある期間だけ子どもたちが使う。それ以外には使用していない。)


高千穂小学校温泉設置の歴史
1 昭和45年9月に,近くのホテルが,温泉給湯事業として,道路沿いにお湯のパイプを敷設しなければならなくなった。そのパイプが,旧高千穂小学校跡地を通ることになり,パイプを設置させていただく代わりに,お湯を無償で提供したいという申し出が学校にあった。PTAとしても有り難いことだと,温泉を設置することになった。当時は,昼の掃除にも,この温泉のお湯でぞうきんがけなどをしたようである。また,汗をかいたり体を汚した時にも,温泉を利用していたということであった。
 平成15年9月には校舎の新築移転を行った。平成18年3月に新プールが完成したが,更衣室の隣に温泉施設「わらべ湯」も移転新築した。
 旧校舎のいきさつもあり,ホテル側のご厚意で,新校舎になっても,温泉を無償で提供していただけることになった。旧プールでは温泉施設が離れた場所にあったが,新プールでは,更衣室の隣に温泉があり,大変便利なっている。

2 昭和45年に本格的な温泉ができたが,実は,それよりも以前に,温泉が学校にはあったそうである。
 昭和14年に夏休みを返上して,尋常小学校高等科の生徒を中心に,孟宗竹の節をくりぬき,それをパイプのように作り,つないで温泉を学校に引き入れていた。この温泉は,竹のパイプを使った簡易な施設だったため,いつまで使われたか,その記録は残っていない。