2004.1.2更新

モイスチャーエイドの取り付け方法

1モイスチャーエイドとは

モイスチャーエイドとは、普通のメガネに透明のビニール製の物を両面テープで貼り付け目を囲んでしまうことで、メガネと目の空間を一体化して湿度を高くし目の乾燥を防ぐ製品です。また、中に湿度を保つための小さなスポンジを取り付けて水を染込ませることで湿度を調整しています。
紫外線もカットしてくれる優れた製品です。

供給できる涙が少ない時には、いかにして目の表面を乾かさないようにするかが大切ですが、それには目の廻りを囲んでしまい湿度を高くすることです。
お風呂に入っていると目も気持ちがよいのは、湿度が高いために目が乾燥しないからです。

モイスチャーエイドは、全国の有名なメガネ店で取り扱っていますが、近くにない場合は、レインボーオプチカル研究所に連絡してみてください。(03-3263-5661、フリーダイアル0120-234-236)
また、注文される時は、サイズ(M・L)がありますが、小さい場合は皮膚との間に隙間ができますのでLサイズを購入して皮膚に当たるところをハサミでカットしてピッタリサイズに調整した方が良いようです。販売価格3,800円(メガネ屋さんを通した方が手数料が安いかもしれません)
ドライアイ治療でも有名な坪田先生ご自身もドライアイのため愛用されています。


モイスチャーエイドを使用する上で大切なのは、とにかく皮膚との間に隙間ができないようにすることが大切です。隙間があると目の空間の湿度が保てないため効果が発揮できなくなります。

これを付けることによって、目の乾燥防止はもちろんですが、夏場のエアコン使用による乾燥防止、外出時ゴミが目に侵入しないように防止できるので非常に役に立ちます。
視力がまだ適正にある方は、メガネのレンズを普通のガラス仕様にして活用して下さい。

これがモイスチャーエイドですが、2組入っています。 モイスチャーエイドを貼り付けた完成品です。

2 モイスチャーエイドが適しているメガネ

メガネの縦・横ともサイズが大きいものが適しています。
上記メガネのレンズの最大長でのサイズは
48 mm×55mmです。

最近のファション性の高い、小さいものはモイスチャーエイドの
取り付け空間が狭いため、あまり適していません。
ただ、実際にこのようなメガネでもモイスチャーエイドを取りつけて
使用されているというレポートもあります。Mサイズを使用すると
多少ズレがでたりするらしいですが使用可能かもしれません。


3 モイスチャーエイドの貼り付け手順

(1)モイスチャーエイドには、L・Rと白い紙に表示してあります。これは、Lが左側、Rが右側に使用するということであり、メガネの左・右でサイズが異なりますので間違わないように表示してあるのと型取り用の物ですが、私の場合、型取りは面倒なので使用したことがありません。
また、この白い紙の裏に透明のビニールで出来たものが貼りつけてありますが、これがモイスチャーエイドですので、この透明な方をメガネに貼り付けます。
白い紙のL・Rと表示されているものは使用しませんので捨て下さい。

L・Rと白い紙に表示してあります。この裏に透明のビニールで出来たものが貼りついていますので剥がして下さい。この白い方は型取り用ですが捨ててもかまいません。 この透明な方が、実際メガネに貼る付けるモイスチャーエイドです。

(2)メガネのフレームに付着している油などのよごれは綺麗に拭き取って下さい。
(3)鼻止めを止めているネジをドライバーを使用して取り外します。

鼻止めは小さなネジで止めてありますので、左側に廻して
(反時計方向)緩めて取り外します。
ネジは、
非常に小さいのでなくさないように注意して下さい。
また、写真のドライバーでなくても、ホームセンターなどに行くと精密
ドライバーセットが販売されています。

写真のドライバーはメガネ屋さんで貰ったものです。
上記のように完全に取り外します。

精密ドライバーセット プラスドライバー
精密ドライバーは,日曜大工道具が販売されているショップで
販売されています。
このセットの中から一番小さなプラスドライバーで鼻止めのネジを
外します。

(4)ビニール部分に小さな切り込みが2箇所ありますが、ここにメガネのフレーム(耳への棒部分)を通します。ビニールは必ず小さい切り込みが外側で、全体のビニール部分が内側になるように通します。
小さな切り込み部分が外側になるように通します。

