JRPS(日本網膜色素変性症協会)では,同会が発足以来,網膜色素変性症およびその類縁疾患の基礎研究と臨床研究に対して研究助成を行うべく,研究者一人に対して100万円を贈呈してきましたが,本年度の助成者が以下のように決定しました。
なお,これらの研究者は,来る9月21日の「世界網膜の日 in 鹿児島」の席場で自身の研究についてそのプランを発表していただくことになっています。
受賞者
◎田中 信茂(杏林大学眼科学教室)
「網膜色素変性症眼で残存する網膜神経節細胞への光感受性の付与
− 光覚の獲得へ向けて −」
◎金 子平(理化学研究所・網膜再生医療研究チーム)
「網膜色素変性症における網羅的な遺伝子検査」
◎山本 修一(千葉大学大学院医学研究院眼科学)
「網膜色素変性症におけるウノプロストン点眼による網膜保護効果の臨床
研究」
[観光案内デイジー完成 2008年6月2日]
この度,JRPS鹿児島県支部会では,来る9月の「世界網膜の日」に本県へおいでになる方々への観光案内に役立てばと,「篤姫」観光キャンペーンガイドブック「鹿児島はアツアツなの」のデイジー版を作成しました。
県外から来られる観光客の方々が「篤姫」の観光ルートを巡る際のガイドブックとして作成しました。
大河ドラマ「篤姫」の世界を2倍にも3倍にも楽しめる「One More Stay」ルート(12ルート)、鹿児島の「見る」「食べる」「遊ぶ」といった観光情報などを掲載しています。
「篤姫」観光キャンペーン協賛企業の協力により、キャンペーン特典などお得な情報も掲載しています。
本デイジーをご希望なさる方は,トップページのメール欄より事務局へお申し込みください。無料でお送りさせていただきます。
多くの方のご利用を心からお待ちいたしております。
政府の総合科学技術会議の生命倫理専門調査会は28日,様々な臓器や組織の細胞に変化する能力を秘めたヒト胚(はい)性幹細胞(ES細胞)の使用法などを定めた国の指針(ES指針)について,見直しを進めることを決めました。
なお,詳細についてお知りになりたい方は以下の新聞記事をお読みください。
米国のベンチャー企業がES細胞を使用し脊髄損傷の再生治療を行う臨床試験の申請を行いました。
詳細に関する記事は以下の新聞記事をお読みください。
再生医療において多くの方面から注目されているiPS細胞に関する国際シンポジウムが京都で開催され,山中教授をはじめ世界の専門家が集まりました。
詳細についてお知りになりたい方は,以下の新聞記事をお読みください。
[iPS細胞研究指針着々 2008年5月1日]
iPS細胞の臨床研究を実施するための研究指針の作成が着々と行われています。
詳細についてお知りになりたい方は,以下の新聞記事をお読みください。
iPS細胞を用いた再生治療に関する研究が注目されていますが,我が国においては,医療行為に対する特許権が認められていません。
そこで,すでに認められている米国などへ遅れを取らないために,この6月にそのための会議が発足し,検討が行われることになりました。
詳しいことについてお知りになりたい方は,以下の新聞記事をお読みください。
iPS細胞の産業応用をさぐる懇話会がこの度開かれ,製薬会社など90の企業の200名が参加しました。
詳細についてお知りになりたい方は,以下の新聞記事をご参照ください。
日本の山中教授と,英国の研究者が手を取り合ってiPS細胞の共同研究を行うことになりました。
その講演会が15日に東京で開催され,山中教授は,一部に製薬会社がiPS細胞の作製を先行していたのではないかという報道があるが,決してそんなことはない。マウスでの成功を発表した時点ですでにヒトでの成功の手ごたえは持っていたと述べました。
更に,患者のために用いられるべきこの細胞が,製薬会社のお金もうけのために用いられるようなことがあってはならないとも述べています。
詳細についてお知りになりたい方は以下の新聞記事をお読みください。
JRPS鹿児島県支部会の4月の定例会が開かれました。
午後1時には,会場である市民福祉プラザに県内各地より多くの会員が参集しました。
会長挨拶の後,支部歌である「南の国の仲間たち」を斉唱し,自己紹介に入りました。
