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過去ログ

 古くなった画像、紹介したイベント情報、などなど、東雲の里の遷り変りを残しておこうと思います。


日本一の石風呂

 この写真の小屋の中にあるもの、何だか分かりますか...?。 ちょこっとだけしか写ってないですけど、ほとんど見えてないですけど、お風呂なんです。 大きな石をくりぬいて作った、石風呂なのです。 それこそ、何百年前のものでしょう。

 最初は、飾ってあるだけだろうと思ってたんですけど、 左側の扉の中が脱衣所で、石風呂は、薬草風呂として使ってるのです。 小屋の回りには、薬草が植えられてるということで、本格的な薬草風呂です。
 予約すれば、薬草風呂にいれてくれる、ハズです。 一日に1組だけ宿泊とのセットだと思いますけど、 一度行って話を聞いて、入れてくれるということであれば、予約してみては如何でしょ。 きっと、雑誌に載ってる有名な「一日一組のお宿」の露天風呂にも負けてないと思います。 なんたって、薬草の他に、一人占めできる景色付きですからね。

 宮上さん曰く、 「ここら辺は、6月になると蛍も飛び回るから、とばりが下りる頃に風呂入ると、 夕日、アジサイ、蛍がいっぺんに見れて、なんとも言えんぞ。」だそうで、嬉しそうな顔でした。 「まずは、開墾した自分達が楽しむために作ったんだから。」ってことと、 風景一人占めの特典付きってことで楽しんでもらおうと、 予約は、一日に一組だけなのです。


 これが、たか菜めしです。
 たか菜めしだったんですけど、...写真撮るの忘れて、食べてしまいました。 気が付いたときには、この状態で。 どうしようかと迷ったんですけど、 他の人のを撮らせてもらうのは、なんだか気がひけてしまって...。 オトナシク、この写真で我慢することにしました。 ホントは、たか菜めしが、ちゃんと盛られて出てきます。

 お漬物、お吸い物、小鉢は、季節によって変ります。 薄く切られた竹の子が、面白い器に入ってて、イ〜食感でした。 (手前の右から2番目の器です。 覗き込むようにして、器の中に箸を入れてつまみ出すのが、なんとなくオモシロイ。) あれは紫陽花が咲く前頃だったような。 ご近所さんが作られたものや、そこいらで採れたものを食材として利用されてます。 で、今一番力入れてるのは、コンニャク、らしいです。 コンニャクの里を目指そうと、村全体にコンニャク作りを働きかけてます。


 このたか菜めし屋さんの入り口の看板を見て下さい。 何と書いてあるか読めますかね。 そう、「お食事されない方もお入り下さい 庵主」と書いてあるのです。
2001年度の催し物・イベント案内

手染め手織りの奄美藍展
 6月9日(土)〜18日(月)
 服、ストール、ティーシャツ、のれん、バック、帽子、タベストリー、テーブルセンター、 などなど、展示・販売されます。 作者は、有馬冨美子さん、有馬純史さん、吉川好弘さん、内山初美さん、です。

壁掛け花入れ展
 6月2日(土)〜8日(金)、6月19日(火)〜30日(土)
 古艸庵(このたか菜めし屋)のテーブルの上には、花瓶が置かれてて、季節の花などが飾ってあります。 そして、壁にも、花が飾ってあります。 宮上誠さんによって艸窯で焼かれた花入れ(花瓶)が、壁に掛けてあって、花が挿してあるのです。
 アジサイが咲く時期を前にして、壁掛け花入れを、いろんな形の壁掛け花入れを、作成中なのです。 そんな壁掛け花入れを、奄美藍展の開催日以外の日に、展示・販売されます。

囲炉裏

 MBC(南日本放送)の「どーんと鹿児島」という番組で、 「南九州いろりの宿」というタイトルのときに、最初に紹介されたのが、 東雲の里の炭焼き小屋、石風呂、そして、この囲炉裏です。
 予約すれば、この囲炉裏を囲んで、シシ鍋を食べることができます。 宮上さんから直接聞いたわけではありませんが、「どーんと鹿児島」のインタビューでは、 「(ゆっくりすごしてもらいたいので)一晩に一組だけ、 石風呂の入浴と囲炉裏でのシシ鍋の予約を受けます。」ということでした。

 この当時は、東雲の里は、宿泊はできませんでした。 宿泊できるようになったのは、2000年頃からです。 土間と石壁の囲炉裏の部屋が、何気に懐かしい。^^。 今は、床も板張りになって、宿泊されるお客様の食事部屋になってます。

 最初に東雲の里のページを書いた頃の入り口の写真です。 古い遮断機が懐かしい。^^。 遮断機が下りてなければ、開園中ってことだったのです。

 右側の門柱に、板と木槌が吊るしてあって、 「こんにちは」と言う代わりに、木槌で板を叩いて、 入園料、入村料、アジサイ観賞料、個展館入館料を貯金箱に入れて、入って行ったのでした。

雨やどり庵

 一番上の家は、常設の個展会場みたいになってます。 この庭からは、下界が見下ろせて、 谷向かいの展望所(最初に表示してる写真を撮ったとこです。)とともに、 良いビューポイントになってます。 多分、夕日が一番キレイに見れるのは、ここかな。 やっぱり、谷向かいの展望所かな。
 現在は、ピエロを題材にした版画展のようですが、 彫刻家さんが1人、仲間に加わる予定だと聞きましたから、 そういう人達の作品も展示されるようになるのでしょう。

 2000年から、宿になりました。

浅見純臣(あさみ すみお)絵画展

 1997年6月、 宮上さんのお父さんの作品、絵画が常設展示されてる、宮上松岳美術館で、 浅見純臣さんの作品展が開催されてました。 これは、そのときの紹介文です。

 ボクも行ってみて、写真掲載して紹介したいとこですが、 なんせ、ぶどう園の仕事に追われてる毎日で、 絵画展の初日から、というわけにはいかなさそうなのです。 ですから、とりあえず、イベント開催のお知らせとして書いときます。 丁度、紫陽花も満開になる頃ですから、 せっかく行くなら、この絵画展の開催期間中にも行かれたらと思います。

 浅見純臣さんは、出水市大川内出身、愛知県在住の画家さんで、 旧姓は、川添さん、です。 地元では、初めての作品展で、 清純で可憐な少女像、風景画、静物画など、二十数点が展示されます。

   展示期間  1997年6月7日(土)〜6月30日(月)
   開館時間  AM10:00〜PM5:00

 作品の写真は、宮上さんが持ってきてくれた案内状に掲載されてたものを、 デジカメでコピーさせてもらいました。


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