☆あの夏のおもいで☆

 1年前、つき合っていたようないないような関係だったというリノアとサイファー。彼らの別れ(?)は・・・、

「日が暮れちゃうね・・・」
 ティンバー近くの海岸。海に沈む夕日を見ながら、ムードにひたるリノア。
「ああ、そうだな」
 そして、ムードとか全然ピンときてないサイファー。
「帰りたくないな・・・もうあの家に帰るの、イヤなんだ」
 ひざを抱えて、うつむくリノア。サイファーは、そういえばあの映画(魔女と騎士)にこういうシーン(夕焼け)あったな、などと思い出していたりする。
「あんなヤツ、父親なんて呼べやしないもの」
「えっ?ああ、そうだな」(聞いちゃいない)
「ねえサイファー、このままどっか連れてって」
「おお、いいぜ、ちょうどガーデンに帰る時間だしな」
「・・・そうじゃなくて」
「おっとやばいぜ、もうこんな時間か、明日のSeeD試験に間に合わねえ」
「・・・・」
「じゃあ、またなリノア。なんかあったらいつでもバラムガーデンに訪ねて来な」
 自分ではキマったつもりで、颯爽と立ち去るサイファー。
「サイファーのバカっ☆」

 ・・・こんなカンジだったんではないかと。(笑)

 このふたり、話が通じていなかった説に一票。

 

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