このコーナーでは,視覚障害者が生活や学習をする上で有益だと思われる情報が出ているホームページ,そして,視覚障害を有するご家族をお持ちの方がお読みになって参考になりそうなホームページ,更に,視覚障害をはじめ,各種の障害を有しながら懸命に努力しておられる方のホームページなどを順不同でご紹介させていただきます。
0歳から50歳の範囲に限れば,我が国の視覚障害の原因は「網膜色素変性症」がトップだといわれています。
本ホームページは,網膜色素変性症の患者,家族,ボランティア,そして研究者から作られているホームページです。
日本網膜色素変性症協会JRPS)のHPへ「視覚障害者生活支援情報データベース」として有名なデータベースです。視覚障害者が生活や学習をする上で必要と思われるすべての情報を検索できるデータベースです。
ライトハウス・サーチ(何でもわかる)のHPへ視覚障害者による視覚障害者のための情報検索サイト,アイリンク。アイリンクは視覚障害者のための検索エンジン・リンク集です。
視覚障害者と視覚障害に関わる人達に役立つ情報,福祉とバリアフリー情報などをお届けしています。
視覚障害者のための検索エンジン・アイリンクのHPへ平成4年に始まった「盲学校点字情報ネットワーク」が更に進化したホームページです。視覚障害教育にとっては極めて有益な内容が書かれています。
視覚障害教育情報ネットワークのHPへ本会は,我が国でもいち早くデイジー図書の作成に着手され,一般図書はもちろん,教科書,あはき国家試験の問題集,通販カタログ,15種類以上の雑誌を収録したデイジーによる雑誌の作成など,多方面にわたり極めて先駆的な活動をしておられる朗読奉仕会です。
京都朗読奉仕会「ロバの会」のHPへ人生の半ばにして視覚障害を発症し,余儀なく永年勤務した職場を離れなければならないかも知れません。そんな時,最大限の工夫と努力を行い,現職復帰を支援する会のホームページです。
特定非営利活動法人タートルのHPへラジオの第2放送で毎週日曜の午後7時30分より放送され,再放送が翌週の午前7時30分から放送されている同番組をホームページ上からストリーミング再生できるサイトです。どうぞお時間のあられる時にお聴きください。
NHK「視覚障害者のみなさんへ」のHPへ本センターは,視覚障害者の主に事務的職域への就職を目指してカナタイプ速記の時代から,職業人の育成を行ってきました。
また,近年においては,パソコンをはじめとする各種の情報処理機器を最大限活用した事務職への就職を支援しておられます。
日本盲人職能開発センターのHPへ日本点字図書館は,我が国で最も伝統のある点字図書館です。従って,蔵書数や内容も非常に充実しています。
日本点字図書館のHPへこのサイトは,六点漢字の開発者として有名な長谷川貞夫先生が代表を勤めておられるホームページです。とどまるところを知らない先生の研究心に基づいた先駆的な内容ばかりです。
そのいくつかを紹介しますと,「携帯電話を用いたテレサポート」「視覚障害者と電子マネー」「視覚障害者のためのICタグの有効活用」そして極めつけは「体表点字」などなど。
視覚障害とユビキタス社会 テレサポートNETのHPへこの文庫は,一般に販売されている絵本に専用の点字シールを貼り,睛眼の人と視覚障害を有する子供,あるいは逆に視覚障害を持つ人と睛眼の子供が同時に絵本を楽しむことができるような絵本の作成をしています。
貸し出しもしていますので,どうぞご利用ください。
点訳絵本ふれあい文庫のHPへこの会は,絵本の挿絵の部分を「エーデル」という点図作成ソフトで,文章の部分をBASEという点字エディターで作り,AEPというソフトを用いて,同時に印刷して絵本をはじめ多くの点図の入った点訳書を作っています。貸し出しもされています。どうぞご利用ください。
点字絵本の会のHPへ点訳の会 UZUは,点字絵本の会より2004年に独立したボランティアグループです。主に,点訳絵本を作っています。なお,ホームページよりデータのダウンロードが可能です。
点訳の会 UZUのHPへ見えない人や見えにくい人が日常生活を営む上で便利な品物を企画し,販売しています。また,拡大図書も出版しています。
大活字(便利グッズ等)のHPへデイジー図書を作っておられる会ですが,ここで作られるデイジー図書は,「マルチメディアデイジー」と呼ばれるものです。従って,プレクストークなどのデイジー再生装置で聴くこともできますが,パソコンにLPプレイヤーというソフトをインストールし再生しますと音声の他に画像や文字がディスプレイに表示されます。
同HPにも書いてありますように,この方式のデイジーは,LD(学習障害)の方が使用して非常に有効だといいます。
また,本校の創設者である南雲總次郎先生の伝記も同協議会においてマルチメディアデイジーで作ってもらっています。
