SCSI IDの自動設定を行なうためのプロトコル。SCSIのPnPと考えてよい
SCSI IDとは、機器の通信の際にお互いを識別するために使われる番号であり、あらかじめ重複しないように設定しておく必要がある
SCSIは起動時に全てのSCSI IDに対し接続の確認を行い。どのIDにどの機器が接続されているかを判別する。
SCAMは、この起動時のプロセスでIDを動的に割り当るプロトコルである。
まず、SCAMに対応していないデバイスやIDを固定で設定してあるデバイスに対しチェックを行い、次に空きSCSI IDに順次SCAM対応デバイスにIDを割り当てていく
規格には、SCAMの全機能をサポートしたLevel 2と、一部の機能を省略した簡易版のLevel 1が規定されており、ANSI規格となっているSCSI-3 Parallel Interface（SPI）、およびSPI-2に付属書（annex）として盛り込まれている。
Create by 2000/7/10