収穫後

 10月末くらいのぶどう園の現在の状態です。 かなり色の変わってきた葉っぱや、落ちてしまった葉っぱもありますが、 まだ枝に付いてる葉っぱも多くあります。 今年(1998年)は、台風の直撃なかったし、 収穫時期の間中、天気良かったおかげで、病気で葉っぱが枯れ落ちるなんてこともなくて、 元気な状態のようです。 もちょっと葉っぱ落ちてから、肥料蒔いたりしようかと思います。

 この写真、真っ黒なぶどうのようですが、 巨峰の二番花の実です。 時期がくるまでほっとくと、けっこう甘酸っぱい味になり、 まぁまぁ食べれるようになります。 普通の巨峰の実も無いし、ミカンとかの果物もないってときには、 けっこう美味しい果物に思えて、喉乾いたときに食べたりします。 そりゃ、肥料やってないし、全然手入れしてないし、袋もかけてないですから、 本物と比べると、食感も全然違います。
 脇芽欠きってのをやってましたが、あの脇芽欠きで見逃してしまった脇芽が伸びてくと、 花芽が現れて、花が咲いて、この実になるのです。 巨峰の収穫が終わったときは、まだ緑色で、 ほっといたらいつのまにか、こんな黒い実になってきます。 どちらにしても、売りもんにゃなりません。 手伝いのおばちゃん達とか、近所の人達とか、採ってってもらいます。 なんせ袋もかけてないので、ほっとけば、カラスとか、鳥達が食べてしまいます。


 1999年の春になる頃には、新しい品種の苗を植えてみようと思ってます。 本園に来られた方は分かると思いますが、去年今年と、駐車場のリザマートが不調だったのです。 育てる技術が足りないんだと思いますが、とにかく、かなりの不調だったのです。 ということで、2本の内の片方を切ってしまいました。 そこに、もちょっと晩熟物を植えようと、苗を注文中です。
 セキレイよりも晩熟なので、それこそツルの渡ってくる季節の葡萄になると思います。 来年は、実は付けませんから、2年後、3年後くらいに、運が好ければ、 ちょこっと食べれるかもしれません。 どの品種が、ここら辺の気候に合うやら、私達の技術で作れるものやら、 分からないもので、とりあえず植えてみて、 駄目なら、一緒に植えるセキレイの枝を伸ばしていこうと思います。 年々と、セキレイの認知度が上がってきたみたいですから。

 もう1本のリザマートも、来年不調なら、セキレイに切り替えようと思います。 いきなり切って、そこに苗木植えても、 しばらくは駐車場が日陰にならず、小屋の中で暑い思いをすることになりますから、 来年春に、2本の苗木を植えとこうと思って、庭のセメントを剥いでます。 セメント切る道具を持ってないもので、 ハンマードリルで穴空けて、連なるようにたくさん穴空けて、 ハンマーで叩いたり、鉄筋で掘り起こしたりしてます。 春までに、ゆっくり掘りますよ。


最終更新日:2000年12月6日
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