会場においでの約30名の中には,網膜色素変性症であると診断されてまだ数箇月しか経っていない人から,もう20年も,50年も経っているベテランまでいろいろでした。
この日は,特に新人の方が多く,いろいろな質問が出されました。
役員の方々は,自身が持っている知識を十分に活用し,適切なアドバイスをしていました。
その後,15時からは,来る9月21日(日)に開かれる「世界網膜の日」の実行委員会へと移りました。
なお,次回の定例会の予定は6月8日です。多数の方のご参加を心よりお待ちしています。
ドイツに本社のある製薬会社であるバイエル薬品の日本にある研究所が,京都大学の山中教授らよりも早くiPS細胞を開発していたのではないかという問題で京都大学が記者会見をした記事が出ています。
もし,製薬会社が特許権を持っていたとしますと,臨床応用に際して,より高額な医療費が必要になると思われます。
ご興味のあられる方は,以下の新聞記事をお読みください。
アメリカのマサチューセッツ工科大学のグループは,iPS細胞を用いて神経疾患の一つであるパーキンソン病のラットの治療に成功しました。
iPS細胞を用いた神経疾患の治療の成功は初めてのことで,今後いろいろな方面での研究の深化が期待されます。
すでにご存じのように,網膜は脳の一部です。網膜色素変性症は目の病気ですので,感覚器疾患ですが,広い意味で考えますと神経系疾患に属しています。
詳細についてお読みになりたい方は,以下の新聞記事をご参照ください。
昨年11月に京都大学の山中教授らによって発見されたiPS細胞の研究拠点として,京都大学,東京大学,慶応大学,そして理化学研究所の4箇所が指定されていますが,その他に,熊本大学,東北大学,名古屋大学,九州大学など11の大学もこれに加わることになり,5年後には一定の研究成果を見い出すべく研究することになりました。
詳細についてお知りになりたい方は,以下の新聞記事をご覧ください。
アメリカのハーバード大学幹細胞研究所では,患者さんの皮膚からiPS細胞を作製することに成功しました。
このiPS細胞を用いて,その疾患の発症機序を明らかにしたり,新薬の開発などができるものと期待されています。
なお,我が国でも,京都大学の山中教授らのグループがすでに各種の疾患を有しておられる患者さんの細胞からIPS細胞を作成するべく,学内の倫理委員会に計画を提出しておられます。
詳細についてお知りになりたい方は,以下の新聞記事をお読みください。京都大学の山中教授らによって発明されたiPS細胞について,大学と製薬会社や医薬機器メーカーが一緒になってその産業化を探るための懇話会が来る4月17日に開かれることになりました。
詳細についてお知りになりたい方は以下よりお読みください。
厚生労働省のホームページに「厚生科学審議会科学技術部会ヒト胚研究に関する専門委員会第14回資料」が掲載されました。
これは,ES細胞に関する取り扱いの在り方について議論を続けておられる審議会で,その会議録がすべて出ています。
興味のあられる方は,以下のURLよりお読みください。
厚生労働省は,本年4月から未承認薬の併用認めることを決定しました。
現在は,欧米で使用されていても国内で未承認の抗がん剤などを使えば,保険適用部分も含め全額が患者の自己負担となるのが原則でした。新制度導入で「海外の新たな治療薬を試したい」との患者の要望が実現する見通しとなりました。
これが,何故網膜色素変性症と関係あるかといいますと,米国のニューロテック社では,網膜色素変性症の進行を遅らせる神経栄養因子であるCNTFを用いた研究をすでに第3層試験まで行っています。
このCNTFは,眼球内に埋め込む薬物のようです。
詳細についてお知りになりたい方は,同社のウェブページをご覧ください。
また,見出しの内容についてお読みになりたい方は以下の新聞記事をご参照ください。
理化学研究所は,マウスのiPS細胞を世界の研究者を対象に配付するようになりました。また,今年の8月ごろには,ヒトのiPS細胞の配付も開始されるということです。
これは,研究材料を均一化することにより,各国で実施されるiPS細胞に関する研究の結果を同一舞台で論じられるようにということからだそうです。
興味のあられる方は,以下の新聞記事をお読みください。