デジタル編集協議会「ひなぎく」のHPへ企業内で働いている方々に,あん摩マッサージ指圧,はり,きゅう,その他の物理療法などを行い,肩こりやVDT作業障害,腰痛,頭痛など作業能率を低下させてしまうような症状を軽減する職種がヘルスキーパーです。多くの視覚障害者が新しい職域として就職しています。
日本視覚障害ヘルスキーパー協会のHPへ盲学校や視力障害センターなどに勤務している理療科を担当している教員が加盟している学術団体のホームページです。会員数はおよそ700名です。
日本理療科教員連盟のHPへ本県にある唯一の視覚障害者のための特別支援学校です。学齢の方だけでなく,中途で視覚障害になられた成人の方も入学できます。また,まったく見えない方だけが入学できるというのではなく,およそ視力0.3未満の方なら入学できます。
鹿児島県立鹿児島盲学校のHPへ設立当初は,中途の視覚障害者を中心に受け入れておられましたが,現在では,いろいろな年齢層の方が入所しておられるようです。また,最近では,盲学校にも中途視覚障害者は多くなりました。教育形態としては,専門学校に相当します。
国立福岡視力障害センターのHPへ神戸にある理化学研究所でチームリーダーであられる高橋政代先生を中心に網膜再生治療や網膜再生の薬物療法に関する研究を懸命に行っておられます。研究の動向などをご確認ください。
理化学研究所網膜再生医療チームのHPへリコーの「点図くん」というソフトを使用して,多くのボランティアの方々の手によって作られた点図が多くアップされている点図図書館です。ダウンロードしてご利用ください。
点図くん 点図図書館のHPへフリーウェアの作図ソフトとして有名なEDELや,それに関連するユーティリティーソフトをダウンロードできるサイトです。MS-DOS版からWindows版まで各種のソフトが準備されています。
EDEL WORLDのHPへ本会は,「地域の学校で学ぶ視覚障害児(者)の点字教科書等の補償を求める会」という非常に長い名前の会ですので,短縮して「求める会」となっています。
視覚障害を持ちながら地域の学校に通学なさっておられる児童生徒の方々にとってはとても参考になりそうなQ&Aなども掲載されています。ご一読ください。
求める会のHPへ福岡教育大学の氏間先生,愛媛県立盲学校の先生方によって作られている情報紙です。とても参考になる内容です。バックナンバーも読めます。
視覚障害教育情報紙「六ツ星」のHPへハートピア鹿児島は甲突川の西側で小野1丁目にあります。
プールを利用させていただいたり,体育館で卓球をしたり,図書館を利用させていただいたり,いつもお世話になっている施設です。
ハートピア鹿児島のHPへ通称「日盲連」と呼ばれますが,正式には上記のようになっています。本県には「鹿児島県視覚障害者団体連合会」が,本市には「鹿児島市視覚障害者協会」というのが日盲連の下部団体として組織されています。
社会福祉法人 日本盲人会連合のHPへ視覚障害を有する教師は盲学校をはじめ,幼稚園から大学までのいわゆる一般校でも多く働いています。そんな先生方が作っているホームページです。
全国視覚障害教師の会のHPへ現今の厚生行政や労働行政は日々めまぐるしく変化しています。毎日40万件のアクセス数があるといわれる同ホームページから更新されたところだけをメールにて毎日配信してくれるサービスです。どうぞご登録なさりご利用ください。
厚生労働省新着情報配新サービスのHPへこのサイトは,奈良県にお住まいの太田さんのホームページで,19歳のころから徐々に視力が低下する中,7600平方メートルという広大な柿栽培を中心とした園芸を行っておられる方です。
睛眼者では,花を色で楽しみますが,視覚障害者には「香り」「触れる」「味わう」の楽しみ方があるといわれます。どうぞ園芸に興味のあられる方は開いてみてください。
花の香りを・・・視覚障害者の趣味の園芸のHPへデイジー型式での録音と再生ができるプレクストークという機器が我が国で作られ,もうすぐ10年が経過しようとしています。日本の唯一のメーカーであるシナノケンシのホームページです。
デイジー録音再生機器プレクストークのHPへ本センターは,視覚障害はもちろん,高次脳機能障害など,すべての障害種の就労や就労支援などについて極めて多彩な研究を行っておられる施設です。多くの示唆が得られると思います。
障害者職業総合センター研究部門のHPへ視覚障害学生の学習支援,視覚障害者の職域拡大運動など極めて多彩な活動を行っている団体です。詳細につきましてはホームページをご覧ください。
視覚障害者支援総合センターのHPへ主にアジアを中心にそこに住む視覚障害者を日本に招き,「あはき」やIT技術を中心としたトレーニングを行い,日本で資格を得た後に帰国して指導的立場になってもらうための人材を育成するなど,多彩な活動を行っています。
