百物語第弐拾六話

前書き・・・
やってきました100物語バトン
知り合いがこぞって書いていたので、回ってこないと
安心していたのですが、まさか見知らぬ人から回ってくると思いませんでした。
でも、これを機会に仲良くお願いします♪

バトンといえば・・・そうBARホンダ 今期はサンマリノGPで・・・(ごめん・・・)
そうですね、小学生の時2番バッターだったので送りバトンは得意・・・(ごめん再)

ゴホッ! 気を取り直して 
怪談話とかホラーとかって結構好きなのですが本人の体験は非常に少なく
リングみたいな映画を見てはどきどき、ひやひやしているタイプです。
でも普通の肝試しは歓迎ですが曰くつきの場所とかは遠慮したいですね・・・
何があるか分からないし・・・

さて、話の方なのですが、ネタを一つに絞れなかったので、2部構成です。
第一部は大学の頃の実体験です。  
第二部はおまけ話しです。ゼーンで起きた出来事を元にしました。

どちらもそこまで怖い話ではないですが、楽しんでいただければ幸いです。


第一部 本当に怖いもの・・・


そう・・・あれは大学生のころでした。
二十歳までに霊体験がなければその後はないよ〜
そんな言葉を素直に信じて、これからもないだろうな〜
って思っていたところでしたが・・・

私の住んでいたところは山と山の間に囲まれたところで、
その一方の山の方は霊視能力の高い人曰く いわゆる
近づいたらいけないところでした。

確かにその山のあるポイントに近づくとそこで寒気がしたり・・・
(そこにはこの世に非常に強い恨みを持った侍の霊がいるそうです。)
とは言っても夜景が綺麗なのでちょくちょく行ったりしてたのですが・・・

どうもその山から降りてきた霊が私の住んでいたところを通っていたようです。
霊感の少ない私だったのですが、そこに住み始めてというものの、
急に金縛りに合う事が多くなったり幻聴が聞こえたりしてました。

そしてある日の事・・・
ガチャガチャ・・・
なんだかドアを開こうとする音が聞こえてふっと目が覚めました。
ん〜〜? 当時は私の部屋はいわゆる溜まり場になっていたので
誰か来たのかなぁ〜? でもこんな時間に?  
なんてのんきな事を思いながら、ドアの方を見やってました。

すると・・・黒尽くめの男の人が一人・・・二人と家の中へ入ってきたのです。
明らかに異質な雰囲気をまとった二人の進入・・・ 

これは・・・・

ど・・・どろぼ〜〜〜!!

真っ先に思ったのはその考えでした。
しかし、そこは冷静に・・・撃退する方法としては金属バットのようなものを
ぶつければ・・・  と思い体を動かそうとした瞬間・・・

ピキッ!!

う・・・金縛りにあって体中が動かなくなりました・・・。

体が動かない間好き勝手に部屋の中を探し回る二人・・・
それをじっと見ながら機会をうかがう私・・・

一人が私がおきているか覗き込もうとしたので、あわてて目をつぶる・・
今は寝たフリ・・・ 体が動くようになったら覚えてろ!

なんて強気なことを思いながらも心臓はドキドキ・・・
しかし、何とかしなければならないのも確か。

そして一人がなにやら電灯をいじっているその時。
感覚が徐々に戻ってくるのを感じてきました。

もう少し・・・もう少し・・・

そして感覚が戻ったその時!

ガッ!!!
手で足を掴んで・・・掴んだ・・・はずですが・・・

手にその感覚がありません・・・


すぅ〜〜〜・・・・

見るとそこに男の人はいませんでした。。。
そう・・・一人も・・・

え・・・?
事体を把握するのに2〜3秒掛かりましたが、
どうやら泥棒ではない事だけがわかり逆にホッとしてました。

こんな事思うとおかしいと思われるかも知れませんが、
本当に怖いのは見えない霊かなにかよりも

われわれ人間だとは思いませんか?

泥棒ではなくて消えてくれてよかったと、
少なくとも私はその時にはそう思いました。


第二部 いたずらはほどほどに・・・

昨年の話です。
夏を向かえゼーンも2代目丁度子供の時期を迎えていました。
(日記を見ると8月18日ですね)

わが2代目ゲルハルト、
そして仲良しのきりむ、セフィロス、ライムの3人と共にクワカナンの学校へ
通っていたときです。

いつもの如くおしゃべりに明け暮れ、いつしか外は暗くなっていました。
ちょうどステージがあったのでコンサートしたりして遊んでいました。

しかしそれがいつしか怪談話に。。。
[セフィロス ウォーター] 僕以前よく キャンプにいってたのね
[セフィロス ウォーター] んで そのときの体験談

そんな感じで進んでいました。 (この話の詳細は本人までっ)

そして私の方から丁度4人いるし。それぞれ端っこに立ってみようか
なんてことをはじめてみました。

4人がその部屋の4隅にたって、一人目から二人目に走っていき
二人目にタッチ その後二人目が三人目に。
って続けていくとなぜか四人目がいないはずの誰かにタッチするってやつ。
それをやってみようと思いました。
思えばそれが・・・悪夢の始まり・・・

電気を消して暗くして・・・
[セフィロス ウォーター] 誰からはじめる
[ゲルハルト May] 展開的に僕からはじめた方がいいのかな?
[セフィロス ウォーター] うん
[きりむ ウォーター] そだよ!
[ライム フェンネル] ワクワク

順番、私からライム、セフィー、怖がりのきりむを最後にもって来ました。
しかし。。。

[セフィロス ウォーター] はじめよーーー
[ゲルハルト May] タッチ
[セフィロス ウォーター] あり
[ゲルハルト May] ライムーーー
[ゲルハルト May] どこいった?

そう私からタッチを受取るはずのライムの姿が完全に消えていたのです。。。
[きりむ ウォーター] 連れていかれたのか・・・
[セフィロス ウォーター] つれてかれたーーー
[セフィロス ウォーター] わーーー
[きりむ ウォーター] きゃーーー><

ライムがいなくなって混乱する3人・・・ そのままライムは帰らぬ人に・・・



はなっていません。
このタイミングで見事に落ちたようです。

その後直後に・・・
[ライム フェンネル -> ゲルハルト May] すみませんー

と言うこそこが
ものの見事に落ちを付けてくれました。

あんまりいたずらしすぎるとゼーンの神様がここにいちゃだめって言って
落とされちゃいますよ♪  皆さんお気を付けを。

特別出演
 セフィロス ウォーター
 きりむ ウォーター
 ライム フェンネル


後書き

いかがだったでしょうか?
まあー現実に起きる話しってこんなもんです♪
そんなに怖くないでしょ?

第一部はそれでも、本当に怖かったです。
包丁持ってたらどうしよう。
もし、人質とかになったらどうしようなんてことばかり考えて、
本当に幽霊?幻覚? とはこれっぽっちも思ってませんでした。
消えた瞬間は、あっけには取られましたが、本当にホッとしました。

第二部は一部分だけ脚色しましたが、ほぼそのままです。
しかし、ホント見事にこのタイミングで落ちるなんてw 
この後のライムのネタ人生の始まりって感じでした♪

という事で、私の話を終了したいと思います。

次に回す人・・・ うちが一番大好きな絵を書いてくれる人。
 ゼノの方に回したいと思います。
知っている人は知っている、上記で登場いただいたライムの子孫です。
受取ってくれてありがとう