朝日新聞をインターネットで読んでおられる方に紹介します。
本欄の「新着情報」でもお知らせしました「朝日賞」の講演会の全文を朝日新聞のネットで読むことができます。
6本に分かれていますので,URLは書きません。
科学欄よりお入りになりお読みください。
卵細胞に,クローン技術を用いて治療対象動物の細胞の核を組み込んだクローンES細胞で拒絶反応が発現しないようにして中脳の黒質の再生に用い,パーキンソン病の治療に応用したという記事が以下の新聞に出ています。
網膜色素変性症の治療記事ではありませんが,クローンES細胞を用いたこと,同じ神経疾患の再生治療であることなどからご興味のあられる方は以下からお読みください。
iPS細胞の発見で今年度の「朝日賞」を受賞なさった京都大学の山中先生の受賞記念講演会が東京の朝日ホールで開催されました。
詳細についてお知りになりたい方は,以下よりお読みください。
総合科学技術会議は,先般の日本再生医療学会に引き続き,文部科学省に対してES細胞の研究規制緩和を図るようにと,要望しました。
なお,詳細についてお知りになりたい方は,以下の新聞記事をご覧ください。
名古屋で開かれている「日本再生医療学会」において,日本のES細胞の研究指針の規制緩和を訴える声明が発表されました。
興味のあられる方は以下の新聞記事をお読みください。
京都大学の山中先生らのグループが作製されたiPS細胞ですが,作製のために使用された皮膚の細胞は,研究用に販売されている米黒人のものでした。
そこで,日本人の皮膚の細胞を用いてiPS細胞を作ったり,同細胞による各種の変性疾患に対する研究を行うことを同大の倫理委員会に申請し,研究を始めることになりました。
詳しいことについてお知りになりたい方は以下の新聞記事をお読みください。
経済産業省と文部科学省は,iPS細胞の研究に関して,産業界と大学をはじめとする研究機関との連携を密にし,国際的な競争力を高めるために両者が一同に会した検討会を設けることになりました。
詳しい内容についてお知りになりたい方は以下よりお読みください。
昨年11月20日に研究の成果が発表された京都大学の山中らのグループのiPS細胞研究センターが京都大学に建設されることになり,1年前倒しで2008年度当初には着工の運びとなりました。
詳細なことについてお知りになりたい方は以下の新聞記事をお読みください。
iPS細胞の研究を加速するために文部科学省は四つの研究機関を中心としたネットワーク化を図る方針を発表しました。
詳細についてお知りになりたい方は以下の新聞記事をお読みください。
昨年のJRPSの研究助成金を受賞なさった東北大学の富田先生らのグループの非常にユニークな研究成果が発表されました。
緑藻類から遺伝子を取り出し,それを網膜色素変性症のラットの網膜に注入し視力を回復しておられます。
興味のあられる方は,以下の新聞記事をご覧ください。
来る9月21日(日)に,本県で開催される「世界網膜の日 in 鹿児島」を広く紹介するためのポスターがこの程完成しました。
鹿児島県支部の会員の方々はもとより,多くの方に一刻も早くご覧に入れたいと思い,本HPに掲載させていただきました。
本ポスターは,山之内事務局長を中心に県内の津々浦々から,全国にまで配付し広報に努めたいと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
理化学研究所の高橋政代先生のグループでは,iPS細胞から視細胞を作製することに成功されました。
詳細についてお知りになりたい方は,以下の記事をお読みください。
iPS細胞研究推進拠点に,京大、東大、慶応大、理研の四つの研究機関が決定しました。
詳細についてお知りになりたい方は,以下よりお読みください。
再生医療学会は,ES細胞に関する研究の規制緩和を要望し,再生医療の進展を図ることを目的に声明を発表することになりました。
再生医療に関しては,倫理面の問題が少ない京都大学の山中教授らのiPS細胞が注目されていますが,ES細胞との間には,それぞれに一長一短があり,車の両輪のような形で研究が進む必要があるからです。
興味のあられる方は,以下からお読みください。
