2戦目を迎えたF1GPは文字通り熱いGPとなった。
気温37℃はおそらくどのGPよりも熱いGPであろう。
昨年は表彰台を獲得したアロンソが熱射病のような症状になっていたことも記憶に新しい。
まずは予選で驚くべきことにマーク・ウェバーが2番手に付けた。
もう殆どの人が彼の実力を認めていただろうが、フロントローと言う結果は予想外であっただろう。
アロンソと佐藤琢磨が予選でスピンを喫し、それぞれ19番手、20番手となった。
スタートではPPのミハエルが飛び出し、ウェバーが一瞬ストールで順位を一気に落としてしまった。
その隙をついて2番手に上がったのがモントーヤだった。
オーストラリアの英雄はなかなか波に乗れそうで乗れないようだ。
この後もバーストやペナルティ、最後はスピンでグランプリを去ることになる。
佐藤琢磨は最後方からよいスタートをし、3週目には11位走行も自らのミスにより再度最後方ちかくまで落ちることになった。
逆にアロンソは至る所で好バトルを見せ、これぞF1を見せ付けていた。
間違いなく今日のベストファイトは彼だろう。
だが、最終順位は残念ながら7位で終わった。
TOPはひたすらミハエルが走る。
序盤はモントーヤがついていけるかと思わせたが、中盤以降は最早敵なしと言った感じだった。
実際にテレビ画面にもTOPの様子は完全に無視されていたようだ。
だがチームメートは様子が違い、少し降った雨の影響で順位を落としてしまった。
この影響で最終順位も4位に甘んじることになった。
一方マクラーレンはライコネンはいいところなくエンジンブロー。
クルサードもトゥルーリの壁が破れずいいところなし。
逆に6位スタートのバトンがホンダに3年ぶりの表彰台を与えることになった。
TOPはミハエル、2位にはモントーヤでウイリアムズにとっては少しだけ光明が見えた。
佐藤琢磨は粘り強く残り3週の地点で8位の位置にいたが、決勝前に乗せ変えたエンジンもかなわずブロー。
日本人としては残念な結果となった。
ミハエルが早くも独走を築き上げそうだが、
モントーヤのまだ、充分に追える位置にいると言う言葉を信じ、次の初開催砂漠のバーレーンを楽しみにしたい。本文を入力してください。
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