大腸ポリープ
大腸ポリープのほとんどは、良性ですが中には癌化しているものもあります。早期に発見し摘出することが大事です。
大腸のポリープの切除は、医療技術の発達により簡単に摘出でき、治療も2日程度の入院又は日帰りでの治療も可能となりました。
1 大腸癌検診
(1)便鮮血検査
一番簡単な検査が、便鮮血検査です。これは、二日間に分けて便を採取し、便に血液が混ざっていないか検査するものですが、ポリープもしくは癌化したものから必ず出血するものではありません。
従いまして、100パーセント検出できるものではありません。
(2)中腸検査
この検査は、胃の検査の時に実施するバリュウムを肛門から注入し、レントゲン撮影するものです。検査の痛みはありません。手軽な検査でポリープも発見できますが、大腸に少しの便などが残っていると、それがレントゲンに写るため誤判定される場合もあります。
(3)大腸内視鏡検査
この検査が一番確実な検査です。内視鏡に超小型のカメラがついており、肛門から挿入することによって直腸から大腸までの異常を確実に発見できますし、ポリープ及び小さな癌も切除できます。
中腸検査をするよりも最初から,この検査を実施するほうがベターだと思います。
2 ポリープ
ポリープには、腺腫というものが一番多く良性ですが将来、癌化する可能性のあるポリープです。
ポリープの種類には、大腸の粘膜から盛り上がった隆起型と盛り上がっていない表面型に分けられます。
3 治療
内視鏡検査でポリープが発見された場合、内視鏡の先から丸い輪ができたワイヤー(スネア)を延ばし、ポリープの根元で引っ掛けて縛りワイヤーに高周波の電流を流して焼いて切り取ります。
ポリープが隆起型の場合は、簡単にワイヤーが引っ掛けられるのですが表面型は隆起していませんので、ポリープの個所に生理食塩水を注入して膨らませてからワイヤーを引っ掛けて同様に焼き切ります。

4 最終の細胞検査
摘出したポリープは、細胞検査を実施し、ポリープ全体が良性かを判断します。