iPS細胞に関する研究が日本のいろいろな施設において行われていますが,総合科学技術会議はこれを一元管理し,円滑な活用と研究の推進を図ることが望ましいとする報告を発表しましたが,その内容が以下の新聞記事に出ています。
興味のあられる方は以下よりお読みください。
昨年11月,京都大学の山中教授や米のグループによって発見されたiPS細胞について,多くの期待が寄せられていますが,まだ臨床研究のための指針がありません。
そこで,厚生労働省は,安全性を確保するために早急に研究指針を作る必要があるとしています。
関係する記事を以下よりお読みください。
さまざまな細胞や組織になりうる万能細胞(iPS細胞=人工多能性幹細胞)を治療に応用するにあたり,大きな障害と考えられてきた細胞のがん化は,iPS細胞をつくる際に特定の遺伝子を使わなければ防げることが,京都大の山中伸弥教授らの研究グループによるマウス実験でわかりました。
2月4日の高橋先生のグループの発表で,理研グループは,ES細胞から高効率で視細胞を作ることに成功したことが報じられましたが,同グループは,京大から提供を受けたiPS細胞でも網膜細胞の分化に成功し,機能を比べる段階に入っています。
倫理面と拒絶反応という課題のあるES細胞に対して,このiPS 細胞なら,どちらの課題も解決できます。
詳細につきましては,「朝日新聞」の記事よりお読みください。
出水平野で越冬中だった鶴たちも北帰行を始めたというのに,この日の朝は南国とは思えないほどのとても寒い朝となりました。
会員たちは,県内各地から午前11時には会場に参集しました。
会長挨拶では,早速,この度制定された支部歌の披露がありました。
すでにCDを聴いていた会員もあり,一緒に口ずさんでいる人もいました。
その後,9月の「世界網膜の日」のために作成中のポスターのサンプルをみんなで検討したりした後,会食に入りました。
会食中も,9月の「世界網膜の日」の成功を願う話が続出し,本会に向ける鹿児島県支部の意気込みを強く感じることができました。
また,カラオケや簡単な抽選会などの後,「鹿児島おはら節」を歌い,中には踊り出す会員もあり,また,先ほど制定されたばかりの支部歌を全員合唱した後,午後2時30分にお開きとなりました。
会は,終始和気藹々出とても楽しい1日となりました。
人のES細胞から高効率に視細胞を作成することに神戸市にある理化学研究所網膜再生医療チームの高橋政代先生のチームが成功されました。
高橋先生は,平成18年6月に本県でもご講演をいただきましたが,本領域におきましては,世界でトップの研究者です。
先生のご割躍を心よりおよろこびいたしますと共に,更なる研究の深化を期待します。
また,1日も早いES細胞の臨床研究のためのgoサインが出ますことを願っています。
NHKラジオの第2放送で毎週日曜の朝7時30分(前の週の再放送)からと,夜の7時30分(本放送)から放送されている「視覚障害者のみなさんへ」で日本網膜色素変性症協会(略称 JRPS)が取り挙げられます。
JRPSでは,患者が 医療関係者,支援者と協力し,自ら治療法の確立に取り組もうと,患者団体として研究助成を行ってきました。
設立からこれまでの歩みをたどるとともに,最新の医療情報をおりこみながら,治療法を求める患者の思いをお伝えします。
千葉大名誉教授の安達先生をメインゲストに,竹熊有可(たけくま ゆか) (旧姓小野塚)さんや小林薫郁会長の話が入ります。
放送日時:2008年2月3日(日曜日) 午後7時30分から午後8時まで(本放送)
再放送日時:2008年2月10日(日曜日) 午前7時30分から午前8時まで
放送後は,NHKのホームページにアップされます。
JRPS鹿児島県支部では,本年9月21日に開かれる『世界網膜の日』の広報活動がより円滑に行われるようにとIT技術を駆使したウェブサイトの作成に取り組み,この度,開設の運びとなりました。
より多くの方々に,本サイトをご覧いただき,「網膜色素変性症」に対する理解や『世界網膜の日』の成功につながれば作成者の一人として望外のよろこびです。
どうぞお気づきになられた点など,トップページのメール欄よりお知らせください。また,ご質問なども同メールアドレスで受け付けています。