カードクイーン。
せかいじゅう、どこにでも現れるクイーン。
封鎖中のエスタにすらいつの間にか来ていたクイーン。(どうやって来た!?)
町から町へ、ラグナロクで直行のスコール達よりもはやく移動するクイーン。
本名はおろか、年齢や経歴もよくわからない。かろうじてドールの画家が父親だと言うことはわかっているが、クイーン自身の住所(不定?)や、ルール追加で稼いだ大金を何につぎ込んでいるのか(旅の資金にしては多すぎる!)かいもく不明のカードクイーン。謎はつきない。
そんなクイーンだが、最近、夫(もしくは恋人)がいることが判明。
それは、デリングシティでキロスのカードを持っていた男性である!
なぜなら、ヤツは弱かった。とても自力でそんなレアカードをゲットしたとは考えにくい。
さらに、クイーンのいるホテルの目と鼻の先でうろうろしている。あれはきっと、クイーンと会いに行く途中か会ってきた後なのに違いない!・・・まさかね。
さらに、なんと、時間圧縮後の世界にも現れてしまうからますますわからない!
時間圧縮のアルゴリズムにも飲まれないほどの、よほど強い自己意識の持ち主なのであろうか。いやきっとそうだろう。
カードクイーンをカードクイーンたらしめているものは・・・、やはり、カード、ということになるのだろうな。