(4)モイスチャーエイドの先端粘着テープ部分を剥がし、メガネのフレームに貼り付けます。

粘着部分(両面テープになっています)を剥がしフレームに貼りつけて行きます。


(5)先ほど、(3)で取り外した鼻止めが入る穴があります。この穴がモイスチャーエイドを貼り付けたことによってビニールで覆われてしまい邪魔になりますので少し四角にハサミでカットし、鼻止めが入れられるようにします。

鼻止めが入る部分を少しハサミでカットします。 ビニールが四角にカットされて鼻止めの部品が入るように仕上げています。
カットが上記のように終了しましたら、鼻止めをネジでまた元通りに取り付け
て下さい。
取り付ける場合、ネジは時計方向(右廻し)に廻しますとネジが取り
付けられて行きますので、
廻らなくなるまで完全に廻して下さい。


(6)モイスチャーエイドの内部の湿度を保つためのスポンジ取り付け部品を貼り付けます。

左は、両面テープです。 両面テープを剥がして貼り付けます。
モイスチャーエイドの内側に貼り付けます。

(7)皮膚に当たってしまう個所をハサミでカットしピッタリサイズに調整しましょう。

・実際にメガネをかけて見ると、どうでしょうか。モイスチャーエイドのビニール部分が、皮膚に当たって痛い個所はないでしょうか?
・また、そこの部分をカットすることでさらに、皮膚とモイスチャーエイドの隙間がなくなりませんか?

上記のような事が該当するようでしたらハサミでカットして、皮膚に当たる個所が曲がったり痛くないようにピッタリサイズに調整すると完成です。(もちろん皮膚とビニールとの隙間がないように丁度触れるように調整します。)

(8)スポンジ取り付け器に、モイスチャー(スポンジ)を差し込みます。そして、通常使用するときは、水を染込ませてモイスチャーエイド内の湿度を高くして使用します。

スポンジに水を染込ませます。私の場合は、使い切ったヒアレインの容器のラベル
を剥がし水を入れて、スポンジが乾いたら補給するようにしています。


長期間使用していると、接着部分が剥がれてきますが、新しいものをまた貼り付ける場合はメガネのフレームにベタベタした粘着部分が残っていたりゴミが付着していますと、剥がれやすくなりますので必ず布製のガムテープを使用してペッタンペッタンと数回繰り返して除去して下さい。
以上で快適に生活できます。


4 モイスチャーエイドの接着部分の問題点

欠点としては、メガネのフレームに貼りつける粘着部分が4mm幅でメガネフレーム自体の幅が2mm(一般的なメガネのフレーム厚み)のため残った粘着部分が2mm程度露出してしまいます。
この露出した粘着部分にやがてゴミが付着して見栄えが悪くなりますし、貼り付けた部分が剥がれやすいために長期に使用できないようです。
サングラスなどは、フレームの厚みが広いため粘着部分が露出することはないと思います。
★上記問題がありますが、初めて使用される方は、無理して下記3のように改造しなくてもよいと思います。使用されてみて不都合があると思われた方は参考にしてみてください。

3 接着(粘着)部分の改造(バージョンアップ)

購入した製品を使用していると、やがて粘着部分が剥がれて使用できなくなりますので、両面テープを自分の好みに張替えることで、剥がれた時には、簡単にまた新しい両面テープを取り付けてやり直しが出来ますので長期間使用できるようになります。

(1)まず始めにビニール部分の粘着部分は両面テープで貼ってあるだけですから完全に剥がし、残ったまばらな粘着部分を布ガムテープで完全に取り除きます。

粘着部分は、両面テープを貼ってあるだけですから、
ふちから爪で剥がし完全に取り除きます。
両面テープを剥がしたら、まだ少し残っている粘着部分を
布製のガムテープを何回も押し当てて完全に取り除きます。

(2)市販の両面テープを購入しカット

ディスカウントショップ等で両面テープ(透明の薄いもの)を購入し、メガネのフレームの幅にカットします。

市販されている両面テープを巻いてあるものです。
剥がすと透明の両面テープです。
メガネのフレームの幅でメガネを一周できる長さにカットします。

(3)カットした細長い両面テープをメガネのフレームに貼りつけます。

メガネのフレームに両面テープを貼りつけます。 両面テープをフレーム1周に貼りつけましたら、ゆっくり剥がします。
すると粘着部分が出てきます。

(4)モイスチャーエイドをメガネのフレームに貼りつけます。

モイスチャーエイドをフレームに貼りつけます。

その他の手順は、2 モイスチャーエイドの貼り付け手順の(5)以降の手順と同じです。