国際視覚障害者援護協会のHPへ本ホームページは,全国の病院に勤務しておられるマッサージ師の方々で組織されている協会のホームページです。保険点数のことなど,取り組んでおられる事業は多いようです。
全国病院理学療法協会のHPへ以前は,国立特殊教育総合研究所と呼ばれていましたが,現在は,この名称となりました。本邦における特別支援教育研究の中心的存在です。
国立特別支援教育総合研究所のHPへ国土地理院が作っている触地図作成システムのソフトをダウンロードできるコームページです。本システムを使用しますと,立体コピーの原図となる地図を作ることができます。
国土地理院触地図作成システムのHPへ全国に5施設ある視力障害センターの中心的な存在が本センターです。付属病院や研究所も備えています。
国立身体障害者リハビリテーションセンターのHPへ以前は,視覚障害者食生活改善協会と呼ばれていましたが,現在では,広く障害者全般やご高齢の方をも対象としたホームページとなっています。
すこやか食生活協会のHPへびぶりおネットは,デイジー図書の型式で保存されている図書データをインターネット回線を介してストリーミング再生できるシステムです。自分の家にデイジー図書の図書館があるような感じです。
びぶりおネットのHPへ点訳ボランティアの方が点訳してくださったおよそ7万タイトル以上の点字データが保存され,必要に応じてダウンロードして読めるようになっているサイトです。専用のソフトウェアもあり,それらを使用しますととてもアクセスが簡単です。
ないーぶネットのHPへ本財団は,あん摩マッサージ指圧師,はり師,きゅう師の国家試験の実施や,あはきに関する調査研究,卒後研修などを行っています。
東洋療法研修試験財団のHPへ視覚障害者が生活をしたり,学習をしたりする上で,視覚障害を補償したり,代行してくれる機器を公的な補助を受けて購入できる制度です。周りにいる人に聞けばおおよそのことはわかりますが,文章化しなければならない時など,より正確な情報が必要です。そのような時にもご利用ください。
日常生活用具給付制度のHPへタイピングワールドは,パソコンを使用する上で,だれもがネックとなる文字入力を支援するフリー(無料)のソフトです。ロービジョン者への配慮もあり,優れたソフトです。長崎県立盲学校の先生がお作りになったもので,同校のトップページにリンクしていますので,トップページにある「ソフトウェア」に行き,そこからダウンロードしてご使用ください。
タイピングワールドのHPへ視覚障害者や,その他の障害者の方,ご高齢の方が使用しやすいバリアフリー型のソフトを多く開発しておられます。中でも,新聞記事などを簡単に読めるnews2speechというフリー(無料)のソフトは非常に優れています。視覚障害者だけでなく,その他の障害の方,ご高齢の方も簡単に新聞などが読めます。
桂木範オンラインソフト工房 のHPへ「東に日本点字図書館あらば,西には日本ライトハウス盲人情報文化センターありき」といわれるぐらい有名な施設です。故岩橋武夫先生が設立なさり,今日に至っています。極めて多彩な活動をなさっています。
日本ライトハウス盲人情報文化センターのHPへ中部地方にあって一般の点字図書館としての取り組みも秀逸したものがありますが,特にIT関係への取り組みには目を見張るものがあります。ITバスと称したマイクロバスにパソコンを乗せ,出かけて行ってパソコンの講習会を開いたり,リモートサポートといって,最近のOSが持つリモートデスクトップ機能を利用して,離れた所からあたかも隣りに座っているような感覚で,パソコン操作のサポートを行ったりしています。また,ホームページ内に視覚障害者用のソフトを操作している動画を掲載し,より多くの人々が理解しやすいようにしているなど,挙げれば数知れません。
名古屋ライトハウス盲人情報文化センターのHPへ昭和25年のヘレンケラーの来日を記念して作られた協会です。点字図書館,点字出版,用具販売,理療師の養成(東京ヘレンケラー学院),国際交流などなど,多くの活動を行っています。
東京ヘレンケラー協会 のHPへ点字点訳,触地図,触知絵本,拡大写本,拡大字地図の作成など,極めて多彩な活動を行っておられます。
視覚障害者支援サークル点友会のHPへ視覚障害に限らず,その他の障害のリハビリテーションに関する研究と,実践を行っている日本リハリビテーション協会のホームページです。視覚障害者に役立つソフトウェアもダウンロードできます。
日本障害者リハビリテーション協会のHPへ「私のパソコン利用」というサイトは,兵庫県立盲学校卒業の田中哲夫さんという方が作っておられるホームページです。パソコンに関する内容で「パソコンのトラブルに備えて」などの内容も素晴らしいのですが,それ以上に,読みごたえのあるのが「私のページへ」というところの内容です。文章が軽妙ですし,敬服させられる内容が多いですどうぞご一読ください。
私のパソコン利用のHPへ